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マンガ雑誌掲載順と打ち切りの仕組み

打ち切りマンガ

雑誌側は人気のある作品で埋めたいからそれは仕方の無いこと、だから編集部は悪くないよ。商売だからね。

雑誌というのは固定の購買層に向け人気が確定している作品やコーナーに関しては、
掲載位置をある程度決めている。

週刊少年ジャンプを一例にあげると
ワンピースは前半の2~4作品位、こち亀は後ろから5作品前後などだ。

そういった固定人気ではないものに関しては編集部でも探って位置を決めている。

こち亀やブリーチ等が一定のファンを有するが後半で見かけるというのは
後半においても必ずみるという確信の元である。
週間連載での人気順は下位であっても単行本の売り上げが一定確保されている場合は
こういった位置に定着しやすい。

逆に単行本が0から数冊で後ろから2番目の掲載順の作品などは
打ち切り候補と呼ばざる終えない。
連載開始から20回程度で終了などの作品はほぼそうだろう。

という事は週刊マンガ雑誌で一番火花が散っているのはというと

雑誌の中盤という事になる。

この作品は大体中盤だけど、こっちの作品とよく掲載順が逆になったりするな
といった経験がないだろうか。
勿論特定の作品の後に特定の作品が掲載される等といったこともよくある。

今週は物語の山場だから掲載順も前に位置するという事も考慮しているだろう。

では、新連載作品は不利な状況しか作れないのでは?

新連載作品は巻頭カラーで、連載2回目は比較的前半に掲載される。
それは雑誌側としても様子見など色々な思惑があるが、チャンスを与えているともいえるだろう。

一度ジャンプに連載作品として掲載されれば少なくとも10回程度は話が続く、
その掲載回数で読者に期待させる何かを表現しなければいけないのだ。

では厳しい状況と言えるのはどんな作品だろう

スポーティングソルト

それともう一作品は

ハイファイクラスタ

掲載順はどちらも400Pよりも後

この二作品が危ないといえる

新連載のイーロボットは除外、
卓上のアゲハ 2話除外

僕のヒーローアカデミア 20話は前半掲載で好評といえる
日の丸相撲 26話 ジュドウズ 12話
これら2作品は後半掲載でブリーチこち亀よりも前。

このように次期打ち切り候補なのかもと思わせるような掲載順番になっている。
勿論路線変更などのテコいれで人気が急浮上する場合もあるので
まだわからないが、日の丸相撲 ジュドウズともに格闘マンガなので
ここからのジャンルの変更は難しい、とすれば話しの面白さで浮上するしかない。

ちなみに磯部磯兵衛物語は短編ギャグ枠というピューと吹くジャガーと同じ枠で
これは良くも悪くも中々消えないのではないだろうか。
ページ量に対する原稿料の兼ね合いとかそういった問題があるのかもしれない。

勿論前半掲載が常だった作品も人気次第では後半になる

一定の固定ファンがあるので再開にならないというのはそういう事情なのかもしれない
ブリーチが前半掲載されていた次期を覚えている人が今の後半掲載を見たら少し驚くだろう。

掲載順意外で現在の人気度を把握できる方法

それはキャラクターの人気投票企画だ、ある程度投票が集まる事を見越しての企画なので
これが行われる作品は一定の人気があり連載が今後もしばらく続くという指針といっていいだろう。

キャラ人気投票を行って1位のキャラが数百票しか集まらないという場合は多少不安もあるが、他のキャラクターも人気が拮抗しているという事もあるので総投票数で把握するのがベストだ。

第一回キャラ投票の時点ではそこまで投票数が集まらなかった暗殺教室だが今ではアニメや映画化がされるなど多方面に展開している。

ワンピースはドラゴンボールの位置

今のジャンプを背負っているのは間違いなくこれだろう、一時期はナルトやブリーチとの3枚看板となりそうだったがナルトは本編の連載終了、ブリーチは急落。

ワンピースとドラゴンボールの類似点はテレビアニメがフジ系列放送というところもあり
何かと同様の扱いを受けているような気がしないでもない。

掲載雑誌から消えたが他で関連作品を連載しているとかはどうなんだろう

何らかの理由で一区切りをつけて続編をという形なのかもしれない。

週刊連載でのページ数では一話事に区切りがいまいちだが月間の読み応えには向いているものや、筆が遅い人。

あと昨今多いと思われるのが、ウェブで一話ずつ無料公開し、まとまったものは製本するというもの。これは製本する頃には無料での閲覧は不可能になっている、まとまったコミックスであればお金になるが、週刊連載では購読者を呼び込めない作家にあてはめる手法だ。
このやり方は形に当てはまって連載するのに比べて幾分気持ちが楽なのではないだろうか。

ただ単価に関して差がでるのは、致し方ない。

純粋なマンガの楽しみ方ではないが、バクマンみたいに捉えて見ても楽しいのでは

掲載作品には応援しかできないので、好きなマンガは単行本になったら是非購入しましょう。



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