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ジムの機体バリエーション50選! (1年戦争+外伝) 地球連邦軍初の量産型MS

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機動戦士ガンダム、08小隊などの1年戦争に開発されたジムをまとめてみました。抜けがあったりしたらごめんなさい。

地球連邦軍初の量産型MSジム 開発の経緯

宇宙戦艦を中心とした戦力で地球圏を支配していた地球連邦軍は、一年戦争の序盤ではるかに国力の劣るジオン公国の新兵器・モビルスーツ (MS) により完敗を喫した。これにより連邦軍においてもMSの開発および生産が最重要事項とされ、極秘プロジェクト“V作戦”が発動された。これは以前から連邦軍内で進められていたMS開発計画“RX計画”の技術士官だったテム・レイ技術大尉を中心に進められ、その結果、RX-75 ガンタンク、RX-77 ガンキャノン、RX-78 ガンダムの3タイプのRXナンバー試作機の開発に成功した。

そこで3機種のうち近距離戦用であるガンダムの量産タイプとして、再設計されたのがジムである。

ジムのバリエーション

基本的にはRX-78 ガンダムの設計をほぼ流用した量産機ではあるが、連邦軍の戦力建て直しという戦略目的を実現するために極めて短期間での大量生産を実現する都合上、試作機のためにコストを度外視して開発・生産されたガンダムと比べ、徹底的なコストダウンがなされている。

ジェネレーター出力はガンダムを若干下回るものの、ビームスプレーガンとビームサーベルの併用が可能であった。機動性を左右するバックパック(ランドセル)および脚部のスラスターはガンダムと同じ推力のままで、各種装備を撤去した軽量化により推力比ではガンダムを上回っている。また、索敵能力(センサー有効半径)も向上している。デザイン上ガンダムと比べると頭部内に余裕ができたため、近距離戦闘に有効とされる60mmバルカン砲の装弾数が増加している。防御力はガンダムに比べると見劣りし、ザクマシンガンで撃ち抜かれている。

先行量産型ジム系

RX-78-2 ガンダムの実働データが入手できる以前に開発されたMSで、地球連邦軍におけるMSの量産化計画では最初期に開発された。基本設計が同じで宇宙用に内装部品を変更したRGM-79[E] 先行量産型ジム 宇宙戦仕様も存在する。後のRX-78-2 ガンダムの稼働データから開発・量産されたRGM-79 ジムとは、事実上違う機体である。
本機は連邦軍初の本格的に量産されたMSであり、予備パーツも豊富にあった。そのため、専用パーツのストックの少ない陸戦型ガンダムに、同じ生産ラインから誕生した本機の部品を流用することも可能である。

OVA『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』にて設定され、ゲーム『ガンダムネットワークオペレーション2』に登場するMS。
RGM-79[G] 陸戦型ジムと基本設計を共有する宇宙用MSで、内装部品が異なる。ゲーム序盤において地球連邦軍の貴重なMS戦力として登場する。
ゲーム『機動戦士ガンダム 戦士達の軌跡』の解説によると、目処が立ってなかったRGM-79の代わりに陸戦型ジムを空間戦闘用に改修した機体であり、陸戦型ジムは宇宙軍にしても喉から手が出るほどの存在であったという。

ゲーム『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』に登場する機体。
地球連邦軍に亡命した元フラナガン機関所属の研究者、クルスト・モーゼスが開発したニュータイプ殲滅システム「EXAMシステム」を搭載した実験機。名称の通り、製造された機体はクルスト個人の趣味により青く塗装されているのが特徴。
当初は、陸戦型ジムベースにEXAMシステムを組み込んだ専用の頭部ユニットを搭載した試験機として開発されたが、陸戦型ジムベースの機体ではシステムの要求する動きに耐えられず目標値に達することができなかったため、RX-79陸戦型ガンダムをベースに新規開発した機体に移植された。

OVA『機動戦士ガンダム第08MS小隊』に登場。
地球連邦軍が開発した先行試作MSである。第1話で「死神サンダース」ことテリー・サンダースJr.軍曹が搭乗していた機体とされる。宇宙用ジム(うちゅうようジム)、宇宙用ジム ルナツー仕様(うちゅうようジム ルナツーしよう)などと表記する資料もある。
小惑星基地ルナツー工廠にて0079年10月に完成し、衛星軌道上やルナツー周辺の施設へ極秘裏に配備され、後のRGM-79C ジム改の原型となった。外観も非常に類似している。
ビームサーベルが背部に存在せず、ランドセルの「マルイチ」部分も存在しない。

