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[機動戦士ガンダム]モビルアーマーのバリエーション(アッザム~ノイエ・ジールまで)

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機動戦士ガンダムに登場するモビルアーマーをまとめてみました。長くなりそうなのでノイエ・ジールまでで区切りました。

モビルアーマー(MOBILE ARMOR あるいは MOBILE ARMOUR、MA)は、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』を第一作とする「ガンダムシリーズ」に登場する、架空の兵器の分類の一つ。モビルスーツ(MS)に類する大型機動兵器だが、こちらは人型のものは少ない。

メカニックデザイン企画『MSV-R』に登場するジオン公国軍の兵器。
月面のグラナダ基地防衛用に、MSの補助兵器として開発された機体。月面重力下のみで運用されるため、機体下部のキャタピラは車体に比べ小型となっている。戦闘は下面中央のロケットエンジンによって飛行状態で行なわれる。機体側面4か所の板は補助飛行システムと推定される。
かわいい

アッザムは、月面に配備されていた移動式対地攻撃兵器(移動式重機関砲座とも呼称される。月面探索ポッドという説もあり)G87ルナタンクを元に開発されたものである。
最大のスペースを占めていた機体下部の燃料タンクに代わって、大出力のジェネレーター4基、ミノフスキークラフト、主武装の換装、アッザム・リーダーなどが搭載された。

漫画『機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles』に登場したアッザム。マット・ヒーリィ中尉の搭乗する陸戦型ガンダムを捕獲するため投入される。アッザム・リーダーの展開時の形状から、「トリカゴ」と呼ばれていた。

ゲーム『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…』に登場。

アッザムの発展機で、カラーリングは白。4基の接地用ダンパーにブースターを装備している。武装はメガ粒子砲が実弾の対地機銃に変更され、新たにミサイルが搭載された。地球連邦軍のMS部隊を撃破するが、ホワイト・ディンゴ隊によって撃墜されている。
ちなみに某団長は関係ない。

漫画『NIGHT=HAWKS!』に登場。(型式番号:MAX-03M)

ジオン公国軍所属のMA。腹部には眼や口が付けられている。地球連邦軍基地を占拠したジオン公国軍W=ダブデ陸戦艇の部隊に配備され、第13独立電撃部隊ナイトホークスの旗艦「ウェルデア」への攻撃の際に投入された。アッザム・リーダーを放ってG・キャノンF1やG・タンクを苦しめるが、チャアミン・ブラウン曹長が搭乗するG・ダミーによって一刀両断され撃破された。

漫画『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』に登場(形式番号不明)。
キンバライド基地において独自に改修された機体で、大口径のメガ粒子砲や安定脚つき球形ミノフスキークラフトなどMAアプサラスの装備が追加され、さらに機体管制のために武装したザクIの上半身が接続されている。なお、これらの追加装備に加えてエネルギー供給用の大型ケーブルを長々と引きずっているため、アッザム本来の軽快な飛行能力はかなり損なわれている。

小説『機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ』に登場。
チーム・シャドウのシャドウ5襲撃後にジオン残党軍「ヘルズゲート」がアッザムを母体として開発した巨大MA。防御力が大幅に強化されており、重装甲化に加えてIフィールドと対ビーム・コーティングが用いられている。武装は艦載砲クラスの大型メガ粒子砲1門と、2連ビーム砲18基。また、コクピットシステムも独自のものを採用している。

漫画『機動戦士ガンダムF90』に登場。(型式番号:OMAX-03RF)
オールズモビルの戦力としてより大幅にアレンジされて登場。宇宙空間での行動も可能になっており、武装も単装メガ粒子砲を8基装備、内蔵式のミサイル、接地用ダンパーをクローに換装するなどの強化が図られている。またビーム撹乱膜を展開する能力も持っており、艦砲を弾き返す堅牢さを見せた。4機が出撃し火星軌道上で第13独立機動艦隊に襲い掛かり、艦隊にかなりの損害を与えたが、最終的に全機撃破された。

MIP社により、キャリフォルニアベースにおいてビグロやグラブロに先駆けて開発された宇宙戦用MAである。数度に渡る設計変更や開発メーカーの不手際などが重なり、大幅に遅れて完成した。高速で移動し、拡散メガ粒子砲で敵機を撃破、および敵の視程外から強力な加速力で勢いをつけ、大質量と相対速度を利用してすれ違いざまに巨大なヒート・ナタで敵機を叩き切る(要領としてはプロレス技のラリアットのように)というコンセプトで開発に着手した。

