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もはや格言!銀河英雄伝説のセリフをビジネス風にすると?まとめ

仕事・就職 銀河英雄伝説

銀河英雄伝説の名言やセリフをビジネス風にすると、格言へと早変わり!

『銀河英雄伝説』(ぎんがえいゆうでんせつ)は、田中芳樹によるSF小説。略称は『銀英伝』(ぎんえいでん)。

※そんな銀河英雄伝説のセリフをビジネス風にすると?

  1. ホワイト企業というのはな、キルヒアイス。 無能が最大の悪徳とされないような幸福な会社を指して言うのだ。
  2. ブラックの企業には思想の潮流が二つあるんだ。生命以上の価値が存在する、という説と、生命に優るものはない、という説とだ。経営者は戦いを始めるとき前者を口実にし、裁判をやめるとき後者を理由にする。
  3. 一度も起業したことのない奴が、起業について偉そうに語るのを信用するのかい?
  4. 蒙昧にして臆病なる社畜ども、ねずみの尻尾の先ほどでも勇気があるなら、ブラックをでて堂々と転職せよ。その勇気がないなら、内実のない自尊心など捨てて残業するがよい。命を救ってやるばかりか、無能なお前たちが食うに困らぬていどの財産を持つのも許してやる。
  5. あなたがたが出て行かれるのを、ぼくは制めはしません。ですから、あなたがたも気持ち良く転職なさってください。何も今日までのあなたがた自身を否定なさる必要はないでしょう。ご苦労様でした、と申し上げておきます。
  6. 「あれはべつに粉飾ではないさ。おれ自身も存在を知らなかったのであって、意図的に隠していたわけではない。公明正大なもので、誰からも後ろ指をさされる筋ではないさ」 「株主が聞いたら、後ろから蹴とばしたくなるでしょうな」
  7. いい人間、りっぱな人間が、無意味に鬱になっていく。それがIT企業であり、ニューエコノミーであるんだ。ITやインターネットの罪悪は結局そこにつきるんだよ、ユリアン。
  8. 私は一流たろうと志してきたし、それを実現するためにひとつの掟を自分自身に科してきた。つまり、自ら陣頭に立つことだ。かつて戦って倒してきた能なしの社長どもと私が異なる点はそこにある。社員たちが私を支持する理由もだ。
  9. 私は人事権を持った人たちに、つねに問いかけてゆきたいのです。あなたたちは何処にいるのか、社員たちを死地に送りこんで、あなたたちは何処で何をしているのか、と
  10. 個人が勝算のない戦いを挑むのは趣味の問題だが、社員をひきいる経営者がそれをやるのは最低の悪徳である。
  11. エミールよ、それはちがう。名社長というものは退くべき時機と逃げる方法とをわきまえた者にのみ与えられる呼称だ。進むことと闘うことしか知らぬ猛獣は、外資のひきたて役にしかなれぬ。
  12. 会社なんてものは単なる道具にすぎないんだ。そのことさえ忘れなければ、たぶん正気をたもてるだろう。
  13. 一流の経営者の目的は、権力によって何をなすか、にあるが、二流の経営者の目的は、権力を保持しつづけること自体にあるからだ。
  14. この世でもっとも醜悪で卑劣なことはな、実力も才能もないくせに相続によって経営権を手にすることだ。それにくらべれば、買収は一万倍もましな行為だ。すくなくとも、経営権を手に入れるための努力はしているし、本来、それが自分のものでないことも知っているのだからな。
  15. 私がきらいなのは、自分だけ安全な場所に隠れて競争を賛美し、愛社精神を強調し、社員を現場にかりたてて後方で安楽な生活を送るような輩です。こういう連中と同じ社のもとにいるのは、耐えがたい苦痛です。
  16. どれほど非現実的な人間でも、本気で不老不死を信じたりはしないのに、こと会社となると、永遠にして不滅のものだと思いこんでいるあほうな奴らがけっこう多いのは不思議なことだと思わないか。
  17. およそ、社内が強固であるのに、他社の攻撃のみで倒産した会社というものはありませんからな。内部の腐敗が、外部からの脅威を助長するのです。そして、ここが肝腎ですが、会社というものは、下から上へ向かって腐敗が進むということは絶対にないのです。まず頂上から腐りはじめる。ひとつの例外もありません。
  18. 人間の行為のなかで、何がもっとも卑劣で恥知らずか。それは、経営権を持った社長、社長に媚びを売る人間が、安全な場所に隠れてサービス残業を賛美し、社員には愛社精神や犠牲精神を強制して現場へ送り出すことです。日本を平和にするためには、外資と無益な戦いをつづけるより、まずその種の悪質な寄生虫を駆除することから始めるべきではありませんか。
  19. いたずらに社員を動かし、売上に驕るのは、企業として健康なありようじゃない
  20. 社員は御社がなくても生きられますが、社員なくして御社は存立しえません。
  21. 忍耐と沈黙は、あらゆる状況において美徳となるものではない。耐えるべきでないことに耐え、言うべきことを言わずにいれば、社長は際限なく増長し、自己のエゴイズムがどんな場合でも通用する、と思いこむだろう。幼児と社長を甘やかし、つけあがらせると、ろくな結果にならないのだ。
  22. リストラとは過去の清算とはなりえても、未来の構築とはなりがたい
  23. 戦略は正しいから勝つのだが、戦術は勝つから正しいのだ。だから、まっとうな頭脳を持ったビジネスマンなら、戦術的勝利によって戦略的劣勢を挽回しようとは思わない。いや、正確には、そういった要素を計算に入れてプレゼンを始めたりはしないだろうよ
  24. ユリアン、戦っている他社の社員なんてどうなってもいい、などという考えかただけはしないでくれ。
  25. これでいいでしょう。経営者というものは、一般社員の家庭が崩壊したところで眉ひとつ動かしませんが、会社関係の建物が下落すると血の気を失うものです。
