信じられない衝撃的な結末、最終回がひどいと話題の漫画、マンガ史に残る読者を置き去りにした酷い最終回のまとめ。終わり方が意味不明と評される酷い最終回の原因は、たいていが不人気による打ち切りです。完全ネタバレなので閲覧注意で。
- 「ギャグマンガ日和」の劇中劇「ソードマスターヤマト」 打ち切りマンガの超展開の代名詞(ネタ)。
- 『ナノハザード』の第26話『災害(ハザード)の終わり』(最終話)が超展開すぎると話題に。
- 「武士沢レシーブ」といえば年表オチ
- 「男坂」と「SILENT KNIGHT翔」 打ち切りエンドのレジェンド
- シャーマンキング 「プリンセスハオ」夢オチと「みかん」(未完を暗示)のイラスト。
- 「代紋TAKE2」 物語はゲームの中のものだった。主人公はまさかのゲームキャラ落ち。
- 東京大学物語 多重化された妄想落ち
- ハイスクール!奇面組 夢オチ。ループもの。
- 時間の支配者 唐突に終了(日本版の配信停止)
- GANTZ ザンボット3の最終話のオマージュオチ
- 焼きたて!! ジャぱん とてつもない暴走オチ
- 投げっぱなしエンド・これからだエンドなど唐突な「最終回」で有名なマンガ
- 御船麻砥の「ヤオヨロズガール」 唐突な打ち切りらしい投げっぱなしエンド。
- 『タカヤ-夜明けの炎刃王-』 物語は迷走の末、「よっしゃあああツッ!THE ENDォォ!!」というよくわからない感じで幕を閉じた。
- 『セーラーエース』 ファンのオヤジの「大会屈指の好投手どうしのガチンコが見れるぞい」というセリフを最後に、物語は唐突に終了。
- ヤンキー君とメガネちゃん 足立花はなぜか当然姿を消し、4年後、高校1年生として品川大地の前に突然現れる。
- 『極黒のブリュンヒルデ』 物語を広げた末の打ち切りエンドだから回収出来なかった伏線や謎がとにかく多い。
- 「アイアムアヒーロー」 意味不明という評判のオチ。報われないヒーローとしての英雄は作者の狙い通りかもしれない。
- 嘘喰い 世界の乱れを操る「悪徳者達」に立ち向かう
- 『LIAR GAME』(ライアーゲーム) ライアーゲームの「闇」は想像よりも深かった模様。黒幕が別にいることを予感させる。
- 『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』
- 『幕張』 最終回が作者の愚痴で終了となった
- 『ピューと吹く!ジャガー』
- 『ロケットでつきぬけろ!』
- 『ゆび』(週刊少年チャンピオン) 投げっぱなしどころの話ではない。
- 『BAKUDAN』(ばくだん) 最終回は怒涛の展開で話題になった。
「ギャグマンガ日和」の劇中劇「ソードマスターヤマト」 打ち切りマンガの超展開の代名詞(ネタ)。
「ギャグマンガ日和」に登場した劇中劇「ソードマスターヤマト」 打ち切り最終回の枠はわずか3Pだけ。その制約の中で伏線を回収し、ラスボス決戦まで描く怒涛の「超展開」を見せた。・・・という打ち切りマンガネタのギャグ。現実の作品ではありません。
『ギャグマンガ日和』は増田こうすけによるギャグ漫画。現在は『ギャグマンガ日和GB』と改題し、『ジャンプスクエア』にて連載中。
「ソードマスターヤマト」は『ギャグマンガ日和』の漫画家シリーズに登場する以下のような設定の劇中劇。
『月刊チェヨンス』連載。ソードマスターヤマトという主人公の勇者が悪の化身ベルゼバブと戦うバトルファンタジー漫画。しかし、ありがちな設定や編集者の小島によるわざとらしい誤植などの問題から不人気でわずか10話で打ち切りとされた。その際、3ページで四天王全員が一斉に死に、ベルゼバブと対峙するなど最終話の伏線の回収に関しては一部で評価されている。コミックス1巻の発売日は未定とされている。
劇中劇「ソードマスターヤマト」は、「これをアニメにしておくれ」ランキングで1位を獲得し、アニメの第2弾でアニメ化された。
