先延ばしはヤバい。やるべきことを先延ばしにしていると、それを気にした状態が続き、ノンストップでメンタルにストレスがかかり続ける。これは急に襲いかかる短期的なストレスではなく、とろ火で煮込まれるような長期的なストレスで、後者の方が精神疾患や心疾患のリスクが上がることがわかっている。
私が精神を病んだ大きな原因の一つがこの「先延ばし」。先延ばしの怖さは私自身強く実感しているので、先延ばしの更なる弊害や回避法に関しても発信していけたらなと思う。ここをクリアできると人生の質は劇的に変わる。やるべきことを放置していると、何をしていても楽しくないよね
😾
もし今先延ばし事項が複数ありメンタル的にきつい場合、効果抜群の応急処置がある。それは
「計画を立てること」
箇条書きで良いので紙にタスクを羅列し、それをスケジュールに落とし込んでみる。雑で良い。驚く程ストレスが軽減するはずだ。まずはメンタルを回復させ、冷静になろう。大丈夫だ。
先延ばしを防ぐには寝ることが大事です。
ダイアン・タイスが学生を対象にした研究によると、多くは起きている時間の1/3は自分に甘くなり先延ばしし、やらなくてもいいことに時間を使っていることが判明。
自分に甘くなるのは睡眠が不十分な時で、しっかり寝なかった翌日ほど甘くなりがちだった。
先延(さきの)ばしは集中力を低下させる
先延(さきの)ばしをしたからといって、その物事を完全に忘(わす)れてしまう
ことは少ないでしょう。むしろ、ほかのことをしなが
らも、先延(さきの)ばししていることが頭の中をチラチラと飛び交い、
かえって気になる……というほうが多いのではないで
しょうか?
先延(さきの)ばしにした物事が常に気になってしまうことから、先延(さきのぶ)ば
し癖(くせ)は集中力を低下させると、メンタリストのDaiGo氏は述べま
す。
先延(さきの)ばし
にしたタスクが気がかりとして残ったまま、ほかのタスクに取
り組むことは、脳(のう)の負担(ふたん)となり、集中力を低下させま
す。先延(さきの)ばしせずすぐやることによって、脳(のう)の負担(ふたん)を
軽減して活性化させるとともに、集中力アップにもつながるの
です。
集中力が低下すると、必然的に仕事の質も低下します。さらに
時間的余裕(じかんてきよゆう)がないなかでタスクをこなすことになるため、ミス
も誘発(ゆうはつ)しかねません。このように、先延(さきの)ばし癖(くせ)は “仕
事がデキない人” に陥(おちい)る悪循環(あくじゅんかん)を招くおそれがあります
。
先延(さきの)ばしは成長の機会やチャンスを奪(うば)う
先延(さきの)ばしをするということは、今後の予定にやるべきことが追
加され、さらに忙(いそが)しくなるということ。そのため、先
延(の)ばし癖(くせ)がついてしまうと、常に時間に追われて余裕(よゆう)がなく
なってしまいます。そして、終わらなかったことは翌(よく)
日以降(ひいこう)に持ち越(こ)し……。結局、負の連鎖(れんさ)が泥沼化(どろぬまか)してしまうの
です。
先延(さきの)ばしによって時間的・精神的余裕(せいしんてきよゆう)を失った状況(じょうきょう)では、周囲
からビジネスパーソンとしての能力を疑(うたが)われ、信用をなくして
しまいます。当然ながら、成長の機会も減ってしまうでしょ
う。さらに、先延(さきの)ばし癖(くせ)の中には “決断の先延(さきの)ばし”
もあり、『「すぐやる人」のノート術』の著者(ちょしゃ)・塚本亮氏(つかもとりょうし)は、
先延(さきの)ばしがチャンスをも奪(うば)うと指摘(してき)します。
今の時代、特にスピードが重
視(し)されています。先延(さきの)ばしで信用を失いたくないものですね。
『チャンスを逃(のが)す』というのは、チャンスが巡(めぐ)ってきていて
も、優柔不断(ゆうじゅうふだん)なままでいたら、チャンスを逃(のが)してしまうという
ことです。チャンスボールを見逃(みのが)しては成功はつかめません。
ビジネスパーソンとしてより成長したいという想いとは裏腹(うらはら)
に、チャンスがなかなか巡(めぐ)ってこないと感じる人は、先延(さきの)ばし
癖(くせ)が原因なのかもしれません。