昨日ブレーブストーリーを見ました。
そこで質問なのですがミツルは塔で自分と戦って死にましたが最後はリアルな世界で生きてました。
まだそこまではなんとかわかるですが無理心中で死んだはずの妹は何故ミツルと普通に学校にいるんですか??
ビジョンに行く前の転校の時にも妹は居ないしそこが謎です。
昨日ブレーブストーリーを見ました。
そこで質問なのですがミツルは塔で自分と戦って死にましたが最後はリアルな世界で生きてました。
まだそこまではなんとかわかるですが無理心中で死んだはずの妹は何故ミツルと普通に学校にいるんですか??
ビジョンに行く前の転校の時にも妹は居ないしそこが謎です。
そうだな
宮部先生なら決してやらないことだと思う
だから、映画スタッフの願望なのかな。
映画版は、原作よりファンタジー色が強いから
人の死に踏み込むのを避けたのかも
ミツルの死はあくまでも非現実の世界での出来事で、現実には反映されない
ワタルが幻界を救ったことにより、勝者はワタルであり
本来幻界には一人しか行けないはずであるから
ミツルが、幻界に来たこととその理由(妹の死)まで書き換えられたとか・・・
以下、私見だから、興味がなければ読み飛ばしてくれ
宮部みゆきと言う小説家の個性は
読者に現実を直視させることだと思う
だから、両親が離婚すると言う現実や、人が死ぬという現実には
魔法やファンタジーでは抗えない
人は、現実世界でそういう、どうしようもない運命にでも自分の力で抗うしかない
そういうリアリズムを貫くことが多い。
この観点から映画について述べると
尺の問題はあるが、前半の現実世界の部分をかなり割愛してしまったのは問題だ
話の一番面白い部分であるし、ワタルの行動原理の裏づけでもある。
ファンタジー部分にしても、原作はかなり辛口だな
ブレイブストーリーですね。
あそこは私も疑問をもちました。
ミツルは向こうの世界で死んでしまったので元いる世界では存在しないものになったのです。
私は、最後に二人の兄弟が出てきたのはワタルが私欲のために願い事を叶えるのではなく、化け物からそこにいる人たちを守るために願い事を使ったワタルに神様、女神様が贈り物をしたと思っています!