初めて歌舞伎を見に行こうと思っています。10月末か11月の平日予定で夫と二人、昼間。きっかけは… 2022/9/24 未分類 🔊 AI音声で読み上げ 初めて歌舞伎を見に行こうと思っています。10月末か11月の平日予定で夫と二人、昼間。きっかけは最近市川海老蔵がよくメディアに出ていたので興味をもったというミーハーな理由です。 オススメの演目とかありましたらアドバイスいただきたいです。
地域をお書きでないので、東京周辺のことを書きます。
歌舞伎の通常の公演は、26日か27日くらいが千穐楽で、その後次の公演の準備に入り、翌月3日くらいに開幕というのがよくあるパターンです。
地方巡業公演などは、月末も公演する場合があります。
海老蔵さんは10月11月は舞踊公演で各地を周りますが、身替座禅という笑える演目と、華やかなかっこいい男の踊りで、初めて見るのに非常にいいと思います。
10月に成田、11月に川崎、松戸などの公演があります。
http://www.zen-a.co.jp/koten2017-autumn/
中村獅童さんの11月の地方公演も、歌舞伎の古典の名作と、コミカルな演目で、初めて向きです。
関東だとちょっと遠いですが、大和市、入間市、千葉市であります。
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/jyungyou/play/535
歌舞伎座は10月は1日~25日まで、チケット発売日は9/12です。11月はまだ発表されていません。
10月、昼の部はインドのマハーバーラタの歌舞伎化で、非常に興味深く、美しいだろうと思いますが、新作でどのようなものになるかわかりません。
ストーリーはわかりやすくするだろうと思いますが、どの程度歌舞伎らしくなるか???
夜は、沓手鳥孤城落月は、坪内逍遙作で明治に作られた秀吉なきあとの大阪城落城の話。漢人韓文手管始は、長崎で起きた唐人(この芝居では朝鮮の使節)の通訳と、接待役の侍が誤解から悲劇になる話。
悲劇2つに、最後は玉三郎さんの舞踊で色っぽく締めます。
好みがあるので、歌舞伎でのセリフの続く芝居は苦手な方もいますが、
歌舞伎らしい立ち回りや、淀の方や長崎の遊女ような華やかな女形も出ますし、七之助、松也と最近めきめき実力をつけてきた若手もでます。歌舞伎を見るという体験としては新作よりもこちらがいいように思います。
国立劇場の10月、霊験亀山鉾もおすすめです。10月3日~27日です。
歌舞伎は、見取といい、ストーリーの全部をやらずに人気の場面だけやることも多いですが、霊験亀山鉾は通し狂言といい、話を最初から最後まで上演します。
仁左衛門さんは華も演技力もある名優で、悪役も魅力的です。
11月の沓掛時次郎も、面白い演目の選択ですが、大正、昭和にできた作品なので、普通の時代劇っぽい演目なのですよね。
新橋演舞場は、10月11月は漫画ワンピースの歌舞伎化です。
エンターティンメントとしてすごく楽しめると思いますし、歌舞伎の手法がたくさん入っていますが、こちらも「歌舞伎が入ってる」とつい言ってしまうように、初歌舞伎でこれを見て「歌舞伎を見た」と言えるのか?、最初が変化球というのはどうなのか…
新作で初歌舞伎でハマり、次第に古典にいく方もいますので、人それぞれですが。
丁寧な説明をありがとうございます。住まいは東京世田谷区なので歌舞伎座が一番よいかなあと考えていました。
11月の演目も見て決めてみようかなと思います!
ありがとうございました❗
地域をお書きでないので、東京周辺のことを書きます。
歌舞伎の通常の公演は、26日か27日くらいが千穐楽で、その後次の公演の準備に入り、翌月3日くらいに開幕というのがよくあるパターンです。
地方巡業公演などは、月末も公演する場合があります。
海老蔵さんは10月11月は舞踊公演で各地を周りますが、身替座禅という笑える演目と、華やかなかっこいい男の踊りで、初めて見るのに非常にいいと思います。
10月に成田、11月に川崎、松戸などの公演があります。
http://www.zen-a.co.jp/koten2017-autumn/
中村獅童さんの11月の地方公演も、歌舞伎の古典の名作と、コミカルな演目で、初めて向きです。
関東だとちょっと遠いですが、大和市、入間市、千葉市であります。
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/jyungyou/play/535
歌舞伎座は10月は1日~25日まで、チケット発売日は9/12です。11月はまだ発表されていません。
10月、昼の部はインドのマハーバーラタの歌舞伎化で、非常に興味深く、美しいだろうと思いますが、新作でどのようなものになるかわかりません。
ストーリーはわかりやすくするだろうと思いますが、どの程度歌舞伎らしくなるか???
夜は、沓手鳥孤城落月は、坪内逍遙作で明治に作られた秀吉なきあとの大阪城落城の話。漢人韓文手管始は、長崎で起きた唐人(この芝居では朝鮮の使節)の通訳と、接待役の侍が誤解から悲劇になる話。
悲劇2つに、最後は玉三郎さんの舞踊で色っぽく締めます。
好みがあるので、歌舞伎でのセリフの続く芝居は苦手な方もいますが、
歌舞伎らしい立ち回りや、淀の方や長崎の遊女ような華やかな女形も出ますし、七之助、松也と最近めきめき実力をつけてきた若手もでます。歌舞伎を見るという体験としては新作よりもこちらがいいように思います。
国立劇場の10月、霊験亀山鉾もおすすめです。10月3日~27日です。
歌舞伎は、見取といい、ストーリーの全部をやらずに人気の場面だけやることも多いですが、霊験亀山鉾は通し狂言といい、話を最初から最後まで上演します。
仁左衛門さんは華も演技力もある名優で、悪役も魅力的です。
11月の沓掛時次郎も、面白い演目の選択ですが、大正、昭和にできた作品なので、普通の時代劇っぽい演目なのですよね。
新橋演舞場は、10月11月は漫画ワンピースの歌舞伎化です。
エンターティンメントとしてすごく楽しめると思いますし、歌舞伎の手法がたくさん入っていますが、こちらも「歌舞伎が入ってる」とつい言ってしまうように、初歌舞伎でこれを見て「歌舞伎を見た」と言えるのか?、最初が変化球というのはどうなのか…
新作で初歌舞伎でハマり、次第に古典にいく方もいますので、人それぞれですが。
丁寧な説明をありがとうございます。住まいは東京世田谷区なので歌舞伎座が一番よいかなあと考えていました。
11月の演目も見て決めてみようかなと思います!
ありがとうございました❗