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子育てはホントに大事!幼少期の親子関係が将来の人格形成に大きく関与する

育児

子育てというと気軽に考えられがちですが、幼少期の親子関係がその後の子どもの性格までも代えてしまうということが分かっており、その重要性の大きさが伺えます。どのように親子関係が関与しているのかについてまとめます。

子育ては本当に大事で難しいものです。

@rereremo 成長のバランスが悪すぎるよね(´-ω-`) 親って大事だね・・・子育て難しいわ・・・ガンバローほんとo(≧д≦)o

子育てで大事なことをは親の背中で教えること。これは会社生活においても同じじゃないかな。

子育てで一番大事なことは何か? ひとつだけあげてと云われたら、迷わず私は「支配しないこと」と答えます。

○何故かというと、将来の人格形成に関与するから

将来、大人になった時の人格形成に大きく関与します。

心理学でいわれていることですが、その人の人格や基本的な性格が形成されるのは、0才~3才、または6才位までの両親または養育者との関係に起因します。

養育環境、とりわけ親子関係が子供の人格形成に与える影響は極めて大きい。当院を受診した不登校、家庭内暴力、非行、シンナー、摂食障害、リストカット、援助交際などの問題行動の背景はさまざまであるが、その一つに表面には見えづらい親子関係の歪みがあると感じられる

「性格は幼児期に作られる」という学説があるくらい、幼児期は性格形成に重要な時期である。幼児期の特徴の一つは、情緒の発達がいちじるしいということである。

○幼少期の親子関係が悪いと情緒不安定になりやすくなる

情緒が安定しない為に、突飛な行動が多くなることがあるようです。

情緒不安定人格障害が発症する原因として、最も多くの指示を受けているのが「子どものときの親子関係」という説です

情緒不安定という言葉だけで何となく状態を想像できると思いますが、この疾患は不安定な感情を主な症状とするもので、自分の感情を統制できない障害です。

自立に必要なのが、親から注がれる愛情によって感じる安心感なのですが、成長の過程でその安心感を得られないと、「見捨てられるのではないかという不安」が生じるようになって自立できず、思春期以降にこの疾患を生じてしまう

更に、幼少期の親子関係の葛藤・愛情不足といった心理的原因によっても神経症になりやすい

それに加えて、親の過度の期待や理想の押しつけが発症の原因とする考え方もありまして、最近では幼児虐待との関係も注目されています。

○親子関係の歪みから生まれるとされる「アダルトチルドレン」という言葉もある

子供の頃の傷を癒せないまま大人になった人をいいます。

アダルトチルドレン(Adult Children)とは、「機能不全家庭で育ったことにより、成人してもなお内心的なトラウマを持つ」という考え方、現象、または人のことを指す。頭文字を取り、単にACともいう

アダルトチルドレンとは親の養育の問題、家庭環境の問題から辛い子供時を過ごし、その傷を癒せぬまま成長した人たちことです。

すなわちアダルトチルドレンは子供時より現在まで続く、親の養育の問題等の影響からくる生き辛さを、ずっと背負っている状態の人のことを示すのです。

元々アルコール依存症の親の元で育った子供のことを言いますが、最近では機能不全家族(親が親としての機能を果たしていない)や感情を抑圧された家族のもとで育った人にも、同じような傾向があるのではと言われております

○アダルトチルドレンの特徴とは

どのような特徴があるのでしょうか。

極端思考とも言えます。生きるか死ぬか、一か八かといった思考に陥りやすいです。正しいか正しくないか。人間関係でもべったりするか、放置するかその両極端になりやすい。

しばしば心身の不調を訴えます。心と体はつながっています。また「思うように愛してもらえなかった」という怒りの感情にとらわれています。

親より認められたこと、ほめられた体験が少なく自分を信じること、認めることが出来ません。また常に親から批判され続けてきたので、自分を批判する傾向も強く、出来た自分を認めません。

人と心の通った(親密な)関係が持てない。人間関係が、くっつき過ぎか離れ過ぎかのどちらかになってしまい、適度な距離感が実感できず、維持出来ない

○こんなしつけが子供の性格を変えてしまう

躾の方法によっても、子供の性格が変わってしまいます。

子供は親の言う事に従うべきだと考え、しつけを厳しく行う親の場合は消極的で、温和な子供が育ちやすいです。しかし、社会にちゃんと適応します。

子供にかまい過ぎで神経質な親の場合は、いつまでも自分の事が出来ず、大人に頼り、臆病になりやすいです。

保護的な親の場合は、親切で思慮深くなるといわれますが、社会性が弱い傾向があります。

子供のためと言いながら、自分の感情をぶつけていませんか? (虐待につながります)または、甘やかしすぎて、まったく注意してないことはありませんか?どちらの場合も極端におこなうと、大人になって、犯罪者、人格障害、精神障害になる可能性が極めて高くなる

子供に興味を持っていない親の場合は、感受性に欠け、冷酷で乱暴で、情緒不安定になりやすいです。また、冷酷な態度をとる親の場合は、子供は、神経質になりやすく、また孤立的になりやすいです。

○では、どのような子育てを心掛ければいいのか

基本的なことをご紹介します。

子育てで何がいちばん大切なのかと言いますと、私は何よりも子どもの心に基本的信頼感を育てることがいちばん大切

自分を信じてくれた人を、子どもは信じるようになります。子どものことを心配してあれこれ注意する親は、子どもを信じられないから心配しているというところがあるということです。要は子供を信じてあげるということです。

親自身が誠実に生き、子どもに対して嘘をつかず、と言っています。これは親が手本となり、子育てをし、子は親を見て 育つと言ということです。

自分自身が不誠実な人格であってはなりません。

規律が、子どもにとって冷たいものにならないようにするためには、愛情ある養育によって、子どもの情緒の安定を与える必要がある

少なくても5歳くらいまでは十分すぎる愛情を与え、子供に「安心」というものを根付かせなければなりません。スキンシップもうざいくらいやってあげましょう。

子どもの人格は、安定して調和のとれた家族関係にささえられて、順調に発達する。家族関係の不調から、母親が絶えず不安におびやかされ、その影響が子どもの心身の発達をさまたげている例が少なくない。思春期の神経症や、異常行動の原因となることもある。

家庭内をしっかり調和させることも大事です。

子どもの目線と視点でみる努力をしてほしいのです。自分が興味ないからといって、面倒くさがらずにしっかり添ってあげてください。

大人の目線で見て判断するから批判ばかりになってしまうのです。



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