- ガンダムの由来
- 主役はガンダムじゃなくてガンキャノン?
- デザイナー同士の繋がり。髭ガンダムを後押しした宇宙大帝!
- ハリウッドにある兄弟作品
- 喋るガンダム
- 再放送で救われた
- 死ぬはずだった主人公
- 実はシャアの名台詞は声優が作った
- シャアの「赤い彗星」はピンク
- ホワイトベースの制服が白いのはシャアのせい
- 白い悪魔は緑の悪魔だった?
- ミハルの弟はムラサメ研究所に連れて行かれ、妹は誘拐されて行方不明となった
- シロー・アマダのいたコロニーに毒ガス注入したのはシーマ
- エルメスのビットの中には培養された脳味噌が入ってる
- モンシア中尉は28歳
- プルツーが死ぬ前におかしくなっているのは 死んだプルツーの体をプルの精神が乗っ取ってるから
- 30バンチ事件は 実はティターンズによるものではなく、地球連邦軍が正規の軍事行動として行った
- ララアはシャアに拾われる前は高級娼婦だった
- 宇宙世紀のスペースノイドは連邦がコロニー建設費改修するために結婚と子作りが義務付けられている
- ハイ・ストリーマー、小説版逆襲のシャア(ベルトーチカチルドレン)、映画版逆襲のシャアではそれぞれアムロとシャアとギュネイの機体が微妙に異なる。
- ■様々な人がオファーされた
- ■電話を持たなかった監督
- ■作風が異質な理由
- ■ガンダムの登場が少ない理由
- ■ジオン軍のイメージを決定づけた作品
- キラ・ヤマトの実の両親の名前は父「ユーレン・ヒビキ」、母「ヴィア・ヒビキ」
- アスラン・ザラの母・レノアとプラント急進派の議員「ルイーズ・ライトナー」は親友同士
- クロト・ブエルの趣味はゲームであり、匿名でネットのゲーム大会に出場して優勝している。
- ガンダムのキャラにはそれぞれネーミングの由来となった人物・モノがある
ガンダムの由来
出典togetter.com
「機動戦士ガンダム」の『ガンダム』の由来は何でしょうか?実はこれは、単なる語呂が良い組み合わせに過ぎません。
当初は少年兵が主題の作品になる予定でしたので『ガン(銃)ボーイ(少年)』だったそうです。
ネーミングを考えていた頃、ハリウッドでサム・ペキンパー監督の映画「コンボイ」が流行っていた影響で『ガンボイ』に変更されました。
さらに、当時の日本でチャールズ・ブロンソンのマンダムのCMが流行り、『ガンダム』となったそうです。
主役はガンダムじゃなくてガンキャノン?
機動戦士ガンダムの主役メカといえば、もちろんタイトルの通りガンダムです。しかし、制作スタッフの構想では、違うモビルスーツが主役になる筈だったとか。
それが、ガンキャノン。
名前の通り両肩にキャノン砲を装備したモビルスーツで、武骨なデザインから根強いファンが大勢います。
しかしてスポンサーから、「武骨なガンキャノンじゃなくて、主役メカらしいかっこ良いデザインのロボットを」という意見が。
そこで産み出されたのがガンダムだったという訳です。
もしスポンサーの意見が無かったら、番組のタイトルは『機動戦士ガンキャノン』になっていたかも知れませんね。
デザイナー同士の繋がり。髭ガンダムを後押しした宇宙大帝!
