MTGについて質問です
MTGについて質問です。
自分はMTGの試練サイクル([ナイレア・タッサ・パーフォロス・ヘリオッド・エレボス]の試練)を3枚ずつ入れた、「5色試練デッキ」を作りました。
ですが、今日あった大会ではボロ負けしましたが、5色の試練を達成して嬉しかった少し後に、負けた悔しさがにじみ出て辛かったです。
デッキの内容はというと(スタンダード版です)
土地 24枚
欺瞞の神殿×4 疾病の神殿×4 悪意の神殿×4 静寂の神殿×4 森4枚 山・島・森・平地1枚ずつ(ナイレアの試練達成後、回収します)
クリーチャー 16枚
林間隠れの斥侯×4「呪禁」持ちで試練達成しやすい
アショクの心酔者×4 英雄的効果でハンデスが出来る
群れネズミ×4 色事故で腐りかけまたはネズミにした方が強いカードをいけにえにして新しいネズミトークンを作る
オーラ術師×4 試練達成した後の試練カードを墓地から回収することが出来る。
エンチャント 17
タッサの試練×3
エレボスの試練×3
ナイレアの試練×3
パーフォロスの試練×3
ヘリオッドの試練×3
液態化×2
インスタント 2枚
否認×2
というデッキ内容ですが、どう思いますか…何か工夫した方がいいというアドバイスはありませんか?
でも自分は「5つの試練デッキ」にこだわっていきたいので、この「5つの試練」を上手く使って強いデッキにしていきたいんです。(ですがどうやっても無理ならもう諦めます)
それとこんな「5つの試練」デッキという訳のわからないデッキを作る自分はMTGに向いていないんでしょうか?そこも知りたいんです。よろしくお願いします。
デッキビルディングはMTGの一つの楽しみ方なので、変なデッキを作るのも一興です。
土地…マナ基盤をしっかり。アンタップできる土地を増やす。
ヘリオッドの試練があるので、マナの合流点の活かしどころです。ほかにも女人像、旅するサテュロス、予言のプリズムや彩色の灯篭、ナイレアの存在等、5色マナ源を生み出す手段は無数にあるはずです。マナを安定させるために、緑寄りのデッキになると思います。
クリーチャー…除去耐性には目をつぶり、マナクリーチャーや自らカウンターを生み出せるクリーチャーを採用。
愚直に試練を達成させるには、つけて殴るしかありません。ないで、あらかじめカウンターを乗せてから試練をつけるのが肝要です。開花の幻霊もいいですが、①マナクリ②試練クリーチャーと入れるクリーチャーが決まっているので、枠が残るかは微妙です。入れても2枚くらい。
林間隠れの斥候:呪禁はよいのですが、試練達成までが長すぎるので試練に向きません。
アショクの心酔者:英雄的でカウンターが乗らないので、試練に向きません。
群れネズミ:腐った試練を食わせるという動きが試練デッキを全否定しているので、コンセプト的にも入れるべきでないカードです。
オーラ術師:達成したあとを考えるのは皮算用というものです。まず達成させることを考えたほうがいいです。入れるとしても少し。
カウンターを乗せる手段として:
①ハイドラ。特に巨森のハイドラは死ぬと結合よろしくカウンターをばら撒くことができます。次のクリーチャーにカウンターを託せるのでお得です。
霧裂きのハイドラは青の試練を受けることは出来ませんが、打ち消せないので確実です。(除去には弱いですが。)
野蛮生まれのハイドラは二段攻撃持ちなので、自力でカウンターを乗せることができるため、少量のマナで運用ができます(色が濃いですが)。
レイナ塔の英雄はハイドラではないですが、マナさえあればすぐに試練達成が可能です。カウンターを3つ以上乗せても、次の試練を付ければ英雄的が誘発するので、成長を止めずに強化が可能です。
②活用
具体的には縞痕のヴァロルズを入れたドレッジです。ロッテスのトロールやサテュロスの道探しでクリーチャーを墓地に落として、ヴァロルズで活用。ロッテスだけでも自身でカウンターを付けられるし、再生持ちです。
