11月には「税」を考える週間があります。
学校の宿題で作文を書くこともあるかも知れません。
「税」って言葉は知ってるけど、それがどんなコトに役立っているか分からない人がたくさんいると思います。
ここでは「税」がどのように使われているか紹介しますので、自分にあった事例を選んで宿題に取り組んでみてください。
ポイント
自分の体験に基づいた事例を文章を書けば、読み手に気持ちが伝わりやすくなります。
今の日本で暮らしていて、仮に税金がなかったらどうなるか想像してみましょう。
とある1日のできごと・・・
朝、目が覚めると泥棒が入り、家の中がめちゃくちゃに荒されています。
警察がないので110番もできません。残念ですがあきらめるしかありません。
気を取り直して学校に出かけます。
自宅前の道路は未整備で草ぼうぼう、へたをすれば道自体が無いかも知れません。たまに見かける整備された道路はすべて有料です。
ごみの収集もごみ処理も料金がものすごく高いので、あたりには投棄されたごみが山のようになっています。
バスや電車はありますが、運営会社に補助金が入っていないので、こちらの料金も異常な値段です。
学校は金儲けに走り、授業料や教科書はもちろんのこと、図書館の本まで有料で貸し出しています。
やがて雨が降ってきましたが、河川整備なんてされていないので、そこらじゅうで氾濫して町が冠水してます。
もちろん救助や災害復旧に自衛隊がやってくることもありません。
あまりのコトに具合が悪くなり、救急車を呼んだらタクシーみたいにメーターがついているし、火事になっても誰も火を消しになんかきません。
悪いことをしても、裁判ができないのでみんな無罪。
そんな人たちが街のなかにあふれてます。
弱者を守る福祉なんて言葉すら聞いたことがありません。
自分のことは自分で守るしかないのです。
今日はどんな武器を買おうか悩みます。
でも結局、外国からミサイルが飛んできたらどうしようもないけど・・・ね。
税金が無いと、こんな毎日が過ごせそうです。
ポイント
安全で、安心な生活を送るために、さまざまな場面で税金は役に立っていることを訴え、その大切さを文章に入れるとより効果的です。
ヒント
- 今回の作文をきっかけに、税に関心を持ってあれこれ調べたことを正直に書いても良いでしょう。
(ですが、「知恵袋で調べた」とは書かない方が・・・良いでしょうね)