「呼吸(こきゅう)」に意識(いしき)を集中
深く息を吸(す)い込(こ)み、体全体にいきわたらせてから吐(は)き出します。この
とき、呼吸(こきゅう)に意識(いしき)を集中させることが大切。 考えることが多すぎる生
活の中で、一つのことに集中することで気持ちをリラックスさせること
ができます。
あらゆる決断(けつだん)を一旦(いったん)ストップして、ただ呼吸(こきゅう)を繰(く)り返します。毎回、心
の平穏(へいおん)や幸福、落ち着きを生み出していくイメージを持ちましょう。仲
直り前の気まずい時期や、悪いサイクルに陥(おちい)っているときには、冷静
さを取り戻(もど)すために役立ちます。
考えすぎずに「面白がる」
人生は幻(まぼろし)のように儚(はかな)いもの。笑って過(す)ごしましょう。真剣(しんけん)にとらえるよ
り、その状況(じょうきょう)から面白さを見つけ出すんです。過去(かこ)に経験(けいけん)した楽しい
出来事でも良し。目的は逃(に)げることではなく、前向きになることにあり
ます。
何度も同じ思考パターンを繰(く)り返すと、意識(いしき)の中で怒(いか)りが成長してい
くことがあります。だから、面白い要素(ようそ)を見つけて、その負の考えを
吹(ふ)き飛ばすのです。悪循環(あくじゅんかん)から抜(ぬ)け出すことができれば、いつもとは
違(ちが)った視点(してん)から物事を見ることができるはず。
自分を「客観視(きゃっかんし)」しよう
考えていることを批判(ひはん)したり、解釈(かいしゃく)したりするのはやめましょう。その
声によって、かえって惨(みじ)めになってしまうことがあるから。それよりも、
そこにいる自分をまるであなたが操作(そうさ)しているゲームのキャラクター
かのように考えてみましょう。
自分の名前を呼(?)び、「〇〇はこう思っている」と表現(ひょうげん)してみることもひ
とつの方法として知られています。感覚的なことではありますが、まさ
に視点(してん)を変えることで気分をも変えることができるかも。一度試して
みては?