  26. お気持ちはよくわかります。でも、もしそんなことをしたら、悪い前例が歴史に残ります。部長が自分自身の判断をよりどころにして経営者の命令を無視することが許されるなら、資本主義はもっとも重要なこと、株主の代表が経営権をコントロールするという機能をはたせなくなります。
  27. でも、トリューニヒト社長は株主の意志で社長に選ばれたんです。それが錯覚であったとしても。その錯覚を是正するのは、どんな時間がかかっても、株主自身でなくてはいけないんです。
  28. だが、結局のところ、あなたたち経営者はいつでも切り捨てるがわに立つ。手足を切りとるのは、たしかに痛いでしょう。ですが、切り捨てられる手足から見れば、結局のところどんな涙も自己陶酔にすぎませんよ。自分は会社のため私情を殺して筋をとおした、自分は何とかわいそうで、しかもりっぱな男なんだ、というわけですな。『泣いて馬謖(ばしょく)を斬る』か、ふん。自分が犠牲にならずにすむなら、いくらだってうれし涙が出ようってものでしょうな。
  29. 平社員は上司に従属し、上司は経営者に、経営者は株主に従属するというわけさ。
  30. 偉大な他社と戦うのはビジネスマンの栄誉だが、社員をリストラするのは犬の仕事にすぎぬ。
  31. よい上司とは部下の才幹を生かせる人をいうのです。
  32. 「バブルの一部署にもおよばぬ社員で、外資の九割を相手に商戦をやろうというのだ。恐怖と緊張の極、発狂しても不思議ではなかった。だが発狂した者は誰もいなかった。なぜなら…… 」 「全員、最初から発狂していたようなものだからである 」
  33. 粉飾の90パーセントまでは、後世の人々があきれるような愚かな理由でおこった。残る10パーセントは、当時の人々でさえあきれるような、より愚かな理由でおこった……
  34. 人間は主義だの思想だののためには戦わないんだよ!主義や思想を体現した経営者のために戦うんだ。株主のために戦うのではなくて、経営者のために戦うんだ。
  35. サービス残業や休日出勤は何よりも、いい社員を無益に死なせるからこそ否定されねばならない。
  36. ベンチャーが大企業より悪いなどと、誰が定めたのか。それは既得権を守ろうとする大企業の自己正当化の論理にすぎないではないか。ベンチャーやM&Aによる以外、独占的寡占状態を打破する方法がないのであれば、変革を志す者がその唯一の道を選ぶのは当然のことである。
  37. 奪ったにせよ、きずいたにせよ、創業者は賞賛を受ける資格がある。それは当然だ。 (中略) ・・・・・・だが、自分の実力や努力によることなく、単に相続によって権力や富や名誉を手に入れた者が、何を主張する権利を持っているというのだ? 奴らには、実力ある者に対して慈悲を乞う道が許されるだけだ。おとなしく歴史の波に消えていくことこそ、唯一の選択だ。二代目社長などという存在自体がおぞましいと私は思う。経営権は一代かぎりのもので、それは譲られるべきものではない、奪われるべきものだ。
  38. ◯◯という会社が消滅しても、人間は残る。「社員」ではなく、「人間」が、だ。会社が消滅して最も困るのは、会社に寄生する権力機構中枢の連中であり、彼らを喜ばせるために、「人間」が犠牲になる必要など、宇宙の涯(はて)までその理由を探しても見つかるはずがない。
  39. 組織のなかにいる者が、自分自身のつごうだけで身を処することができたらさぞいいだろうと思うよ。私だって、取締役には、言いたいことが山ほどあるんだ。とくに腹だたしいのは、勝手に彼らが決めたことを、無理に押しつけてくることさ。
  40. 人類の文明が生んだ最悪の病は、会社に対する信仰だろう、と、ヤンは思う。だが、会社とは、人間の集団が生きていく上で、たがいの補完関係を効率よくすすめるための道具であるにすぎない。道具に人間が支配されるのは愚かしいことだ。いや、正確には、その道具のあやつりかたを心得ている極少数の人間によって、大多数の人間が支配されるのだろう。
  41. 愛社精神が人間の精神や人類の歴史にとって至上の価値を有するとは、ヤンは思わない。A社社員にA社社員の愛社精神があり、B社社員にB社社員なりの愛社精神がある――結局、愛社精神とは、ふりあおぐ旗のデザインがたがいに異なることを理由として、サービス残業を正当化し、ときには強制する心情であり、多くは理性との共存が不可能である。とくに社長がそれを個人の武器として使用するとき、その害毒の巨大さは想像を絶する。
  42. 忠誠心というものは、その価値を理解できる人物に対して捧げられるものでしょう。人を見る目のない社長に忠誠をつくすなど、宝石を泥のなかへ放りこむようなもの。社会にとっての損失だとお考えになりませんか。
  43. 二代目社長の病理は、無意識の、傷つきやすい自尊心だった。本人はそれと気づかないだろうが、自身をもっとも偉大で無謬の存在であると信じているため、他人に感謝することができず、自分と異なる考えの所有者を認めることもできないのだ。彼と異なる考えを持つ者は反逆者にしか見えず、忠告は誹謗としか聞こえない。
  44. 「なるほど、二代目社長は不運な人かもしれない。だが、その人に未来を託さねばならない人々は、もっと不運ではないのか・・・・・・」
  45. 体制に対する社員の信頼をえるには、ふたつのものがあればよい。公平な評価と、同じく公平な給料制度。ただそれだけだ。
  46. 部下は完全な上司を見ながら育ったりするものじゃないさ。むしろ、不完全な上司を反面教師にして、部下は自主独立の精神を養うんだ。
  47. 偉そうに言わせてもらえば、ベンチャーとは対等のビジネスパートナーを作る思想であって、 下請けをつくる思想ではないからだ。