アニメ版の「ソードマスターヤマト」では、打ち切り最終話の3Pの内容は、エンディングシーンで流されている。
「増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和」に登場した劇中劇で、「漫画家シリーズ」とよばれるもののひとつ。打ち切り漫画にありがちな、最終回で全ての伏線を回収しようとした超高速展開をパロディ化したギャグ漫画である。
ベルゼバブ配下の敵幹部四天王の登場と撃破までを2Pでまとめた。というギャグ。「超展開」の見本。
ラスボスのベルゼバブの登場!伏線は回収、最終決戦まで見事に1Pでまとめた。というギャグ。「超展開」の見本。
生き別れの妹がいるような気がしたが、それは主人公ヤマトの勘違いだった。ベルゼバブは誘拐した両親をすでに解放していた。伏線は回収され、ヤマトとベルゼバブの最終決戦が始まる。ヤマトの勇気が世界を救うと信じて、物語りは終わった。
「ソードマスターヤマト」は現実の作品ではなく、あくまでも「ギャグマンガ日和」の劇中劇にすぎないギャグマンガですが、最終話のまとめ方が見事な超展開だったので、打ち切りマンガの超展開の代名詞(ネタ)になっています。
以降、打ち切り最終回での伏線回収が見事な「超展開」作品が、ソードマスターヤマトの引き合いに出されるようになる。
「超展開」の最終回の例「突撃!ヒューマン!!」 「ドカッ」「ぎゃあ」「さようなら」・・・見開き(2P)だけのシンプルすぎる「超展開」の最終回。
『突撃! ヒューマン!!』(とつげき ヒューマン)は、1972年10月7日から同年12月30日まで日本テレビ系で全13話が放送されたヒーロー番組。
コミカライズ版『突撃! ヒューマン!!』は小学館の学年別学習雑誌「小学二年生」(1972年12月号-1973年2月号 作画:江原伸)に連載された作品。最終回は「ヒューマンの弟であるヒューマン2号が単独でグランドフラッシャーを倒し兄の仇を取る」という最終回。これをわずか2Pの「超展開」でまとめた。
特撮「突撃!ヒューマン!!」ではヒューマン1号(岩城淳一郎)は10話で戦死したと思われたが、11話で復活する。このコミカライズ版ではヒューマン1号は死んだことになっている。
『ナノハザード』の第26話『災害(ハザード)の終わり』(最終話)が超展開すぎると話題に。
『ナノハザード』の第26話『災害(ハザード)の終わり』(最終話)が超展開すぎると話題になっている。最終決戦から人類滅亡と人類創生まで。
少年ジャンプの漫画誌アプリ「少年ジャンプ+」で連載されている『ナノハザード』は、2019年2月26日をもって完結したが、その最終話があまりにも超展開すぎるとネットで話題になっている。中ボスとラスボスを倒す最終決戦から、人類滅亡と人類創生までの超展開に読者は度肝を抜かれた。
主人公の円城と中ボスの前園とラスボスの女王が同時に死ぬことで、最終決戦がたったの1コマで終わる。
3人の死によってナノロボが世界中に拡散し、人類は滅亡する。
それは46億年前の話であった。
時が流れ400年前、誰もいない地球の上で、死んだ主人公とヒロインが復活してアダムとイヴに…。
「武士沢レシーブ」といえば年表オチ
「武士沢レシーブ」 斬新な最終回。「ダイジェスト」と「年表」を使った「超展開」で物語を完結させた。
『武士沢レシーブ』(ぶしざわレシーブ)は、『週刊少年ジャンプ』で1999年に連載されたうすた京介作のギャグ漫画。
ヒーローにあこがれる武士沢、牛乳学園ヒーロー部の国本兄妹、不良グループ「鬼嶋組」をめぐる騒動から始まる。
「武士沢レシーブ」の最終話はダイジェスト、さらには「年表」を使って物語をなんとか完結。
「武士沢レシーブ」の最終話は「ダイジェスト」によって僅か2ページでゼリー最高幹部四天王との戦い、ゼリーの内乱、トリ男が父を暗殺し恐怖政治でゼリーを支配する等の出来事を一気に説明した。さらに2ページの「年表」で作中の重要な出来事を説明した。