MA-04X ザクレロに比べ大幅な改良が施された機体で、ツインアイならびに牙は単なるマーキングとして処理されており、新たにモノアイシステムが搭載されている。また、両手の武装はヒートナタからヒートホークへと変更されている。機体色は白にカラーリングされ、左肩には射抜かれたハートに「HEART BREAKER」の文字が入ったエンブレムが施されている。

ゲーム『SDガンダム GGENERATION』シリーズに登場するアクシズが開発したニュータイプ専用試作MA。
アクシズへ逃れたフラナガン機関スタッフが開発した機体で、MA-04X ザクレロの流れを汲んでいる。メガ粒子砲やオールレンジ兵器ビット、それを運ぶトランスポーター・ビットが搭載しており遠距離攻撃性能に優れている。しかし計画プランの段階でキュベレイに敗れ、製造には至らなかった。

小説『機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ』に登場するザクレロの発展機。型式番号はMA-04-X-3。
サイド4を拠点にテロ活動を続けるジオン残党軍部隊『ファラク』によって開発された機体で、高速巡航モードから各種武器を展開した戦闘モードへの変形機構を有している。また、尾部にミサイルを内蔵したコンテナユニットを多数繋ぎ合わせる事もでき、口腔内のメガ粒子砲やヒート・ナタも相俟って高い戦闘力を有している。

美術展『GUNDAM―来たるべき未来のために―』にて設定されたMA。フラナガン機関がニュータイプの戦闘能力を確認するために試作を提案した、ザクレロの改造機である。型式番号MSN-00Xと「バチザード」の愛称が与えられたが真偽は不明で、機体が実際に製作されたかどうかも定かではない。

メカニックデザイン企画『MSV-R』で登場。形式番号はMAN-00X-2。
ニュータイプ専用MA・ブラウ・ブロの小型量産機を目的とした機体で、MS-06ザクIIをベースとしたMS-06Zサイコミュ試験用ザクと並行してわずか1ヶ月ほどでザクレロの試作機より改造された。運動性・加速性能に難があり正式採用が見送られたザクレロであるが、サイコミュ機のベース機として選ばれたのは、サイコミュ機にはそれほどの高機動性が要求されないことと、本機のパワーコンデンサーの性能が良好だったためとされている。

ビグロのバリエーション

書籍『ガンダムセンチュリー』などに登場。
「ミノフスキー粒子散布下における新型機動兵器」というジオン公国軍の要求を受けて、一年戦争前に試作された機体。宇宙戦闘機と外惑星資源開発用作業ポッドを組み合わせたような機体であり、ホバークラフトシステムも有している。宇宙空間でのもの以外のすべての性能で勝っていたジオニック社のクラブマンに敗れたが、その高機動性から戦中にMAの原型機とされ、この機体から各種MAが開発された。

宇宙戦用に最初に実用化されたMA。
推進器に2基の熱核ロケットエンジンを用いたことで機動性が非常に高くなり、Gに耐性のある者でなければパイロットになれないほどの高速を発揮する。この機体特性のため、一撃離脱戦法を得意とする[5]。また、武装も充実しており、幅広の本体に接近戦用のクローアーム2基を装備している。

メカニックデザイン企画『M-MSV』登場機体の活躍を描いた小説「モビルスーツコレクション・ノベルズ Act.3『ア・バオア・クー攻防戦』(雑誌「SDクラブ」に掲載)」に登場。画稿は存在していない。
ビグロの強化バリエーションの一つ。口部の内蔵兵器がメガ粒子砲から拡散メガ粒子砲に変更。クローアームも4基に増設され接近接戦闘強化も図られたが、運用時には専用オペレーターが必要となっている。

ゲーム『GUNDAM TACTICS MOBILITY FLEET0079』に登場。
ビグロの強化バリエーションの一つ。遠距離支援型という説もある。ビグロの機体をスリム化した上で、装甲を強化、ジェネレーター出力を増加させ、さらにスラスター付きの「脚部」を追加することで更なる機動性向上を果たしている。

OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO -黙示録0079-』に登場。なお型式番号のAdはAmmunition Depot、可搬補給廠を意味している。
開発中だった超弩級MAを胴体として流用し、武装及び制御ユニットとしてビグロと連結したMAである。またこのビグロは後期型に属する6号機が使用されており、武装や出力、クロー等が改装されている。

