やる気を出すには? 研究や分析(ぶんせき)をしてわかってきたのが、
頭が良い人ほど、やる気のパワーを失いやすいということです。
逆に、周りからバカにされやすい人、後先のことを考えない人ほどやる気が持続する。良く言えば情熱的。
そんな思い当たる節を見てきたのでは無いでしょうか?
賢(かしこ)い人ほど「やる気は無くなりやすい」
その理由は、頭が良い人ほど、先の結果や未来を考えます。
頭が良いので、いろいろ考え込(こ)みます。
その「考える」という行為(こうい)が既(すで)にエネルギーを消費し、疲(つか)れてきます。
もちろん、やりもせず結果や未来を当てるなんて不可能に近いです。
さらに、「考える」ということは、「疑(うたが)う」ということでもあります。
疑(うたが)うと必ず、
「無駄(むだ)なことはしたくない」
などと不安を生み出します。
そこから、いざ「やる」という行動に移ったとしても、思い浮(う)かんだ「不安」を押(お)し殺すためにまたエネルギーを使うハメになるのです。
一方で、周りから「バカにされやすい人」、何も考えてない人ほど、
考え込(こ)むという労力、不安を押(お)し殺すというエネルギーを使わず、「やる」ことにエネルギーが使えるので、賢(かしこ)い人よりも有利です。
よく、
そんな考えがよぎる
成功者こそ考える時間を減らす
起業家やお金儲(かねもう)けが上手い人、成功者にありがちなのは、
賢(かしこ)い人がやっていることを、バカな人は、やっていないのです。
むしろ、賢(かしこ)い人の方が、「考え込(こ)む」ことでリスクを減らしたつもりが不利になっているのです。
もちろん、考えない人の「即断(そくだん)・即決(そっけつ)」は、失敗やトラブル、無駄(むだ)も多いです。
ギャンブル的な思考が良い!などと言っているのではありません。
「考えすぎ」も「考えなさすぎも」良くないのです。
物事は、中庸(ちゅうよう)です。
「やる気」が無くなったら考えるな!
最も言いたいことは、どうせ「やる気」が無くなるくらいなら、
「考えない」方が上手くいくこともあるのです。
完璧主義者(かんぺきしゅぎしゃ)が最も「やる気力」を失いやすく、
結局何もしないということに陥(おちい)りやすいのです。