努力と言う言葉に翻弄されていませんか?
1.頑張る = 努力とはならない
頑張ると言うのは、無理しながら踏ん張ると言うニュアンスが強い言葉です。
頑張る(苦労)は関係ない。むしろ、『頑張っている』の状態が続けば、人は継続しなくなる。なぜなら、『頑張っている』は、精神的ストレスを重ねている状態だからである。一定のストレスが溜まった場合、人は努力するのを止めてしまう。
時折、経営者の方に『頑張っていますか?』と、聞きます。すると『頑張っています!』と、大半の方が答えられます。しかし『努力していますか?』と、聞きますと『う~ん・・・』と唸る人が多いのです。
2.まじめって?
私たちは無意識のうちに「真面目」は勝利と成功を手に入れるための絶対条件だと思い込んでいる傾向がある。
結果を出して望みを叶えていくために必要なのは「誰かが決めたルールを守ること」ではない。
人間はあまり表面上の真面目さだけを追求すると、思いもよらない落とし穴が待っています。
3.努力の方向性
わかりやすい格言を紹介しておこう。何事をなすにも、正しい方法と間違った方法があるという格言だ。たとえば、毎日8時間シュートの練習をしたとしよう。もし、この場合、間違った技術で練習を続けていたとしたら、間違った技術でシュートする名人になるだけだ。
努力には2種類ありまして、つらいけど正しい方向に向かっていく努力と、多少つらくて間違った方向に向かっていく努力があります。
仕事を生産的なものにするには、成果すなわち仕事のアウトプットを中心に考えなければならない。技能、情報、知識は道具にすぎない。
ちゃんと成果に焦点を当てて、反省や気付きを得られるかが大事なんです。
5.楽しむ工夫をする
よく、「努力が続かなかった」とぼやく人がいる。だが、それは誤った認識だ。「続かなかった」のではなく、「楽しめなかった」「楽しむ工夫ができていなかった」のである。ここを間違えてはいけない。楽しめれば誰だって続けられるのである。
きっと「得意分野」=「好きなこと」なはずだから、楽しくスキルを磨くことができるはずだ。
以上が5つの考え方でした
みなさんが今日から変われることを願っています。