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AIが“手塚漫画”を学習 新作をコミック誌に掲載へ

漫画

AIが“手塚漫画(てづかまんが)”を学習 新作をコミック誌(し)に掲載(けいさい)へ

AI=人工知能が手塚治虫(てづかおさむ)さんの漫画(まんが)を学習したうえで、あらすじや
キャラクターの顔を考え出した新作の漫画(まんが)が制作され、雑誌(ざっし)に掲載(けいさい)
されることになりました。

この漫画(まんが)は、「もし今、手塚治虫(てづかおさむ)が生きていたら、どんな未来を漫画(まんが)
で描(か)くか」という発想で、手塚(てづか)プロダクションなどからなるプロジェクト
チームが手がけました。

半導体メーカーのキオクシアや慶應義塾大学(けいおうぎじゅくだいがく)が開発したAIが、「火
の鳥」や「鉄腕(てつわん)アトム」などの作品の時代背景(じだいはいけい)やアクション、ストー
リー構成を学習したうえで、新たな作品の世界観やあらすじなどを考
え出しました。

また作品内の登場人物も学習させ、AIが新たなキャラクターの顔を
考案したということです。

新たな作品は、管理社会が進んだ2030年の東京を舞台(ぶたい)に、記憶(きおく)を
なくしたホームレスの男性が、小鳥のロボットとともに活躍(かつやく)するストー
リーだということです。

これまでも、AIが小説を書いたり絵画を描(か)いたりしたケースはありま
すが、ストーリーとキャラクター作りが一体となった漫画(まんが)を制作するの
は、挑戦的(ちょうせんてき)な取り組みだということで、手塚(てづか)プロダクション取締役(とりしまりやく)の
手塚眞(てづかまこと)さんは「いくつかの困難(こんなん)な局面があったが、AIが考え出したあ
らすじやキャラクターの顔には、手塚治虫(てづかおさむ)らしさが確かに存在(そんざい)してい
る」としています。

新たな作品は、今月下旬(こんげつげじゅん)に講談社から発売されるコミック誌(し)に掲載(けいさい)
される予定です。



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