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【知らないと損する!?】”もののけ姫”の都市伝説集【ジブリ】

ジブリ

サンの生い立ち?コダマは後のトトロ?明日誰かに話したくなる、ジブリ作品”もののけ姫”に関する都市伝説や裏話のまとめ。

【作品情報】

『もののけ姫』
・1997年7月12日公開
・興行収入193億円
・観客動員1420万人

・前回のテレビ放送
2018年10月26日(平均視聴率12.8%)

後のトトロだった!?

もののけ姫のラストの出てくるコダマは、後々トトロに進化したらしい。

宮崎駿監督は、最後に出てきた木霊が数百年後にトトロになったという『イメージ』でもののけ姫を制作したそうです。

「それ(最後のコダマ)がトトロに変化したって。耳が生えたっていうの、どうですかね」と話したということです。

タタラ工場はハンセン病の患者をかくまって生活させている施設

タタラ工場にいる女性はこういった、「行くあてのない私たちをエボシ様だけが受け入れてくれた」。そしてタタラ工場にいる包帯を巻いた病気のような人たち。彼らはどうしたのだろうか?

昔の日本ではハンセン病の患者は社会的に差別の対象となり、一般社会で生活していく事が困難だったという。なのでエボシ様はタタラ工場をつくりハンセン病の患者が自立して生きて行ける社会を作ったのだ。それがタタラ工場というわけである。

もののけ姫は税金対策だった?

全く別の都市伝説であるが、実はもののけ姫の制作は前向きな形で始まったのでは無かったのだそうだ。スタジオジブリは1990年代後半に作品から得られる印税やグッズの販売が好調で多額の税金を収める必要があったのだそうだ。

なので、税金対策として、経費をバンと使える事=映画製作!という事でジブリ史上最高額とも噂されている「もののけ姫」を制作したのだった。経費を使うなら映画に使おう!というのが何ともジブリらしいといえばジブリらしい。

サンのセリフの意味とは?ブルーレイ発売にも影響?

サンのセリフからもジブリ作品としての、
いや宮崎駿監督の意図するメッセージを垣間見ることができます。

「そのノド切り裂いて。二度とむだ口がたたけぬようにしてやる」
「アシタカは好きだ、でも人間を許すことはできない」
といったセリフがあります。

それらのセリフは、人間界と自然界に翻弄されてきたサンの生い立ちから生まれた言葉です。そして、それは現代に潜む様々な邪悪と闘うことにも当てはまります。

サンのセリフに込められた強いメッセージが同作品のブルーレイ化に影響を与えたのかもしれません。(現在は発売されています。)

『もののけ姫』は『アシタカせっき』というタイトルに変わっていたかも!?

もののけ姫の映像がほぼ完成したある日、鈴木敏夫プロデューサーのもとに宮崎駿監督が訪ねてきて、
「鈴木君、タイトル変えようと思うんだけど」とおもむろに言い出し、
「”アシタカ聶記(せっき)”でいこう」
ということになり、話はそこで終了した。

鈴木敏夫プロデューサーは直感的に「もののけ姫」というタイトルが気に入っていたので、
なんとそのままテレビCMなども全て「もののけ姫」のタイトルで強行して制作した。

制作後、宮崎駿にタイトルが変わっていないことが気付かれてしまうが、宮崎監督は特に問い詰めなかったそうです。

アシタカの許嫁(いいなずけ)とは?

エミシ一族の少女・カヤ。

アシタカを「あにさま」と呼び、“玉の小刀”を手渡すシーンが印象的な彼女だが、実は妹ではなくアシタカの許嫁である。

ちなみに、カヤとサンは同じ声優が演じている。

映画公開時のキャッチコピーは「生きろ」であるが…

完成までには糸井と鈴木敏夫プロデューサーの間で激しいやり取りがあった。没になったコピー案は50本近くあったという。

主な候補は「おそろしいか、愛しいか。」「だいじなものは、ありますか。」「おまえは、まぶしい。」「昔々は、今の今。」「死ぬのと、生きるの、どっちが好きだ。」「死ぬなっ。」などがある。

ここにもナウシカが…

もののけ姫の最初のほうに出てくるエミシ(アシタカの村)の少女の中にナウシカの声を担当した島本須美がいる

モロと乙事主(おっことぬし)の関係

モロと乙事主(おっことぬし)の関係は…

監督曰く「モロと乙事主はかつて好い仲だった」とのこと。

エボシは死んでいた!?

モロによって腕をもぎとられたエボシ。実は制作の段階ではエボシが死んでしまうかもしれなかったんです。

しかし実は宮崎駿監督にとってエボシはお気に入りのキャラクターでした。

制作スタッフとも長い議論があったということですが、最終的には「やっぱり殺せないよ、エボシは」という結論に至り、この結末になったということです。

猩々(しょうじょう) とは?

