バスタオルや衣類などの一面に黒い斑点模様が!なんてことはありませんか?正体と原因、対策についてまとめました。
バスタオルなどについた黒い斑点は、繊維についた黒カビだと思われます。
なるほど、黒い斑点の正体は黒かびだったようです
カビが生える原因
一番の原因は、湿ったものをそのまま放置しておくこと
カビは、水と温度、適度な湿度の3つの条件がそろうと、爆発的に繁殖して増えます。
お風呂の後に使ったタオルは、湿っているし、体の雑菌や汚れがついています。カビにとっては、栄養と水分の両方が含まれているので、格好の繁殖場になります。
こんなことしていない?
1.洗濯物を濡れたまま溜め込む
湿り気があることでカビが繁殖しやすくなります。濡れたものは、一度乾かしてから溜め込むべきです。
2.洗濯槽がカビだらけ
洗濯槽は水気があるので、掃除をしないと裏側などが真っ黒のカビだらけになってしまいます。
3.生乾きのままクローゼットにしまう
生乾きのままクローゼットにしまうと、衣服が乾燥しにくくなってずっと湿り気がある状態になります。結果的に、湿り気を好む黒カビが発生してしまいます。
4.クローゼットに湿気が充満している
クローゼットの中には除湿剤などを入れたり、定期的に開けて湿気を取り除くようにして対策をしましょう。
5.収納している衣服の通気性が良くない
収納している衣服の通気性が悪ければ、黒カビが発生しやすくなります。
6.お風呂上りに使ったタオルを籠にそのまま入れたり、たたんで置いていたりする
タオルはずっと湿気があるままになり、カビが増えやすくなってしまいます。
つけ置きでカビ取り
1.ぬるま湯に、粉末タイプの〝酸素系漂白剤〟を溶かします。(黒カビの部分につける分だけ、溶かします。)
40度のお湯だと漂白剤が一番活性化するらしい。
液体タイプよりも粉末タイプのほうが効果が高いらしい。
2.1時間程度、つけ置き漂白をしてみましょう。
※注意!:塩素系は絶対に使用しないでください。
とあるサイトでは、「白いものでニオイが気にならなければ、塩素系漂白剤(キッチンハイタ―)で漬け置きするとより強力」と書かれていましたが、使わないほうがいいかもしれませんね。
煮洗いでカビ取り
1.大きめの鍋に、水3Lに対し、酸素系漂白剤小さじ3と粉石鹸小さじ3を入れます。
水1Lに対してそれぞれ、小さじ1ということですね。
アルミニウムの鍋は黒ずんでしまうので、避けましょう。
漂白剤を入れるときは、火を小さくしてからでないと吹きこぼれてしまいます。
2.鍋の中に、バスタオルを折り畳んで入れて、20分煮ます。
3.水ですすいだ後、軽く絞り、洗濯機ですすぎ&脱水をして干します。
黒い斑点が残ってる!?
どちらの方法でも黒カビの菌を死滅させることはできますが、黒いポツポツは落ちないことが多いです。
この場合、シミは残っていても、カビの菌は死滅するとされているので、使い続けても健康上に影響はないと言われています。
とりあえず、カビの菌は死滅しているらしいので安心ですね。
タオルの黒かびを予防する方法
とにかくタオルを湿った状態にしないこと
湿ったタオルは、洗濯機や洗濯かごに入れずに、ハンガーなどにかけて風通しのよいところに干しておくようにする
また、洗濯するときに酸素系漂白剤を洗剤と一緒にいれるようにすれば、予防効果があります。
タオルの黒いポツポツをできないようにするには、使ったタオルは洗濯するまで干すことです。