1990年代前期に活躍したアーケードシューティングをまとめてみました。昔のシューティングの話になるとよく出るタイトルを多く揃えてます。今回は1995~1999年を対象にします。シューティングに詳しくなりたい人は参考にしてみてください。なお、抜けているタイトルについてはご容赦願います。
- 首領蜂(アトラス/ケイブ・1995)
- ツインビーヤッホー!(コナミ・1995)
- ストライカーズ1945(彩京・1995)
- ゲーム天国(ジャレコ・1995)
- 19XX(カプコン・1996)
- ティンクルスタースプライツ(ADK・1996)
- ライデンファイターズ(セイブ開発・1996)
- バトルガレッガ(ライジング・1996)
- セクシーパロディウス(コナミ・1996)
- レイストーム(タイトー・1996)
- 蒼穹紅蓮隊(ライジング・1996)
- 怒首領蜂(アトラス/ケイブ・1997)
- ストライカーズ1945II(彩京・1997)
- Gダライアス(タイトー・1997)
- エスプレイド(アトラス/ケイブ・1998)
- ブレイジングスター(SNK/夢工房・1998)
- レイクライシス(タイトー・1998)
- レイディアントシルバーガン(トレジャー・1998)
- グラディウスIV(コナミ・1999)
- ぐわんげ(アトラス/ケイブ・1999)
- 1990年後期のシューティングをまとめてみて・・・・・
首領蜂(アトラス/ケイブ・1995)
ケイブの事実上の処女作。販売はアトラス。「首領」の命令で、自らの部隊の強化のために、異星から来た侵略者を偽って自軍を襲撃するという、とんでもないストーリーを持っている。ショットとボムの2種類を使って敵を殲滅。ショットボタンを叩くと拡散ショット、押しっぱなしだと移動速度が遅くなるが、強力なレーザーを撃てる。ボムは自機のショットによって変化する。
ヒット作「怒首領蜂」の前身にあたる作品であり、東亜プランの「ヴイ・ファイヴ」の血を引き継いでいる。当たり判定の小ささなどは「BATSUGUN」の血も引き継いでいるかもしれない。どことなく東亜プランらしさが感じられる作風となっている。
この作品は「弾幕」で難しくしているというよりも、嫌らしい弾の撃たれ方のせいで難しくなっている印象が強い。難易度の上昇は4面からが顕著で、ある程度パターン化ができていないと、なかなか難しい印象もある。アドリブでも何とか先へ進める怒首領蜂に比べると、過去のパターン性の強いシューティングをプレイしている感がある。
自機のショットの変化・コンボシステムは、首領蜂の頃から搭載されている。この作品ではコンボが途中で切れることが多かったりと粗削りな印象もあったが、後にブラッシュアップされて、洗練されたシステムに仕上がっていく。
「怒首領蜂」ではよく話題になる2周目だが、初代の頃からすでに存在している。初代の場合は無条件で2周目がプレイ可能。1周目の「7年後」という設定で、ヴイ・ファイヴのような連弾撃ち返しが飛んでくる。切り返し能力があっても、半端ない弾幕で圧倒されるかも。
そしてラスボスに、真ボスである「首領」が待っている点も、この作品で確立されている。真ボスはメカメカしい蜂の形状で、暴力的な弾幕ではなく、暴力的に速い弾で攻めてくるのが特徴。火蜂とはまた違った難しさを感じ取れる。
首領蜂 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: 案内 , 検索 首領蜂 ジャンル シューティングゲーム 対応機種 アーケード [AC] セガサターン [SS] プレイステーション [PS] ゲームアーカイブス [GA] 開発元 [AC]: ケイブ [SS]:ファルコン(移植) [PS]: SPS (移植) 発売元 [AC]: アトラス [SS]:アトラス [PS]…
ツインビーヤッホー!(コナミ・1995)
「ツインビー」「出たな!!ツインビー」に続く、アーケードツインビー第3作目。「ツインビー10周年」という名目で販売された。従来のツインビーのシステムに加え、4種類から選べる溜め撃ちが追加。さらに、両手には独自の武器を持てるように変更されている。難易度も3種類から選べ、まさに至れり尽くせりである。
「出たな!!ツインビー」で確立されたキャラクター性が益々前面に押し出される形になっており、キャラボイスに声優が使われたりと、演出面ではかなり豪華な仕様が施されている。オープニングでは、國府田マリ子さんの曲「僕らのステキ」が流れてくるため、当時は歌うゲームが少ない中においては、かなり目立っていた。
キャラクターボイスや、パステル調の色合いは歴代ツインビーシリーズ最高峰であるものの、一方で、敵弾やアイテムが認識しにくかったり、ランクシステムの所為でありえないほどに難易度が上昇したりと、ゲーム性にやや難のある出来であった点も否めない。シューティングにしては、やたらとポップ過ぎる所もあるため、評価が分かれがちなゲームでもある。
ツインビーヤッホー! ふしぎの国で大あばれ!! 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: 案内 , 検索 ツインビーヤッホー! ふしぎの国で大あばれ!! ジャンル シューティングゲーム 対応機種 アーケード プレイステーション セガサターン プレイステーション・ポータブル 発売元 コナミ (→ コナミデジタルエンタテインメント ) 人数 1-2人同時プレイ [PSP…
ストライカーズ1945(彩京・1995)
彩京の縦スクロールシューティング。6種類のレシプロ機から自機を選び、謎の秘密組織「CANY」の侵略を食い止めるのが目的。戦国エースやガンバードのようなショット・溜め撃ちを使い分けるタイプ。自機にはオプションが付いていて、それぞれの機体が独自の攻撃を行う。
いかにも彩京作品のテンプレートに則った作品であり、ぶれていない「彩京」を感じ取ることができる。敵弾は超高速で、決まった動きで交わすタイプ。パワーアップシステムも、オプションを装備するタイプにはなっているが、根本は戦国エース・ガンバードと変わらない。
それでも、彩京シューティングらしい「やりやすさ」も健在で、最初のステージは緩めの難易度で入り込みやすい。後半面は相変わらずの難しさだが、慣れていくにつれて徐々に上達を感じ取れるレベルになっている。6種の機体で独自の攻略を編み出せる面白さも、スピーディな展開も健在。面白さもまた、ぶれていない。
一方で、敵の戦艦・飛行船が突然変形したり、レシプロなのに宇宙に飛び立ってみたり、正統派シューティングの割に、さり気なく破天荒な展開を混ぜてくるあたりも、実に「彩京」らしい。正統派と異端のバランスが妙に成り立っているゲームでもある。
機体別に強さが極端な傾向にあるが、最終的にはどの機体でもクリアできるようにバランスは取れている。メッサーシュミットや震電が扱いやすく、ライトニング辺りはクリアには苦労する傾向あり。
本作は、なんとアーケード版に限り「脱衣」というフィーチャーが用意されている。ただし条件は厳しく、全てのステージで良い成績をマークしなければならない。ちなみに何故か震電に限り、アイン(の末裔)があられもない肉体美を(容赦無く)見せつけてくれる。Nice Body!!