20話で打ち切りになってしまったために、最終話でこれまでの伏線を回収する必要があった。苦肉の策として最終話はダイジェスト、さらには年表を使って物語をなんとか完結した。
「男坂」と「SILENT KNIGHT翔」 打ち切りエンドのレジェンド
「男坂」 物語は完結しておらず、最終ページには大きく「未完」と書かれている。伝説的打ち切り作品。
『男坂』(おとこざか)は、車田正美による日本の漫画。集英社の漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』にて、1984年の第32号から1985年の第12号まで連載された。
車田が「この作品を描くために漫画屋になった」と言い切る意気込みで開始した本作だったが、半年ほどで連載終了となった。そのためストーリーは完結しておらず、最終ページには大きく「未完」と書かれている。車田はジャンプ・コミックス3巻で「読者の熱い支持を得られれば、すぐにでも連載を再開したい」とコメントし、後の文庫版のあとがきにおいて「なぜ打ち切られたのか?何故読者の支持が得られなかったのか?答えはハッキリしている。面白くなかったからだ」と不人気による連載終了であったことを明かすと共に、「『男坂』に対する作家としてのオレの決着(けじめ)はまだついていない」との一文を寄せている。
「SILENT KNIGHT翔」 衝撃のラスト。物語は完結しておらず、最終ページには大きく「NEVER END」と書かれている。
『SILENT KNIGHT翔』(サイレントナイト ショウ)は、車田正美による少年漫画作品。集英社の漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』にて、1992年第35号から1992年第48号まで連載。
大ヒットした『聖闘士星矢』の連載終了後、その路線を継承して1992年に連載を開始したバトル漫画。 『聖闘士星矢』の焼き直しにしか見えない内容だったこともあって実際人気は振るわず、僅か13週で打ち切りという憂き目に遭ってしまう。
最終回の最終ページは、見開きで地球をバックに「NEVER END」と大きく描かれるという、かの『男坂』にも匹敵する衝撃のラストであった。
ヒロインが瀕死の状態の翔に「チャージ」を行うシーンが有名なネタになっている。
「チャージ」という「新人類同士は互いに生命力のやりとりが可能で、ダメージを受けた者に生命力を分け与えて回復させることができる」能力であろう(当然、与えた側は生命力を失う)。 ヒロインが瀕死の状態の翔にチャージを行うのだが、そのポーズがどう見ても騎乗位で「これ絶対入ってるよね」としか思えないのである。なので本作が語られる際にはこれがネタにされることが多い。
シャーマンキング 「プリンセスハオ」夢オチと「みかん」(未完を暗示)のイラスト。
シャーマンキング 「プリンセスハオ」夢オチ。物語は完結していない、「未完」であることを「みかん」のイラストで暗示。
『シャーマンキング』は、武井宏之による日本の漫画、またそれを原作としたアニメ。『週刊少年ジャンプ』(集英社)において1998年(平成10年)31号(1998年7月13日号)から2004年(平成16年)40号(2004年9月13日号)まで連載された。通称は「マンキン」。
霊能力者(シャーマン)の少年麻倉葉が、シャーマンの頂点を決める戦い「シャーマンファイト」に参加し、全知全能の力を持つシャーマンキングとなるための戦いを描く物語。
連載末期には『週刊少年ジャンプ』のアンケート順位が最下位近くで低迷を続けた末、打ち切りという形で連載終了となった。ジャンプコミックス最終巻のラストシーンにはみかんが描かれているが、これはストーリーの未完を意味する武井のシャレである。
最終コマの左端にちょこんと書かれた「みかん」のイラストがこの物語が「未完」であることをあらわしており(ちなみに扉絵でも葉がみかんを持っている)、この「みかん」オチ、「プリンセスハオ」夢オチと、ダブルでパンチの効いた最終回は当時のジャンプ読者にとって伝説の最終回となりました。
