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グーグルアースで無人島に7年漂流の女性を発見?→意外な展開に

ウソ

地球上のいろいろなところが見れるグーグルアース。そのグーグルアースで、なんと少年が無人島に7年漂流していた女性のSOSサインを見つけ、女性が救助されたと海外で話題に。が、その後、意外な展開に…海外で話題になったニュースをまとめました。

世界中のどこでも見れてしまうグーグルアース

Google Earthは、Google 社が無料で配布しているバーチャル地球儀ソフト

まるで地球儀を回すような簡単な操作で、地球上の様々な場所の衛星写真を閲覧できる無料ソフト

Google Earthは、個人用途向けは無償で提供されており、Googleのホームページからダウンロードすることができる

・このグーグルアースで無人島に7年漂流していた女性が発見され救助されたと海外で話題に

無人島に漂流していた女性がグーグルアースで発見された!?

7年間、無人島で遭難していた女性がグーグルアースで発見され、救助されたという感動的なニュースが話題となっている

無人島に漂流し7年間遭難していた女性をミネソタに住むとある子供がGoogle Earthで発見して救った

ジェマ・シェリダンという無人島で遭難していたイギリスの女性が、グーグルアースの映像から助け出された

・この女性が7年間も遭難していた経緯

2007年に航海に出たものの遭難したという女性

海外サイトNEWS HOUNDの記事によると、2007年ジェマ・シェリダンは2人の友人とリバプールからハワイの島に向けて航海の旅に出た

しかしパナマ運河を通過して太平洋に出たところで事態は悪化し、巨大な嵐に直面し、船から機器類と友人2人が飲み込まれてしまった

ジェマは遭難し、一人きりで無人島の砂浜で目が覚めた

ジェマは、雨水やココナッツ実などから水分を取り、島にいたヤギを狩るなどしながら生き延びた

無人島に漂流していた女性がSOSを書いて、グーグルアースで発見された!?

ジェマは、意を決し、2~3週間かけて地面をきれいにして、出現したビーチに大きなSOSのサインを書いて、空からの発見を待った

ある朝起きると、飛行機の音がした。飛行機が来て来て彼女を助け出した

彼女が「どうやって見つけたのか」とたずねたところ、「ミネソタに住む子供がSOSのサインをGoogle Earthで見つけたのさ!」とのことだった

ジェマは救助された際、7年も無人島にいたのでグーグルアースが何かさえわからなかったが今では「永遠の恩人だ」と語っているという

・が、その後、このストーリーが作り話だったことがあきらかに…

ネットで広まったこの話は嘘だったことが判明…

この話は、FacebookやTwitterで拡散し話題に。が、この女性の救出のストーリーは嘘だった…

そもそも最初にこの話を報じたサイトNEWS HOUNDは、ニュースサイトではなく、他にもいろいろと根拠のない記事を載せていた

この注目すべきニュースは、NEWS HOUNDのサイト以外、どのメジャーなニュースサイトでも報じられていない

このジェマ・シェリダンと言う28歳の女性は、仲のいい友達がサイトに記事の載せて「君を有名にしてやる」と言っていたと語った

・発見に至ったというSOSの画像も偽物だった…

発見に至ったといSOSの画像もアムネスティのサイトからの転載だった…

NEWS HOUNDに掲載されていた写真は以前、アムネスティ・インターナショナルのブログに掲載されたものとソックリ

グーグルアースで見つけられたというSOSサインも偽物で、2010年にキルギスタンで撮影された画像を引用したものだった

さらに女性の遭難のストーリーは別のニュースメディアのエド・スタフォードという探検家の記事から抜粋し、転載されたものだった

・当の女性は、冗談だったと言うが…

救助されたとされたジェマさんは、冗談だったとするが…

救出されたというジェマさんは、これまでに海に船で出た経験はなく、これからもこうした冒険をする予定はないという

「彼らがこんなにばかげた話をサイトに載せたのは、私の日常があまりに普通で、さらに私がその日常に満足していたのがひとつの理由じゃないかしら」

彼女は「こんなに話題になるとは思っていなかった。信じてくれた人には悪いけど、おもしろい冗談だったのよ」とコメント

長い歴史において、海洋では、いろいろとすばらしい奇跡が起こっているが、残念ながらこの話は本当ではなかった

ネットでデマが拡散してしまうことはよくありますが、それは海外でも同じなようです。でも今後、グーグルアースでこうしたことが起こる可能性は誰にも分かりませんよね。

関連サイト

▼もともとの偽記事を報じたNews-Hound.orgのサイト

▼画像が引用されたアムネスティのサイト

▼冒険の内容が引用されたサイト



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