富野由悠季「エヴァ旧劇場版は伝説巨神イデオンの完全コピー」を徹底検証!

エヴァ

こちらのまとめは「エヴァ旧劇場版」、または「イデオン劇場版」を既に観た方向けです

「旧劇場版見たけど、よくわからん!」と言う人はこちらがおすすめです

あまりに難解な内容で劇場公開時(1997年)からずっと賛否両論であった

その当時、アニメ界の巨匠からも「自身の作品のコピー」と批判されてしまった

ガンダムなどで有名な富野監督が、エヴァと庵野監督に対し強く批判していたのは有名です。
雑誌で「エヴァンゲリオンは伝説巨神イデオンの完全コピーに近い」と発言していました。

「スパロボ」などで有名ですね。

本当に富野監督の言う通り完全なコピーなのか?多くの共通点を見てみよう

第一部では、両者が、ほぼ同じ構造を持つことを確認します。

<物語の前史――発掘>

エヴァでは、まず南極における謎の巨人アダムの発掘が行われる。その成果として、のちにエヴァが製造されることになる。なお、アダムは当初(脚本時まで)第2始祖民族もしくは第二先住民族が残した遺産とされていた。

イデオンでは、第六文明人の遺産の中から、母艦であるソロシップと、ロボットであるイデオンが発掘される。

<物語の開始――二つの遭遇>

エヴァンゲリオンとイデオンは、どちらにおいても、主人公(シンジとコスモ)は、二つの謎の存在に出会うところから始まる。

エヴァンゲリオンにおいては、襲いかかるシトであり、それを迎え撃つためのエヴァンゲリオンである。

イデオンにおいては、攻撃を仕掛けてきたバッフクラン軍であり、たまたま発掘されたイデオン(及びソロシップ)である。

<敵について>

エヴァンゲリオンにおいては、第4シトを倒したことにより,敵の解析が進められる。
リツコ「人の遺伝子と99.8%まで同じよ」

イデオンにおいては、捕虜となったカララを調べることにより、自分達もバッフクランも、肉体的には全く同じであることがわかる。
シェリル 「カララは私達と全く同じだったわ」

エヴァンゲリオンを動かすには、搭乗者とエヴァとの間でシンクロを示すことが必要である。つまり、技能以上に精神面(シンクロ率)が重要なのである。

イデオンも、パワーを引き出そうとすると精神的なものが必要となる。特に、物語の展開に従って,イデの力は子供の純粋な防衛本能に反応しやすいことがわかってくる。
(赤ん坊であるパウパールーの泣き声に呼応して)「イデのゲージが光りました」

シェリル「コスモとカーシャの脳波測定の結果ではね。2人が危険を感じた時にイデオンのゲージのエネルギーが上がるように見えるんだけど」
シェリル「イデオンのパワーアップと乗っている人の脳波結果ね、一致するのよ。」

<暴走と恐怖あるいは悪魔の叫び

エヴァは時に暴走する。そして、人間に制御不能となった時こそ、潜在的な力を十分に発揮し、敵を圧倒する。
「暴走です。」
そして、その姿は、敵にも味方にも恐怖を与える。
アスカ「私達、こんなのに乗ってんの」
自衛隊 「まさに、悪魔か」
時には、生物を思わせる咆哮をあげることさえある。

イデオンは、時に防衛本能により強大なパワーを発揮する。あまりの強力さに、主人公たちは自分達のやっていること(自分達の防衛)の正当性さえ疑うこととなる。
シェリル「イデの力、良き力の現れなんていうけれど、この破壊力は悪魔の力よ。あまりにも大きすぎる」
そして、時にはやはり、咆哮をあげる。
最終的に搭乗員達は、制御できないマシンを使用することを拒否し、母艦であるソロシップともども、イデオンを破棄することにする。
マーシャル「悪魔に魅入られた船なら、捨てる気にもなるな」

しかしながら、これは、イデの意思により実現しない。

<二つの敵対種族のこころの交流>

エヴァ24話において、最後のシト、渚カヲルが現れる。彼は、シンジとの間に精神的な交流をもち、シンジは、他のヒト以上にわかりあえる気がする。
シンジ「どうして、カヲル君にこんなこと話すんだろう」
そして、敵対する種族という枠を超えた感情が産まれる。

カヲル「ありがとう。君に会えてうれしかったよ。」

イデオンにおいては、捕虜となったカララと、ベスとの間に恋愛感情がうまれる。戦いをやめさせようとしたカララは、実の姉およびバッフクラン軍から辱めをうけ、自分には帰る星がなくなったことに気づく。

カララ「バッフクランにはもう戻れません。」
ベス「カララ、私達のような異星人でいいのか?」

一方、バッフクランから寝返ったギジェと、それをかくまったシェリルとの間にも、こころの交流がはじまる。

エヴァにおいては初めは防衛戦争かと思われていたものの、やがてゲンドウ及びゼーレによる人類補完計画のためのステップであることがあきらかになってくる。

一方、担当レベルの者たちにとっては、人類補完計画の内容は知らされていない。彼らは、世界のためというわけでもなく、主に自分の内面的な要請に基づいてシトと戦っている。例えば、ミサトにとっては、父の仇討であり、シンジにとっては、父に認められたいからであり、アスカにとっては、自分の評価をあげるためである。

イデオンにおいては、当初は誤解やイデの力の争奪から始まった戦争ではあるが、やがて、カララとその姉との、つまり姉妹間の感情的ないざこざが大きな要因となる。特に、姉の恋人がイデオンによって殺されたにも関わらず、妹のカララは恋人ベスとの間に身ごもったことが、姉にとっては絶対許せない問題となる。

一方、そもそも地球人とバッフクランが戦うように仕向けたのは、イデの意思によるものであることが後々明らかになる。

つまり、エヴァにおいてもイデオンにおいても、戦いの理由は2重化されており、上位レベルは謎となっており(イデの意思、人類補完計画)、下位レベルでは内面的な肉親コンプレックス(ハルルのカララへの思い、ミサトやシンジの父への思いなど)に基づいている。

<人類同士の戦い>

エヴァにおいては、シトがいなくなったあとは、ゼーレとネルフとにおける、ヒト同士の戦いへと突入する。

冬月「結局、ヒトの敵はヒトか」

イデオンにおいては、ソロシップがバッフクランの攻撃をさけて地球人側の援助を受けようとするが、拒まれた上に逆に攻撃もされる。また、最後にはバッフクランと地球人が協力して攻撃してくることもある。
シェリル「人間同士よ、お互いに助け合う義務があるわ」
ベス「我々人類は、それほどまでにやさしくはないぜ」

カララ「異星人より、身内の方が恐いものです。」

<出来そこない>

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