ファーストガンダムを皮切りに、沢山のガンダムが生み出されてきました。そんな数あるガンダムの中でも一際、異彩を放つデザインがターンエーガンダム。
公開当初から「髭のガンダム」と呼ばれ、ファンの間で話題になっていました。
さて、この奇抜なターンエーガンダム。それまでのガンダム像を見事に破壊した訳ですが、デザインしたのは世界的工業デザイナーのシド・ミード氏でした。
デザイナーとしてハリウッド映画でも活躍していたミード氏ですが、ターンエーガンダムの作成当初は、自身の描いた「髭のガンダム」が受け入れられるか不安だったとのこと。
そんな彼を激励したのが、日本有数の玩具デザイナー、村上克司氏でした。
村上氏と親交のあったミード氏は、彼に相談。そして村上氏から、「自分もこの様なデザインのロボットを描いた。大丈夫だ」と励まされたそうです。
この手紙と同封されていたのが、村上氏が描かれたロボット、『宇宙大帝ゴッドシグマ』のデザイン画でした。
自分が書いたターンエーガンダムよろしく、髭の様な突起を顔面に有したデザインを見て、勇気をもらったミード氏はあのデザインで通すことに決めたそうです。
村上氏とゴッドシグマの助力によって、あのデザインが生まれた訳ですね。
ハリウッドにある兄弟作品
「機動戦士ガンダム」は、歴然とした株式会社サンライズのオリジナル作品ですが、当初ガンダムは登場する予定はありませんでした。
ところが、当時のスポンサーからロボットを出すように指示が出て、困ったスタッフは、SF小説「宇宙の戦士」の日本版に描かれていたパワードスーツをモチーフにガンダムを作ったそうです。つまり、ガンダムのモデルはこの小説の日本語版ということになります。
スポンサーの要求なければガンダムは生まれなかったのです。
ちなみに、「宇宙の戦士」は1997年に「スターシップ・トゥルーパーズ」として実写映画化されました。つまり、ロボットのガンダムとこのハリウッド映画は兄弟のようなものですね。
皮肉なことに「スターシップ・トゥルーパーズ」では、パワードスーツの設定はリアル感にそぐわないので削除されてしまっているようです。
喋るガンダム
まだ『リアル・ロボット』の概念や、シリーズ化の検討すらされていなかった本作では、色々と後のシリーズと比較すると変な部分があります。
作品の第18話で登場するガンダムの音声機能もその一つです。
ガンダムが敵のロボットの罠にはまってしまった現状を、音声機能で主人公に伝えるというものです。
いわゆる、昔ながらの声のピッチを高くしただけのものですが、今から見るとかなり違和感のある描写です。
放送当時のガンダムの評判は散々なもので、視聴率は振るわず、スポンサーが要求したガンダムの玩具も売れませんでした。
当時の玩具会社から発売されていた商品の質が悪かったことも大きい要因だったようです。
結局、ガンダムは放送短縮を余儀なくされたのですが、放送終了直後から視聴者による再放送の要望が絶えませんでした。
そこでスポンサーサイドが試しに再放送してみたところ、これが大ヒットし、後の社会現象にまでなるのです。
死ぬはずだった主人公
戦争体験者が多かったスタッフたちの意向もあり、本作では戦争の悲惨さを訴えることがテーマの一つとされていました。
そこで最終回では、主人公が戦死するという段取りで進んでいたのです。
ところが、上記のように短縮打ち切りのあおりを受けて色々な伏線を急ピッチで回収した結果、皮肉にも主人公は生き残ることになりました。
ちなみに、主人公が死ぬバージョンは作品の監督である富野由悠季さんが小説として発表しています。
実はシャアの名台詞は声優が作った
シャアの声優である池田秀一氏は元々、主人公アムロ・レイのオーディションを受けるためにスタジオに訪れたといわれています。
ところが台本を読んだ池田氏は「シャアがやりたい」と言いだし、急きょ、シャアのオーディションが行なわれたのです。
ところが、アムロ・レイのセリフは用意してあってもシャアのセリフは用意されていなかったため、池田氏がシャアならこういう、と言って名台詞を口にしたといわれています。
シャアの「赤い彗星」はピンク
シャア専用のモビルスーツは赤で塗という設定になっています。
しかし、アニメを見ると「赤というよりピンク?」と思われた方も多いのではないでしょうか。
実は、当時サンライズには大量のピンクの絵の具が余っており、その絵具を使うためシャアのモビルスーツはややピンクがかっているのです。
ファーストガンダムの爆発がピンク色なのもそのため。
ホワイトベースの制服が白いのはシャアのせい
ホワイトベースの宇宙服は全員「白」です。
これは、ピンクの絵の具が余ったことから爆弾もピンク、ビームサーベルもピンク、連邦軍女性の制服もピンクとしてしまい、サンライズに絵具が少なくなってしまいました。
そのため、ホワイトベースの宇宙服は白になったといわれています。
白い悪魔は緑の悪魔だった?