ホワイト企業というのはな、キルヒアイス。 無能が最大の悪徳とされないような幸福な会社を指して言うのだ。

平和というのはな、キルヒアイス。 無能が最大の悪徳とされないような幸福な時代を指して言うのだ。 ラインハルト・フォン・ローエングラム

ブラックの企業には思想の潮流が二つあるんだ。生命以上の価値が存在する、という説と、生命に優るものはない、という説とだ。経営者は戦いを始めるとき前者を口実にし、裁判をやめるとき後者を理由にする。

人間の社会には思想の潮流が二つあるんだ。生命以上の価値が存在する、という説と、生命に優るものはない、という説とだ。人は戦いを始めるとき前者を口実にし、戦いをやめるとき後者を理由にする。 ・・・・・・ ヤン・ウェンリー

一度も起業したことのない奴が、起業について偉そうに語るのを信用するのかい?

一度も死んだことのない奴が、死について偉そうに語るのを信用するのかい?(ヤン・ウェンリー)

蒙昧にして臆病なる社畜ども、ねずみの尻尾の先ほどでも勇気があるなら、ブラックをでて堂々と転職せよ。その勇気がないなら、内実のない自尊心など捨てて残業するがよい。命を救ってやるばかりか、無能なお前たちが食うに困らぬていどの財産を持つのも許してやる。

蒙昧にして臆病なる貴族ども、ねずみの尻尾の先ほどでも勇気があるなら、要塞をでて堂々と決戦せよ。その勇気がないなら、内実のない自尊心など捨てて降伏するがよい。命を救ってやるばかりか、無能なお前たちが食うに困らぬていどの財産を持つのも許してやる。ラインハルト・フォン・ローエングラム

あなたがたが出て行かれるのを、ぼくは制めはしません。ですから、あなたがたも気持ち良く転職なさってください。何も今日までのあなたがた自身を否定なさる必要はないでしょう。ご苦労様でした、と申し上げておきます。