家庭用はPSとSS版が存在している。どちらも家庭用ということで「脱衣」ギミックは無いが、アーケードとは違ったグラフィックを堪能できる。
ストライカーズ1945 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: 案内 , 検索 『 ストライカーズ1945 』( Strikers- )は 彩京 が製作した業務用縦スクロール シューティングゲーム 。 本項では『 ストライカーズ1945 』(以下、『初代』と表記)の他、続編の『 ストライカーズ1945II 』(同『II』)、『 ストライカーズ1945PLUS 』(…
ストライカーズ1945について書いた自分の記事。脱衣についても書いてますよ。Nice Body!!
自分がSTG千夜一夜を続けるきっかけになった記事だったり。
ゲーム天国(ジャレコ・1995)
ジャレコのパロディ系シューティング。歴代ジャレコシューティングのキャラクターが自機となり、ゲーセンを乗っ取った「ジーニアス山田」の野望を潰すべく立ち向かう。ゲームとしては、シンプルなボンバー系シューティングだが、選べるキャラクターの機体性能差が激しい。モードは「ノーマルモード」と「タイムアタックモード」がある。
各ステージが「ゲームセンター」にまつわるテーマを持っているのが特徴。例えば、1面にテーブル筐体や灰皿・ピンボールのバンパーといった物体が敵として襲いかかったりとか。UFOキャッチャーのぬいぐるみやレーシングゲーム、ブロック崩しといったレトロゲームがモチーフとなったステージもある。また、有名声優陣によるボイスも非常に印象に残る。ラスボスであるジーニアス山田のボイスを担当した千葉繁氏の声は、ゲーセンでやたらと響いていた。
スコア稼ぎが熱いシューティングで、ボーナス(棒にささったナス)を取り続ける事で取得できる「48050(ジャレコ)点」が入る様は、実に爽快。
キャラクターは全部で5種類選ぶことができる。そのうち「モモコ100%」に登場するモモコは、ボンバーを放つと、撃った回数によって何故かコスプレしたモモコが登場するという演出がある。ブルマだったり、はたまたナースだったりと、なかなかにショッキング。
家庭用である、セガサターン版の「ゲーム天国」は、ステージが幾つか追加されてたり、声優陣が追加されてたりと豪華。歌った歌詞が吹き出しとして襲いかかる「カラオケステージ」は必見。
ゲーム天国 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: 案内 , 検索 ゲーム天国 (ゲームてんごく)シリーズは、 業務用 及び 家庭用 の縦スクロールタイプ シューティングゲーム である。 発売元は ジャレコ で、同社が過去に発売したゲームの主人公たちが活躍する、セルフ パロディー である。 キャラクター デザイン を 漫画家 の そうま竜也 が担当している。 先行…
19XX(カプコン・1996)
カプコンの「1942」シリーズから派生した作品。ショット・ボンバー形式の縦スクロールシューティング。従来の19シリーズとは違い、舞台は戦乱の続いた世紀末になっているのが特徴。レシプロ機や戦艦の他に、近代兵器や、中には変形する機体も登場する。自機はシリーズの顔であるライトニングの他に、震電・モスキートの3種類から選択が可能。
本作は、ショットとボンバーに一工夫が成されている。ショットは少し溜めて撃つと「マーカー」を発射し、当たった敵に対して強力な弾(マーカーミサイル)を浴びせることができる。耐久力のある敵には有効な攻撃。また、ボンバーはボタンを押した瞬間から溜める事ができ、溜め時間によってさらに強力な攻撃を浴びせる事ができる(ヴァリアブルボム)。2度も弾消しができるので、使いこなせれば、攻略に役立つ。
難易度も前半から中盤までは抑えめ。自機の性能もあり、非常にやりやすくできている。ただし後半面は本格的な難しさに調整されており、一筋縄ではいかない。軒並み難易度が高いシューティングが多い中において、全体的なバランスが整っている良作に仕上がっている。
「19XX」には、19シリーズで何度か登場している「亜也虎」も登場する。ステージ1の「亜也虎改」はマーカーを使いこなせば誰にでも倒せるボスだが、後半ステージには機体の翼の部分が触手みたいに変形するタイプも出てくる。
それ以上に、本作は「F・ブラッカー」と呼ばれる黒いライバル機体が何度となく顔を出すのが印象的。19XXの目玉であり、後半に進む毎に強力な攻撃を繰り出すようになる。本作のラスボスでもあり、巨大な機体と合体する形態は、本作最大の山場である。
19シリーズの中ではバランスの取れた良作なのだが、どういうわけか家庭用移植がされていない。
19XX -THE WAR AGAINST DESTINY- 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: 案内 , 検索 19XX ジャンル シューティング 対応機種 アーケード( CPS-2 ) 開発元 カプコン 発売元 カプコン 人数 1〜2人 稼働時期 1996年 テンプレートを表示 『 19XX -THE WAR AGAINST DESTINY- 』(ナインテ…
ティンクルスタースプライツ(ADK・1996)
ネオジオでリリースされた、ADKの対戦型シューティングゲーム。画面周りは、横画面を2つに分けて左右のフィールドで互いに戦うという、対戦パズルゲームみたいな形式になっている。使用できるキャラクター数は、隠しキャラクターも合わせて全部で13キャラクター。
シューティングに「対戦」の要素を加えたのが珍しい点。対戦要素を加えた作品は過去にあまり例が無く、格闘ゲームかパズルゲームに搭載されるのが常であった。この時期に対戦要素を加えた作品をリリースしたのは、ある意味革新的だとも言える。
作品の傾向はというと、ポップでカラフルな世界が印象的。ADKにしては、従来の対戦格闘ゲームに代表される濃い路線でないところに、物珍しさを感じる。システムはショットと「連爆」というシステムを有効利用する形になっており、シューティングでありつつも、パズルゲームのような面白さを兼ね備えた作品に仕上がっている。
変わったシステムが多いものの、シューティングとしての体裁はきちんと取れているレベル。リリースされた時代が時代だけに、対戦格闘ゲームに押されがちだった作品ではあったが、従来のシューティングに意欲的なシステムを盛り込んだのは「買い」である。