メカニックデザイン企画『MSV-R』に登場。
一年戦争末期、艦隊戦において先陣を切って敵艦隊への打撃を与えることを目的とし改修されたビクロの強行型。機体下部に全長100mほどの大型ミサイル装備用の大型パイロンが追加されているのが特徴。大型ミサイルはア・バオア・クー要塞に配備された対艦攻撃用にプロペラントを増設したもので、一撃離脱戦法を想定し予備弾も用意されていた。

近藤和久の漫画『MOBILE SUIT VOR!!』『OPERATION BURAN U.C. 0079』に登場。
一年戦争末期に少数機が製造されたビグロの発展型。胴体形状のビグロよりも航空機然としたものへの変更やメインノズルの4基化、武装強化などの改良が施されており、アイアンクローや胴体各部には小型ビームキャノンが搭載されている。機体前部上面にはソーラーパネルを有している。

OVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場。機体色は赤を基調とする。
一年戦争末期にジオン公国軍が開発したMAで、ビグロに既存のMAの長所を取り入れた発展型である。この機体は謎となっていたMA-05 ビグロとMA-08 ビグ・ザムの間を埋める「MA-06」の型式番号を有し、デラーズ紛争の詳細が判明したことに伴いその存在が明らかになった。

ビグ・ザムのバリエーション

一年戦争終盤、ジオン公国軍は圧倒的な攻撃力と防御力を兼ね備えた機体を求めた結果、本機は全高60mにも及ぶ巨大MAとして完成した。機体色は緑。巨大な楕円状・円盤型の胴体と、2本の脚部を持つ。外見のデザインはジオン公国章をモデルにしているという説がある。乗員は3人であるが、操縦系の切り替えにより1人でも操作が可能である。

ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオンの系譜』に登場した機体。ビグ・ザムにミサイルランチャーを装備することで武装が強化され、ミノフスキー・クラフトによる陸上での行動範囲の拡大も行われているが、飛行できるわけではない。また、機体の各エッジ部分に装飾が施されている。

漫画『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』に登場。
一年戦争時にドズル・ザビが最期に搭乗し、破壊されたものを改修した機体。
本来は宇宙世紀0083年の観艦式のフィナーレに披露する予定であったが、ラングにガンダム試作2号機を搭載し観艦式中の連邦軍艦隊へ強襲をかけるアナベル・ガトーに対し、グリーン・ワイアット大将が出撃を命じる。

ゲーム『SDガンダム GGENERATION』に登場したビグ・ザムの量産型。ビグ・ザムは本来ジャブロー攻略用に開発された機体であるため、本機は陸上での運用に特化されて森林迷彩塗装が行われている他、機体のコスト削減や稼働時間延長のため、Iフィールドジェネレーターは耐ビームコートに変更されている。

メカニックデザイン企画『MSV90』に登場した、ビグ・ザムの発展型として構想された機体。汎用性の向上を目指しており、上部に1対のアームを持つMSの上半身が追加されている。終戦により、設計段階で開発は中止されている。

ゲーム『ガンダムトライエイジ』ビルドMS第1弾より登場した機体。アクシズによって強化改造を施されたという想定の機体であり、キュベレイに似たカラーリングが施されている。

漫画『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』に登場した機体。巨神の発動を阻止するため、シャア・アズナブルのネオ・ジオン部隊が2機率いてきた。発動した巨神を止めるために導入されるが、2機とも撃破される。戦闘に導入されたうち、1機は目と歯のマーキングが施されていた。

メカニックデザイン企画『MS90’S』に登場したモビル・クルーザー。旧ザビ家派のジオン軍残党がネオ・ジオンに対抗すべく開発していたもので、α・アジールやナイチンゲールなどを仮想敵としていた。ムサイによって牽引されるというビグ・ザムの運用思想を可変MA的なものへと発展させており、ムサイに類似した艦型のクルーズ・モードへの変形機能を有する。

宇宙世紀0120年代に火星独立ジオン軍(オールズ・モビル)が開発していた巨大MAで、言わば「RFビグ・ザム」と呼ぶべき機体である。ビグ・ザムの胴体部に巨大なホバーユニットを接続したような形状となっている。完成前にオールズ・モビルが壊滅したため、結局は闇に葬られた。

アニメ『機動戦士ガンダム』に登場するジオン公国軍の水中用MA。
MIP社により水陸両用MSと同時期に開発され、初めて実戦投入された水中用MAである。ジオン公国軍ではコストの問題から特定の運用に限定した複数のMA開発計画が同時に進行しており、その中で本機が最も早く完成する。開発は先行していた同じMIP社製のビグロをベースに行われ、開発着手から1か月半という短期間で完成している。