あなたがたが出て行かれるのを、ぼくは制めはしません。ですから、あなたがたも気持ち良く出発なさってください。何も今日までのあなたがた自身を否定なさる必要はないでしょう。ご苦労様でした、と申し上げておきます。もう失礼させていただいてよろしいでしょうか ユリアン・ミンツ

「あれはべつに粉飾ではないさ。おれ自身も存在を知らなかったのであって、意図的に隠していたわけではない。公明正大なもので、誰からも後ろ指をさされる筋ではないさ」 「株主が聞いたら、後ろから蹴とばしたくなるでしょうな」

「あれはべつに隠し子ではないさ。おれ自身も存在を知らなかったのであって、意図的に隠していたわけではない。公明正大なもので、誰からも後ろ指をさされる筋ではないさ」ワルター・フォン・シェーンコップ
「カリンが聞いたら、後ろから蹴とばしたくなるでしょうな」オリビエ・ポプラン

いい人間、りっぱな人間が、無意味に鬱になっていく。それがIT企業であり、ニューエコノミーであるんだ。ITやインターネットの罪悪は結局そこにつきるんだよ、ユリアン。

いい人間、りっぱな人間が、無意味に殺されていく。それが戦争であり、テロリズムであるんだ。戦争やテロの罪悪は結局そこにつきるんだよ、ユリアン。 ・・・・・・ ヤン・ウェンリー

私は一流たろうと志してきたし、それを実現するためにひとつの掟を自分自身に科してきた。つまり、自ら陣頭に立つことだ。かつて戦って倒してきた能なしの社長どもと私が異なる点はそこにある。社員たちが私を支持する理由もだ。

フロイライン・マリーンドルフ、私は覇者たろうと志してきたし、それを実現するためにひとつの掟を自分自身に科してきた。つまり、自ら陣頭に立つことだ。かつて戦って倒してきた能なしの大貴族どもと私が異なる点はそこにある。兵士たちが私を支持する理由もだ。 ・・・・・・ ラインハルト・フォン・ローエングラム

私は人事権を持った人たちに、つねに問いかけてゆきたいのです。あなたたちは何処にいるのか、社員たちを死地に送りこんで、あなたたちは何処で何をしているのか、と

私は権力を持った人たちに、つねに問いかけてゆきたいのです。あなたたちは何処にいるのか、兵士たちを死地に送りこんで、あなたたちは何処で何をしているのか、と ・・・・・・ ジェシカ・エドワーズ

個人が勝算のない戦いを挑むのは趣味の問題だが、社員をひきいる経営者がそれをやるのは最低の悪徳である。

個人が勝算のない戦いを挑むのは趣味の問題だが、部下をひきいる指揮官がそれをやるのは最低の悪徳である。 ・・・・・・ ナレーション

エミールよ、それはちがう。名社長というものは退くべき時機と逃げる方法とをわきまえた者にのみ与えられる呼称だ。進むことと闘うことしか知らぬ猛獣は、外資のひきたて役にしかなれぬ。

エミールよ、それはちがう。名将というものは退くべき時機と逃げる方法とをわきまえた者にのみ与えられる呼称だ。進むことと闘うことしか知らぬ猛獣は、漁師のひきたて役にしかなれぬ。 ・・・・・・ ラインハルト・フォン・ローエングラム

会社なんてものは単なる道具にすぎないんだ。そのことさえ忘れなければ、たぶん正気をたもてるだろう。

国家なんてものは単なる道具にすぎないんだ。そのことさえ忘れなければ、たぶん正気をたもてるだろう。 ・・・・・・ ヤン・ウェンリー

一流の経営者の目的は、権力によって何をなすか、にあるが、二流の経営者の目的は、権力を保持しつづけること自体にあるからだ。

一流の権力者の目的は、権力によって何をなすか、にあるが、二流の権力者の目的は、権力を保持しつづけること自体にあるからだ。 ・・・・・・ ナレーション

この世でもっとも醜悪で卑劣なことはな、実力も才能もないくせに相続によって経営権を手にすることだ。それにくらべれば、買収は一万倍もましな行為だ。すくなくとも、経営権を手に入れるための努力はしているし、本来、それが自分のものでないことも知っているのだからな。

この世でもっとも醜悪で卑劣なことはな、実力も才能もないくせに相続によって政治権力を手にすることだ。それにくらべれば、簒奪は一万倍もましな行為だ。すくなくとも、権力を手に入れるための努力はしているし、本来、それが自分のものでないことも知っているのだからな。 ・・・・・・ オスカー・フォン・ロイエンタール