「代紋TAKE2」 物語はゲームの中のものだった。主人公はまさかのゲームキャラ落ち。
「代紋TAKE2」 ゲームソフトの中だったオチ。主人公はまさかのゲームキャラ落ち。「代紋TAKE2」の物語はゲームのプレイ内容だった。
『代紋TAKE2』(エンブレム テイクツー)は、1990年2月19日から2004年8月30日発売号まで講談社の漫画週刊誌『週刊ヤングマガジン』に連載されたSFヤクザ漫画。
題名の「TAKE2」は映画などでの「2度目の撮り直し」にちなんでいる。タイムスリップしたヤクザが人生をやり直すという、SF(ループもの)とヤクザものを組み合わせた発想で人気となり、15年にわたっての長期連載となった。
「実は物語はコンピュータゲームの中でのものであり、主人公も含め登場人物はゲーム内のキャラクターであった」という結末は多くの読者を驚愕させることとなった。
東京大学物語 多重化された妄想落ち
東京大学物語 幾重にも妄想が重なる状態で物語は終わる。
『東京大学物語』(とうきょうだいがくものがたり)は、江川達也による日本の漫画。1992年から2001年にかけて『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)に連載された。
随所に見られる斬新な演出(延々と村上の心理描写が続けられたあとに決まって表示される「(この間0.-秒)」、村上の尋常ではない表情の変化など)が、本作の特徴である。連載初期はオナニーなど性的なネタを絡めつつもプラトニックな恋愛が描かれていたが、単行本第5集以降、過激な性描写が顕著となっていった。一話が丸々セックスシーンのみというエピソードも存在した。
最終回は幾重にも妄想が重なり現実と妄想の判別ができない衝撃的な展開に。
遥は実在せず、村上の妄想だったのか?
今までの出来事は、遥を見た瞬間に村上の脳裏をよぎった妄想だったのか?
全てはマセた小学生4年の遥が授業中に妄想していた出来事だった。と思いきや。「なんて考えている女の子がいたらいいな」と考える小学生の村上。
さらに「なんて考える男の子がいたらいいな」と考える小学生の遥。
幾重にも妄想が重なる状態で物語は終わる。
ハイスクール!奇面組 夢オチ。ループもの。
ハイスクール!奇面組 夢オチ?空想なのか、正夢なのか、どっちにも取れる。ループもの。
集英社の『週刊少年ジャンプ』にて『3年奇面組』は1980年10月13日41号から1982年4月12日17号まで、『ハイスクール!奇面組』は『3年』が終了した翌週の1982年4月19日18号から1987年7月6日30号まで連載された。
架空の学園である「一応高校」を舞台にして、一堂零・冷越豪・出瀬潔・大間仁・物星大から成る五人組「奇面組」と、河川唯・宇留千絵などの個性的なキャラクターたちが活躍するドタバタギャグ・コメディ作品。
2002年刊行の関連書籍『奇面組解体全書』中のインタビュー記事で「夢オチで片付けられるのは心外」の前置きに続いて「話が終わってもみんなの中でイメージが生き続けて欲しいという思いを込めて第1話に繋がる形にした」「アニメ第1話に関わった時に作った冒頭部分のシナリオが映像化されたものを見てループを閃いた」と語り、展開の経緯について並々ならぬこだわりを持って筆を執った事実を明らかにすると同時に、初めて否定派の読者に明確な対立姿勢を表した。
時間の支配者 唐突に終了(日本版の配信停止)
時間の支配者 衝撃の打ち切り(日本ローカライズ版の配信停止)。「この続きは、中国の漫画雑誌『翻漫画』で確認しよう!」
時間の支配者とは、彭傑による中国の『漫画行』で連載中の『时间支配者』の日本ローカライズ版である漫画作品、およびアニメ作品である。
