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『蛭子さん』スゴい漫画家だった理由まとめ!今更ながら…。。

マンガ 懐かしマンガ

テレビを観る限り、人間性を疑うようなエピソード、場の空気を読まない言動ばかりが目に付く蛭子能収。がしかし、それは彼のほんの一面に過ぎない。実は本職たる漫画やイラストがとってもスゴい!

例え、相手が大物でも素人でも、場所が都会でも田舎でも、いつも変わらない態度と言動。そして異常な食に対する執着。まぁ、そんなイメージ。

競艇、競馬、パチンコ、麻雀、賭け事やギャンブルが全般大好き。まぁ、そんなイメージ。

バラエティタレントのイメージしかない人も多いが、元々は漫画家。また、漫画家である事を知っている人でも、その作品を読んだ事がある人は案外少ない。

蛭子さんは、漫画界の異才をあまた輩出していて、サブカルチャーの総本山的な立場で知られる『ガロ』で漫画家デビューした。

マンガに蛭子さんの正体や深層心理の禍々しさが全て表われる

出典ameblo.jp

前衛的な手法

芸術運動としてのシュールレアリズムや国内外の前衛映画、同じガロで描いていた漫画家のつげ義春、画家の横尾忠則などに強い影響を受ける。

狂気を内側から描いている人

因果で陰鬱なプロット、意味のない掛け合い、オチのない結末などが蛭子漫画の特徴に挙げられる。

意味がないから面白い

読んで考えるより、読んで感じる的な作品が多い。そもそも蛭子さんの漫画に教訓や救いを求めるのが野暮なのだ。

今でも熱狂的なファンが多い事で知られる漫画家つげ義春からは特に影響を受けた。つげ義春の代表作「ねじ式」のパロディ作品さえある。

マンガの世界では蛭子さんを「ヘンなオジサン」なんて恐れ多くて言えません

インテリな側面も

映画が大好きな蛭子さん。漫画にも映画好きの人ならニヤっとしてしまうような小ネタがちらほら。中にはタイトルがどれも映画のパロディの短編集なんてものも。

蛭子さんって凄いインテリなんじゃん

馬鹿馬鹿しい設定やくだらない下ネタも持ち味。しかし蛭子さんにかかると不思議と芸術的な雰囲気が漂う。

「えびす漫画」の結末は不幸です。しかし、なぜか心地よさが残ります。

ギャンブル漫画

自身も大のギャンブル好きの為、作品の題材で使われる事もしばしば。変にリアリティーがあったりもする。

決して売れっ子の漫画家ではないが、根強いファンが多いのも事実。もっと漫画家としての評価が確立されても良いのかもしれない。

海外のアーティストに取り上げられる事もある。これだから蛭子さんなかなか侮れない。

手抜きの作品も多い。タレントとして活動するようになってからは、明らかな手抜きもちらほら。曰く「テレビの仕事は楽しくて、おいしい。漫画を描くというのは結構難しく面倒なもの。テレビ出演のギャラと比べても漫画の原稿料は格段に安い」

イラストレーターとして

「ヘタウマ」というジャンルを確立した漫画家のひとり蛭子さん。巷で味のあるイラストをみかけた事がある人も多いのでは。

根本敬、相原コージ、ねこぢる、大槻ケンヂ、武内享など、著名人にも熱狂的な蛭子ファンが存在する。

サブカル好きにもファンが多い。特に80年代の日本カルチャーが好みの人はストライクゾーンであろう。

近頃は、アートスペースで個展を開いたり、特集を組まれたり、アーティストとしての蛭子さんへの再評価の気運が高まっている。



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