人語を50%ほど解する謎のおさるさん。人間たちによって侵された森を取り戻すため、夜な夜な木を植えているようだが、結局いたちごっこ。
森の賢者とたたえられているが、人間を食って人間の力を手に入れたいと訴えていたりジバシリの偽装を見抜けなかったりと、どのあたりが賢者なのかは疑問である。

スポンサーのイオングループが地球環境事業とし取り組んでいる事柄を宣伝するために作られたのだとか

サンが不倫?

物語のヒロイン。宮崎アニメとしては珍しく童顔ではない。
山犬であるモロの君に養われている。急ぐときは四つ足で走り、手を使わずに直接口で食べる。
好物はどら焼き。

英語版の中の人がアシタカの中の人と不倫してた。

エボシの裏設定

海外に売られたということは小さい頃から娼婦となるべく育てられたということ。
そのエボシを人身売買で買ったのが倭寇の親分。
その親分の手下だったのがジコ坊。
ジコ坊はエボシに惚れていたからそのまま日本まで付いて来た 。

海外に売られて中国の倭寇の大親分の妻になったが男を殺して財宝を奪って戻ってきた女。

アシタカは成長しない 「もののけ姫」という神話

アシタカは自分が縛られている特定の内的な制約(掟)の範囲からは出ようとしない、つまり、実存主義的ではない(行動する以前に彼の性格や属性は決められている)ということも言えるだろう。それは別の言い方をすれば、近代的な意味で、成長しようとしないということでもある。

しかし、この成長しないということも神話の登場人物の大きな特徴である。だから、そんなアシタカの毅然すぎる態度を誰もおかしいとは思わないのである。

誰もが知っている『もののけ姫』とは異なる1980年に制作された『もののけ姫』のストーリー

『もののけ姫』と聞けば、誰もが1997年に公開された宮崎駿によるスタジオジブリの長編アニメーション映画作品を想像します。この物語は、森を侵す人間たちとあらぶる神々との対立を背景に、もののけ姫と呼ばれるサンとアシタカを描いたものです。

しかし実は、『もののけ姫』が公開される17年前に、もう1つの『もののけ姫』が構想されていました。今回は、多くの人が知らない『もののけ姫』のストリートボードをご紹介します。

1980年に制作された『もののけ姫』は、宮崎駿がアニメ企画案のイメージボードとして構想した作品。

サンの名前の由来とは?

元々、その『もののけ姫』っていうストーリーボードは、大山猫と、その嫁に出されてしまう三の娘っていう・・・・三番目のお姫さまっていう意味です。

そこから 今回の”サン”をとったんですけど・・・・全然違う話だったんです。

サンの生い立ちとは・・・?

モロを恐れた人間が生贄として捧げた少女がサンであると物語の中でモロがアシタカに語っています。

モロにとって憎悪の対象となっているのはタタラ場。それもエボシ御前なのです。
森を切り開こうとする人間を率いる存在だからという理由もありますが、もしも別の理由があったとしたら…。

家が没落して身売りされ、倭寇(今で言う海賊)の頭領と結婚したエボシは海賊の頭領の妻におさまったが、
やがて頭領である自分の旦那を殺してその財産を全て自分のものにして逃亡。

海賊時代の金で、タタラ場を造ったそうです。

ここからが本題。左はジブリ作品の謎に迫っているマニアックすぎる程の研究本。
こちらの書籍にて、大胆な仮説を唱えているのです。それはズバリ、
“エボシがサンの本当の母親なのではないか”
というものです。
サンを育てることになったモロは情が移りサンを捨てた母親であるエボシを憎んでいる・・・

サンにとってエボシは森を切り開く敵で、一族の仇でもあり
何より育ての母であるモロを完全に失うきっかけも作ったわけです。
エボシの方はというと、サンの名前を知らないどころか、サンは
アシタカ以外の人間とは言葉を交わしていないため
サンが人間の言葉を話せるかも知らないわけです。

『もののけ姫』をご鑑賞の際にはこの仮説の事を思い出してみてください。また新たな一面が発見できるかもしれません。

ラストシーンは何故スッキリしないのか?

「すっきりしないエンディングになっているのは、実は製作側の迷いのせいといった方が正確なのかもしれない。自然と人間の戦いも結局決着はつかず、物語は幕をおろしてしまう。」

「エコロジーなどの思想的問題(※注―筆者)をポンと投げ出してあって、見た後もスッキリ感がない。」

スッキリしない感覚こそ、宮崎監督の渡したバトンの重さというものだ。バトンを拒否せずに受け取り、一歩でも前に進む観客でありたいものである。



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