「対戦」である以上、キャラクターの性能差こそ激しいものの、やはりそこは腕前でカバーできるようにできている。腕が立てば、下位キャラでも上位キャラに勝てるようにできており、ADKの対戦格闘で培ったノウハウが生きている。
CPU戦は全7面構成だが、そのうちラスボスである「メモリー女王」の強さが半端ない。自機の攻撃を軽快なフットワークで交わし、なかなか被弾してくれない。それ故、ゲーム時間のほとんどは、メモリー女王戦で費やされる。
家庭用ではドリームキャスト版とPS2版があるが、PS2版「ティンクルスタースプライツ -La Petite Princesse-」はほぼ続編と言っても良い。
ティンクルスタースプライツ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: 案内 , 検索 『 ティンクルスタースプライツ 』は、縦スクロール対戦 シューティングゲーム のシリーズ、またはその第1作目のタイトルである。 目次 1 ティンクルスタースプライツ 1.1 キャラクター 1.2 システム 2 ティンクルスター スプライツ 〜La Petite Princesse〜…
ライデンファイターズ(セイブ開発・1996)
セイブ開発がリリースした「雷電」の派生作品。元々は「ガンドッグス」というタイトルで開発されていたが、売上等の関係で雷電が冠に付いたという経緯がある。作風としてはショット・溜め撃ちとボンバーを使いこなす、ややオーソドックスなスタイル。
雷電のように超早い弾が飛んでくるのが特徴だが、テンポが非常に早く、選択できる機体の数の多さから、どことなく彩京シューティングを思わせるものがある。自機の性能は機体によって極端であり、隠しキャラクターである「ジャッジスピア」「スレイブ」が強い傾向にある。
隠しボーナスの多さも本作の特徴。敵の同時破壊や速攻破壊などのボーナスが数多く仕込まれている。他にも、勲章ボーナスの細かい仕組みを知っていると、スコアが飛躍的に上昇する。また、自機に敵弾をかすらせると得られる「かすりボーナス」が導入されており、今後の数多くの作品にシステムとして盛り込まれる事となる。
デフォルトで選択できる6機体はやや弱い傾向があり、駆け出しの頃は、バイバーフェイズ1の自機「ジャッジスピア」を使うことになる。自機速度は非常に早いが、圧倒的に攻撃力が高く、速攻撃破などに向いている機体である。
続編には「2」「JET」があり、機体の数が初代の倍近くに増えている。続編も、システムの大元はほとんど変わっていないが、機体の強さの偏りが段々激しくなっていく傾向にある。
家庭用では、Xbox360にて「1」「2」「JET」が同時収録された「ライデンファイターズACES」が発売されている。
ライデンファイターズ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: 案内 , 検索 ライデンファイターズ ジャンル シューティングゲーム 対応機種 アーケード [AC] Xbox 360 [360] 開発元 [AC]: セイブ開発 [360]: ガルチ 発売元 [AC]: セイブ開発 [360]: サクセス 人数 1〜2人(同時プレイ可) 発売日 [AC]: 1996年…
バトルガレッガ(ライジング・1996)
ライジングの縦スクロールシューティング。スチームパンク主体の作風で、タイトーの「ガンフロンティア」がベースとなっている。デフォルト機体が4機、隠し機体が4機の計8機の中から自機を選択。ショット・ボンバー・オプションのフォーメーションチェンジの3種のボタンを使いこなし、敵の軍勢を蹴散らしていく。
本作は自機の一つ一つの行動で、ゲーム中の「ランク」が細かく変動するのが特徴。ショットの連射や無駄弾・アイテムを取った数の他にも、残機数・敵の弾を封じた数・電源を投入から経過した時間など、細かい動作にランクの要素が絡んでいる。ランクを抑えるには残機数を少なくしつつ、無駄弾を撃たないのが基本で、それを守らないと、後半面はクリアできないほどの難易度に変化する。
スコアを100万点取る毎にエクステンドする性質があるのを利用し、攻略として「自爆」が欠かせないゲームでもある。上手になっていくと、スコアを稼いでは自爆を繰り返すという、何とも破天荒なプレイになってしまう。その他、スコア絡みやその他もろもろの隠し要素も多く、細かい仕様まで全て取り上げるときりがない。
他のシューティングには見られないような特殊な仕様が目立つゲームであるため、非常に好き嫌いの分かれやすいシューティングではある。しかし、特殊なゲーム性に惹かれる人も多く、今現在に至るまで本作に惹かれ続ける人も数多い。
バトルガレッガといえば、必ず取り沙汰されるのが「ブラックハート」。5面と7面に登場し、特に7面に出てくる「ブラックハートMk.II」が死ぬほど強い。ランダム攻撃の多さや、左右に振るワインダー攻撃は地獄そのもの。「ブラックハートMk.II」は、怒首領蜂の「火蜂」が出るまでは史上最強に近かったボスで、「銀河一後方に強い戦闘機」と揶揄されてた。
愛好家が多いゲーム故か、本作には続編も存在する。「アームドポリスバトライダー」「バトルバクレイド」が直系の続編であり、ケイブからリリースされた「鋳薔薇」「むちむちポーク!」も、バトルガレッガのシステムを継承している。
バトルガレッガ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: 案内 , 検索 バトルガレッガ ジャンル シューティング 対応機種 アーケード[AC] セガサターン[SS] 開発元 ライジング 発売元 AC:エイティング AC:Tuning(欧州版) AC:Fabtek(北米版) AC:Metrotainment(香港版) SS:エレクトロニック・アーツ・スクウェア 人数…
2012/03/10 動画整理 バトルガレッガ研究所 YouTube 分室 を見てください(手抜き 動画部屋 の中身は上記のページへのリンク集ですw zoome閉鎖で消えた動画はそのうちアップするかも… お知らせ 研究報告 ランク研究報告書 ランクシステムについての詳細 4号機攻略メモ 4号機安全パターンやランク調整のポイント 機体性能 全8機体の基本性能レビュー ショットの裏表 マニアックな小…
バトルガレッガについて細かい考察が成されているサイト。
攻略に役立つ情報も多い。必見!
