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居角左美濃とelmo囲いの違いについて質問です。 居飛車の囲いとして、 ・対矢倉の急戦→居角R…

居角左美濃とelmo囲いの違いについて質問です。
居飛車の囲いとして、
・対矢倉の急戦→居角左美濃
・対振り飛車の急戦→elmo囲い
が用いられていると思いますが、
なぜこのように使い分けられるのでしょうか?

素人目には2つとも似た感じの囲いに見えるのですが、
どのような違いが上記の使い分けにつながっているのでしょうか。

似ていると思う点は
・手数が短い
・横に強く上部に弱い
・居角
・桂馬にヒモが付いている
という点です。

自分は将棋ウォーズで4級くらいの実力です。
よろしくお願いいたします。

  1. 匿名 より:

    仰る通り、居角左美濃とelmo囲いは似た特性を持った囲いです。この2つの囲いの最も大きな違いは「玉の深さ」です。居角左美濃は確かに上からの攻めに弱いことは弱いのですが、79玉と低い位置で構えていることで8筋の打撃が玉に到達するまでに時間的に少しだけ猶予があるんです。また歩だけの軽い攻めならば弾き返すこともできます。一方でelmoは79金の上に78玉が乗っている形なので、例えば86歩同歩87歩同玉85歩同歩86歩・・・と、極端に言うと持ち歩が3枚あるだけで玉を釣られてしまう可能性もあります。87歩を玉自身で支えるというのはかなり危険な形です。78銀で支えている居角左美濃とは囲いの構造で大きな差があると思います。

    ちなみにelmo囲いは8筋付近を攻められた場合に69玉と落ちることで攻めをかわすタイプの囲いです。この受け方は対振り飛車なら通用しますが、相居飛車の将棋では通用しないんです。もうひとつちなみに、居角左美濃の登場以前は対矢倉では「金美濃」という囲いが使われていました。→http://www.koichi.jp/shogi/yagura/migi4ken.php これはelmo囲いの79金と78玉を入れ替えた形をしています。

    余談ですが、「居角左美濃」は別名「升田美濃」ともいって、対振り飛車の急戦や持久戦で使われていた時代があります。今でも稀に使われることがあります。居角左美濃も升田美濃も囲いとしては全く同じ形ですが、それぞれ戦法としての趣旨が異なるため対矢倉では「居角左美濃」、対振り飛車では「升田美濃」というように呼び分けされています。



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