不人気、低視聴率、その他大人の事情で打ち切りを迎えてしまったアニメたち。一体なにがあったというのでしょうか?
1982年4月5日から4月26日まで
テレビ東京系 全4話
手塚治虫先生の同名漫画をアニメ化。
アニメ会社と製作会社の間にいた広告代理店が倒産したため、4回(所によっては8回)で放送終了になり、日本で最も短いTVアニメシリーズとされています。
最終回も完結や特別な盛り上がりでなく、いつものドタバタで終了
奇しくも本作最終話となったエピソードは原作の最終話をモチーフとしており、ラストの改変が行われて居なければ、短期シリーズとしてキチンと完結できたのでは?と思われ、その点が残念である。
・魔境伝説アクロバンチ
1982年5月5日から12月24日まで
日本テレビ系 全24話
一家で秘宝を求めて世界中を探検して回るというロボットアニメ。
この「アクロバンチ」はたった2クールの作品なのに3度も放映時間が変更されている。
たった24話しかないのに・・。
出典懐物らんど
毎回楽しみにしているファンでさえ途中で「何曜日の何時からだっけ??」となってしまいそう
出典懐物らんど
最終回で主人公達が死に、地球も滅亡
・魁!!男塾
1988年2月25日から11月14日まで
フジテレビ系 全34話
アニメの男塾全部みた。ちょっと待って何で八連制覇の富樫から邪鬼手前までの戦い思くそハショられてんの!?で、なにあの最終回(゚Д゚) 一話からつらつらと回想してるだけじゃねえか!てか回想ならその手前の回でやってんじゃん半分も!こんなもん流すくらいなら、ちゃんと戦いのとこ描けよう!
全寮制、生徒数三学年でおよそ三百名。暴力沙汰などで幾つもの高校を退学させられ行き場の無くなった連中ばかりが集まる学校、それが男塾、、、。
出典アニメ男塾
最終回は桃たちの回想を並べたただの「総集編」でした。
それまで普通に戦いが描かれていたのに、CMを挟んで残りの試合は全てダイジェストにされ桃VS邪鬼戦の最終戦に一気に突入。
出典アニメ男塾
戦死したかに思えた塾生達が次々に生き返り(笑)あれやこれやの内にあっという間にアニメ魁男塾は無念の打ち切り終了。
出典アニメ男塾
一応、「これからも男を磨け! わしが男塾塾長江田島平八である!」の台詞で締めてくれてはいます
・名犬ラッシー
1996年1月14日から8月18日まで
フジテレビ系 全26話(26話はTV未放送)
アニメの名犬ラッシーがすきすぎて最終回迎えるのがほんとにつらくて小さい頃号泣のうえマジギレしてた ちなみに野球延長したから最終回は当時放映されませんでした
『世界名作劇場』シリーズ中で唯一の打ち切り作品
いわゆる『世界名作劇場』シリーズの中の1作ですが、1年の予定のところを半年・全26話で終わってしまいました。
本来なら4カ月間の放映で描かれるはずだったラッシーの苦難の旅編が、わずかな話数だけで描かれます(第24~25話)
アニメ版は、なんと最終回の第26話が未放映で終了という憂き目に。
理由は「プロ野球中継」への変更
地上波再放送時に第26話は放映され、バンダイビジュアルより発売されていたVHSビデオソフトおよびDVDそれぞれの最終巻に、未放送となった最終話も収録されている。
第26話(最終話)は本放映時は、未放映のエピソードですが、ジョンとラッシーが再会した後日談が描かれ、見終わった後とてもさわやかな感動がありました。
・忍者マン一平
1982年10月4日から12月27日まで
日本テレビ系 全13話
日本テレビでは当時、「アニメ研究会」を若手社員で結成
アニメ番組でヒット作品をつくるべく準備を進め、その第1弾がこの作品だった。
裏番組に当時の人気番組、『クイズ100人に聞きました』があったために、視聴率で苦戦。
最終回は墓場の幽霊のお話。
一平たちと仲良くなった幽霊は、一平たちと離れるのを嫌がり始めます。
そして、幽霊は突然「そうだ、あなたたちも死んで幽霊になれば、寂しくありませんねぇ~。」と、言い出し、突然一平たちを殺しにかかります。
一平たちに戦車砲を発射。直撃を受けた一平たちは吹っ飛び、「うわあ~!」という断末魔を残して、消えます。ここで番組終わり。
・蒼き流星SPTレイズナー
1985年10月3日から1986年6月26日まで
日本テレビ系 全38話
メインスポンサーだった三洋電機が、エアコンの商品事故により2クール目で撤退
そしてプラモデルの売り上げも悪かったため、突如3クールで打ち切り
本来4クールでやるべき事を3クールで行ったために衝撃を受ける程の話の飛びを見せる
特に37話→最終話38話ではストーリーの把握が困難になる程
そのため、最終回はその1話前とまったく話がつながらない総集編的内容になってしまった。
・超攻速ガルビオン
1984年2月3日から6月29日まで
テレビ朝日系 全22話
メインスポンサーだったタカトクトイスの倒産により急遽打ち切りが決定し、第22話までの放送となった。
ヒットする要素を多々含んでいながら放映打ち切りとなり、ロボットアニメ全盛期ながら不遇な位置付けとなってしまっている。
急きょ最終回になった22話に苦肉の策として、今後の展開をナレーションで入れ「おしまい」
最後の何分間。突然、それまでのストーリーと関係なく、止め絵に沿ってナレーションがかぶり、そのあとのストーリーの流れを説明しだした
出典超攻速ガルビオン
全国のファンから抗議の電話やハガキが国際映画社へと送られ、国際映画社側も泣く泣く謝罪せざるを得なかった。
同時期に打ち切りとなった「イデオン」や「バルディオス」が劇場版で無事完結しているのに、国際映画社が倒産してその道も閉ざされた悲運の作品
・ボボボーボ・ボーボボ
2003年11月8日から2005年10月29日まで
テレビ朝日系 全76話
ボーボボってアニメはすげぇ打ち切りってレベルじゃねぇ終わりかたしたよな、確か「突然ですがボボボーボ・ボーボボは今回で最終回です」ってマジストーリーの途中で
鼻毛真拳の継承者・ボーボボが、全人類の毛を刈ろうとするマルガリータ帝国と戦いを繰り広げる。
PTAに徹底して糾弾された悲劇のアニメ。
放送当時のPTAの監視が厳しく、鼻毛で戦う=下品=子供に見せたくないという風潮があり、視聴率が低かった
ゴールデン→放送局減少→首都圏のみとどんどん放送範囲の縮小を余儀なくされ、最後にはスポンサーが1社もいなくなってしまった。
ボスの本拠地についたところで終了
次回の予告は?と思っていたら最終回でした。