【解説付き】絶対にゾクっとする…意味が分かると怖い話part32 | 質問の答えを募集中です! 【解説付き】絶対にゾクっとする…意味が分かると怖い話part32 | 質問の答えを募集中です!

【解説付き】絶対にゾクっとする…意味が分かると怖い話part32

怖い話

俺が夜中に車に乗ってたら、前に小学生くらいの男の子がいた。

「こんな時間に、危ないなー」と思っていたら、なんだか様子がおかしい。

ふらふらとしている。

と、急に男の子は車道に転がった。

キキキキーーーーードン!!

ぶつかった・・・

どうしよう・・・

下りたほうがいいのか・・・

関わり合いになりたくなかった俺は、バックしてさっさとその場を離れた。

その後、そこを通る機会があった。

あれが幽霊だったらまだ良いのに・・・

そう思って現場あたりを見ると

「○月○日○時ごろここで轢き逃げがありました。」

「目撃された方下記の電話番号に情報提供おねがいします。」

俺は家に帰り悩んだ。

警察に行くべきか・・・

だがきっと、相当な時間を奪われてしまう・・・

いやだ。俺は関係ない・・・

そうこう思っていると、ニュース速報が。

「△市×町で発生した轢き逃げの容疑者が逮捕されました。」

ああ、そうか・・・良かった。

俺はほっと胸をなでおろした。

解説

なんだか様子がおかしい。
「ふらふらとしている。」
ということは・・・男の子は既に轢き逃げにあっていた。

息はあった男の子を再度轢いて殺してしまったのが語り手である。

二回轢かれたことなんて調べればわかるだろうから、この語り手もまた捕まるだろうね。

私は世界中を船で旅している。

有名な危険海域を航行中、船が難破し私は暗い海に放り出された。

島に流れ着き、どうにか助かったが、一体どうなってしまうのか。

何かないかと探すため歩き始めると遠目に看板のようなものを発見。

近づいてみると、文字が書いてある。

「危険」「罠あり」

目を凝らして見ると、看板の近くに錆びついたトラバサミが設置してある。

看板を頼りに、罠を避け慎重に進む。

途中、突然蛇が現れて飛び退いたが、よくよく見れば風に吹かれたツタだった。

一本だけ場違いに転がっている。

降り積もった落ち葉の上にちょこんと。

さらに進むと小屋を発見した。

小屋の隣には棒切れがいくつも突き刺さっている。

中には一人の痩せこけた男が座っていた。

男はこちらを見て驚いたような顔で呆けている。

だがその瞳は輝いていた。

私は男に語りかけた。

「あなたも遭難者ですか?」

男はそうだと答えた。

男にいくつか質問してみたが、すぐに後悔した。

この島には他に誰もおらず、動物や虫さえ見たことがない。

生息していないと言う。

食料は底をついたし、植物も食べつくしたと答えたからだ。

今度は男が私に語りかけてきた。

ここに来るまでに何かなかったか? と言った。

「何もありませんでしたし、何も持っていません」

私がそう答えると男はそうか、残念だとつぶやいてうなだれた。

男の手には湿り気のある泥がついていた。さっきの罠は彼が仕掛けたのか。

獲物がかかるのを期待していたに違いない。

男はこちらをじっと見ていた。

私に向けられた視線は熱く、その瞳は輝いていた。

私はもう一つ質問した。

「どれくらいここにいるのです?」

男はもう忘れてしまったと答えた。

解説

これこそまさに「意味がわかると怖い話」というくらい上手くできている話ですね。

それでは解説です。

語り手が流れ着いた島は、動物や虫すらいない島なのに、この痩せこけた男は何を捕まえようと罠を仕掛けていたのでしょう。

「私」に熱い視線を向け、その瞳を輝かせていることから想像つきますよね…

そう考えてみると「危険」「罠あり」とわかりやすく看板が付けられたトラバサミの罠も怪しいですし、その横の落ち葉の上にちょこんと場違いに転がっているツタが余計にとても怪しく感じられます。
こちらが本命の罠なのかもしれません。

語り手は早く逃げないとマズイですね…。

今日すげー怖い車見た。

全身スモークの黒バンで真夜中なのにライト消して軽自動車のあおってんの

しかも当たるか当たらないかの距離だから当然、軽の人も気付いてて結構飛ばしてたってか逃げてたww

暗かったけど軽のバックミラーから見える顔は女の人っぽかったかな?

とにかく必死で逃げてて最後は警察署に逃げ込んだみたいだったけど

大丈夫だったんだろうか…

解説

こういう「意味のわかると怖い話」はいいですね。
秀逸です。
あなたは意味がわかりましたでしょうか?それでは解説です。

「軽のバックミラーから見える顔は女の人っぽかったかな?」とあることから、語り手は軽の車の真後ろにいることがわかります。
すげー怖い車を見かけたような話ぶりですが、実は煽っているのは語り手本人ということがバレてしまいますね。