メカニックデザイン企画『MSV-R』に登場するジオン公国軍の試作水中用MA。
グラブロクローを撤去したスペースに水中用ビットのパイロンを設置し、魚雷発射管を4基装備した水中用ビットを左右1基ずつ搭載している。ビット遠隔操作用の複合送信システムのユニットを機体後部に、ソナードームを前下部に追加されている。搭載されたサイコミュシステムは、通常パイロットでも操作可能な準サイコミュシステムとなっている。本機は約2週間の試験運用期間後に通常型に再改修されている。

MAM-07 グラブロ4号機

メカニックデザイン企画『F.M.S.』(福地モビルスーツステーション)に登場するジオン公国軍の試作水中用MA(型式番号:MAM-07)。

第2期MA開発計画用の実験機として建造された機体で、従来のフレキシブルアームとクローに加えて2本の脚部に相当する部位が存在しており、3号機までの通常のグラブロと比較して格闘性能が向上した。

MAN-03 ブラウ・ブロ

フラナガン機関で開発されていたニュータイプ専用MAの第1号機である。開発者の1人シムス・アル・バハロフ中尉の発言によれば、0079年12月初旬でようやく実用化にこぎつけた段階であった。本機は機体本体から有線で制御されるメガ粒子砲塔(連装2基と単装2基)を射出して攻撃可能(オールレンジ攻撃)である。

一年戦争末期、ジオン公国軍によってブラウ・ブロが開発されていたが、ニュータイプ専用機と言いつつも一般のパイロットでも操縦が可能なものだった。本機はその思想を更に押し進め、完全なるニュータイプ専用機としてフラナガン博士らによって開発された。サイコミュシステムを用いて機体本体の制御と機体内部に搭載する「ビット」と呼ばれる小型のビーム砲台の遠隔操作を行う。

ちなみに、エルメスはとんでもなくデカい

小説版『機動戦士ガンダム』において、クスコ・アルが搭乗した機体が「2号機」となっている。メタリック・グリーンの塗装が施されている。

『モビルスーツバリエーション』においては、クスコ・アルが搭乗した機体が「3号機」となっている。
ゲーム『SDガンダム GGENERATION モノアイガンダムズ』及び『SDガンダム GGENERATION DS』において、一年戦争時にフラナガン機関に所属していた12歳のハマーン・カーンが搭乗している。機体色はキュベレイと同じ白。なお、初出の『SDガンダム GGENERATION ギャザービート』では2号機とされている。

ゲーム『SDガンダム GGENERATION モノアイガンダムズ』及び『SDガンダム GGENERATION DS』に登場。
ジオン軍の強化人間セレイン・イクスペリが搭乗。システム・セイレーネ搭載スペースが準備されているが、一年戦争中に完成しなかったため未実装。ア・バオア・クーでの戦闘後、部隊を売り渡したアイン・レヴィからシグ・ウェドナーをかばって撃墜されている。機体色は赤。

X-MAN ディアブロ

『RPGマガジングレイト Vol.2』掲載TRPGリプレイ「D-PROTO」に登場(型式番号:X-MAN)。
デラーズ・フリートの本拠地「茨の園」内のニュータイプ研究機関「NTR部隊」で開発された人工ニュータイプ用のMA。射程の異なるA型とB型の2種類のビットを2機ずつ搭載するが、内蔵ではなく外装に取り付けられており、本来のビット搭載スペースにはミサイル地雷ポッドが内蔵されている。メガ粒子砲はビームバルカンに換装され、前方に移設されている。機体色は黒。

雑誌企画・漫画『A.O.Ζ Re-Boot ガンダム・インレ -くろうさぎのみた夢-』に登場(型式番号:MAN-08S)。
火星のジオン軍残党組織の一つである火星独立ジオン軍(ジオンマーズ)が、エルメスの後継機として開発したニュータイプ専用MA。開発は元フラナガン機関のスタッフが主導している。

雑誌企画・漫画『A.O.Ζ Re-Boot ガンダム・インレ -くろうさぎのみた夢-』に登場(型式番号:MAN-08S-M)。
レジオンが制空権・制宙権を得た後にジオンマーズが秘匿していたヘリオスを、レジオンからのガンダムTR-6[インレ]奪回を目的として宇宙世紀0091年に行われた「輝ける星」作戦に際して改造した水中戦用MA。機体各部の水密化が行われたほか、バインダーの推進器が水中用の電磁流体誘導推進器(MHD)に換装された。