時間を喰らう悪魔「計」とそれに時の契で対抗するクロノスの神属支配者たちとの戦いを描く。2018年2月15日に突然ジャンプ+での連載が終了した(現地ではまだ続いている)。
「ミーナは……私の本当の母親かもしれないんだ!」・・・「おわり ご愛読ありがとうございました。」。明らかに次回に続く感じで唐突に終了してしまった。
GANTZ ザンボット3の最終話のオマージュオチ
「GANTZ」(ガンツ) 「GANTZ」に影響を与えた「無敵超人ザンボット3」の最終話のオマージュオチ
『GANTZ』(ガンツ)は、奥浩哉による日本の漫画作品。漫画雑誌『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて2000年7月13日発売の31号から連載を開始、2006年から隔週で連載され、2013年6月20日発売の29号まで連載された。
独創的にして謎に満ちたストーリー展開と過激なバイオレンス描写で、ヤンジャン”を代表するSFアクション作品としてカリスマ的な人気を誇った。
「GANTZ」のそのラストは作者が子供の頃に見た「ザンボット3」の感動へのオマージュで終わる。
最終回の展開は『無敵超人ザンボット3』の影響を受けており、同作の最終話へのオマージュとなっている。
焼きたて!! ジャぱん とてつもない暴走オチ
「焼きたて!! ジャぱん」 ダルシムが地球を救う話に。もはや料理漫画とは到底思えない展開となり、暴走したまま最終回を迎えた。
『焼きたて!! ジャぱん』は『週刊少年サンデー』に2001年から2007年まで連載された。パンの魅力に魅せられた少年が、プロのパン職人として理想のパン「ジャぱん」を追究する姿を描く。
河内恭介(かわち きょうすけ)は数多の修行やリアクションにより、その風貌はかなりの頻度で移り変わっていった。
地球温暖化を防ぐため、東和馬(あずまかずま)の素パンを食べてダルシムへと変化。全世界の陸地を浮遊させ地球温暖化から世界を救う。最終的にパン職人を辞める破目となり、リュウやケンと日夜戦い続けることになった(『ストリートファイターII』の世界へと活躍の場を移す)。そんな境遇に陥った彼の「なんやて!?」でこの作品は幕を閉じる。
原作終盤のストーリーでは、「意思を持ったパン“魔王”が食べた人間の精神と肉体を支配して、パン人間ヒューパンとすることで世界征服を謀る」「津波から世界を救う為、地球上の全大陸を浮遊させる」という、もはや料理漫画とは到底思えない展開となり、暴走したまま最終回を迎えた。
投げっぱなしエンド・これからだエンドなど唐突な「最終回」で有名なマンガ
御船麻砥の「ヤオヨロズガール」 唐突な打ち切りらしい投げっぱなしエンド。
『ヤオヨロズガール』は漫画家、御船麻砥による漫画作品。かつて幻冬舎の「月刊コミックバーズ」(幻冬舎)にて連載されていた。
「両親の仇!!」って言ってるのは主人公ではない。最終回に主人公が出てこない。
『タカヤ-夜明けの炎刃王-』 物語は迷走の末、「よっしゃあああツッ!THE ENDォォ!!」というよくわからない感じで幕を閉じた。
『タカヤ-夜明けの炎刃王-』は週刊少年ジャンプ2006年13号〜2006年26号掲載。
「タカヤ -閃武学園激闘伝-」という名で連載を開始。しかし、ラブコメ風味だった読切時と違って、主人公がニヤニヤしながら殴り合うバトル漫画へとシフト。更には終盤になると、タイトルを「タカヤ-夜明けの炎刃王-」と改題し、突如学園バトル漫画から異世界ファンタジーバトル漫画へと謎の変遷を遂げ、読者を混乱に陥れた。その後は迷走の末、最後は主人公とヒロインが火見開きで必殺技を放ちながら「よっしゃあああツッ!THE ENDォォ!!」というよくわからない感じで幕を閉じた。
『セーラーエース』 ファンのオヤジの「大会屈指の好投手どうしのガチンコが見れるぞい」というセリフを最後に、物語は唐突に終了。