セクシーパロディウス(コナミ・1996)
アーケード「パロディウス」シリーズ、第3弾。「セクシー」が題材に使われているだけあって、そこら中にセクシーなグラフィックが散りばめられている。ゲームの形式としては「極上パロディウス」とほぼ一緒だが、本作はノルマ制の有無を採用しており、ノルマの成否により、ステージ分岐などに影響してくる。
キャラクターや音楽など、パロディウスシリーズに沿った作りになっており、様々なギミックで楽しませてくれるが、難易度が非常に高く、入り込みの難しいゲームになってしまった。前半ステージで高速面をやらされたり、高次面になると撃ち返し弾が飛んできたりと、異様なまでの難易度上昇が目立つ。攻略の役に立つベルの出現数も、極上パロディウスに比べると少なめ。
不条理なまでの難易度もあってか、極上パロディウスの後塵を拝した感が否めない。演出等やBGMが良い出来なだけに、とても勿体無い作品となってしまっている。
セクシーなキャラは多いが、攻撃はセクシーどころの話ではなく、激辛レベル。3面(2面ノルマ失敗ルート)のボス・メデューサは、誘導レーザーと弾幕を繰り出す超難敵。他、乱入ステージボス「ゆうこ」も、ボスとしてはかなり強めだった。
「極上パロディウス」にもあったエクストラステージも存在するが、ノルマを全て成功させて最終面をクリアするのが条件であり、達成がかなり厳しい。特に乱入面ボス5連戦でミスしてはいけない、というノルマがかなりキツかった。
セクシーパロディウス 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: 案内 , 検索 セクシーパロディウス ジャンル シューティングゲーム 対応機種 アーケード [ AC ] プレイステーション [ PS ] セガサターン [ SS ] プレイステーション・ポータブル [ PSP ] 開発元 コナミ [ AC ][ PS ][ SS ] コナミデジタルエンタテインメント …
レイストーム(タイトー・1996)
タイトーからリリースされた「レイフォース」の続編。グラフィックが全て3Dポリゴンで表現されていて、立体感が増している。ゲーム自体は後方俯瞰視点で進む縦スクロールシューティング。衛星「セシリア」による突然の地球破壊宣告を受けて、オーバーテクノロジーによって開発された機体「R-GRAY」をセシリアに向かわせるといったストーリー。
「レイフォース」と同様に、ショットとロックオンレーザーが主要武器になっているが、機体によってロックオンレーザーの性能が変わる。新要素として、同じ場所に全部ロックをかけて発動させる「ハイパーレーザー」と、ボタン同時押しで発動する攻撃「スペシャルアタック」が追加されている。最後にロックオンした敵ほど高いスコアが取れるという、レイフォースの要素も引き継いでいる。
難易度は相当高めで、まともにプレイすると交わしにくい攻撃が多い。ランダムで撒き散らされる攻撃や、後方俯瞰視点による独特の挙動も目立つため、慣れを要したとしても一筋縄ではいかない。下手したら、前半面ですら歯が立たないレベルに思えるかもしれない。
しかし、難易度によるデメリットを綺麗な演出がを打ち消している点も見逃せない。変形するボスに代表される敵のデザインや、深々と描かれた3D表現を生かした展開、そして河本圭代(TAMAYO)氏による美麗なBGMなど、見所が沢山ある。レイストーム独特の演出は、世紀を超えても名作と呼ばれ続ける所以でもある。
流石ポリゴンを駆使しているだけに、こだわりのデザインが多いのも特徴だが、中でも6面のボスである「アラリック」はロボ変形や独特のフォルムなど、見るべき所が多い。しかも、レイストームの中では最強ボスの一角に座っているだけに、まさにカリスマと呼んでも相応しい存在。このボスに会いたいがために、レイストームをやり続けた人も居るのでは。
レイストームはPS版に移植されており、PS版では「13機モード」など新しいモードが追加されている。近頃はXbox360のライブアーケードでも「レイストームHD」が配信されており、PS版の要素に加えて、「R-GRAY0」「R-GEAR」といった新機体も追加されている。
レイストーム 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: 案内 , 検索 レイストーム ジャンル シューティングゲーム 対応機種 アーケード [AC] プレイステーション [PS] セガサターン [SS] Windows [Win] プレイステーション2 [PS2] Xbox 360 [360、Live Arcade] プレイステーション3 [PS3、PlayStat…
レイストーム攻略 R-Gray1 de サクッと1コインALL 1面〜4面までは、覚えておくと安全程度で、 5面〜8面までは、細かく載せていきます。 *1面を除き道中ボスの攻略を作成予定* 無理なロックは、パターンが出来るまで止めた方が良いです。 ショットを大いに使っていきましょう。 PS版レイストームでの ランク上昇 (ノーミス)は写真の通りです。(私見) ただ、このランクだと5面以降は少し難…
自分がXbox360版「レイストームHD」で、R-GRAY0ノーコンティニュークリアした際に参考にしたサイトです。各ステージの攻略法が事細かに書かれています。
蒼穹紅蓮隊(ライジング・1996)
ライジングの縦スクロールシューティング。「死角なし!」というキャッチコピーが印象的な作品。ストーリー上では、企業間の闘争が展開されている。ショットボタンを押し続けると「ウェブ」と呼ばれるワイヤーフレームを展開してロックオン、ボタンを離すと強力な攻撃を放つことができる仕組みになっている。
企業間闘争がテーマになっているゲームだが、宇宙空間や陸上を舞台にした場面が多い、言わばスペースシューティングに属する。オープニングや敵ボス破壊などで表示される、明朝体で書かれたデカデカとした文字が、とても印象に残りやすい。
速い弾・避けにくい弾が多く、パワーアップしまくっていると「バトルガレッガ」のようにランクが上昇するため、難易度はかなり高い。しかし、本作におけるハイレベルなグラフィックはこれまでのライジングシューティングに比べると美麗で、なおかつ力強い描写になっている。各ステージのボス登場の演出は見応えあり。
崎元仁氏によるBGMも評価が高く、場の雰囲気と非常にマッチしている。「レイストーム」同様、演出面で評価の高い作品の一つだと言える。