新種のモビルスーツとしてガンダムが登場しますが、正直なところ、戦争をしている時にあんなに白い物体がいると標的にされてしまいます。
そのため、当初はガンダムにはザクのような緑色のモビルスーツしか用意していなかったといわれています。
ミハルの弟はムラサメ研究所に連れて行かれ、妹は誘拐されて行方不明となった
連邦軍に拉致られて強化人間の実験台になった
フォウ・ムラサメと一緒にムラサメ研究所にいた
二人とも死ぬけど、フォウは二人の記憶を消された
シロー・アマダのいたコロニーに毒ガス注入したのはシーマ
エルメスのビットの中には培養された脳味噌が入ってる
脳味噌がテレパシーでパイロットと交信して動いてる
モンシア中尉は28歳
プルツーが死ぬ前におかしくなっているのは 死んだプルツーの体をプルの精神が乗っ取ってるから
30バンチ事件は 実はティターンズによるものではなく、地球連邦軍が正規の軍事行動として行った
ジオニズムの暴動鎮圧の為と称して密閉型コロニーの毒ガスを流し込んで住民全員を虐殺したいわゆる30バンチ事件は
実はティターンズによるものではなく、地球連邦軍が正規の軍事行動として行った
ティターンズというスペースノイド弾圧組織が出来る「らしい」という噂はそれ以前に有ったので
地球で戦争を起こし、経済を困窮させアースノイドをすべて宇宙に上げるという野望を持つジャミトフ・ハイマンが
その噂を本当であるかのように扱い、責任の追求から逃れたい連邦軍本部の思惑とも合致しティターンズの組織化に成功した
一方、そのティターンズに対抗する「エゥーゴ」という組織があるらしいという噂も流れ始め
ブレックス・フォーラがその流れに乗って代表になってエゥーゴの組織作りを行った
Zガンダムの物語の初期にバスク、ブレックス双方が相手組織を「でっちあげ」と言っているのはこの事
両方の噂の出所を辿るとアナハイム・エレクトロニクスの会長、メラニー・ヒュー・カーバインに行き着くという
ララアはシャアに拾われる前は高級娼婦だった
宇宙世紀のスペースノイドは連邦がコロニー建設費改修するために結婚と子作りが義務付けられている
ハイ・ストリーマー、小説版逆襲のシャア(ベルトーチカチルドレン)、映画版逆襲のシャアではそれぞれアムロとシャアとギュネイの機体が微妙に異なる。
OVA「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」の意外なトリビア
■様々な人がオファーされた
初めてのガンダムのOVA作品ということで、会社は相当気合いを入れていたようです。当時のアニメ業界の様々な関係者に0080のオファーがなされました。
例えば監督には後に「パトレイバーシリーズ」を手掛ける押井守さん。シナリオには小説「銀河英雄伝説」の田中芳樹さん。
もしか彼らが手掛けていたら、0080は全く別物になっていたことでしょう。
■電話を持たなかった監督
0080の監督に起用されたのは高山文彦さんという人物です。この高山さんはとても風変わりな人物で、なんと電話を所持していません。プロデューサーは仕方なく、住所を頼りにアポなしで高山さんに面会しガンダムの監督をオファーしたそうです。
ちなみに高山さんがオファーを承諾したのは、単に生活に困っていたことが理由のようです。
■作風が異質な理由
0080はロボットアニメのお約束事やアニメらしさが微塵もありません。理由は、高山監督がガンダムはおろか、一切のロボットアニメを見たことが無かったからだそうです。
高山監督は物語の設定の多くを、ヨーロッパの小説家や映画監督が作った小説や映画から引用しているとか。
特にラストのビデオレターは、第二次世界大戦でナチスに抵抗した北部イタリアのパルチザンたちの遺書がモデルだそうです。
■ガンダムの登場が少ない理由
0080では、ガンダムは第4話と第6話程度しか活躍していません。当時のスタッフが、ロボットアクションより人間ドラマを描きたいと考えていたからだそうです。特に監督とメカデザイナーは、ガンダムが登場しない方向で行くつもりだったようです。
この風潮が許された背景には理由があります。実はこの頃、ガンダムはSDサイズの商品がヒットしており、バンダイのホビー事業部がガンプラの商品展開を考えていなかったからです。
■ジオン軍のイメージを決定づけた作品
他の作品に比べて圧倒的にロボットの戦いが少ない0080ですが、意外と視聴者たちのイメージに影響した部分があります。それはガンダムと敵対する組織である『ジオン軍』を『ドイツ軍』的なイメージにさせてしまったことです。
これに関しては、メカデザイナーを担当した出渕裕さんの影響がとても大きいとされています。出渕さんは、ドイツ軍の知識に関してはアニメ業界の中で1番物知りな人物と言われています。
今日、多くのガンダムファンが持っているイメージは、実は出渕さんの思想設計に大きく影響されている面が多々あるのですね。