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【将棋】振り飛車相手に雁木囲いで戦える? どうも、将棋ウォーズ2級の初心者です。 現在は振り党…

将棋 将棋ウォーズ 雁木

【将棋】振り飛車相手に雁木囲いで戦える?
どうも、将棋ウォーズ2級の初心者です。
現在は振り党としてノーマル四間飛車・ノーマル三間飛車・石田流・棒銀相手には向かい飛車・対振りには持久戦といった感じで練習しています。
当方の棋風として

・基本的に受け将棋
・角交換が極度に嫌い
・乱戦嫌い・定石好き
・振り党だが対抗系志向 (相振りは嫌い)

というふうに分析しております。つまり、角道を止めて77角・67銀の形でいつも安定して指せたらなと思っています。
この形は、勿論対居飛車には普通ですが、対振り飛車には普通角道を開けると思います。振り飛車から角交換はあまりしてこないので、それは別にいいのですが、単純に相手が居飛車か振り飛車かわからない時に手に困るので、どちらにせよ66歩を突く将棋にしたいのです。
そこで、対振り飛車の時に下の画像のような陣形から有効な戦型に持っていけるのか知りたいです。
雁木なら雁木で、対振り飛車に適した玉の位置や攻め方を、雁木以外の戦法でも構いません。
質問者さんから直接紹介いただくのもいいですし、おすすめの書籍を紹介して下さっても構いません。

ご回答よろしくお願い致します。

  1. 匿名 より:

    図の局面から、居飛車側が雁木にするのは、対振り飛車戦には適していないと思います。雁木囲いは上部からの攻めには強いですが、横からの攻めに弱いので、飛車交換になりやすい居飛車対振り飛車戦には向いていないと思います。雁木が好きなら、相居飛車戦で使うのが良いです。

    >・基本的に受け将棋 ・角交換が極度に嫌い ・乱戦嫌い・定石好き

    とのことですが、もっと積極的に攻め将棋で角交換と乱戦も好むような棋風になったほうが上達するには良いと思います。

  2. 匿名 より:

    回答ありがとうございます。
    そうですね、仰る通り雁木では振り飛車に勝ちにくい印象です。最近は、振り飛車もノーマル四間飛車やノマ三よりも角交換振り飛車がメインになってきていますし、角交換の将棋は避けて通れないのはわかります。とはいえ私は初心者なので、まずは角交換には神経を使わなくて済む状態で定石を覚えていきたいと考えていました。
    まずは、角道を開けた普通の居飛車対抗系を練習するべきでしょうか?,回答ありがとうございます。
    自分の棋風について、とても正確に分析されていますね笑
    また、雁木のどこが勝ちにくいのか、具体的に説明してくださりとても分かりやすかったです。
    対策については、やはり46銀左急戦や天守閣美濃などの居飛車対抗系も練習しようとは思いますが、せっかくなので66歩から派生できる戦型も勉強したいと思います。
    玉頭位取りは名前は知っていますがこれから調べてみます。
    左玉は指したことがないですね。通常の相振りは難しいというか、つまらないと思っていましたが、思い切って左玉を習得しても面白いかもしれませんね。
    雁木穴熊は雁木について調べたときに出てきましたが、発想はいいですが実践的ではなさそうな感じがしますよね…
    穴熊自体初心者には難しいのに、矢倉穴熊や銀冠穴熊みたいな派生系はますます難しそうです。,回答ありがとうございます。
    仰る通り、休戦が苦手なのですよね…
    別に原始棒銀とかやってこられても対処できるようにはなりましたが、陣形が乱れてかつ乱戦になる角交換が嫌いです。
    例え王様を入城させた雁木でも、振り飛車相手には勝ちづらい印象ですが、大山先生は差しこなしてたのですね!
    確かに、彼は相振り嫌っていましたし、自分が目標にする戦い方かもしれません。
    「羽生の頭脳」は名前は知っていますがまだ読んではいません。将棋をこれから学ぶ身として必ず読んでおこうと思います!,回答ありがとうございます。
    やはり、飛車打ちには弱過ぎますよね。
    自分も指してて、明らかに勝率が下がるのは分かります。
    対抗系でやっていきたいなら、やはり左美濃や居飛穴など確立された戦法をじっくり勉強すべきでしょうか。
    やっぱりこちらの玉側に、角のラインが通ってくることが気になります。
    そこさえ対処できれば、現状でもそこそこの勝率なのですが…,回答ありがとうございます。
    やはり飛車打ちに弱いですよね… 隙も大きければ囲いも横に弱いと痛感しております。
    出来るだけ、飛車交換に持ち込まないようにしているのですが、相手の振り党の捌きに負けますね()
    位取りとは、厚みを重視する指し回しと言うことでしょうか?作戦名で言うと、5筋位取りとかですかね。
    囲いもelmoとか穴熊になるでしょうか?