マンガ家のしげの秀一先生と言えば、かつて「頭文字D(イニシャル・ディー)」や「バリバリ伝説」などのモータースポーツを題材にしたマンガでメガヒットを飛ばした、講談社が誇るトップクラスのマンガ家ですが、今週の週刊ヤングマガジン(2017年4月3日発売号)において、多数の読者を驚かす展開にマンガ業界をはじめTwitterなどのネットメディアでも大騒ぎとなりました。前触れなく突然の「セーラーエース」連載終了&次回作の内容発表。
作者・しげの秀一氏といえば、テレビアニメがヒットし劇場版も製作された『頭文字(イニシャル)D』などの人気作で有名な漫画家。そんな氏が『週刊ヤングマガジン』で連載していたのが本作だ。ストーリーは、一時期、野球から離れていた主人公の桜木繭(まゆ)が、関東女学院野球部にエースとして復帰し、チームを勝利へ導いていくというもの。まゆを中心に熱い戦いを繰り広げるチームが丁寧に描かれ、コミックスも5巻までが出ていたのだが、6月に発売された最新刊『セーラーエース(6)』(講談社)で衝撃の展開が! なんと強敵・青山インターコンチネンタルハイスクールとの対戦で、相手のエースが試合に登板しようと準備を始め、ファンのオヤジの「大会屈指の好投手どうしのガチンコが見れるぞい」というセリフを最後に、物語は終了してしまったのだ。
ヤンキー君とメガネちゃん 足立花はなぜか当然姿を消し、4年後、高校1年生として品川大地の前に突然現れる。
『ヤンキー君とメガネちゃん』は吉河美希による漫画作品。2005年に『増刊マガジンワンダー』(講談社)で読み切りとして初登場し、その後『週刊少年マガジン』(同)2006年27号より3号連続で集中連載。2006年46号から2011年25号まで本連載された。
品川は教師になったもののやる気なし。そして、足立花は実は高校を中退し卒業していなかった。生徒時代と同じように社会見学なんか面倒くさいと品川がトイレにこもっていると、そこに突然足立花が初めての出会いと同じように現れて・・・。高校生をもう一度やり直しているというという強引な展開。
紋白高校の先生になった品川がトイレにこもっていると・・・そこに突然、足立花が初めての出会いと同じように現れる。
足立花は高校生をもう一度やり直しているというという強引な展開。
『極黒のブリュンヒルデ』 物語を広げた末の打ち切りエンドだから回収出来なかった伏線や謎がとにかく多い。
『極黒のブリュンヒルデ』は岡本倫による日本の漫画。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて2012年9号から2016年18号まで連載された。岡本倫が2002年から2005年にかけて『週刊ヤングジャンプ』で発表した『エルフェンリート』の系統を継承したサイエンス・ファンタジー作品であり、陰惨描写要素の多い(いわゆる「ダーク系」ならび「ダーク・ファンタジー」を取り入れた)SF漫画でもある。
物語を広げた末の打ち切りエンドだから回収出来なかった伏線や謎がとにかく多い。
「アイアムアヒーロー」 意味不明という評判のオチ。報われないヒーローとしての英雄は作者の狙い通りかもしれない。
『アイアムアヒーロー』(I Am a Hero)は、花沢健吾による日本の漫画。漫画雑誌『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて、2009年22・23合併号から2017年13号まで連載された。謎の感染症による平凡な日常の崩壊を描いたSFホラー漫画。
意味不明という評判のオチ。報われないヒーローとしての英雄は作者の狙い通りかもしれない。
嘘喰い 世界の乱れを操る「悪徳者達」に立ち向かう
『嘘喰い』(うそぐい)は、迫稔雄による日本の漫画作品。2006年24号から2018年3・4合併号まで『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて連載された。