蒼穹紅蓮隊 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: 案内 , 検索 蒼穹紅蓮隊 ジャンル シューティング 対応機種 アーケード(ST-V)[AC] セガサターン[SS] プレイステーション[PS] EZアプリ(BREW) [EZ] ( W31CA 、 W31S のみ対応) 開発元 ライジング 発売元 AC・EZ:エイティング SS:エレクトロニック・アーツ・ビクタ…
怒首領蜂(アトラス/ケイブ・1997)
ケイブの作品「首領蜂」の続編。システムは首領蜂とほぼ同じで、自機を3種類から選ぶことができる他に、ショット強化・レーザー強化を施すことができるようになった。他、首領蜂からの変更点として、ゲットポイントシステム(GPS)、マキシマムボーナスなど、スコア周りのシステムが追加されている。
最大の特徴は、圧倒的な敵弾の量にある。敵弾は1画面の中に最大245発まで出せるため、そこら中が弾だらけになる事が多い。なので、終始弾幕の中を掻い潜るという展開になっているが、自機の当たり判定が中央数ドットしか無いため、画面中が弾だらけでも意外と生き残れる事が多い。ミスすれば手持ちのボンバーのストックが増えていくなど、異常な弾数の中においても、初心者でもプレイしやすくできているのが強み。
ただし、1周目がクリアできても、特定の条件を満たして行くことができる2周目は一筋縄では行かなく、シューティング上級者でも手間取るような難易度となっている。そして、その最奥部に潜むボス「蜂」そして「火蜂」の放つ絶望的な弾幕は、これまでのシューティングの常識を覆すほどのインパクトを与えてくれた。
初心者でもそこそこプレイでき、上級者でも歯応えのある難易度に立ち向かえるゲーム性の甲斐あってか、多くのプレイヤーの支持を得ることができ、歴史に語り継がれる名作となった。この作品のヒットを機に「弾幕シューティング」というジャンルが徐々に浸透していくことになる。
「死ぬがよい」
その後、まさに死ねと言わんばかりの弾幕が・・・今や、怒首領蜂シリーズのお約束の言葉である。
圧倒的な弾幕で暴れまわる、ラスボス「火蜂」。正直、暴力的としか言い様がなく、シューティングをやり慣れてる人でも、気合で交わすしかないという有様。当時このボスを見た時の衝撃というものは計り知れなかったものだが、時代が進み、これのさらに上を行く弾幕を放つボスが幅を効かせようなど、誰が思ったことか・・・
大ヒット作ということもあり、怒首領蜂はシリーズ化の一途を辿ることとなる。派生作品も数多くあり、他社メーカーもこぞって弾幕系をリリースすることとなる。
怒首領蜂 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: 案内 , 検索 怒首領蜂 ジャンル シューティングゲーム 対応機種 アーケード [AC] セガサターン [SS] プレイステーション [PS] 開発元 [AC] ケイブ [SS] ケイブ [PS]: SPS 発売元 [AC]: アトラス [SS]: アトラス [PS]: SPS 人数 1~2人 メディア [AC]:…
圧倒的存在感 シュバルリッツ・ロンゲーナ大佐
ストライカーズ1945II(彩京・1997)
「ストライカーズ1945」の続編。操作性は前作と変わらず、ショット・溜め撃ち・ボンバーを使いこなすタイプになっているが、溜め撃ちはゲージのレベルによって威力が変わるようになっている。機体の数は6種類。前作から登場したライトニングや震電の他にも、フライングパンケーキといった変わり種も登場する。
この作品もまた、高速弾を決まった動きで交わすといった、従来の彩京シューティングのテンプレートに則った形になっている。しかし、本作は他彩京作品に比べるとバランスに優れている作品になっていて、よりゲーム性が重視された作風になっている。演出面こそ落ち着いてはいるが、彩京作品の「やりやすさ」は損なわれていないので、安心して遊べる。
彩京の全ての作品の中で、バランスにおいては右に出るものはないほどの存在。前半ステージは初心者にはやりやすく、後半ステージは歯応えのある難易度。それでいて、アドリブでもある程度のフォローが効く点も見逃せない。純粋に遊んでいて楽しい作品である。
自機として選べる6機体は、それぞれ利点・欠点を抱えてはいる。その中でも「疾風」がずば抜けて強く、扱いやすい。初心者向けとしては間違いなくオススメの機体。慣れてきたら、パンケーキなり、モスキートなりに鞍替えしていけばいい。こういった「踏み台」を用意してくれる辺りも、本作の作りの上手さの一つだと言える。
アーケード版がリリースされてもう10年以上経っているが、未だにゲームセンターに置かれている率の高い作品。整ったバランスと、手軽に遊べる利点が噛み合った結果が功を奏しているのかもしれない。
ストライカーズ1945 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: 案内 , 検索 『 ストライカーズ1945 』( Strikers- )は 彩京 が製作した業務用縦スクロール シューティングゲーム 。 本項では『 ストライカーズ1945 』(以下、『初代』と表記)の他、続編の『 ストライカーズ1945II 』(同『II』)、『 ストライカーズ1945PLUS 』(…
ストライカーズ1945IIの記述部分に飛びます。
Gダライアス(タイトー・1997)
アーケードダライアスシリーズとしては「ダライアス外伝」に続く第4作目。レイストームのようにグラフィックにポリゴンが導入され、ソリッドさが強調されている。THIMA(シーマ)に襲われた惑星アムネリアを救うべく、サムラック・ライダとルティア・フィーンが、最新鋭戦闘機「シルバーホーク」に乗り込み、THIMAを撃退すべく飛び立つ・・・といったストーリーが展開される。なお、時系列的には初代「ダライアス」の前の時代にあたる。
本作の特徴は「キャプチャーボール」。前作「ダライアス外伝」の中ボスを操るボールがシステム化したものとなっている。敵にキャプチャーボールを撃ち込み、強力な攻撃を繰り出すことができる。その中でも、キャプチャーボール絡みで放つことができる「αビーム」が派手で強力。強力なだけでなく、敵ボスの「βビーム」とのビーム干渉(αビームカウンター)で出せる、極太のカウンタービームが、Gダライアス最大の見せ場となっている。
ダライアスシリーズ最大の特徴である魚戦艦も健在。シリーズの目玉キングフォスルが超巨大化した「クイーンフォスル」や、バリアで攻撃を無効化する「アブソリュートディフェンダー」など、強力な戦艦が目白押し。多彩で派手な攻撃は、シリーズ最高峰とも言える盛り上がりを見せてくれる。