私がきらいなのは、自分だけ安全な場所に隠れて競争を賛美し、愛社精神を強調し、社員を現場にかりたてて後方で安楽な生活を送るような輩です。こういう連中と同じ社のもとにいるのは、耐えがたい苦痛です。

私がきらいなのは、自分だけ安全な場所に隠れて戦争を賛美し、愛国心を強調し、他人を戦場にかりたてて後方で安楽な生活を送るような輩です。こういう連中と同じ旗のもとにいるのは、耐えがたい苦痛です。 ・・・・・・ ヤン・ウェンリー

どれほど非現実的な人間でも、本気で不老不死を信じたりはしないのに、こと会社となると、永遠にして不滅のものだと思いこんでいるあほうな奴らがけっこう多いのは不思議なことだと思わないか。

どれほど非現実的な人間でも、本気で不老不死を信じたりはしないのに、こと国家となると、永遠にして不滅のものだと思いこんでいるあほうな奴らがけっこう多いのは不思議なことだと思わないか。 ・・・・・・ ヤン・ウェンリー

およそ、社内が強固であるのに、他社の攻撃のみで倒産した会社というものはありませんからな。内部の腐敗が、外部からの脅威を助長するのです。そして、ここが肝腎ですが、会社というものは、下から上へ向かって腐敗が進むということは絶対にないのです。まず頂上から腐りはじめる。ひとつの例外もありません。

およそ、国内が強固であるのに、外敵の攻撃のみで滅亡した国家というものはありませんからな。内部の腐敗が、外部からの脅威を助長するのです。そして、ここが肝腎ですが、国家というものは、下から上へ向かって腐敗が進むということは絶対にないのです。まず頂上から腐りはじめる。ひとつの例外もありません。 ・・・・・・ アドリアン・ルビンスキー

人間の行為のなかで、何がもっとも卑劣で恥知らずか。それは、経営権を持った社長、社長に媚びを売る人間が、安全な場所に隠れてサービス残業を賛美し、社員には愛社精神や犠牲精神を強制して現場へ送り出すことです。日本を平和にするためには、外資と無益な戦いをつづけるより、まずその種の悪質な寄生虫を駆除することから始めるべきではありませんか。

人間の行為のなかで、何がもっとも卑劣で恥知らずか。それは、権力を持った人間、権力に媚びを売る人間が、安全な場所に隠れて戦争を賛美し、他人には愛国心や犠牲精神を強制して戦場へ送り出すことです。宇宙を平和にするためには、帝国と無益な戦いをつづけるより、まずその種の悪質な寄生虫を駆除することから始めるべきではありませんか。 ・・・・・・ ヤン・ウェンリー

いたずらに社員を動かし、売上に驕るのは、企業として健康なありようじゃない

いたずらに兵を動かし、武力に驕るのは、国家として健康なありようじゃない ・・・・・・ ウォルフガング・ミッターマイヤー

社員は御社がなくても生きられますが、社員なくして御社は存立しえません。

人間は国家がなくても生きられますが、人間なくして国家は存立しえません。 ・・・・・・ ヤン・ウェンリー

忍耐と沈黙は、あらゆる状況において美徳となるものではない。耐えるべきでないことに耐え、言うべきことを言わずにいれば、社長は際限なく増長し、自己のエゴイズムがどんな場合でも通用する、と思いこむだろう。幼児と社長を甘やかし、つけあがらせると、ろくな結果にならないのだ。

忍耐と沈黙は、あらゆる状況において美徳となるものではない。耐えるべきでないことに耐え、言うべきことを言わずにいれば、相手は際限なく増長し、自己のエゴイズムがどんな場合でも通用する、と思いこむだろう。幼児と権力者を甘やかし、つけあがらせると、ろくな結果にならないのだ。 ・・・・・・ ナレーション

リストラとは過去の清算とはなりえても、未来の構築とはなりがたい

暗殺とは過去の清算とはなりえても、未来の構築とはなりがたい ・・・・・・ ナレーション

戦略は正しいから勝つのだが、戦術は勝つから正しいのだ。だから、まっとうな頭脳を持ったビジネスマンなら、戦術的勝利によって戦略的劣勢を挽回しようとは思わない。いや、正確には、そういった要素を計算に入れてプレゼンを始めたりはしないだろうよ

戦略は正しいから勝つのだが、戦術は勝つから正しいのだ。だから、まっとうな頭脳を持った軍人なら、戦術的勝利によって戦略的劣勢を挽回しようとは思わない。いや、正確には、そういった要素を計算に入れて戦争を始めたりはしないだろうよ ヤン・ウェンリー

