夫婦だったり双子だったり、師匠と弟子だったり・・・二人で一つのペンネームを使って作品を世に生み出している漫画家の方を集めてみました。
嶋田が放屁したらゆで卵のような臭いがしたため、それでいいかと思い決まった、とする中井説と、その時に食べていたものがゆで卵だったので「ゆでたまご」になった、とする嶋田説がある
原作担当。
代表作に『キン肉マン』『キン肉マンII世』『闘将!!拉麵男』『ゆうれい小僧がやってきた!』があり、他に『SCRAP三太夫』『蹴撃手マモル』など。
作画担当。
デビュー時から共作しているYokoは、高校の後輩であり、女性キャラクターを主に作画している
一部の作品は上條淳士&Yokoのペンネームで発表している。Yokoは上條淳士のアシスタントをしている。
代表作に『TO-Y』『SEX』などがあり、他に『LET IT ROLL』『ロック道』など。
青年向け・少年向け・少女向けと幅広いジャンルで活躍
千道万里が全作品のシナリオ・プロットを担当し、えばら渋子が全作品のネームを担当している。
代表作に『ローゼンメイデン』『ZOMBIE-LOAN』『しゅごキャラ!』があり、他に『DearS』『金魚坂上ル』など。
男女二人組であり、夫婦でもある
小沢高広が原作を担当し、妹尾朝子が作画を担当している。
代表作に『東京トイボックス』『大東京トイボックス』があり、他に『青空ファインダーロック』『ちゃぶだいケンタ』など。
◆西岡兄妹
フランツ・カフカの影響が濃い兄による物語(ネーム)と、刺繍細工のような妹の作画とで、独自の世界を築いている
兄の西岡智がネームを担当し、妹の西岡千晶が作画を担当している。
代表作に『神の子供』があり、他に『地獄』『心の悲しみ』『ぼく虫』など。
谷川イッコがネームを担当し、谷川ニコが作画を担当している。
代表作に『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』があり、他に『ちょく!』『ナンバーガール』など。
◆上北ふたご
笹川ひろし事務所のアニメーター、デザイナーを経て、漫画家となる
姉の上北実那と妹の希沙による双子の漫画家。
代表作に『プリキュアシリーズ』『アクビガール』があり、他に『大人のないしょ話 〜トビーとエルカのドキドキ日記〜』(上北沢ふたご名義)『きまぐれマタタビシスターズ』(上北沢ふたご名義)など。
当初は3人で活動していた
漫画家の田島昭宇は田島裕之の弟である。
代表作に『ぶっちぎり』『タフ』があり、他に『セブンティーン・コップ』(原作:田部俊行)『奈緒子』(原作:坂田信弘)など。
◆めいびい
成年向け漫画雑誌、一般向け漫画雑誌双方で活動している
代表作に『黄昏乙女×アムネジア』があり、他に『松ヶ丘エンジェル』『7代目のとまり!』など。
作風として過激なギャグにも少女漫画風の美形が多数登場したり、本格ホラー的なストーリーが多数あったりと、かつての少女漫画家あるいはホラー漫画家志望を強く思わせるものが多い
二人とも話と絵の制作に関わっており、姉の眞弓はペン入れを担当し、妹の眞里子が下絵を担当している。
代表作に『あさりちゃん』があり、他に『どろろんぱっ!』『すうぱあかぐや姫』など。
◆あだちとか
加藤元浩、高倉みどり、志水アキらのアシスタントを務めた
安達がキャラクター画を担当し、渡嘉敷が背景画を担当している。
代表作に『アライブ-最終進化的少年-』(原作:河島正)『ノラガミ』。
登場人物が複数の作品にまたがって参加するスター・システムを採用
代表作に『鋼鉄天使くるみ』『円盤皇女ワるきゅーレ』『神無月の巫女』があり、他に『魔法少女猫たると』『十字架トライアングル』など。
◆ルノアール兄弟
中学・高校の同級生として友人関係にあった2人が、高校卒業を控えた1998年の3月に結成
左近洋一郎が原作を担当し、上田優作が作画を担当している。
代表作に『セクシーDANSU☆GAI ユビキタス大和があり、他に『獣国志』『さよなら、もっさん』など。
中国史を舞台にした歴史漫画作品を多く発表
姉が原作を担当し、妹が作画を担当している。
代表作に『北宋風雲伝』があり、他に『江東の暁』。
◆FLIPFLOPs
ギャグ調のコメディ、シリアスなストーリー物、バトル物など、様々なタイプの作品を出している
ぎんこが原作を担当し、高畑ゆきが作画を担当している。
代表作に『猫神やおよろず』があり、他に『世界樹の迷宮II 〜六花の少女〜』(原作:アトラス)『スズログ』など。
◆やきうどん
やきは元々はうどんのアシスタントをしており、うどんはかつて柳澤鉄郎名義で漫画を描いていた
やきが作画を担当し、うどんが原作やネームを担当している。
代表作に『主将!!地院家若美』。
◆姫川明輝(ひめかわあきら)
他にもひめかわ 明、姫川 AKIRA、Akira Himekawaなど基本形のペンネームを少しずつ変化させた名義もある