外伝みたいに連射装置の有無でやや難易度に差が出てしまう作品ではあるが、スコア周りのシステムは、ポリゴンによる描写と共に丁寧に作られているのが好感触。さらに従来のシリーズと同様に、小倉久佳(OGR)氏によるBGMと背景とのシンクロも健在。シューティングとして手の抜かれていない造りは、ダライアスシリーズを支える原動力にもなっている。
魚戦艦については「ファイヤーフォッスル」「ジ・エンブリオン」など見所だらけなのだが、やはり最終目標として挙げられるのは、シリーズ最強ボス・グレートシングこと「G.T.」。BGMに合わせて雷雨の中に顔を見せるシーンは鳥肌モノ。実際に戦うとさらに戦慄で鳥肌が立つことだろう。
アーケード版には、バージョンアップ版として「Gダライアス Ver.2」がリリースされている。しかし、回転率を優先させようとした余り、高難易度化が目立ち、プレイヤーの受けは非常に悪いものとなった。
移植がやりやすかったのか、家庭用移植作品が多め。しかし、移植具合よりも、処理落ち関係が業務用に比べて違いが大きい傾向にある。
Gダライアス 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: 案内 , 検索 Gダライアス ジャンル シューティング 対応機種 アーケード [AC] プレイステーション [PS] プレイステーション2 [PS2] 開発元 タイトー 発売元 タイトー 人数 1~2人(同時プレイ可) メディア [AC]: FXシステム [PS]: CD-ROM 発売日 [AC]: 1997年…
エスプレイド(アトラス/ケイブ・1998)
ケイブの縦スクロールシューティング。弾幕がメインになっていて、見た感じは「怒首領蜂」が踏襲されている。選べるキャラクターは3人の超能力者。ショット・パワーショット・ガードバリアを使いこなしつつ、巨大犯罪組織「夜叉」に立ち向かう。
シューティングとしては、「人間が空を飛ぶ」という珍しいスタイルを取っている。従来の作品の多くは飛行機が空を飛ぶものが大半だったので、本作のようなスタイルは非常に珍しくあるのだが、スマートに遊べる作品である事が功を奏してか、本作以降、人間が空を飛ぶシューティングが珍しいものでなくなった感がある。
「怒首領蜂」のような弾幕シューティングになっているため、向き不向きもありそうだが、絶望的な難しさという訳でもないので、やり込めばそれなりに先へは進めるようになっている。それでもラスボス(ガラ婦人)と準ラスボス(軍神アレス)の強さは半端ではなく、これぞケイブのシューティングだ!という誇りすらも感じさせる。
強力なラスボス「ガラ婦人」。あの「火蜂」に比べると大人しい方ではあるが、それでも攻撃はエグいものが多く、流石はラスボスといった貫禄を見せてくれる。蝶のように羽根を広げたり、弾幕を雪のように展開させたりと、「婦人」らしい美しさをも感じさせる。最終段階の「百裂張り手」は圧巻。
作品のグラフィックを担当してるのが、「BATSUGUN」でもグラフィックを担当した、井上淳哉氏。多くのケイブ作品は、同氏によるグラフィックがメインになっている感がある。なお、同氏の漫画「おとぎ奉り」に、エスプレイドのキャラクターによく似た人物が何人か登場する。
エスプレイド 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: 案内 , 検索 エスプレイド ジャンル シューティングゲーム 対応機種 アーケード [AC] 開発元 ケイブ 発売元 アトラス 人数 1〜2人 メディア 業務用基板 稼働時期 1998年 テンプレートを表示 『 エスプレイド 』( ESP RA.DE. )は、 1998年 に ケイブ が開発し アトラス が販売…
ブレイジングスター(SNK/夢工房・1998)
ネオジオでリリースされた、障害物ギミック有りの横スクロールシューティング。開発である夢工房(エイコム)が、以前ネオジオで発売したシューティング「パルスター」の続編としてリリースしたもの。現に、パルスターに登場したキャラクターも本作に出てくる。自機は、連射ショット、溜め撃ち、そしてチャージショット中にブレイクボタンを押すと繰り出せるブレイクショットを使う事ができる。
独特のプリレンダリング(3Dモデルから2Dモデルへの描き起こし)で描かれた背景・キャラクターが独創的な世界を生み出している。自機キャラクターの個性も際立っており、選んだキャラクターによって性能が大きく異なってくる。中には、パワーアップの概念が全く存在しない機体なんてのも存在する。
前半から中盤にかけてはそこまで高い難度というわけでもなく、突出したプレイで無い限りは先に進みやすいゲームでもある。後半面のヤマである6面がかなり冗長で難しいのが難点だが、ネオジオシューティングの中では比較的やりやすく作られた良作。ネオジオの特性上、末永くゲーセンに置かれてあることも多い作品でもある。
前半面のヤマである3面ボス。スローがかかる中で弾幕を潜り抜けるのは、結構緊張感がある。大気圏上で戦う演出も相俟って、本作中では最も印象に残りやすいシーンになっている。
ブレイジングスターでの魅力は「ジュエル」で高得点をがっぽり稼げる点にもある。大量に出現するジュエルを取り続けると、最大で「81560(エイコム)」点を得ることができる。スコアによるエクステンドの類は無く、しかもジュエルを取りまくると難易度が上昇するのだが、インフレ気味に上がるスコアは恐ろしいほどの魔力を持っているのである・・・。
ブレイジングスター 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: 案内 , 検索 ブレイジングスター ジャンル シューティングゲーム 対応機種 アーケードゲーム [AC] NEOGEO [NG] 開発元 夢工房 発売元 SNK 人数 1〜2人 メディア [AC] Multi Video System [NG]ロムカセット 発売日 [AC] 1998年 1月19日 [NG…
レイクライシス(タイトー・1998)
タイトーのポリゴン式縦スクロールシューティング。「レイフォース」「レイストーム」に続く、レイシリーズ第3作目。これまでの作品とは違い、仮想空間ネットワークの中が舞台となっており、ワイヤーフレームが多用された背景が印象的に映る。時系列的には、レイフォースの時代よりも前にあたる。