OVA『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』に登場。
陸戦型ジムをベースに、センサー精度の向上やロングレンジ・ビーム・ライフル用のOSを追加した機体。「ジム・スナイパー」の名称は現地で付けられた便宜上の呼称で、全身がカーキグリーンに塗装されている以外は外観や基本性能に違いはない。

前期量産型ジム系

ジムの先行量産タイプ。外見は通常のジムと変わりはないが、内装の違いで多少性能が劣っている。

『機動戦士ガンダム』で最初に登場したのがこのタイプだが、通常のジムの機体と背部のバックパックにバズーカを搭載できるラッチが接続できるようになっている機体がある。

ジムの指揮官仕様。バックパックのビームサーベルが2本となり、視覚的に指揮官を識別できるようになったほか、通信機能が強化されている。

漫画・アニメ『機動戦士ガンダム サンダーボルト』に登場する地球連邦軍のMS。
かつてサイド4「ムーア」だった暗礁宙域「サンダーボルト宙域」での運用のために改修されたジム。
関節部には対デブリ用のシーリング処理が施され、両肩を初めとする機体各所にアポジ・モーターが増設されたほか、武装はエネルギーパック方式を採用している。さらに、最大の特徴として通常のジムのものとは異なる大型のランドセルを装備しており、このランドセルには5基のスラスター、エネルギーパックの交換やシールド携行に用いられる2基のサブアーム、予備のエネルギーパック3基などが設けられている。

プラモデル企画『モビルスーツバリエーション』 (MSV) に登場する地球連邦軍のMS。
一年戦争後期に開発された量産機ジムのバリエーション機。本機は連邦軍の主力であった戦闘機からMSに移行を余儀なくされたパイロット達の要望によって開発されたMSである。
RX-78のデチューン、簡略化により誕生したRGM-79であるが、少数ながら一部エースパイロット向けの高性能モデルも存在した。
通常のジムは戦闘機とは違い、機動力が鈍重であることから、旋回や一撃離脱に長けていたパイロット達にとってジムの評価は著しく低かった。それらの要望から一撃離脱という高速戦闘を目的に開発されたのがジム・ライトアーマーである。

プラモデル企画『MSV』に登場する地球連邦軍のMS。
ジムのバリエーション機の1つ。一年戦争後期からMSが戦線に投入されるようになると同時に表面化したパイロット達の練度不足を解消するために開発された教習用MSである。
胴体部分には教官用の座席が増設された複座型仕様となっており、教官側のコクピット前面はガラス面で覆って視界を確保している。主に2人で乗り込んで訓練や模擬戦闘などに用いられた。
基本性能自体は元となったジムと大差ないが、コスト削減のため装甲材質は落とされ、武装もほとんどオミットされているため、実戦での使用はほぼ不可能であった。

ゲーム『機動戦士ガンダム 戦場の絆』に登場。
スナイパーカスタムと同様のエースパイロット向けのジムのカスタム機で、パイロットに合わせて個別にチューンがされている。攻撃力を重視したスナイパーカスタムとは対照的に防御力を重視しており、専用の巨大な盾「ガーディアンシールド」を装備しているのが特徴。このガーディアンシールドは4種の合金の5層構造に対ビームコーティングが施され、前面にはバルカン砲が2門装備されており、機体が盾に隠れた状態で攻撃が可能。この他に、スナイパーカスタム系列用に再設計されたビームスプレーガン、近接格闘用としてボックスタイプのビームサーベルユニットやビームダガーを装備する。

メカニックデザイン企画『MSV-R』に登場。
エースパイロット専用にカスタムされたジムのバリエーション機の一つ。ガードカスタムと同じく艦隊防衛用であるが、防御力を強化したガードカスタムと対照的に、迎撃機として火力と機動力強化に主眼を置いている。特徴として、本体そのものはスタンダードにまとめられているが、背部に追加兵装ユニット「フェロウブースター」の装備を前提に仕様を変更している。約50機生産されたスナイパーカスタムのうち、生産後期型の10数機がこの仕様で生産された。

