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野球、特にナックルボールについて詳しい方、解答お願いします。 打たれるナックルと打たれないナッ…

野球

野球、特にナックルボールについて詳しい方、解答お願いします。
打たれるナックルと打たれないナックルの違いについてです。
メッツやブルージェイズで活躍したナックルボーラーと言えばR.A.ディッキー選手ですが、ナックルボーラーとしてメジャー復帰の試合で1試合メジャーワーストタイの6被本塁打と撃ち込まれるなど、2009年まで防御率5.43でした。
しかし、2010年から急激に成績が改善され、2012年には20勝をマークするなど急成長しています。
この成長の要因はやはりナックルボールの質の向上なのでしょうか?またナックルは回転数がゼロに近い方が良いとされていますが、質の向上=回転数の減少なのでしょうか?解答よろしくお願いします。

  1. 匿名 より:

    質問文から下調べはしっかりした方なのだと思うが、この質問はアーカイブされあとでたくさんの人が検索し見ることになるはずだから、ナックルボールの変化について映像で確認しておくことにしよう。
    原理は同じであることと視認性のメリットから別のスポーツの動画を張っておくことにする。
    サッカーの無回転フリーキックだ。
    https://www.youtube.com/watch?v=fV6b72AZ0T4
    1:05頃のシーンが分かりやすいだろう。蹴られたボールは無回転でゴールへ向けて飛び、キーパーの直前で画面左へ大きく流れているのが分かると思う。

    次に変化の原理だが、kaz********さんの回答を参考にして欲しい。残念ならが自分にはこれ以上の明快な説明は不可能だ。

    最後に本題である成長の要因だが、この3つだと思う。
    ・訓練による回転数の減少
    ・スピードの増加
    ・球場

    1つ目に説明は不要だろう。

    2つ目だが、打ち込まれてしまった自分に腹を立てアドレナリンがいっぱいの状態でブルペンセッションをしていたところ変化が大きくなったことに気がついた、というコメントを聞いたことがある。スピードを上げれば変化が大きくなることに経験的に気がついたのはこれがきっかけで、メッツ在籍時だったはずだ。
    ここで問題になるのは無回転とスピードの両立だ。最初の回答者さんは握力を指摘しているが、これは間違いではない。無回転を維持しつつスピードを上げるには一定の握力を必要としていて、1つのゲームの中でも投球数が増えて握力が落ちた後半は変化に影響が出るんだよ。

    3番目は説明が長くなるので覚悟して欲しい。
    野球は3つのストライクを奪われれば三振でアウト。換言すれば最初の2球は見逃しても問題はないわけだ。その2球と3球目が同じ球種、同じスピード、同じ変化だと分かっていればその3球目を打ち返すことは造作もない。ピッチングでコンビネーションが重要と言われる所以で、サッカーとの大きな違いがここにある。
    ナックルボールの特徴は同じ球種で毎回変化が異なることにある。よってナックルボールを投げ続けるだけでコンビネーションが生まれることになる。バッテリーでさえその変化を予測できず、ナックルボーラーに対するキャッチャーは専用のミットを用意するほどだ。バッターには変化の予測はなおさら不可能だ。
    次にナックルボールの投げ方なんだが、ボールのグリップはもちろん、アームスピード、リリースの際の力の加減、投球動作のタイミングといったメカニクスを全く変えずに毎回投げるらしい。

    では何をもって投球ごとの変化の差を作り出すのか?
    自然環境の変化、具体的には風の変化だ。

    ナックルボールは横風である微風が吹いていると効果的だと聞いたことがある。
    メッツのホームであるシティ・フィールドはオープンエアであることがナックルボールの変化に対してプラスに働いているんだよ。自然風であるゆえに投球ごとに風力、風向といった条件が異なる。他の条件を変えず自然環境の変化に任せて球道を変化させることでが投球の変化を読みづらい状況を生み出しバッターを打ち取っているわけだ。
    メッツ以前のシアトル、ミネソタ、そして成績を落としたトロントは全部インドアの球場だ。ミネソタを除いて開閉式だし、シアトルは完全に密閉されているわけではないんだがシティ・フィールドに比べればメリットは大きく劣ることになる。
    去年アトランタで成績がいくらか向上したのもこの影響だろう。アトランタもオープンエアの球場だからだ。