屋形越えの勝負で創一は死に至り、貘が勝利する。貘は新賭郎の長となり、ラロの遺産を用いて世界の巨悪達と勝負を行う。だが巨悪の一人に勝利したその直後、伏兵に敗れ、心疾患を起こして倒れる。蘇った創一率いる賭郎は、ゴーネン率いるヴィゾームと互いの全てを賭けた勝負を行う。創一の裏で暗躍する貘、梶、マルコの3名。意図を問う梶に、貘はプランAであると回答する。
『LIAR GAME』(ライアーゲーム) ライアーゲームの「闇」は想像よりも深かった模様。黒幕が別にいることを予感させる。
『LIAR GAME』(ライアーゲーム)は『週刊ヤングジャンプ』2005年12号より2015年8号まで不定期連載された。嘘をつけない善良な女性『神崎直』が、謎の組織により開催される嘘つきのゲーム『ライアーゲーム』に巻き込まれ、天才詐欺師『秋山深一』と共にゲームに立ち向かっていく物語。
ライアーゲームの正体は、ドキュメンタリー映画であり、当時のドキュメンタリー映画の旗手であったタッド・ミヤギに持ち込まれた企画であった。第二回大会も前回同様にドキュメンタリー映画となるよう隠し撮りされており、参加者の顔にCG加工でマスクを被せるなどして、ネット公開された。しかし、すぐに削除された。秋山曰く、「闇の権力者」が圧力をかけたためらしい。
『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』
『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』 第二部「地獄校長編」第一話で最終回で終了となった。
『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』は、うすた京介による日本の漫画作品である。週刊少年ジャンプ(集英社)において、1995年から1997年まで連載された。全79話。単行本は全7巻で累計700万部以上が売れた。
一応は全2部構成となっているが、第二部「地獄校長編」は最終回のみのたった1話で完結している。
唐突な形で結末を迎える(アニメ放送は連載終了後)。これは作者が精神的に追い込まれ、連載終了を決めたことにある。理由として、作者は連載前まで半年に1回しかネームを描いていなかったために週刊連載のペースについていけなかったこと、また、原稿の締め切りや読者からの評価・期待などのプレッシャーから連載に対する自信をなくしていったことを挙げている。実際、連載後半からは絵柄が乱雑になっていき、原稿を落としたりなどした。このような経緯から、原稿を放り出して逃げ出そうと考えるまでになっていた。
『幕張』 最終回が作者の愚痴で終了となった
『幕張』 作者自身の「やってられっか!!」という叫びと愚痴で終了となった。
『幕張』(まくはり)は、『週刊少年ジャンプ』で1996年から1997年まで連載されていた木多康昭の少年漫画作品である。『週刊少年ジャンプ』誌内の『魁!!男塾』、『ジョジョの奇妙な冒険』、『みどりのマキバオー』、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』、『SLAM DUNK』などの他作品や担当編集者および芸能人へのパロディ・毒舌の他、過激な下ネタ描写が特徴。
最終回では物語を締めくくるどころかストーリーには触れず、作者自身の「やってられっか!!」という叫びと暴露話、さらに作者コメント欄で「俺は自由だ!!」との言葉を残し幕を閉じている。
この時最後に“ガモウひろしが『幕張』の真の主人公だった”とオチを付けた。ガモウは木多と作者コメント欄で活発にやり取りをしていたが、作品本編とは関連性はない。後の単行本最終巻の描き下ろしにおいて、連載終了に至った経緯を「ウンコを流すことが出来なかったから」と、説明している。
『ピューと吹く!ジャガー』
『ピューと吹く!ジャガー』 ジャガーがカツラだったという衝撃的な最終回。
