iCloudにてiPhoneのバックアップを取ろうとしたときに「最後に行ったバックアップを完了できませんでした」と言うエラーが出てしまうときの対処法をまとめてみました。
確認1~7まで書いてみましたが、一番解決しやすいのは一番最後の確認7のようです。
なるべくiTunesでバックアップを取ってからこの手順を試してください。特に確認7を実行する際は一時的にバックアップが消えてしまうので注意してください。
確認1:ちゃんとWi-Fiに接続されているか
必ずWi-Fiに接続されている状態でないとiCloudは機能しません。
※稀にWi-Fiマークが表示されているにも関わらず、接続されていないこともありますので、念のためにYahoo!やGooleなどを開いて接続できているか確認した方がよいでしょう。
確認したら、設定 > iCloud >バックアップ > 今すぐバックアップを作成 からバックアップを取ります。無理なら次へ。
確認2:iOSデバイスを再起動
iPhoneにおいて多くエラーがこの再起動で解決する可能性があるのでこれは必ず試しておきたいです。
通常の電源OFFではなく、スリープボタンとホームボタンを同時に長押しします。画面が暗くなりますがまだ押し続け、リンゴマークがでたらボタンを離します。大体10秒くらいでしょうか。
ちなみにスリープボタンとは押したら一旦画面が暗くなるボタンのことです。
再起動が終わったら、Wi-Fiに接続されていることを確認して、設定 > iCloud >バックアップ > 今すぐバックアップを作成 からバックアップを取ります。無理なら次へ。
確認3:十分なiCloudストレージがあるか
設定 > 一般 > ストレージとiCloudの使用状況から、
ストレージ欄の「使用済み」の容量が、iCLOUD欄の「全ストレージ容量」を超えていないか確認します。
appleに電話サポートしてもらっていてもここがほんの少しでも超えている状態だと、まず最初に容量購入を勧められます。
画像や動画のデータ量が多い場合は、PCがあるのであればiPhoneとPCをつないで一旦PCにデータを映して試してみるといいと思います(iTunesを使う必要はない)
確認したら、設定 > iCloud >バックアップ > 今すぐバックアップを作成 からバックアップを取ります。無理なら次へ。
確認4:ネットワーク設定をリセットする
設定 > 一般 > リセット と進んでいき、「ネットワーク設定をリセット」をタップし、パスコードを入力してWi-Fiネットワークをリセットします。
その後、Wi-Fiパスワードを入力して接続します。
作業が完了したら、設定 > iCloud >バックアップ > 今すぐバックアップを作成 からバックアップを取ります。無理なら次へ。
確認5:iCloudからサインアウトして再度サインイン
設定 > iCloud と進んで行き、一番下にある「サインアウト」をタップします。ポップアップが表示されたらもう一度「サインアウト」をタップ、その後「iPhoneから削除」をタップします。
Apple IDパスワード入力画面が出るので入力し、サインアウトを完了します。
再びiCloudにサインインし、設定 > iCloud >バックアップ > 今すぐバックアップを作成 からバックアップを取ります。無理なら次へ。
確認6:別のWi-Fi環境で試してみる
あまり現実的ではありませんが別のWi-Fi環境で試せと、Appleに電話したら指示されます。キャリアのショップに行くとWi-Fiが飛んでいるのでそこでやれとのことです。
時間に余裕がある方は試してみてもいいと思います。
別のWi-Fiに接続し、設定 > iCloud >バックアップ > 今すぐバックアップを作成 からバックアップを取ります。無理なら次へ。
確認7:既存のiCloudのバックアップを削除
以前に行ったバックアップを削除するので一時的にバックアップがない状態になります。よってiTunesでバックアップを取っておくことが推奨されます。
設定 > iCloud > 容量 > ストレージを管理 と進んで行き、現在のデバイスを選択します(iPhoneであればiPhoneと表示されていると思います)。
読み込みが完了したら一番下にある「バックアップを削除」をタップし、「オフにして削除」を選択します。
作業が完了したら、設定 > iCloud >バックアップ > 今すぐバックアップを作成 からバックアップを取ります。無理なら次へ。
ここまでだめならiTunesでバックアップを取った方が早いそう
iTunesでもエラーが起きてしまう場合はこちらのリンクを参考にしてください。主に「4」と「6」で解決することが多いようです。