グラフィック・システム・BGMなどから「レイストーム」をほぼ踏襲した出来になっているが、本作ならではの様々な試みが成されているのが特徴的。その中でも、プレイヤーの進行状況をセーブできる機能は、試みとしては非常に面白い。プレイし続けると、ステージ選択ができたり、隠し機体が解放されたりもする。
また、本作独特のシステムである「侵食率」もまた新しい試みの一つ。敵が画面上に残っていたり、敵を逃したりすると侵食率が上昇し、敵を破壊すると侵食率が低下するという仕組み。侵食率が100%まで到達すると、強制的にラスボスと戦わなければならない、というギミックが発生する。
しかし、ステージ選択にはクレジットを多く費やす必要があったり、さらに進行状況のセーブは64人分しか保存できないということもあり、多少の制約がつきまとうのがネックとなった。難易度も非常に高いもので、独特の視点も相俟って、ボス戦は手慣れたプレイヤーであっても手間取るものとなっている。総じて、レイシリーズの中では、評価が低めに見られがちな作品である。
レイクライシス 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: 案内 , 検索 『 レイクライシス 』(RAY CRISIS)は、 タイトー から1998年にアーケートゲームとして発売された2D縦スクロール シューティングゲーム 。『 レイフォース 』、『 レイストーム 』と続くRAYシリーズの3作目。前作までの要素を引き継ぎつつ、プレイヤーがゲームの進行状況をセーブでき…
レイディアントシルバーガン(トレジャー・1998)
トレジャーがリリースした、横画面縦スクロールシューティング。当時のトレジャーは、メガドライブやセガサターンで猛威を振るった気鋭のメーカーとして有名だった。「石のような物体」に滅ぼされた地球が舞台で、宇宙上に残った僅かの人間が、人類の存亡をかけた戦いに趣くというもの。
1レバー3ボタンを扱いこなすシューティングだが、自機の使える武器は3つのボタンで7つの武器を使いこなすという、少々複雑なもの。それぞれの武器の特性を生かさないと突破できない場所も多く、基本的には全部の武器を使いこなさないとクリアできないようにできている。
また、ボス敵以外の敵キャラクターには赤青黄の色が割り振られており、決まった色の敵を3機撃破してチェーンボーナスを取っていくのが基本プレイとなる。スコアはそのまま経験値として割り振られるため、攻撃力を高めるにはスコア稼ぎはほぼ必須。なので、他の敵を倒さないように決まった色の敵を倒していくスキルが要される。障害物の多い狭い隙間を抜ける展開が多かったり、敵を盛大に撃ちまくれなかったりと、他のシューティングに比べると癖が強い。
クリアを目指す場合は、激しいまでのパターン化が必要で、好みの分かれやすいタイプのゲームと言える。しかし、ソリッドに固められたグラフィックと敵の多彩な攻撃に練り込まれた跡が見受けられるのが利点。時間軸の違いから生まれる独特のステージ構成、崎元仁氏によるオーケストラ調のBGMなど、本作ならではの見所も多く、10年以上経った現在でもファンの多い作品となっている。
レイディアントシルバーガン 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: 案内 , 検索 レイディアントシルバーガン ジャンル シューティング 対応機種 アーケード(ST-V)[AC] セガサターン[SS] Xbox Live Arcade[XBLA] 開発元 トレジャー 発売元 AC: セガ SS: ESP XBLA:マイクロソフト デザイナー 井内ひろし 音楽 崎元…
TREASURE VIDEO GAMES UNOFFICIAL FANPAGE [R ADIANT S ILVERGUN ] 開発:トレジャー 販売:(AC版)セガ / (SS版)ESP / (XBLA版)マイクロソフト AC版:1998.5.28. / SS版:1998.7.23. / XBLA版:2011.9.14. ジャンル:横画面縦スクロールシューティング …はじめに… 〜「NO REF…
レイディアントシルバーガンの舞台背景や、オマージュ元などが詳細に記されています。
特に、オマージュについては超必見。
グラディウスIV(コナミ・1999)
名作横スクロールシューティング「グラディウス」の続編。操作法はグラディウスシリーズの1レバー3ボタンを踏襲している。グラディウスIIのようなタイプ別のパワーアップ選択になっており、6種類の装備と2種類のシールドから選択できる。
「グラディウスII」を参考に作られているようで、最初の流体金属ステージや、3面の泡ステージなどに、グラディウスIIの面影を感じさせてくれる。基板の性能こそ上がってはいるが、ステージ構成を見るにつけ、どことなく懐かしさを感じさせる造りになっている。
ただ、ゲーム性がやや整っていないのが難点で、従来のグラディウスシリーズに比べても、かなり難易度の高さが際立ったゲームになっている。特にパワーアップ周りがやや不安定で、装備すると返って不利になるような武装も見受けられる。レーザー系の弱体化が著しく、実はノーマルショットの方が強かった、という洒落にならない事態も・・・。
前半からアドリブを要する動きが必要だったり、オプションを的確に張らないと詰まるポイントがあったりと、全体的に窮屈なプレイを強いられてる感が否めない。グラディウスシリーズの持つ見所のあるステージは健在ではあるが、演出が使い古されている感もあり、シリーズの中ではやや低評価に落ち着く作品となっている。
グラディウスIV -復活- 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: 案内 , 検索 グラディウスIV -復活- ジャンル シューティングゲーム 対応機種 アーケード [AC] プレイステーション2 [PS2] [1] PSP [2] 開発元 コナミ (→ コナミデジタルエンタテインメント ) 発売元 コナミ(→コナミデジタルエンタテインメント) 人数 1人(2人交…
GRADIUS IV 〜復活〜 ここはGRADIUS4の攻略コーナーです。基本的に6番機を使用し1周クリアを目指す方向けに製作しました。 まだクリアしてない方があまり点効率を考えず、とりあえず1周クリアするのに必要な知識&ヒントなどを中心に掲載していきます。 STAGE1(流体金属) STAGE2(宇宙植物) STAGE3(泡&結晶) STAGE4(火山&マグマ) STAGE5(モアイ像) ST…
グラディウスIVの画像つき攻略。
難易度が高いゲームなので、是非ご参考までに。
ギガウイング(カプコン/タクミコーポレーション・1999)