ユリアン、戦っている他社の社員なんてどうなってもいい、などという考えかただけはしないでくれ。

ユリアン、戦っている相手国の民衆なんてどうなってもいい、などという考えかただけはしないでくれ。

これでいいでしょう。経営者というものは、一般社員の家庭が崩壊したところで眉ひとつ動かしませんが、会社関係の建物が下落すると血の気を失うものです。

これでいいでしょう。権力者というものは、一般市民の家が炎上したところで眉ひとつ動かしませんが、政府関係の建物が破壊されると血の気を失うものです。 ・・・・・・ ウォルフガング・ミッターマイヤー

お気持ちはよくわかります。でも、もしそんなことをしたら、悪い前例が歴史に残ります。部長が自分自身の判断をよりどころにして経営者の命令を無視することが許されるなら、資本主義はもっとも重要なこと、株主の代表が経営権をコントロールするという機能をはたせなくなります。

お気持ちはよくわかります。でも、もしそんなことをしたら、悪い前例が歴史に残ります。軍司令官が自分自身の判断をよりどころにして政府の命令を無視することが許されるなら、民主政治はもっとも重要なこと、国民の代表が軍事力をコントロールするという機能をはたせなくなります。ヤン提督に、そんな前例をつくれると思いますか。(ユリアン)(中略)

でも、トリューニヒト社長は株主の意志で社長に選ばれたんです。それが錯覚であったとしても。その錯覚を是正するのは、どんな時間がかかっても、株主自身でなくてはいけないんです。

でも、トリューニヒト議長は市民多数の意志で元首に選ばれたんです。それが錯覚であったとしても。その錯覚を是正するのは、どんな時間がかかっても、市民自身でなくてはいけないんです。職業軍人が武力によって市民の誤りを正そうとしてはいけないんです。そうなったら二年前の、救国軍事会議のクーデターと同じです。軍隊が国民を指導し支配することになってしまいます。 ・・・・・・ ユリアン・ミンツ

だが、結局のところ、あなたたち経営者はいつでも切り捨てるがわに立つ。手足を切りとるのは、たしかに痛いでしょう。ですが、切り捨てられる手足から見れば、結局のところどんな涙も自己陶酔にすぎませんよ。自分は会社のため私情を殺して筋をとおした、自分は何とかわいそうで、しかもりっぱな男なんだ、というわけですな。『泣いて馬謖(ばしょく)を斬る』か、ふん。自分が犠牲にならずにすむなら、いくらだってうれし涙が出ようってものでしょうな。

だが、結局のところ、あなたたち権力者はいつでも切り捨てるがわに立つ。手足を切りとるのは、たしかに痛いでしょう。ですが、切り捨てられる手足から見れば、結局のところどんな涙も自己陶酔にすぎませんよ。自分は国のため私情を殺して筋をとおした、自分は何とかわいそうで、しかもりっぱな男なんだ、というわけですな。『泣いて馬謖(ばしょく)を斬る』か、ふん。自分が犠牲にならずにすむなら、いくらだってうれし涙が出ようってものでしょうな。 ・・・・・・ ワルター・フォン・シェーンコップ

平社員は上司に従属し、上司は経営者に、経営者は株主に従属するというわけさ。

戦術は戦略に従属し、戦略は政治に、政治は経済に従属するというわけさ。 ・・・・・・ ヤン・ウェンリー

偉大な他社と戦うのはビジネスマンの栄誉だが、社員をリストラするのは犬の仕事にすぎぬ。

偉大な敵将と戦うのは武人の栄誉だが、民衆を弾圧するのは犬の仕事にすぎぬ。 ・・・・・・ オスカー・フォン・ロイエンタール

よい上司とは部下の才幹を生かせる人をいうのです。

よい上官とは部下の才幹を生かせる人をいうのです。 ・・・・・・ パウル・フォン・オーベルシュタイン

「バブルの一部署にもおよばぬ社員で、外資の九割を相手に商戦をやろうというのだ。恐怖と緊張の極、発狂しても不思議ではなかった。だが発狂した者は誰もいなかった。なぜなら…… 」 「全員、最初から発狂していたようなものだからである 」

アッテンボロー:……昔日の一個艦隊にもおよばぬ寡兵で、宇宙の九割を相手に戦争をやろうというのだ。恐怖と緊張の極、発狂しても不思議ではなかった。だが発狂した者は誰もいなかった。なぜなら……
ポプラン:全員、最初から発狂していたようなものだからである

