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テレビが再放送しない理由は?減った原因は?

テレビ

最近地上波で夕方のドラマ再放送が減少しているのは以下の様な理由のためと考えられます

■作品のDVDボックスなどのソフト販売の付加価値を高めるため
→再放送すると録画されて売れなくなる、DVDソフトを購入しないと作品をたのしめないという付加価値を高めている

■CSの有料放送チャンネルが充実しドラマコンテンツを二次利用、販売しているため
→上記のDVDソフトの販売に不利になるが、その代わり有料放送で利益を確保できる

■夕方の報道番組の時間枠の開始時間の前倒しと拡大
→2010年代前半頃から夕方18時開始ベースで放送していた各局の報道番組が視聴率競争の激化から17時放送開始→16時放送開始とその放送枠が前倒し/拡大され、次第にドラマの再放送枠が削られたため

刑事ドラマは再放送が多い理由

一方でテレビ朝日の「相棒」は再放送により録画されてもなお、DVDソフトの売上が好調であることから、DVDソフトの付加価値を高めるために再放送を控えるよりも、再放送でも視聴率を稼げる優良コンテンツであることから、むしろ積極的に再放送されていると思われます。(新たに番組制作費をかけなくても、コンテンツの使いまわしだけで視聴率が稼げればテレビ局にとってこれほどぼろい商売はありません)

そして刑事ドラマは1話完結の内容のものが殆どで、放送時間の空いた枠に当てはめやすい放送局側からすると使い勝手のよいコンテンツであることや(連続ドラマだと平日に連日放送時間を確保する番組編成が必要となる)、連続ドラマは一連の流れの中でストーリーの詳細をを覚えていることが多いのに対し、刑事ドラマは一度見たのにも関わらず、内容を良く覚えていない(犯人を忘れている、殺人トリックを忘れている)など、再放送でも視聴に耐えれる要素が強いコンテンツであることが上記の様なドラマ再放送が減少している状況の中でも比較的再放送率が高い理由の一つと考えられます。



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