  3. 匿名 より:

    どの方も大変ご丁寧に回答いただきありがとうございました!
    とても参考になりました。ひとまずは対振り持久戦の基本的な定石を勉強してから、大山先生の対振り戦略等も調べてみたいと思います。

  4. 匿名 より:

    質問者様の特徴をまとめると
    対居飛車ではノマ振りなど角道を止めた振り飛車を、対振り飛車では66歩から始まる居飛車を採用する「対抗形党」。その戦型選択から察せる通り乱戦、及び乱戦の種になり得る角交換を避けることを優先する。ただし対振り雁木を模索していることから察するに、乱戦・角交換を避けるためなら一般的な定跡形から外れた手将棋になることは覚悟している。

    といったところでしょう。回答としては、まずシンプルな対振り雁木(持久戦調)でも勝てないことはないです。しかし勝ちにくいのは確かだと思います。中央に手厚い構えではありますが57銀が動くと65歩同歩66歩の叩きが厳しいことから仕掛け手順との組み合わせが悪いという問題点が一つ。また77角は将来59角~26角で活用することになりますが、もともと持久戦の際の居飛車全般が抱える懸念要素として、振り飛車の33角のラインに玉が入ってしまうという点があります。居飛車の持久戦は「いかに33角のラインから玉を事前にかわしておくか」が重要なポイントの一つです。なので87玉型の天守閣美濃や89玉型のミレニアム、99玉88銀の穴熊が持久戦で有力視されるのです。一方で対振り雁木は79玉や89玉で33角ラインをかわすと下段飛車が直射してしまいますし、かといって87玉とかわすと89地点がフリーになってしまいます。「33角ラインから玉を綺麗にかわしておくことができない」という点が対振り雁木の最大の欠点だと思います。つまりこの課題を解決できない以上、対振り雁木は有効にはなり得ないと思います。

    さて具体的な提案に移ります。質問画像のような66歩(対振り雁木の基礎工事の段階)から派生できる戦法として「玉頭位取り」「左玉」「雁木穴熊」の3つがあります。
    ◆玉頭位取り
    まず最も有名な玉頭位取りは67歩型で68銀~75歩~77銀~76銀と進行しますが、87銀から回す手法や、もちろん他に66歩67銀~76銀とする手法もあります。
    また66歩67銀~76銀とする場合で積極的な手段としては序盤早々に65歩,75歩,85歩あたりの位をいくつか取ってしまう手もあります。通常の居飛車ではそんな無茶なことはしませんが、玉移動より優先して67銀57銀の二枚銀に組んで高田流左玉を匂わせることで6,7筋の位の確保がしやすくなります。高田流左玉の狙いの一つとして相手の64歩(65歩阻止)には75歩~76銀~68飛、相手の74歩(75歩阻止)には65歩~66銀~78飛として位を強奪しにいく手があるので。

    ◆左玉
    左玉が果たして対抗形党にとって心地よいかはわかりませんが、序盤66歩からの派生先としては自然です。また通常の高田流左玉の他にも↓のように玉頭位取りに偽装する作戦もあります。
    ・左玉(偽装玉頭位取り) https://blog.goo.ne.jp/dr-twist/e/776e1b2a0228e5d8d89f40c02d36e697

    ◆雁木穴熊
    これはソフト発祥の戦法で、人間が指して勝ちやすいという保証はありません。実際そこまで流行りませんでした。しかし序盤66歩から派生しやすい戦法ではあります。
    ・雁木穴熊(対ゴキ中)
    https://19960420.hatenablog.com/entry/2020/10/10/070000
    ・雁木穴熊(対ノマ振り)
    https://www.fgfan7.com/entry/2017/03/05/195047

  5. 匿名 より:

    言われる意図は理解します。
    対振り飛車ならば、雁木と言っても左金を上がる位置には玉を持って行かないと不利ですね。
    相手が攻めて来なければ、元角の位置に入城した雁木でも良いです。
    しかし定跡形に無い力戦形になりますね。昔の大山名人の得意形でした。
    相振り飛車を指しませんし、先手の3手目は角筋を止めるので、居飛車は必ずこの形になる。
    大山実戦集には載ってますけど、この戦形に特化した書籍は無いでしょうね。力戦形ですから。

    そこで大山思考で言えば、定跡を嫌う受け将棋で力戦乱戦に強い。
    一旦急戦を封じれば、後は力で来いという考え方です。
    たぶん質問の中の乱戦嫌いとは、急戦嫌いなのでしょ。そこから押して行って一方的に体制を良くして、攻められずに勝ち切りたい考え。
    そいつは、どちらかと言うと、対抗形居飛車思考です。
    振り飛車は、玉を固めてからの乱戦思考です。

    乱戦の中で厚みを作る指し方が、好みとして向いて居るのだと思います。
    それなら中盤の指し方なる本がたくさんあります。
    「羽生の頭脳」なんかは名著ですよ。手の考え方の部分が書いてあります。
    結論無しの互角で終わる本は、他には無いです。言いたい事は、手順では無く考え方と言う本です。

    結局は、乱戦力戦に強い方が勝ちやすいですよ。
    将棋は、一方的な事は少なくて、大抵が泥試合の先に決着します。
    一方的に良くても、どこかで必ず反撃は喰らいます。
    ここを凌がないと勝てないと出来てます。

  6. 匿名 より:

    雁木は振り飛車に対して使いません
    雁木は上からの棒銀などに強い形なので飛車を振る相手には意味が無いです。

    また角道が閉じてるのも良く無い。
    角道を使って交換を迫って嫌がって乱れた右辺を突破or角交換から角に弱い美濃囲いを崩す、が居飛車側のストラテジーです

  7. 匿名 より:

    振り飛車に対して雁木では、飛車に弱いので作戦として損だと思います。
    位取りを目指していて、うまく位取りを拒否された形だからです。
    振り飛車に対して最初から雁木を目指すのではなく、位取りを目指してみてはどうでしょうか。



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