粉飾の90パーセントまでは、後世の人々があきれるような愚かな理由でおこった。残る10パーセントは、当時の人々でさえあきれるような、より愚かな理由でおこった……

戦争の九〇パーセントまでは、後世の人々があきれるような愚かな理由でおこった。残る一〇パーセントは、当時の人々でさえあきれるような、より愚かな理由でおこった……

人間は主義だの思想だののためには戦わないんだよ!主義や思想を体現した経営者のために戦うんだ。株主のために戦うのではなくて、経営者のために戦うんだ。

人間は主義だの思想だののためには戦わないんだよ!主義や思想を体現した人のために戦うんだ。革命のために戦うのではなくて、革命家のために戦うんだ。 ・・・・・・ ダスティ・アッテンボロー

サービス残業や休日出勤は何よりも、いい社員を無益に死なせるからこそ否定されねばならない。

戦争やテロリズムは何よりも、いい人間を無益に死なせるからこそ否定されねばならない。 ・・・・・・ ナレーション

ベンチャーが大企業より悪いなどと、誰が定めたのか。それは既得権を守ろうとする大企業の自己正当化の論理にすぎないではないか。ベンチャーやM&Aによる以外、独占的寡占状態を打破する方法がないのであれば、変革を志す者がその唯一の道を選ぶのは当然のことである。

簒奪(さんだつ)が世襲より悪いなどと、誰が定めたのか。それは既得権を守ろうとする支配者の自己正当化の論理にすぎないではないか。簒奪や武力叛乱による以外、権力独占を打破する方法がないのであれば、変革を志す者がその唯一の道を選ぶのは当然のことである。 ・・・・・・ ラインハルト・フォン・ローエングラム(ナレーション)

奪ったにせよ、きずいたにせよ、創業者は賞賛を受ける資格がある。それは当然だ。 (中略) ・・・・・・だが、自分の実力や努力によることなく、単に相続によって権力や富や名誉を手に入れた者が、何を主張する権利を持っているというのだ? 奴らには、実力ある者に対して慈悲を乞う道が許されるだけだ。おとなしく歴史の波に消えていくことこそ、唯一の選択だ。二代目社長などという存在自体がおぞましいと私は思う。経営権は一代かぎりのもので、それは譲られるべきものではない、奪われるべきものだ。

奪ったにせよ、きずいたにせよ、最初の者は賞賛を受ける資格がある。それは当然だ。 (中略)
・・・・・・だが、自分の実力や努力によることなく、単に相続によって権力や富や名誉を手に入れた者が、何を主張する権利を持っているというのだ? 奴らには、実力ある者に対して慈悲を乞う道が許されるだけだ。おとなしく歴史の波に消えていくことこそ、唯一の選択だ。血統による王朝などという存在自体がおぞましいと私は思う。権力は一代かぎりのもので、それは譲られるべきものではない、奪われるべきものだ。 ・・・・・・ ラインハルト・フォン・ローエングラム

◯◯という会社が消滅しても、人間は残る。「社員」ではなく、「人間」が、だ。会社が消滅して最も困るのは、会社に寄生する権力機構中枢の連中であり、彼らを喜ばせるために、「人間」が犠牲になる必要など、宇宙の涯(はて)までその理由を探しても見つかるはずがない。

自由惑星同盟という国家が消滅しても、人間は残る。「国民」ではなく、「人間」が、だ。国家が消滅して最も困るのは、国家に寄生する権力機構中枢の連中であり、彼らを喜ばせるために、「人間」が犠牲になる必要など、宇宙の涯(はて)までその理由を探しても見つかるはずがない。 ・・・・・・ ナレーション

組織のなかにいる者が、自分自身のつごうだけで身を処することができたらさぞいいだろうと思うよ。私だって、取締役には、言いたいことが山ほどあるんだ。とくに腹だたしいのは、勝手に彼らが決めたことを、無理に押しつけてくることさ。

組織のなかにいる者が、自分自身のつごうだけで身を処することができたらさぞいいだろうと思うよ。私だって、政府の首脳部(おえらがた)には、言いたいことが山ほどあるんだ。とくに腹だたしいのは、勝手に彼らが決めたことを、無理に押しつけてくることさ。 ・・・・・・ ヤン・ウェンリー

人類の文明が生んだ最悪の病は、会社に対する信仰だろう、と、ヤンは思う。だが、会社とは、人間の集団が生きていく上で、たがいの補完関係を効率よくすすめるための道具であるにすぎない。道具に人間が支配されるのは愚かしいことだ。いや、正確には、その道具のあやつりかたを心得ている極少数の人間によって、大多数の人間が支配されるのだろう。

