ピラティスの効果「代謝をあげて痩せやすい、自律神経を整える」 | 質問の答えを募集中です! ピラティスの効果「代謝をあげて痩せやすい、自律神経を整える」 | 質問の答えを募集中です!

ピラティスの効果「代謝をあげて痩せやすい、自律神経を整える」

健康

ピラティスの効果(こうか)

気になるピラティスの効果(こうか)ですが、ピラティスには「正しい骨格(こっかく)を意識(いしき)
しながら、体幹(からだみき)の筋肉(きんにく)を整える」効果(こうか)があります。つまり、日常生活(にちじょうせいかつ)で
はなかなか鍛(きた)えることができないインナーマッスルを鍛(きた)えることがで
きます。
(一方、ヨガは「呼吸(こきゅう)、姿勢(しせい)、瞑想(めいそう)を組み合わせて、心身の緊張(きんちょう)をほ
ぐし、心の安定とやすらぎを得る」効果(こうか)があります。かつては運動法
ではなかったものの、現在(げんざい)では美容(びよう)や健康目的でヨガをされる方も
多く、呼吸(こきゅう)に合わせてアーサナをとることで筋肉(きんにく)をほぐしたり鍛(きた)えたり
することができます。)

正しい骨格(こっかく)を意識(いしき)しながら、インナーマッスルを鍛(きた)えるピラティスには
下記のような効果(こうか)があります。

代謝(たいしゃ)をあげて痩(や)せやすい体作りができる

代謝(たいしゃ)とは簡単(かんたん)にいうとエネルギー消費量のことです。
代謝(たいしゃ)は年齢(ねんれい)とともに下がっていきがちですが、代謝(たいしゃ)が下がると痩(や)せ
にくくなります。
30 代女性(だいじょせい)の基礎代謝(きそたいしゃ)の平均(へいきん)は、1170 キロカロリー。20 代女性(だいじょせい)の基(もとい)
礎代謝(いしずえたいしゃ)の平均(へいきん)は、1210 キロカロリーです。20 代に比(くら)べて、30 代は
40 キロカロリーほどエネルギー消費量が少ないということです。

例えば、日々(ひび)の食事など、代謝(たいしゃ)を上げる方法は色々(いろいろ)ありますが、筋(すじ)
肉量を多くすることで基礎代謝(きそたいしゃ)を上げることができます。

ピラティスで強化できるインナーマッスルは筋肉(きんにく)です。つまり、ピラティ
スをして普段(ふだん)あまり使わないインナーマッスルを強化すると、インナー
マッスルが発達して筋肉量(きんにくりょう)が多くなり、代謝(たいしゃ)を上げることができると
いうわけです。

歪(ゆが)みを治し、姿勢(しせい)を整える

ピラティスを行うことで、背骨(せぼね)を正しい位置にする筋肉(きんにく)が強化され、左
右のバランスがとれるようになり、姿勢(しせい)を改善(かいぜん)することができるように
なります。というのも、ピラティスを行うことで背骨(せぼね)に近い「腹横筋(ふくおうきん)」と
いう大きな筋肉(きんにく)を鍛(きた)えることができるからです。
姿勢改善(しせいかいぜん)は肩(かた)こりや腰痛(ようつう)、頭痛(ずつう)でお悩(なや)みの方にも有効的(ゆうこうてき)です。

自律神経(じりつしんけい)を整える

自律神経(じりつしんけい)は、循環器(じゅんかんき)、消化器、呼吸器(こきゅうき)などの活動を調整するため
に、24 時間働き続けている神経(しんけい)で、無意識(むいしき)のうちに心身の機能(きのう)を調
節してくれる大切な神経(しんけい)です。体の活動時や昼間に活発になる交感
神経(しんけい)と、安静時や夜に活発になる副交感神経(ふくこうかんしんけい)があります。

自律神経(じりつしんけい)が乱(みだ)れてしまうと、様々(さまざま)な不調がおきます。頭痛(ずつう)がする、疲(ひ)
れがとれない、めまいがするなど…

ピラティスでは、意識的(いしきてき)に肺(はい)を使う胸式呼吸(むねしきこきゅう)が行われます。
横隔膜(おうかくまく)が呼吸(こきゅう)によって動き、吸(す)う・吐(は)くをリズム良く、深くとることで、
自律神経(じりつしんけい)をバランス良い状態(じょうたい)にすることができるのです。

また、ストレスなどは自律神経(じりつしんけい)を乱(みだ)す原因(げんいん)にもなりますが、筋肉(きんにく)を
使ったり、体を伸(の)ばしたりひねったりする動きをすることでリラックス
効果(こうか)とストレス発散につながります。

血流をよくする

ピラティスには前述(ぜんじゅつ)したように、骨盤(こつばん)や腰回(こしまわ)りのケガや病気を回復(かいふく)さ
せるのに効果的(こうかてき)だと言われています。骨盤(こつばん)を調整することで、実は、
血流をよくすることができるんです。
骨盤(こつばん)はほぼ体の中央に位置していて上体を支(ささ)えているため、骨盤(こつばん)が
歪(ゆが)むことでその上の脊柱(せきちゅう)もゆがみ、全身の血行不良が引き起こされ
てしまいます。
その骨盤(こつばん)を正しい位置に戻(もど)すことで、血流をよくすることができます。
また、骨盤周辺(こつばんしゅうへん)、股関節(こかんせつ)まわりには、たくさんの筋肉(きんにく)や血管が通って
いて身体の上半身と下半身をつないでいます。この部分の血流をよ
くすることで全身の血流もよくなります。

血流がよくなると、むくみ解消(かいしょう)、冷え性改善(せいかいぜん)にもつながります!

