サッカー人気をルーツから探ると、意外なことが沢山分かりました。
現在のサッカー人気の秘密はルーツにありました。
そもそも『サッカー』と呼ぶ国は少ない
アメリカ、カナダ、日本など少数の国のみ
アメリカではアメリカンフットボールが人気ですし、日本では「フットボール」と言ってもサッカーをイメージすることが難しかったためこの呼び名が定着したようです
実は『フットボール』でも無い?
得点するために指定された相手陣地のゴールにボールを蹴り込む要素を含む様々なスポーツを意味する
「フットボール」という語句がどのスポーツを意味するかはその地域でどのフットボールが最も人気があるかによって異なる
え?じゃあ正式名称は何なの・・・??
サッカーの起源
200を越える国で250万人を越える選手によってプレーされており、世界で最も人気のあるスポーツとなっているサッカー(アソシエーション・フットボール)。
そんなサッカーの起源については、いくつかの説があります。
起源は8世紀頃、戦争で勝利すると敵国の将軍の首を切り取り、その首を蹴って勝利を祝った。
それが、国内の一般大衆にもモッブゲームという「祭り」として形を変え、広まった。
これは、王妃が将軍の首に見立てた球(ボール)を城から投げ、民衆が一斉に隣町の門(ゴール)へ競い合って蹴りあうものでした。
プレイヤーが遊ぶというよりは、王妃がプレイヤーを見て楽しんでた感じがしますね。イギリスらしい『貴族のお遊び』と言ったところでしょうか。
今日に通じる近代化したサッカーのルールを 築いたのは、イングランド
古代ローマ時代の頃から、ボールを蹴って競争するスポーツがありました
フットボールよりも格闘技色が強かった
中国の伝統文化である「蹴鞠」がサッカーの起源であるという説が、今最も有力とされている
蹴鞠の起源は古代中国・黄帝の時代といわれ、イングランドのモッブゲームや、イタリアのカルチョよりも歴史は古い。
サッカー史を研究する学者によれば、サッカーの発祥地が中国だという確かな証拠がある
2005年には北京で中国サッカー協会に認定証が授与されています
では、どういう経路でサッカーが伝わったのでしょうか??
シルクロードを通ってエジプトからヨーロッパに入り、最後に伝わったのがイギリスだ(プラッター会長談)
実は他にもたくさんある〜説
中国の『蹴鞠』が元になり、最後にイギリス(イングランド)で、今日のようなルールが形成されてたというのが有力な説ですが、
南米のインディオ文明の遺跡からはボールを蹴る競技の証拠が数々見つかっていますし、古代エジプト・ギリシャ・ローマなどで足でボールを蹴る人物のレリーフなどが発見されています。
ルールは違えど『ボールを足で蹴って遊ぶ』行為は、古くから様々な国で行なわれ来たようです。
ボールを蹴って遊ぶのは、もはや『本能』に近いのかもしれませんね。
そう考えると、現在サッカーが世界中で親しまれているのは当然のことなのかもしれません。