③進化
もうすぐスタン落ちしてしまいますが(それは上も同じですが)「進化デッキの補助としての試練」という、試練に明確な役割を与えられるデッキです。
雲ヒレの猛禽:0/1なので何を出しても進化する。飛行持ちなので試練の誘発が容易。試練を達成すれば3/4と一端のアタッカーになれる。弱いので除去の手が鈍る。
実験体:カウンターを消費して再生ができる。試練をなんぼ積んでも腐りにくい。ただクリーチャーはしっかり選ばないと進化させるのはちょっとだけ面倒。
ザーメクのギルド魔道士:カウンターを取ってドローが出来る。試練で得たカウンターをドローに回すことで、恒久的なドロー源としての試練を作れる。
狩りの仕込み:カウンターの乗ったクリーチャーが攻撃を当てると誘発。1ドロー。
呪文裂き:クリーチャーのパワーを参照する不確定カウンター。マナを立てる余裕がそんなにないデッキなので。
これを基本にして、進化を誘発させる緑のでっかいのや一枚挿しの霊異種、各種試練を入れる感じになります。(青緑が中心になります)
呪文…マナと相談して。
試練いれすぎです。流石に減らして、さらに数を偏らせるしかないです。全試練合わせて10枚~程度にしないと毎回どれかが腐ってしまいます。
例えば青緑を中心とするなら、こんな感じになります。
青4(ドローソース)
緑3(マナ基盤)
白1(出たらいいな)
赤1
黒1
試練以外の呪文の候補は、①試練を引くためのドロー②マナ基盤の安定化を図るもの③除去④試練とのシナジーがあるものが主となります。
候補
使者の神、エレボス:恒久的なドロー。地下世界は色が濃いのでこっち。
骨読み:費用対効果抜群カード。2ドロー。
イゼットの魔除け:ルーター兼打ち消し。
運命の泉:分割払いの4マナで2ドロー。
予言のプリズム:キャントリップのついたマナフィルター。
ナイレアの存在:キャントリップ付きの5色土地化エンチャント。
破滅の刃:他の除去は色が濃いので。腐るのでサイドに代替を。
セレズニアの魔除け:ファッティーにだけ刺さってくれる嬉しい除去。
今わの際:小さいのを消してくれる。相手にライフを与えてしまうが、カウンターを乗せるデッキなので問題は無い。
生体変化:カウンターを移す。除去られたときの対策になる。
原始の報奨:ビッグマナ系のデッキに。これさえあればどんなクリーチャーも試練一発達成。
群れの統率者アジャニ :カウンターを乗せられる。軽いPW。
お二方素晴らしい回答をありがとうございました。自分は群れネズミとアショクの心酔者等を外してデッキを作り直した事でスイスドロー(3回勝負)に初めて勝つ事が出来ました。自分はこれからもMTGの個性的なデッキ作りを楽しんでいこうと思います!
訳の分からないデッキは好きですけどね、最近は自分なりの構築をする人がめっきり減ってしまいましたし
ただしこのコンセプトをトーナメントレベルに持っていくのはかなり難しいと思います
アショクの心酔者…これはオーラよりも暗号呪文などで何度も誘発させるのに向いた能力です
また本体コストが3マナと重いので早々に場に出したい試練サイクルと噛み合っていません
群れネズミ…確かにこれだけで勝てるっちゃ勝てます
ただしオーラのエンチャント先としてみた場合には何の能力も持たない1/1でしかありません
腐ったカードを放り込むとおっしゃいますが、このクリーチャーを入れているせいで他のカードが腐っているとも取れます
コンセプトデッキにこのカードを入れた瞬間からもうそれはネズミデッキへと化してしまう事が多いです
試練サイクルは攻撃時にカウンターが3つ乗っていれば誘発するので、クリーチャーは英雄的能力で+1/+1カウンターが乗るものを採用すれば比較的早期に試練を達成出来ますよ