狙撃任務に多用されたため「スナイパーカスタム」と称されているが、実際は熟練パイロット向けに少数生産された総合強化型であり、その性能はRX-78に匹敵するとされている。艦隊護衛任務に就いた機体は「インターセプター」などと呼称された。大推力スラスターを内蔵したランドセル、腰部の増加冷却ユニット、脚部のサブスラスタ―によって高い機動性を発揮する。武装などの付属装備は個体差があり、多種多様な仕様が存在する。
「インターセプトカスタム」と「ガードカスタム」も、このスナイパーカスタムをベースに開発・改修されている。コスト面から生産数は50数機だが、その多くがア・バオア・クー戦に参戦する。

『MSV-R』に登場する地球連邦軍の水陸両用型MS。
連邦軍が一年戦争中に開発した水陸両用MSの1機。一年戦争中期以降、ジオン軍が開発した水中用MSへの対抗策は急務であり、その一環として開発された。開発期間を短縮すべく、開発段階にあったジムにオプションパーツとして、背面にバラストタンクと水流エンジンを搭載したバックパックを装着する形で開発された。そのため全面改修されたアクア・ジムに比べ、外見は背部に水流エンジンと有線式センサーポットを搭載した専用バックパックを、両脚部に補助のバラストタンクを装着した以外は殆どベース機のままであるが、水中での運用を考慮し、機体の一部には耐圧加工が施されている。

『MSV-R』に登場する地球連邦軍のMS。
連邦軍が地上拠点の奪還を任とする空挺部隊用に開発された機体。高高度からの強襲・奇襲を行なうために、胸部と背部ランドセルに計6基のスラスターを増設。それにより高度6,000mからの空挺降下が可能となった。また、スラスターのフル稼働により最大400mのジャンプ飛行が可能で、任務完了後の輸送飛行隊への帰還にも用いられる。頭部側面には作戦指揮官機や先導機からの信号受信用のセンサーポッドが装備されている。初期生産型として、既存機の改良により12機が製造され、第2次・第3次生産分とあわせ、88機が生産された。

『MSV-R』に登場する地球連邦軍のMS。
ジム・ナイトシーカーの配備部隊のパイロットの要望により、通常のジムより機動性能が勝るRGM-79L ジム・ライトアーマーをベースとして製造された機体。ベース機の機動性を生かすために、爆発ボルトによる追加スラスターの排除機能が追加されている。この排除機能はその後ジム・ナイトシーカーにも施されている。

『MSV-R』に登場する、地球連邦軍の中距離支援用試作MS。
連邦軍はガンキャノンの量産型を開発するに当たって、ジムにガンキャノンの頭部やバックパック、2門の肩部キャノン砲を移植した試作機を製造した。この試作1号機のテスト結果によって、重量バランスや安定性などの問題点が洗い出され、ジム・キャノンの開発に繋がった。

一年戦争時、ガンキャノンの量産型という位置づけで開発された。その名称と外観からジムのバリエーションと位置づけられることが多いが、ガンキャノンの量産化プランはガンダムの量産化と最初から別に進行しており、その延長線上にあるのが本機である。本来はガンキャノンの設計に若干の手直しを加える程度で量産する予定だったが、戦時下の状況を考慮し、先行していたジムの生産ラインを流用する形で設計を変更。試行錯誤を重ね、このようないわば簡易量産型ともいえる形態へとなった。

『MSV-R』に登場する、地球連邦軍の中距離支援用量産型MS。
ジム・キャノンを宇宙戦闘用に調整した機体。地上での肩部ロケット砲発射時に重量として必要だった脚部の分割式増加装甲を外し、ジム・コマンドと同一のバーニアスラスターをランドセルおよび脚部に装備することで、戦闘時の姿勢制御能力と宇宙での機動性が向上した。オプション兵装だったバルザック式380mmロケットバズーカが当機の兵装として正式採用されている。
星一号作戦に参加するエースパイロット用としてレビル艦隊に5機前後が実戦配備された。

後期量産型ジム、ジムコマンド系

ジム後期生産型(ジムこうきせいさんがた GM LATER Type)は、雑誌企画『ガンダム・センチネル0079』に登場する地球連邦軍のMS。
前期生産型ジムにRX-78-2の交戦データを基に性能を向上させた、アップデート版である。背面にジム・コマンド宇宙仕様と同型の高機動パックが装着されているため、ビームサーベルは腰のハイパーバズーカ用のマウントラッチにマウントアタプターを介する形で装着されている。外観上では腰の前後アーマーが独立可動式に変更されるなどの変更が行われている。