さらに警察署まで逃げ込んだところまで見届けているわけですから執拗極まりないですね。

終電が過ぎてしまって困っていた。

「あぁ、どうしよう」そんなことを何度も呟いていた。

ふと気づくと、目の前に黒いスーツを着た男が立っていた。

その男は俺と目が合うと驚いた表情をして俺にこう言った。

「お前さん、この前の・・・」

俺は考えた。

見覚えがない人間にそんなこと言われても。

10秒間の沈黙があった。

何故か俺はただならぬ危機感を感じていた。

「お前さん、この前の」

男が再びその言葉を口にしたとき、俺は気づいてしまった。

俺はその場を駆け出した。必死に走った。

もう大丈夫だろうと思って後ろを振り向くと男の姿はなかった。

俺は呟いた。

「あぁ、どうしよう」

数日後、俺がその男に殺されたのは言うまでもない。

うーん。。
こういう「意味はわかると怖い話」は正直好きではないんだよなぁ。
普通意味がわからないと思うのですが、あなたは意味がわかりましたか?
それでは解説です。

解説

お前さん、この前の・・・」

「お前3」、「『こ』の前」

50音順で「お」の3つ前は、あ「い」うえ「お」で『い』

「こ」の前はかきく「け」「こ」で『け』

つまり「いけ」⇒「逝け」となる。

うーん・・・
こういう話を考える人ってどういう人なんでしょう…

心霊写真

誕生日に、ホームパーティを開いた。
その時、家の中で皆の写真を撮っていたら、
変なものが映った。
背後の押入れから見知らぬ青白い顔の女が顔を出し、
こちらを睨みつけてる。
「これやばくないか?」と思い、
霊能力者に写真を鑑定してもらった。

「この写真からは霊気を感じない。心霊写真でも何でもないよ。」
それを聞いた僕らは安心した。

解説

背後の押し入れから、
見知らぬ青白い顔をした女が
こちらを睨みつけている写真・・・
鑑定結果は心霊写真じゃない。

では、なぜうつっていた?
その理由は簡単。
女は霊じゃなくて普通の人間。

つまり、その女は語り手のストーカーで
押し入れに隠れていたところ、
写真にうつってしまった
ということ。

部活の合宿で肝試しやったんだよ。

一番上、4階の音楽室の前に花を置いてくるだけ。

ちゃんと一番上まで昇って花を置いて4階分の階段を下りて戻ってきたさ。

でもさ、みんな戻ってきた後に確認したら、一輪だけ花が足りなかったらしい。

臆病者が花だけどっかに捨てたんじゃないかって騒いでる

解説

こういう「意味のわかると怖い話」はいいですね。
秀逸です。
あなたは意味がわかりましたでしょうか?
それでは解説です。

「4階分の階段を下りて戻ってきた」とありますが、一番上が4階なのに、4階分の階段を降りてきたということは一階分多く登ってきたことになります。
(1階〜2階、2階〜3階、3階〜4階の3階分の階段で4階にはいけるわけです)

つまり、、語り手は存在しないはずの5階に行っていた。
そのため一輪だけ”4階”の音楽室にはなかったと…

廃墟の壁

 

 

俺が小学生の頃の話。

俺が住んでいた町に廃墟があった。

2階建てのアパートみたいな建物で、壁がコンクリートでできていた。

ガラスがほとんど割れていて、壁も汚れてボロボロだったから、

地元の人間でも、あまりこの場所に近づくことはなかったらしい。

ある日俺は、友人と肝試しをすることになって、この廃墟に行くことにした。

まだ昼ぐらいだったから、建物の2階まで上がって建物を探索した。

そしたら並んでいる扉のひとつに、文字が書いてあるものがあった。

友人と近づいて確認してみると、扉の前に

「わたしは このさきの へやに いるよ」

と書いてあった。

俺と友人は扉を開けて中に入り、先に進むことにした。

歩いて行くと分かれ道に突き当たって、壁に

「わたしは ひだり に いるよ」

と書いてあった。

少し怖くなったけれど、俺と友人はそのまま左に進むことにした。

すると両側に部屋があるところに突き当たって、壁に

「あたまは ひだり からだは みぎ」

と書いてあった。

友人はこれを見た瞬間に、半狂乱になって逃げだした。

でも俺はその場所にとどまって、勇気を出して右の部屋に行くことにした。

部屋に入り進んでいくと、突き当たりの壁に

「わたしの からだは このしたにいるよ」

と書いてあった。

下を見ると

「ひだりの へやから わたしの あたまが きてるよ うしろ みないでね」

俺は急いで、その部屋の窓から飛び降りて逃げた。

それからはもう、その場所には近づいていない。

解説

これは有名な「意味がわかると怖い話」の一つですね。秀作です。
あなたは意味がわかりましたでしょうか?
それでは解説です。

よくある肝試し話のようなのですが、
右側の方に進んだということは「からだ」がある方に進んで、突き当たってしまったことになります。
そこに書いてあった最後の言葉は
「ひだりの へやから わたしの あたまが きてるよ うしろ みないでね」
とのこと…
突き当たりということなのでどこにも逃げる場所はなく、後ろには分かれ道の左の方から「あたま」がやってきている…

怖い…

また、最後の言葉は「書いてあった」という描写がないので、「実際に声を掛けられた」と考えることもできます。
頭なので「手で書く」こともできず、逆に「口で話し掛けてきた」のでしょうか…

こっちの方がより怖いですね。



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