「次長と部長、どっちが偉いの?」「次長と副部長、どちらが役職の順位として上なの?」「銀行の支店長、次長、支店長代理がよく分からん」…というわけで、かなり微妙な役職でもある《次長》についてまとめ。企業によって役職・職位が異なるので注意したいところです。
◆《次長》とは?(民間企業)
《次長》とは、企業における《部長》を補佐する役職者、《課長》を監督する役職者
普通の会社では、《次長》は《部次長》の略
出典教えて!goo
民間企業では、正式な役職名は《営業部次長》など部署名をつけることが多い
だから《営業部次長》だったら、営業部の”長”である《部長》の”次”に偉い(《次長》)ということになる。
◆一般的な企業では《次長》はあまり使われない
《次長》と《副部長》は、ほぼ同格になります
ただし…
同じ組織に《次長》と《副部長》が存在する場合は、《次長》のほうが下になることが多い
特に大企業。複数人の《次長》の中で一人が《副部長》という場合が多い。《部長》→《副部長》→《次長》→《課長》となる。
◆ひねくれた人はこう考えるかもしれない
《課長》の下が《次長》というのは聞いたことはありません。課長の下に役職をつけるなら、《課長代理》や《課長補佐》になります
ただし…
◆《次長》職が生まれた背景
特に《部長》→《副部長》→《次長》→《課長》の場合
中高年の役職不足解消のためであるとも言われている。
バブル入社世代のポスト不足の中で、企業は《次長》《副部長》《部長代理》といった役職を設け、対処している
多くの企業において、《次長》職は、中高年の役職不足解消のために設けたという背景もあり、新興企業には《次長》職が存在しないことが多い
◆ちなみに銀行の場合
《支店長》の”次”が《次長》
一般的には《支店長代理》よりも偉い。
《支店長》→《次長(副支店長)》→《支店長代理》となる
もし、取引先の役職の順位が分からなかったら、率直に聞いてみるのもいいかもしれませんね。
役職は会社によって違いますので、その会社の習慣に従う他はないでしょう