内臓(ないぞう)を正しい位置に戻(もど)す

普通(ふつう)に生活していると、重力の影響(えいきょう)でどんどん内臓(ないぞう)も下がってきてし
まいます。内臓(ないぞう)が下がると、下腹(したばら)がぽっこりしてしまうだけでなく、本
来の位置にないので体の不調にもつながってしまいます。
これには、骨盤(こつばん)の歪(ゆが)みによって体全体のバランスが崩(くず)れていること
や、内臓(ないぞう)を支(ささ)えるために必要なインナーマッスルが弱ってしまってい
る事が考えられます。
ピラティスでは、骨盤(こつばん)を調整し、インナーマッスルを鍛(きた)えることができ
るため内臓(ないぞう)を正しい位置に戻(もど)すことができるというわけです。

ピラティスを行う頻度(ひんど)は?

初めてピラティスを行うという方の場合、筋肉痛(きんにくつう)を抱(かか)えたままエクサ
サイズを行うと動きが乱(みだ)れ関節に負担(ふたん)がかかる恐(おそ)れがあるため、週
1 回程度(かいていど)が良いということもあります。
筋肉痛(きんにくつう)は、筋肉(きんにく)に細かな傷(きず)ができている状態(じょうたい)ですので、そのまま新
たに負荷をかけるとその傷(きず)が酷(ひど)くなる可能性(かのうせい)があり、痛(いた)みも増強(ぞうきょう)しま
す。

また、筋力(きんりょく)トレーニングの観点からいうと、週 3 回程度(かいていど)のエクササイ
ズの方が効果(こうか)は確(たし)かに得られやすいと言えますが、週 1 回のエクサ
サイズでもわずかながら効果(こうか)を得ることができます。
まずは、3ヶ月間!無理のない範囲(はんい)で、日々(ひび)の生活にピラティスを取
り入れてみるのはいかがでしょうか?
発案者であるョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティスは、「10 回で違(ちが)いを
感じ、20 回で見た目が変わり、30 回で身体のすべてが変わる」とい
う有名な言葉を残しています。
継続(けいぞく)することがまずは大切です!

そもそもピラティスとは?

ピラティス(ピラティス・メソッド(Pilates Method))は、1920 年代にドイ
ツ人従軍看護師(ひとじゅうぐんかんごし)ジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティスが開発したエク
ササイズです。
ピラティスメソッドアライアンス HP によると、ピラティスは「身体のスト
レッチ、筋力強化(きんりょくきょうか)、そしてバランス強化を目的としてデザインされたエ
クササイズと身体の動作法」と定義(ていぎ)されており、エクササイズを実践(じっせん)
することで、理想的な姿勢(しせい)と動作を学ぶことができます。
現在(げんざい)では、美容(びよう)やダイエットのためのエクササイズとして、体幹(からだみき)やイ
ンナーマッスルを鍛(きた)えるようなレッスンも増(ふ)えてきています。(インナー
マッスルはもちろん鍛(きた)えられますが本来は体全体を整える効果(こうか)があ
ります。)

もともと、様々(さまざま)なケガや病気から体を回復(かいふく)させるために開発されたエ
クササイズということもあり、リハビリテーションの一部として取り入れ
ている施設(しせつ)も増(ふ)えています。中でも椎間板(ついかんばん)ヘルニアなど骨盤(こつばん)や腰回(こしかい)
りのケガや病気を回復(かいふく)させるのに効果的(こうかてき)だと言われています。

ピラティスの種類

ピラティスには、マットのみを使用して行われる「マットピラティス」と、
専用(せんよう)の機械や器具を使用した「マシンピラティス」があります。

マットピラティス

マットの上で行うピラティスです。スタジオやフィットネスクラブでも行
われています。気軽にエクササイズをしたい人には、安定した床(ゆか)の上
で行うマットピラティスが向いています。
マットの上では、重力に逆(さか)らい自分の体の重さを活用するエクササイ
ズが中心です。

マシンピラティス

専用(せんよう)の機械や器具を使用して行うピラティスです。
機械を使うことで難(むずか)しそうに見えますが、実は、ピラティス初心者の
方、高齢者(こうれいしゃ)の方、体に不調がある方でも効果的(こうかてき)にトレーニングを行う
ことが可能(かのう)です。
加えて、マットピラティスよりも幅広(はばひろ)いトレーニングを可能(かのう)にします。例
えば、代表的なマシンのピラティスリフォーマーを使うと、500 種類を
超(こ)えるエクササイズを行うことができるます。

まとめ

ピラティスは、ヨガに似(に)ている部分もありますが、ヨガよりは筋肉(きんにく)、体
幹(みき)を鍛(きた)えるトレーニングと言えます。
書いている私(わたし)は、どちらかというとヨガをすることが多いのですが、
時々(ときどき)ピラティスを取り入れることによって、使わない筋肉(きんにく)が使われて
いると実感します!

始めようかなと考えている方は、ぜひ、試してみてくださいね。



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