2000年頃ジャンプを読んでいた人はご存じであろう、少年ジャンプでつきぬけたキユ先生。実は名前を変えて、作品を描いていた!!
週刊少年ジャンプで連載された作品とは・・・
2000年34号から44号まで連載された。モータースポーツを題材とした少年漫画作品。
カートを始めて5日しかたっていない春田ミチオは、伝説のレーサーと呼ばれる赤城慎吾のベストタイムを追い抜いた。そのことから赤城と知り合いになったミチオは、鈴鹿で赤城の本気の走りを見て、レーサーになりたいと思うようになる。
巻末コメントが面白がられてしまう。
【34号】WJをご覧の方初めましてキユです。今号から僕の新連載が始まりました。それではどうぞ。キユで「ロケットでつきぬけろ!」
【35号】ここで次週予告!!来週はハルタのお母さん登場!!マザー・オブ・ラブでつきぬけろ!
【36・37合併号】次週予告!!いよいよ赤城がベールを脱ぐ!!赤城の目的は!?ヒステリックにつきぬけろ!
【38号】Hide記念館完成。楽曲だけに留まらず他面にまで行き渡ったあの人のロック。いいんですよ武井先生
【39号】夏の夕方って好き。あのジメジメした感じが妙にエロチックだと思いません?冨樫先生
【40号】ルーベンスの初優勝。大人になって人前であれだけ泣けるなんて感動でしたね荒木先生
【41号】モラル欠如者。あの子ら多分携帯持ち始めて使いたくて仕方ないんでしょうね尾田先生
【42号】だってプーさんですよ?ちゃんじゃなくてさん。寅さん並の慕われ方ですよね樋口先生
【43号】毎回この欄はボツを食う。けどそれは自分が大人でありコドモであるとゆう事の誇りだ
●10週で打ち切りとなる・・・
コメントで「【44号】痛みを知らない子供が嫌い。心をなくした大人が嫌い。優しい漫画が好き。バイバイ」と残し、タイトル通りロケットの如くジャンプをつきぬけてしまったのである。
週刊漫画などでの短期打ち切りを意味する「つきぬける」は「ロケットでつきぬけろ!」に由来する。
そして、伝説へと昇華するのである。
2作目の連載作品。2002年25号から34号まで連載されていた。
2002年サッカーワールドカップイヤーということもあり、流行りのサッカーを題材とした漫画。しかし、ジャンプには既に「ホイッスル」というサッカー漫画が連載していた。。。
あらすじ
家庭の事情でアルゼンチンに引っ越してきた柏木天馬は、日本人という理由で地元のサッカー仲間に入れてもらず、友達のいない日々を送っていた。ある日、天馬の前に元サッカー選手のピエトロが現れ、サッカー仲間に入れてもらえるようにアドバイスする。
必殺「マジカル・ドルブル」
州で一番強いサッカーチームのナンバー10である秘密兵器的存在の技。強烈なバックスピンを使ったドリブル?。スピンがすご過ぎて、ボールが突然宙に浮くほど。ちょんと触っただけで。。。
●前作『ロケットでつきぬけろ!』同様10週打ち切りとなる。
前作同様あっという間につきぬけてしまったのである。
そして、現在は・・・「松井 勝法」という名で活躍中!?
全21巻。ソムリエール見習いの樹カナがワインを通して人と人との心を通わせる物語。作中で見られるワインに関する歴史や知識、ワインの飲み方、接し方などかなり詳しく描かれている。
絵が違く、ぱっと見では気づけない・・・
ペンネームが変わろうと、瞬く間につきぬけた「キユ」先生を忘れてはいけない・・・
次回作に乞うご期待である。