『ピューと吹く!ジャガー』(ピューとふくジャガー)は、うすた京介による日本のギャグ漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて2000年38号から2010年38号にかけて連載。単行本はジャンプ・コミックスで全20巻。累計発行部数は850万部を突破している。
ジャガージュン市(ジャガー ジュンいち)は、『ピューと吹く!ジャガー』の主人公。謎の笛吹き男で、通称はジャガー。常に逆立った赤毛と瞑った目が特徴。いつも笛の穴の形に開いた服と、マフラーを着用している。
ジャガーがカツラだったという衝撃的な最終回を迎えた。
ジャガーは、カツラだけではなく、顔の皮まではがし、SF映画的な展開になって、驚きが最高潮に達するピヨ彦。
酒留清彦(さけとめ きよひこ)は、『ピューと吹く!ジャガー』に登場する人物。通称ピヨ彦。初登場時17歳。ギタリストを夢見て上京するも、ジャガーと出会ってからやがて振り回され始める。この作品におけるツッコミ全般を担当している苦労人。
ジャガーは、カツラだけではなく、顔の皮まではがし、SF映画的な展開になって、驚きが最高潮に達するピヨ彦。
『ロケットでつきぬけろ!』
『ロケットでつきぬけろ!』 打ち切り漫画を「突き抜ける」と表現するのはここから来ている。
『ロケットでつきぬけろ!』は、キユによるモータースポーツを題材とした少年漫画作品。作者の初連載作品であり、独特のコマ割りや各所に挿入された「Live Like Rocket!」のフレーズなどが特徴的である。
カートレース漫画。主人公春田倫雄(はるたみちお)がプロのレーサーを目指す物語。しかし、連載がロケットのように突きぬけて打ち切られてしまった。打ち切り漫画を突き抜けると表現するのはここから来ている。
『ロケットでつきぬけろ!』は、連載がわずか10週でロケットのように突きぬけて打ち切られてしまった。
『ゆび』(週刊少年チャンピオン) 投げっぱなしどころの話ではない。
『ゆび』 全8話の短期集中連載が誌面の都合で4話に短縮された伝説の漫画。 唐突に登場人物が全員死亡し、世界が崩壊して終了。
『ゆび』は、『週刊少年チャンピオン』に短期集中連載された漫画である。柴田よしきによる同名小説を原作として2005年50号から2006年1号まで掲載されたホラー漫画。
当初は全8話の予定であったが、編成の都合で連載前に4話に短縮された。しかし、この影響で終盤の展開は想像を絶するものとなり、ネット上では現在でも取り上げられることがある
週刊少年チャンピオンで連載。全8話の短期集中連載だったのに誌面の都合で4話に短縮されたという伝説の漫画。
唐突に登場人物が全員死亡し、世界が崩壊して終了。投げっぱなしどころの話ではない。
『BAKUDAN』(ばくだん) 最終回は怒涛の展開で話題になった。
宮下あきらによる漫画『BAKUDAN』(ばくだん) 最終回ではプロデビューから日本王者、世界戦までを一回で描ききった。怒涛の展開で話題になった。
『BAKUDAN』(ばくだん)は宮下あきらによる日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)に連載されていた。日本一のヤクザを目指そうとした不良少年、瀑僚介が地上げできたボクシングジムで才能を見出され日本人初のヘビー級チャンピオンを目指す。
当時の少年ジャンプの強力連載陣に阻まれ短期で打ち切りになってしまう。
最終回ではプロデビューから日本王者、世界戦までを一回で描ききった。最終回は、3ページ、5コマで5人のボクサーをなぎ倒して日本チャンプになり、さらに世界チャンピオンになるところまで描写される怒涛の展開で話題になった。
宿命のライバルであった鷹条ユウキを倒して、日本ヘビー級王者になった。わずか5コマで5人のボクサーをなぎ倒して日本チャンプになる。怒涛の展開。
そして世界チャンプと戦い
「バクダンは頂点に立ったのだ」ラストシーンで、世界チャンピオンになるところまで描写される怒涛の展開。