人類の文明が生んだ最悪の病は、国家に対する信仰だろう、と、ヤンは思う。だが、国家とは、人間の集団が生きていく上で、たがいの補完関係を効率よくすすめるための道具であるにすぎない。道具に人間が支配されるのは愚かしいことだ。いや、正確には、その道具のあやつりかたを心得ている極少数の人間によって、大多数の人間が支配されるのだろう。

愛社精神が人間の精神や人類の歴史にとって至上の価値を有するとは、ヤンは思わない。A社社員にA社社員の愛社精神があり、B社社員にB社社員なりの愛社精神がある――結局、愛社精神とは、ふりあおぐ旗のデザインがたがいに異なることを理由として、サービス残業を正当化し、ときには強制する心情であり、多くは理性との共存が不可能である。とくに社長がそれを個人の武器として使用するとき、その害毒の巨大さは想像を絶する。

愛国心が人間の精神や人類の歴史にとって至上の価値を有するとは、ヤンは思わない。同盟人に同盟人なりの愛国心があり、帝国人に帝国人なりの愛国心がある――結局、愛国心とは、ふりあおぐ旗のデザインがたがいに異なることを理由として、殺戮を正当化し、ときには強制する心情であり、多くは理性との共存が不可能である。とくに権力者がそれを個人の武器として使用するとき、その害毒の巨大さは想像を絶する。 ・・・・・・ ナレーション

忠誠心というものは、その価値を理解できる人物に対して捧げられるものでしょう。人を見る目のない社長に忠誠をつくすなど、宝石を泥のなかへ放りこむようなもの。社会にとっての損失だとお考えになりませんか。

忠誠心というものは、その価値を理解できる人物に対して捧げられるものでしょう。人を見る目のない主君に忠誠をつくすなど、宝石を泥のなかへ放りこむようなもの。社会にとっての損失だとお考えになりませんか。 ・・・・・・ フェルナー大佐

二代目社長の病理は、無意識の、傷つきやすい自尊心だった。本人はそれと気づかないだろうが、自身をもっとも偉大で無謬の存在であると信じているため、他人に感謝することができず、自分と異なる考えの所有者を認めることもできないのだ。彼と異なる考えを持つ者は反逆者にしか見えず、忠告は誹謗としか聞こえない。

ブラウンシュバイク公の病理は、無意識の、傷つきやすい自尊心だった。本人はそれと気づかないだろうが、自身をもっとも偉大で無謬の存在であると信じているため、他人に感謝することができず、自分と異なる考えの所有者を認めることもできないのだ。彼と異なる考えを持つ者は反逆者にしか見えず、忠告は誹謗としか聞こえない。(中略)
当然ながら、このような気質を持つ者は、社会に多種の思想や多様な価値観が存在することも認めない。 ・・・・・・ ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ

「なるほど、二代目社長は不運な人かもしれない。だが、その人に未来を託さねばならない人々は、もっと不運ではないのか・・・・・・」

「なるほど、ブラウンシュバイク公は不運な人かもしれない。だが、その人に未来を託さねばならない人々は、もっと不運ではないのか・・・・・・」 ・・・・・・ ベルンハルト・フォン・シュナイダー

体制に対する社員の信頼をえるには、ふたつのものがあればよい。公平な評価と、同じく公平な給料制度。ただそれだけだ。

体制に対する民衆の信頼をえるには、ふたつのものがあればよい。公平な裁判と、同じく公平な税制度。ただそれだけだ。 ・・・・・・ ラインハルト・フォン・ローエングラム

部下は完全な上司を見ながら育ったりするものじゃないさ。むしろ、不完全な上司を反面教師にして、部下は自主独立の精神を養うんだ。

子供は完全な親を見ながら育ったりするものじゃないさ。むしろ、不完全な親を反面教師にして、子供は自主独立の精神を養うんだ。 ・・・・・・ アレックス・キャゼルヌ

偉そうに言わせてもらえば、ベンチャーとは対等のビジネスパートナーを作る思想であって、 下請けをつくる思想ではないからだ。

偉そうに言わせてもらえば、民主主義とは対等の友人を作る思想であって、 主従をつくる思想ではないからだ。アレクサンドル・ビュコック

銀河系を舞台に、数多くの英雄たちによる攻防と権謀術数を、ふたりの主人公ラインハルト・フォン・ローエングラムとヤン・ウェンリーを軸に描くスペースオペラ。

銀河英雄伝説アニメシリーズ公式サイト
http://www.ginei.jp/

引用・参考サイト
銀河英雄伝説名言集
http://anime.geocities.jp/ginga_eiyudensetu/Meiserifu/



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