  2. 匿名 より:

    本題のディッキー投手の事はよく分かりませんが、ナックルは球速が遅いし、他の球種を織り交ぜる事の難しい球であるが故に、投手には強い精神力が必要とされます。
    あまり球数を多く投げられない事や、一つ間違えばただのスローボールに成り下がる事を恐れて、手加減をすると使い物にならないので、フィジカルは勿論、メンタルも非常に重要なファクターです。
    一つの球種を自分のものにするには時間が掛かります。
    どんなに凄い球を投げられても、自在に操れなかったり、クオリティーの高い球を多く投げられないのでは、勝利には結び付きませんからね。
    急に勝てるようになったのは、制球と球数のせいかもしれませんね。,握力が落ちるとどうしても回転が付いちゃうんだろうね。
    回転が付くと変化も大きくなくなるのでやはりとらえられやすいといった所でしょう。それを再び鍛えて握力を回復させたと。そんな所だと思います。

  3. 匿名 より:

    ナックルの原理については他の方も
    回答されていますし細かい事は割愛します。

    ざっくりと言えば手首を効かせず指で弾く(押し出す)事で
    投げられる極力無回転に近いボール、
    無回転に近ければ近いほど、ボールは空気抵抗を失い、
    ボールは意図せぬ方向に曲がったり、落ちたりします。

    一般的に言うナックルの良し悪しですが、
    ①ボールの回転数(無回転に近い方が不規則かつ変化大)
    ②上手く制球出来るかどうか
    ③球速と変化量のバランス
    だと思います。

    ③に関しては一般的に球速が速ければ変化量は減少し、
    遅ければ空気抵抗を失う為、変化量が大きくなりますが
    もちろん遅い方が打者としては捉えやすい為、
    球速と変化量の適切なバランスも重要です。

    本題のディッキーについてですが、01年メジャーデビュー。
    メジャー公式戦でナックルを投げ始めたのは05年。
    メジャーでナックルボーラ―として通用し始めたのが10年、
    サイヤング賞受賞が12年という感じです。

    もちろんナックルを投げ続ける事で、投球術含めて
    コツを掴んできたというのが大きいでしょうが、
    特に注目すべきは上記の②と③だと思います。

    まず②。ナックルボーラ―となってからの
    与四球率は当初4~5個/9イニングという数字でしたが、
    10年を境に2個代となりました。(ここ数年は3個前後)
    単純に四球が半分に減ったという感じです。

    もちろん四球数だけが制球力の評価ではありませんが、
    被本塁打率も10年から1本/9イニングを下回っており、
    甘いコースを避けて、ある程度思い通りの所に投げられる様に
    技術的な成長があったものと思われます。

    続いて③。ディッキー開花時に良く言われたのは
    ナックルが「速くなった」という事です。
    実際、Fangraphに残っているデータでは
    ナックルの平均球速が08年:73.4mph(約117.4kmh)、
    10年:76.7mph(約122.7kmh)、12年:78.1mph(約125.0kmh)と
    ブレイク年に向けて球速が上がっていっています。

    この影響からか10年~14年頃までは球の動き(Movement)も
    横の動きは少なくなっています。
    10~11年は縦変化も落ちていたのですが、12年に縦変化は回復し、
    これがキャリアベストの好成績に繋がった可能性はあります。

    よって12年のサイヤング賞は制球の向上と共に、
    球速アップしたナックルが縦への変化を取戻し、
    打者にとって攻略困難な魔球となっていたからだと思われます。

    近年の成績悪化について、
    ナックルそのものの球速や縦変化はそれ程変化ありませんが、
    やはり衰えからか上手くコントロール出来ず、
    高めに浮いてしまっていたりするからだと予想します。
    (四球率や被本塁打率も悪化しています)

  4. 匿名 より:

    ウェイクフィールドやニークロの好調な時のナックルはリリースからホームまでの回転数が1回転半以下と言われてます。
    それだけのナックルを投げれた投は日本球界には只野一人も居ないいませんね。
    ナックルは一般的に‘揺れる’と言われますが実際には‘左右に揺れる’訳では有りません。野球のボールくらいの質量があれば空気の流れが流れで右に流れたものが左に行く事はあり得ません。
    同時には初めから打者から見ると斜めの軌道でボールを投げます。
    それが‘しっかりと見えてる’状態で反対に曲がったり、そこに急な落下が加わり‘揺れている様に’見えるのです。
    また、回転しないでボールが曲がったり落ちたりするのは‘層流’という空気の流れです。
    ボールに限らず物体にまとわり着く空気層で‘規則正しい流れ’の空気だと思ってください。
    この層流は粘着質な特性があります。
    なのでボールを投げると層流により直進性が無くなり飛距離も失うために失速します。
    この層流を無くす為には回転によってボール周囲の空気層を撹拌すれば良いのです。
    この撹拌された空気層を乱流と呼びます。
    極端に言うと発掘作業の先にドリルで土を細かく解しますね、空気で此をやるのです。
    しかし回転だけでは不十分なのでドリルの円錐部にはネジネジの凹凸がありますよね。
    この凹凸がシーム(縫い目)やディンプルです。
    ボールのシームやディンプルは空気層を撹拌して層流の空気層を乱流に変えるのが目的なんですね。
    なのでツルツルのボールで野球をするとおもわぬ変化を刷るし飛距離も減ってしまいます。
    逆にシームがあっても回転数が少ないと乱流の発生が少ないと為にボールは直進性を無くし失速したりもします。
    これがナックルに限らずフォークやチェンジアップ、ツーシームの原理です。
    つまり投げ方が違えど回転数が揃えば‘落方’はおなじなのですね。通常フォークは投手まで10回転以下とされます(普通は17~8回転)が2年前まで中学にいた岩田投手のフォークが回転数が極端に少なく左右にいきなり大きく曲がったり落ちたりナックルの様な軌道で当時の谷繁さえも捕れないボールを投げてました。
    元ロッテのミスターコントロール小見山投手もフォークの握りでもっと回転数を減らす‘魔球シェイク’を開発して実戦でも何度か投げました。
    これもナックルの様なボールです、が結果を残すことは出来ませんでした。
    ホームランまで1回転半以下で投げ続けることはそれだけ至難の技なんですね。

  5. 匿名 より:

    ナックルは、極端に回転の少ない投球が、それによって起こる周りの気流の乱れで不規則に変化するというものだが、握力が落ちたからって、回転数が増えるという訳じゃないですよ。
    回転数は投げ方で抑えられます。
    問題なのは球速で、ナックルはそもそも遅い球種ですが、気流の乱れ(空気抵抗)により変化しているので、球速が低下すると、変化が小さくなります。
    通常の投球では、腕を振り、肘を伸ばし、スナップを利かせる等の肩、肘、手首の関節を中心とする回転運動で球速を産み出すが、それだとボールが回転してしまうので、ナックルは回転運動ではなく、ボールを回転させない為に、前に押し出す事で球速を生まなければなりません。
    ボールを指で弾く力が落ちると、単純に球速が落ちて、変化が小さくなります。

    加えて、ナックルは不規則に変化をすると同時に、「弾く」という特殊なリリースの為、制球を安定させるのが非常に難しいという性質があります。
    ナックルの唯一にして最大の攻略方法とも言える「待球」による四球と球数の増加を避ける為に、制球力を確保しようとして球速を落とすと、ただのスローボールになってしまうのです。

    「握力が落ちると回転がついてしまう」は正しくありません。
    指で弾かなくても回転させないことは可能です。
    回転させないように投げるには、腕を振らずに砲丸投げのように手のひらで押し出せば良いのです。
    ただそれでは球速が低く、ただのスローボールになってしまうので、通常の投球の様に腕を振り、指で弾く事で回転させない様にするのですが、弾く力の強弱で回転数が変わるのではなく、本来、球速を生み出す肘や手首を使えない分を、「強く弾く」事で球速を稼いでいるのです。
    その事が変化に影響を与えるのです。
    空気抵抗は速度の2乗に比例するので、少し球速が上がっただけで、大きな影響が生まれるのです。

  6. 匿名 より:

    あれは八つ手のようなグローブのような大きい手で握力100キロの力で押し出す球だから。だから日本人であれを投げられる人はプロにもいない。
    吉田えり選手がナックル姫で有名だけど俄かに信じがたい。彼女の手を一度見てみたいものだ。
    握力が落ちたらもう投げられない。鍛錬で握力を回復させて無回転ボールを再び投げられるようになったって所でしょうね。



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