アプサラス0(アプサラスゼロ、APSALUS 0, APSALUS ZERO)は、漫画『機動戦士ガンダム第08MS小隊 U.C.0079+α』に登場する実験機で、大気圏突入のデータ収集用の機体である。
胴体の上部にザクIIの上半身(デザインはアニメ版のMS-06RD-4 宇宙用高機動試験型ザクと同一)があり、胴体下部にミノフスキークラフトを搭載した半球部分がある。ザクIIの上半身部分はミノフスキークラフト部のトラブルがあっても運用データを回収する為の脱出装置として働く。

アプサラスⅠ

アプサラスI(アプサラスワン、APSALUS I, APSALUS ONE)及びアプサラスII(アプサラスツー、APSALUS II, APSALUS TWO)は、アプサラス型の実験機で、テストパイロットはアイナ・サハリン。半球状の胴体の上部にザクIIの頭部を設置している。中央にメガ粒子砲口、前後4箇所に降着脚が収納され、球体下部に一回り小さい半球部分がある。1号機アプサラスIは主にミノフスキークラフトの実験機で、その後、メガ粒子砲をとりつけた2号機をアプサラスIIと呼ぶ。

アプサラスIII(アプサラススリー、APSALUS III, APSALUS THREE)は、アプサラス型の完成型として製作され、パイロットは引き続きアイナが務めた(ただしギニアスも同乗している)。戦局の悪化、および実験機であるアプサラスIIが失われたせいもあり、完成時期が遅れ正式な量産は認可されていない。

実験機であったアプサラスI及びIIでは、ミノフスキークラフトに大電力が必要であったが、ジェネレータの発電能力が足らず、出力が不安定であった。それに加えて、アプサラスIIIではミノフスキークラフトを2基装備させる予定であったため、より多量の電力を供給するためにリック・ドムのジェネレータ3基分を本機に搭載、解決を見る事となる。

グロムリンのバリエーション

ゲーム『SDガンダム GGENERATION GATHER BEAT』に登場するジオン公国軍の試作MA。
一年戦争末期、ジオン公国軍により正面決戦による対艦戦闘を目的に計画された決戦用重MA。地上での運用をまったく考慮していない一本足のデザインが特徴である。
武装は有線ヘッドビーム、ヴァリアブル・メガ粒子砲、有線アンカーレッグ、対空メガ粒子砲を搭載し、戦艦を容易に撃沈しうる移動要塞ともいうべき絶大な火力を有した。

ゲーム『GGENERATION GATHER BEAT2』に登場する超大型MA(型式番号:MAN-05-2)。
アクシズに逃れたギレン・ザビによって開発され、月光蝶システムによる自己修復機能などを装備していた。戦闘は主に機体側面に装備されたグロムリンサイズのビットで行い、格闘用に超大型ビームサーベルも装備している。MAというより巨大戦艦といってもよい。

ゲーム『GGENERATION ADVANCE』に登場するMA(型式番号:MAN-05B)。
完成したグロムリンのコアユニットに追加ユニットを装備した形態。DG細胞によって自己修復機能を持っている。ゲーム中、ギニアス・サハリンが完成させ、ソーラ・レイに匹敵する破壊力を発揮し、ア・バオア・クー要塞までも一撃のもとに粉砕した。

デラーズ・フリートを陰ながら援助するため、同じジオン残党であるアクシズ側から引き渡されたMA。ガンダム試作2号機を失った後のアナベル・ガトーがパイロットを務める。
羽根をひろげた巨大なアゲハ蝶のような外観が特徴で、肩アーマーを前翅、下半身のプロペラントタンクを腹節両側の後翅に見立てている。本機を見たガトーは、「ジオンの精神が形になったようだ」と感嘆の声を発する。

ゲーム『SDガンダム GGENERATION』に登場。
ノイエ・ジールの後継機としてグリプス戦役初期に開発され、サイコミュを搭載したニュータイプ専用機となっており、ファンネルによるオールレンジ攻撃が可能となった。また、ベース機に比べ固定武装の威力は弱体化したが、その代わりにエネルギー消費を抑え、戦闘時の稼働時間を延長させている。

漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』に登場するジオン公国軍の試作型MA。
一年戦争時、ジオン公国中将 ドズル・ザビによりシャア・アズナブル(当時少佐)の専用機として試作機開発が進められていたが、ガルマ・ザビ戦死時におけるシャアの失策にドズル中将が激怒したことにより開発が頓挫。大戦終了後にアクシズにて開発が再開され、アクシズに逃げ延びたシャアへ、当初の予定どおり渡される。



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