将棋の戦法、大野流向飛車について質問です。
閲覧ありがとうございます。
大野流向飛車という戦法で質問があります。
この戦法についての私の解釈として、相手に敢えて馬を作らせて手得を主張し、持ち角を生かしながら戦っていくと考えています。
しかし、いざ使ってみると相手に速攻で穴熊に固められてかなり戦いづらいです。穴熊に組まれる前に仕掛けようにも2筋〜3筋に馬がいるので仕掛けれないです。
これならまだダイレクト向かい飛車の方が勝ちやすい気がします。
何か有効な策があるのでしょうか?教えて下さい。
棋力はウォーズ二段程度です。
昔の戦法で現在はプロでは殆ど指す人がいなく、力戦調の将棋になるので、具体的には難しく、結局はお互いの力量の勝負になり、一局の将棋だと思います。持久戦になると馬が威力を発揮してくるので、質問者さんの言う通り、先手が手得を生かして馬が働かないうちに積極的に動く展開にし、ポイントを稼ぐ戦い方を目指すことになると思います。
大野流向飛車・・・大野源一九段が愛用した戦法だろ。
この先生は振り飛車が得意で、中終盤が強くAクラスに十期以上在籍した
強い棋士だったから指しこなせた。また、当時は居飛車穴熊を指す棋士は
ほとんどいなかった。時代もよかったのだ。
あなたが言う通り、現在のアマチュアが用いても居飛車穴熊に組まれて
馬が大きくてうまくいかない。