- プロ作家として活動したのは僅かに9年である。
- 超エリートだった!
- 生前はそんなに売れてなかった
- 昔の小説家の地位は低かった。
- 夏目漱石の本が売れても、現在の遺族に印税が入らない
- 歳を重ねるごとに病気がちとなり、肺結核、トラホーム、神経衰弱、痔、糖尿病、命取りとなった胃潰瘍まで、多数の病気を患った。
- 猫よりも犬が好きだと明言している。
- 漱石の妻・鏡子は、布団で寝ていた飼い猫を踏み殺したことがある。
- 小説に関して手紙をくれたファンにたいして、貴方はどのような「階級」の人物ですか?といった疑問を投げかけたことがる。
- 文鳥に餌をやり忘れて飢え死にさせたことがある。
- 苺ジャムが大好物で毎朝パンとジャムを食べていた。
- 英国に留学中にキリスト教に改宗するよう勧められたが、何の関心も示さなかった。作中に曰く「日本人は人間も神にも信仰はない」。
- 子供の躾に厳しく、また、精神病も手伝って家族には乱暴をはたらき、娘から「こんな父親ならいないほうがいい」と言われた。 学生時代、文士ではなく建築家を目指そうと考えた時期もあった。
- 新聞に「虞美人草」を掲載した際、三越デパートは漱石人気にあやかるため、「虞美人草浴衣」を発売した。
- 文学だけでなく絵画にも興味があり、絵画の模写や山水画を描いたり、ポスターや石鹸の表紙など、気に入った絵を収集していた。
- 漱石の「吾輩は猫である」がヒットすると「吾輩ハ鼠デアル」や「吾輩はフロックコートである」といったパロディ本が多数出現した。
- 「I love you」という言葉を翻訳した際、「月が綺麗ですね」と表現した。……とよく言われるが、信頼に足る文献が存在せず、後世の創作と思われる。
- 英国留学期間がシャーロック・ホームズの活躍した時代と重なっているため、日本のホームズ作品に「東洋からの留学生・夏目金之助」として登場することがある。アニメ「名探偵ホームズ」や、島田荘司の小説「漱石と倫敦ミイラ殺人事件」など。
プロ作家として活動したのは僅かに9年である。
「夏目漱石」は多くの傑作を残したが、プロ作家として活動したのは僅かに9年。
1907年(40歳)~1916年まで享年49歳(数えで50歳)
超エリートだった!
東京帝国大学教授(今の東大)という栄職を捨てて一介の作家になる。
生前はそんなに売れてなかった
夏目漱石が生前に売れた単行本の合計冊数が約10万部という。死後に本が売れて「神格化」された面が大きいと言われる。
(お孫さんの夏目房之介さんがBSマンガ夜話で似たような事をおっしゃってる)
昔の小説家の地位は低かった。
昔の小説家の地位は低く「最近の若者は漱石のような小説ばかり読んで、ちゃんとした本を読まなくて困る」などと言われた都市伝説がある。
夏目漱石の本が売れても、現在の遺族に印税が入らない
日本の法律で著作権は切れています。だから、印税は発生しません。
新しく本を出版するにしても、原稿料を誰かに払う事はないし、売り上げの一部を家族に払う必要もありません。