【改訂版回答】
ごめんなさい。中1だったのですね。私は大学生以上の方だと思い、難しい書き方になってしまいました。それに参照サイトのご本人まで登場させてしまって申し訳ありませんでした。
中間日本語というのは、実際には両言語を使いこなす人の両言語の理解の仕方、理解の深さによってさまざま存在するだろうと思います。それと どこまで英語の文法が進んでいるのか分からないので、易しく説明するつもりですが、分からないところはまたたずねて下さい。
●「英語→日本語」の場合、なかなか中1の文法では良い例がないので、中間日本語を設定するのは困難ですので、日本語としておかしいかおかしくないかという観点から考えてみてください。
1)I don’t know.という英語は「私はわかりません。」と訳しますが、本当の日本語では「私にはわかりません。」とか「わかりません。」の方が日本語らしいのです。「私は」「私には」と考えることで、両者の言語の深い理解が必要になってきます。この場合その間に具体的に中間日本語というものを入れるのは難しいです。両者の言語を深く考えるのが中間言語になっているかもしれません。しかし今のところ学校では「私はわかりません。」としてくださいね。×になるかもしれません。学校では英語の構造にそった日本語になっているかどうかを見るからです。
2)プレゼントなどをもらって、”Thanks a lot. I like it very much.”と言った場合、普通は「どうもありがとう。私はそれがとても好きです。」となりますが、日本語としては、後半部分は「とっても気に入ったよ。」とするのが自然です。でも現在は先の訳にしてください。せいぜい「私はそれがとても気に入っています」くらいなら×にはならないでしょう。
3)”I am happy.”というと「私はしあわせです。」としますが、大部分この英語は「私はうれしい(楽しい、ご機嫌、のってる)。」くらいの意味になります。もちろん「幸せ」と訳す場合もあるのですが、その程度かを考えて訳していってください。
4)”I play the guitar.”というと「私はギターを弾きます。」としますが、「何か楽器やってますか?」に対する答えだと「ギターをやっています。」というのが自然な日本語です。「誰がギターやるの?」だと「僕がギターだよ。」となります。これも学校では最初の訳にしてくださいね。
●「日本語→英語」の場合、中間日本語を設定しやすくなります。
1)学校の帰り道、「いつもの嫌なあいつがいる。」場合、漫画でも絵でも描くと道とあいつと私です。中間日本語は「私は彼を見る(見える)。」とできます。すると”I see him.”となるのです。すこし高度に「奴だ!」とやると「それは奴である」と変えて”It’s him.”とします。
2)写真を撮ってもらうとき、私と子供がもう撮ってもらう体勢になっています。その時お父さんがやってきました。「お父さんも入って。真ん中に来て。」と言います。その時の絵は写真をとる人、私、子供、お父さんです。写真をとる人はこの際無視すると、お父さんが私と子供の間に入る動作として→が書けます。この矢印を命令文の「真ん中に来て」を中間日本語「お父さん、私たちの間に来て」とします。すると”Come between us, Father.”となります。
3)職員室の先生のところへ質問に行きます。「○○先生いますか?」「何?」と先生が出てきます。これを中間日本語にします。はじめの文は不定詞などが入ってきますのでちょっと無視して、2番目の「何?」を中間日本語にします。文字通り「何ですか?」もできますし、「私に用事ですか?」から「あなたは私を欲していますか?(これは英語独特の言い回しです。)」となります。それぞれ”What is it?”と”Do you want me?”となります。
4)今回の大地震、津波で、「多くの国々は援助隊を日本に派遣しています。」という日本文を図に書きますと、日本の国、世界の国々、その国々が日本へ目指す→が書けます。矢印の上に「援助」が乗っています。すると中間日本語は「私たちは多くの国から助けをもらっています。」と簡単になります。英語は”We have a lot of help from many countries.”となります。
5)不正か正当な手段か分かりませんが「多くのお金がその国へ流れていきます。」というに本文を図に書くとお金、その国、その国へ向かう→となります。すると中間日本語は「多くにお金がその国へ行きます。」となります。英語は”A lot of money goes to the country.”となります。
●かなりの難しい日本語が中1の英語であらわせますよね。これが英語の本質です。大学生くらいになって、もっともっと勉強してもっともっと疑問に思う点を見つけて下さい。その時また質問してください。その頃まで英語の基本をしっかり身につけてください。中1で中間日本語などという考え方に関心をもつなんてすばらしいことです。今回は失礼しました。
【改訂版回答】
ごめんなさい。中1だったのですね。私は大学生以上の方だと思い、難しい書き方になってしまいました。それに参照サイトのご本人まで登場させてしまって申し訳ありませんでした。
中間日本語というのは、実際には両言語を使いこなす人の両言語の理解の仕方、理解の深さによってさまざま存在するだろうと思います。それと どこまで英語の文法が進んでいるのか分からないので、易しく説明するつもりですが、分からないところはまたたずねて下さい。
●「英語→日本語」の場合、なかなか中1の文法では良い例がないので、中間日本語を設定するのは困難ですので、日本語としておかしいかおかしくないかという観点から考えてみてください。