『M-MSV』(大河原邦男コレクション)に登場する地球連邦軍のMS。
一年戦争後期に地球連邦軍によって開発されたジムのバリエーションの1つ、陸戦型ジムの後期生産型に当たる。主にヨーロッパ戦線を中心に配備されていた機体で、市街地戦・森林戦などで被弾率の上がる上半身部分の装甲が強化されている。
本機を改修したバリエーション機として砂漠戦用に特化したデザート・ジムが存在している。

『M-MSV』(大河原邦男コレクション)に登場する地球連邦軍のMS。
一年戦争後期に地球連邦軍によって開発されたジムのバリエーションの1つ、陸戦用ジムを砂漠戦用に改修した機体である。主にアフリカ・中東方面に配備されており、各関節に防塵処理と、装甲部分にリアクティブ・アーマーが装着されているのが特徴となっている。

ゲーム『ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079』に登場する地球連邦軍のMS。
一年戦争後期に地球連邦軍によって開発されたジムのバリエーションの1つ、後期生産型ジム[8]の装甲を強化した機体である。かつて存在した『ジオニックフロント』公式サイト解説によるとロールアウトは寒冷地仕様と同時期。
他のRGM-79F同様、各関節に防塵処理と、被弾率の上がる上半身部分へのリアクティブ・アーマーを用いた装甲強化が施されている。

『M-MSV』(大河原邦男コレクション)及び『機動戦士ガンダムUC』に登場する地球連邦軍の水中用MS。
地球連邦軍がジオン公国軍の水陸両用MSに対抗するために開発したジムタイプの水中戦用バリエーション機の一つ。ランドセル部分と肩部に水中用のハイドロジェットを装備し、合わせて各種武装も水中戦用の物に変更されている。連邦軍にとって初めての水中用MSであったが、短い期間で開発を余儀なくされた結果、性能面に問題の多い機体となってしまった。

メカニックデザイン企画『M-MSV』(大河原邦男コレクション)に登場する地球連邦軍の水中用試作MS。
アクア・ジムをエースパイロット用に再設計し、チューニングを施した機体となっている。そのため本来はジム系に分類されるが、頭部がガンダム風のデザインとなっているために、水中型ガンダムと呼ばれるようになった。

ゲーム『SDガンダム GGENERATION』シリーズに登場する、地球連邦軍のニュータイプ専用試作型MS。単にジム・ジャグラーとも呼ばれる。
ソロモンの戦い後の掃討戦において、ジオン公国軍のMAN-03 ブラウ・ブロやMAN-08 エルメスなどのニュータイプ用モビルアーマーのオールレンジ攻撃に衝撃を受けた地球連邦軍が、自軍の技術でそれを行うべく開発した機体である。しかし、ニュータイプ研究ではるかに遅れている連邦軍にサイコミュシステムが開発できるはずもなく、既存の機体を流用し擬似的な遠隔誘導攻撃のみを設置して開発された。

メカニックデザイン企画『F.M.S.』(福地モビルスーツステーション)に登場する地球連邦軍のMS[16]。
亜熱帯地域の密林における陸戦を主任務として陸戦型ジム系列を基に開発されたもので、胸部および肩部に増加装甲が、背部に出力向上型のランドセルが装備され、機体形状や開発コンセプトは本機に続いて開発されたジム・スナイパーIIに近いものになっている[15]。MS相手の近接戦闘を重視した武装のほか、赤外線遮蔽シートやミノフスキー粒子散布ポッド、スモーク・ディスチャージャーなどの隠密性向上のための各種装備を有する。

メカニックデザイン企画『F.M.S.』(福地モビルスーツステーション)に登場する地球連邦軍のMS[16](型式番号:RGM-79E。
ジム・スパルタン率いる第17機甲海兵師団第2特務小隊の所属機。通信ケーブルを用いた他機へのデータ伝達を行うことが可能。ジム・スパルタンの後ろに描かれたジムの事と思われる。

雑誌「ガンダムエース」に連載されている漫画『ザ・ブルー・ディスティニー』に登場する地球連邦軍のMS。
ブルーディスティニー1号機との交戦で損傷したユウのジムの代替機として配備された機体。ジム系機体の改修に必要なデータ収集のため、オーガスタ研究所の関係施設が後期生産型ジムをベースに改良を施したハイスペック機で、開発元が同一なためか機体の形状、武装がペイルライダー計画の機体に酷似している。また、テストベッド機としての高い拡張性も持たされている。

OVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』などに登場。メカニックデザインは出渕裕。
ジム・スナイパーカスタムの設計コンセプトを、ジム・コマンド系列機に反映させた機体。 精密射撃用センサーと高倍率カメラ(精密射撃用レーザーと光学複合センサー)を備えた開閉式バイザーを持ち、頭部バイザーを下ろして頭部全体を冷却することで超長距離の狙撃を可能としている。非戦闘空域での突発戦闘時には専用のスナイパー・ライフルによって敵旗艦や敵指揮官機を仕留め、戦闘を短期に決着させる。

OVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』に登場する地球連邦軍が開発した量産型MS。
連邦軍の量産型MS・ジムの後期生産型に分類される。拠点防衛用として北極基地などの地球上の寒冷地へ配備された。胴体部や腕部、脚部などのアウトラインはジム・コマンドシリーズと共通する部分が多い。ただし、頭部は頬部ダクトがある他は前期量産型のものに近く、またバックパックはジム改と同型、肘及び膝関節にも前期量産型と同じくフィールドモーターを内蔵した蝶番のモールドがある。
寒冷地用のチューンとして、機体各所には既存の車両や航空機の運用ノウハウに基づいた氷結対策、防寒処理が施されている。

OVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』ほかに登場する、地球連邦軍の量産型MS。ジム・コマンド コロニー戦仕様と呼称することもある。
ジム・コマンドシリーズのスタンダードタイプであり、いわば地上戦仕様に位置する機体であるが、本機が開発された頃には地球上での戦闘は収束に向かっていたため、主に宇宙の拠点防衛用として配備された。クリーム色と黒色に彩色された機種はスペースコロニー内とその周辺での活動を主としたコロニー戦仕様機として運用された。

漫画『アウターガンダム』に登場する地球連邦軍の試作型MS。正式名称は不明。
MSの自律無人運用を目的とした「無人機(ファントム)システム」のゼファーガンダムに続く実験機で、ジム・コマンドをベース機としている。ファントムシステムを搭載しているほか、武装も通常のジム・コマンドのものとは異なり、実弾火器であるメインアームと、ランチャーなどを有するバックパックを装備している。

小説『機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ』に登場する地球連邦軍の試作型MS(型式番号:RGM-79GB)。
移動速度の向上を目指してジム・コマンドを基に開発された機体で、ランドセルを通常のジムのものに換装し、脚部にブースターユニットが追加された。その結果、移動速度の向上には成功したものの、引き換えに回避性能が低下している。武装としてビームサーベルのほか、ピクシーのサブマシンガンを発展させたYF81-MP100マシン・ピストル2丁を装備。

OVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』に登場する、地球連邦軍の量産型MS。
広範囲の宇宙空間での戦闘用として配備された。本体の外観について、背部のランドセルに姿勢制御バーニアが多数配置されている以外はコロニー戦仕様機との大きな差異はない。白色と赤色に彩色されており、高威力のビーム・ガンを装備している。旧型に比べて威力は向上しているが、連射性は劣るとされる[7]。また、標準的な90㎜ブルパップ・マシンガンを装備した機体もある。

『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 MSV』に分類される地球連邦軍の量産型MS(型式番号:RGM-79GL)。
RGM-79L ジム・ライトアーマー同様、ジム・コマンドを軽量化することでの機動性の向上が図られ、運用方法も一撃離脱戦法に限定されている。また、カラーリングも踏襲されておりオレンジと白の彩色となっているが、RGM-79Lよりも薄いオレンジとなっている。また、下腕部や脛の部分、腰部も白いといった違いがある。頬部ダクトやオプチカルシーカーがなかったり、胴体部の形状などジム・コマンドとの共通項は少ない。

OVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』、『機動戦士ガンダム MS IGLOO -黙示録0079- 』に登場する地球連邦軍の量産型MS。『MS IGLOO』に登場した機体の正式名称は「後期型ジム」であるが、同作の公式サイト内のサラミス級巡洋艦の解説では「ジム改」としている。
一年戦争末期に量産試作機が完成した後、多数の機体がア・バオア・クー攻略戦に実戦投入された。



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