以前は狩鷹明と小野ぬいとして活動し、創作系同人誌を発表していた。
代表作に『ゼルダの伝説シリーズ』(姫川明名義)があり、他に『ルウ・ガル』(姫川明名義)『ぼくらの翼-国境なき路上の子供たち- 』(姫川明名義)など。
◆木ノ花さくや
にしの公平と西野つぐみは夫婦であり、それぞれが個人でも活動している
にしの公平が原案を担当し、西野つぐみが作画を担当している。
代表作に『エンカウンター〜遭遇〜』があり、他に『ライツ 〜永遠の光亡〜』『サムライたちのメキシコ』など。
◆電脳桜蛙団
矢咲サナエがネームを担当し、東くまこが作画を担当している。
著書に『はにかみ日和 』『セブンスドラゴン』など。
◆前田理想
代表作に『Dr.るっる』『相対性モテ論』(原作:築地俊彦)があり、他に『凪のあすから』(原作:Project-118)『クオリディア・コード』(原作:Speakeasy)。
◆中川ホメオパシー
的場健が原作を担当し、小林優一が作画を担当している。
代表作に『抱かれたい道場』があり、他に『さわやかGスポット』『ミッドナイト黙示録 ホスト王・潤の世渡り講座』。
◆naked ape
「DOLLS」(コミックZERO-SUM、一迅社)や、「鵺射」(コミック怪、角川書店)など、様々なジャンルで活躍中
逢川里羅がストーリーやデザインを担当し、中村友美が漫画を担当している。
代表作に『DOLLS』があり、他に『switch』『鵺射』など。
◆めきめき
ペンネームおよびサークル名の由来は、倉式が中学生の頃に描いていたオリジナルの漫画に登場する架空の国の名称とのこと
著書に『ケータイ少女 Re:dial』(脚本:吠士隆)『ファンタジスタドール』(原作:ファンタジスタドールプロジェクト)など。
◆GUNP
主にコメディを主軸とした四コマ漫画と、心温まるハートナイーフ(heartnavi)系を得意としている
杜講一郎がシナリオやデザインを担当し、佐倉乎美が作画を担当している。
著書に『瞳のフォトグラフ』『CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』(原作:5pb.)など。
◆たかまつやよい
2001年に「やよい」が竹書房の雑誌『まんがくらぶオリジナル』の「第1回新人バトル」にてデビュー。その後「たかまつ」が加わり再デビュー
たかまつがストーリー原案やネームチェック、ペン入れ、仕上げを担当し、やよいがネームや下書きを担当している。
代表作に『流されて八丈島』があり、他に『声優に憧れて』『みほカジ』など。
◆久遠ミチヨシ
2004年にメロメロ子のペンネームでデビュー。2005年には夫との合同で、久遠ミチヨシ名義で男性向け成人向け漫画の活動も始める
著書に『ハンドレッドゲーム』『絶対☆は〜れむ』『あなたと私は悪くない』など。
◆長崎ライチ
ペンネームの由来は、本人たちの言によれば、「長崎」は「住んでる町の名前なら、かろうじて覚えていられる」とのことであり、「ライチ」は「ライチってかわいいー」とのこと
姉の長崎が原作を担当し、妹のライチが作画を担当している。
代表作に『ふうらい姉妹』があり、他に『阿呆にも歴史がありますの』。
◆ぽんこつわーくす
主に成人向け漫画雑誌にて活動
猫蔵が構成やプロットを担当し、しーたが作画を担当している。
著書に『彼女日和』『お嬢様は逃げ出した』『超昂閃忍ハルカ』など。
◆無有利安
主に成年向け漫画を執筆
代表作に『ゾンビが出たので学校休み。』があり、他に『遊んで! まんがのお兄さん』『モチモチヒメ。』など。
◆ひろせみほ
主に男性向けの雑誌で活躍しているが、1990年代後半は艶笑4コマ、2000年代初頭にはティーンズラブの作品も手がけていた
著書に『恋はあせらず』『恋するおねえさん』『ただいま満室中』など。
◆やまあき道屯
夫婦によるユニット
妻が原作を担当し、夫が作画を担当している。
代表作に『明治骨董奇譚 ゆめじい』があり、他に『IZUMI』『X細胞は深く息をする』など。
◆大内水軍
『月刊コロコロコミック』(小学館)、『別冊コロコロコミック』で児童漫画を発表
代表作に『筋肉番付外伝 怪傑!金剛くん』があり、他に『熱き柔道魂イッポン!柔郎太』『マッスルキング』など。
◆きぃら〜☆
双子姉妹のキィとラ〜☆の2人で活動
妹のキィがアイデアや下絵を担当し、姉のラ〜☆がアイデアのまとめや彩色を担当している。
著書に『Saint October』(原作:熊坂省吾)があり、他に『ハムちゅ♪ 〜それゆけレッサーハムニャン〜 』(きぃら〜☆ with PPLN名義)。
◆ミキマキ
「りぼん」でデビュー。その後「コミックハイ!」「プリンセスゴールド」「アリア」などでも活躍
姉の美樹が原案を担当し、妹の麻樹が作画を担当している。
代表作に『少年よ耽美を描け』があり、他に『アリーナ! 』『園児様のゆーとおりっ』など。