カプコン販売、タクミコーポレーション開発でリリースされた縦スクロールシューティング。弾幕系シューティングに属し、キャラデザインに漫画家の冬目景氏を起用している。ショット・ボンバー、そしてリフレクトフォースの3つの武器を駆使しつつ、敵の軍勢を蹴散らす。
攻略の鍵となる武装が「リフレクトフォース」。発動している間は敵弾を弾き返す事ができるという優れ物で、事実上の長い無敵時間を作ることができるのが強み。リフレクトフォースで弾き返した弾を敵に当てると、スコア稼ぎに重要な勲章が出現するので、ガンガン使うべき武器に仕上がっている。
そして、タイトルにもある「ギガ」が示すかの如く入るスコアの量にも注目。「億」や「兆」単位まで入るスコアは、これまでのスコアの概念をぶち破るほどのインパクトを有している。出現する勲章は倍率を稼ぐためにあるが、その倍率でさえも万単位で入る仕様になっているため、インフレの加速具合が伺えようというものである。
弾幕シューティングは「弾の間を縫って動く」特性上、神経を擦り減らしやすいものも多いが、本作の場合は「リフレクトフォース」という武装のおかげで、豪快に動くことが可能となっている。豪快な入り方をするスコアと相俟って、本作はインパクトの強い仕上がりになっている。
ギガウイング 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: 案内 , 検索 『 ギガウイング 』( Giga Wing )は、 匠 が開発、 カプコン が 1999年 3月に発売した シューティングゲーム 。同年11月には ドリームキャスト への移植版が発売された。キャラデザインは 漫画家 の 冬目景 が担当している。 目次 1 概要 2 ゲームシステム 3 キャラクタ…
ぐわんげ(アトラス/ケイブ・1999)
室町時代が舞台の純和風弾幕シューティング。賀茂源助、柊小雨、シシンの3人から選択し、式神の試練を超えるべく「獄門山」へ向かうというストーリー。3人のキャラクターは「式神」をまとっており、それぞれショットの性質が異なる。
ケイブ作品ではお馴染みの弾幕系に属するが、キャラクターが地上を歩いている関係上、地形の制約を受けるのが特徴。そのため、地形の制約を受けずに動き回れる「式神」の使いこなしが重要となってくる。式神で敵弾を止めつつ、敵を破壊して敵弾を消して活路を開くといった、これまでの弾幕シューティングとは異なる攻略が必要となる。
全方位スクロール、全方位から飛んでくる弾幕、足場の制約など、弾幕シューティングである事を抜きにしても、これまでのシューティングに比べて癖が強すぎるため、かなり好みの分かれやすいシューティングではある。しかし、決して詰まるような配置にはなっていないため、攻略性は極めて高く、ツボにハマれば楽しめる作品に仕上がっている。
さらに、室町時代を舞台とした独自の世界観は、これまでのシューティングでは見られないもの。壺姫や猫蜘蛛などに代表される数多くの妖怪達が生き生きと動く様は、無機質な機械の多いシューティングの中では極めて異端であり、実に見応えのあるものになっている。
おどろおどろしい妖怪のデザインは、見るだけで凄まじいインパクトを持っている。3ボスの「猫蜘蛛」や4ボスの「獣社」などもすごいが、特にすごいのがラスボス前に居座る「ぐわんげ様」。胎児をモチーフにしたその姿は、この世のものとは思えない、実におぞましい姿を露わにしてくれる。
家庭用移植は、2010年の11月にようやくXbox360のライブアーケードにて移植。アーケードでリリースされて実に10年以上経っての移植。Xbox360版には、オリジナルのぐわんげの他に、式神を敵に重ねることで全ての敵弾がスローになる「アレンジモード」が追加されている。
ぐわんげ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: 案内 , 検索 ぐわんげ ジャンル シューティング 対応機種 アーケード[AC] XBOX360( Xbox Live Arcade ) 開発元 ケイブ 発売元 アトラス [360]:ケイブ 人数 1〜2人 メディア 業務用基板 稼働時期 [AC]:1999年 [360]:2010年11月10日 価格 [360]:…
1990年後期のシューティングをまとめてみて・・・・・
1990年前期の流れを、ほぼ受け継ぐかのように進んできた1990年代後期。ゲーセンでは対戦格闘ゲームの流れが徐々に落ち着いてきた時代。そんな中においても、シューティング作品はそれなりにリリースされ続けている。ただし、ゲームジャンルの細分化が進んだのも影響してか、リリースのペースはやや鈍化傾向になりつつある。
90年代後期は、80年代に比べると、ナムコやコナミといった大手メーカーの作品がなかなか振るわず、代わりに彩京・ライジング・セイブ開発、そしてケイブといった、当時の中堅どころのメーカーが良作をリリースしている傾向にある。シューティングというジャンルに関しては、何となく「世代交代」の波をも感じさせる。
「バトルガレッガ」「レイストーム」「ストライカーズ1945II」といったヒット作も粒ぞろいながらリリースされているが、最も大きなムーブメントといえば、やはり「弾幕シューティング」の開祖とも言える「怒首領蜂」がリリースされた事。この作品がシューティング界に与えた影響は極めて高く、以後は弾幕系のシューティングの割合が高くなっていく。
そして、「怒首領蜂」をリリースしたケイブ自身も、これを機にシューティングメーカーとしてのパイオニアの地位を築くこととなり、現在に至ってもシューティングというジャンルを引っ張るメーカーとして名が知られるようになっていく。
しかし、2000年以降は、アーケードゲームがさらなる転換期を迎え、同時にシューティングの立場もやや危ぶまれる傾向になりつつあった・・・。
次回「知っておきたいアーケードシューティング(2000年代??)」へ続く・・・
かもしれない。
関連・参照サイト
アーケードの年代を調べるのに参考になりました。
最新のゲームまでバッチリ網羅されています。
今回のまとめを見て、シューティングに興味を持って下さった方は、こちらを参照のこと。
っていうか、あっ!そうだ!うちのサイトだったんだ!(しらじらしい)
ここで紹介したのは、まだほんの一部に過ぎないため、「ウルトラ警備隊を紹介してないなんて、いけずな人や」とか「紫炎龍も紹介してくれるんじゃなかったの??」みたいに怒ってらっしゃる方も、このサイトを見て我慢してくださいください。決して無視してるわけじゃないのよ・・・