1)I don’t know.という英語は「私はわかりません。」と訳しますが、本当の日本語では「私にはわかりません。」とか「わかりません。」の方が日本語らしいのです。「私は」「私には」と考えることで、両者の言語の深い理解が必要になってきます。この場合その間に具体的に中間日本語というものを入れるのは難しいです。両者の言語を深く考えるのが中間言語になっているかもしれません。しかし今のところ学校では「私はわかりません。」としてくださいね。×になるかもしれません。学校では英語の構造にそった日本語になっているかどうかを見るからです。
2)プレゼントなどをもらって、”Thanks a lot. I like it very much.”と言った場合、普通は「どうもありがとう。私はそれがとても好きです。」となりますが、日本語としては、後半部分は「とっても気に入ったよ。」とするのが自然です。でも現在は先の訳にしてください。せいぜい「私はそれがとても気に入っています」くらいなら×にはならないでしょう。
3)”I am happy.”というと「私はしあわせです。」としますが、大部分この英語は「私はうれしい(楽しい、ご機嫌、のってる)。」くらいの意味になります。もちろん「幸せ」と訳す場合もあるのですが、その程度かを考えて訳していってください。
4)”I play the guitar.”というと「私はギターを弾きます。」としますが、「何か楽器やってますか?」に対する答えだと「ギターをやっています。」というのが自然な日本語です。「誰がギターやるの?」だと「僕がギターだよ。」となります。これも学校では最初の訳にしてくださいね。
●「日本語→英語」の場合、中間日本語を設定しやすくなります。
1)学校の帰り道、「いつもの嫌なあいつがいる。」場合、漫画でも絵でも描くと道とあいつと私です。中間日本語は「私は彼を見る(見える)。」とできます。すると”I see him.”となるのです。すこし高度に「奴だ!」とやると「それは奴である」と変えて”It’s him.”とします。
2)写真を撮ってもらうとき、私と子供がもう撮ってもらう体勢になっています。その時お父さんがやってきました。「お父さんも入って。真ん中に来て。」と言います。その時の絵は写真をとる人、私、子供、お父さんです。写真をとる人はこの際無視すると、お父さんが私と子供の間に入る動作として→が書けます。この矢印を命令文の「真ん中に来て」を中間日本語「お父さん、私たちの間に来て」とします。すると”Come between us, Father.”となります。
3)職員室の先生のところへ質問に行きます。「○○先生いますか?」「何?」と先生が出てきます。これを中間日本語にします。はじめの文は不定詞などが入ってきますのでちょっと無視して、2番目の「何?」を中間日本語にします。文字通り「何ですか?」もできますし、「私に用事ですか?」から「あなたは私を欲していますか?(これは英語独特の言い回しです。)」となります。それぞれ”What is it?”と”Do you want me?”となります。
4)今回の大地震、津波で、「多くの国々は援助隊を日本に派遣しています。」という日本文を図に書きますと、日本の国、世界の国々、その国々が日本へ目指す→が書けます。矢印の上に「援助」が乗っています。すると中間日本語は「私たちは多くの国から助けをもらっています。」と簡単になります。英語は”We have a lot of help from many countries.”となります。
5)不正か正当な手段か分かりませんが「多くのお金がその国へ流れていきます。」というに本文を図に書くとお金、その国、その国へ向かう→となります。すると中間日本語は「多くにお金がその国へ行きます。」となります。英語は”A lot of money goes to the country.”となります。
●かなりの難しい日本語が中1の英語であらわせますよね。これが英語の本質です。大学生くらいになって、もっともっと勉強してもっともっと疑問に思う点を見つけて下さい。その時また質問してください。その頃まで英語の基本をしっかり身につけてください。中1で中間日本語などという考え方に関心をもつなんてすばらしいことです。今回は失礼しました。
直前の同じ質問によれば,中1ですか?
そうだとしたら,あなたにこんな難しい用語を使った人にしっかり聞いてみて下さい。
少しかみ砕いて説明しましょう。
「I like the music of AKB48.」
という英文を考えます。
これは普通に英語で話す文だと思いますが,これを単語ごとに日本語に直すと
「私はAKB48の音楽が好きです。」
となりますね。もちろんこの日本語で理解できない中1はいないと思うのですが,でも日本語としては変ですね。
普通は
「AKB48の音楽が好きだ」
と言うでしょう。わざわざ「私は」と言うのは,特殊な状況です。
そんな風に,英語の文を単語を調べて日本語に直しても,普通の日本語にはなりにくい。
逆に日本語で考えて英語に直そうとするとき,英語に直しにくい。だから日本語の文を見た段階で
「英語っぽい日本語」 「日本語だけど英語に直しやすい」
というようなものに直してみる。これが英語が使いやすくなるという訳です。その変な日本語を「中間日本語」と言います。
「ジュース飲まない?」 ではなくて 「あなたはジュースを飲みませんか」 「あなたはジュースを飲みますか」
と直してやれば, Do you have juice ? と英訳しやすくなるわけです。
ちなみに否定の疑問文 Don’t you have some juice? となると, 「ジュース飲みなよ」 というムードになっちゃいます。
「ジュース飲みなよ」 は命令文ぽいけれど,命令文にするとまたちがったニュアンスが見えます。
私が書いた
http://takuya-sobukawa.blog.so-net.ne.jp/2010-08-19
は解説として難しいので,それを見てもわからなかったでしょう。