生きている以上、誰にも落ち込みはつきものです。けれどそれをいつまでも引きずってしまって、ポジティブになれないときがあります。そんなときに気持ちを切り替える方法、落ち込みを次の成功につなげる方法について、ご紹介します。
落ち込んだ時は、こんなことを試してごらん。一度に全部やろうとしなくてもいいんだよ。
1.散歩などして、場所を変える
嫌なこと、気分が落ち込んだ場所、そんな思いを思い出させる場所にいては、気分転換もままなりません。そんな時は視界に入ってくる情報を変えてみましょう。
もし仕事中や授業中だったら、そっと席を外してトイレに行くのでもOK。できれば窓から景色が見えるような場所がおススメです。
視界が開けると、落ち込んだ気持ちもちょっとリラックス。
トイレ以外の場所だったらそこで深呼吸してみましょう。
自宅だったらちょっとだけ散歩に行くのも。(コンビニなど)
散歩は気分転換に最適。
落ち込んだときは体を動かさずにじっとしておきたいという気持ちになりがちですが、あえて体を動かすことで気分も前向きになり、外の風景などでも落ち込んだ気持ちが癒されます。
2.甘いものか、温かいものを食べる
いつもより美味しいものを食べるのおすすめ
凹んでいるときは空腹も感じないもの。でも、人間どんな時でもお腹は減るものです。どん底気分は案外血糖値の低下によりもたらされている可能性があります。
そんな時は、温かいものを食べるか、甘いものを飲むのがおすすめです。ホットココアなんてベストチョイスかもしれません。
胃がぎゅーっと固まっているような時、
「食べる」行動がリラックスのきっかけになります。
3.思いっきり泣くか、何でもいいから笑う
がまんしないで思いっきり泣いちゃいましょう!
いっぱい感情を抑えていては、いつか壊れてしまいます。
思いっきり泣いて感情をすべて吐き出しちゃいましょう。
落ち込んでいる時はもちろん笑顔も出ないかも。
哀しいときや辛いときに泣きたかったら思いっきり泣いてください。
でも、ちょっと立ち直りたくなったら、何でもいいから笑いましょう。
作り笑いでもいいし、ネットで面白い画像や思わず笑ってしまうTVなどを見てみるのもいいです。
できる範囲で構わないので、自分で面白いと思うものや面白かったことを思い出して笑ってみましょう。
どんなに辛くても笑えるときは笑えるもの。
「笑う門には福来たる」というように表情が動くだけで気分も変わっていくものです。
4.日向ぼっこをする
意外に忘れられているのが太陽の効用。
昔は「日向ぼっこ」といって、縁側で何もせず、ただぼーっとお日さまに当たるという習慣がありましたが、最近ではすっかり影をひそめているようです。
もちろん、炎天下で長く紫外線を浴びれば害になりますが、午前中の柔らかい光の中、一日20~30分程度なら問題はありません。
オフィスや家の中の蛍光灯や電球の光の中ばかりでなく、気持ちを明るくほぐしてくれる太陽の光を浴びてのんびり過ごしたら、気分がまったく違ってくるはずです。
5.悩みは明るいときに考える
しんどい悩みごとがあるときは夜が文字通り永遠のように長く感じられるかもしれません。
しかし、暗い場所で暗いことを悶々と考え続けることはあまりおススメできません。
周囲が暗いせいで余計にネガティブなことを考えてしまいますますネガティブになってしまう無限ループにはまってしまう可能性があります。
だから、どんなにつらい悩みでも夜になったら考えるのをやめましょう。
で、太陽の元でもう一度考え直してみましょう。そうすると自分の悩みが夜よりもちょっとだけマシになっていることに気づくはず。
6.誰でもいいから話す
落ち込んでいるときは、意外に誰かに話せばラクになるもの。
家族や友人に話す必要はありません。
意外にタクシーの運転手さんやたまたま知り合った人に話すだけでも
気が楽になりますよ。
重荷を自分ひとりで抱える必要はどこにもないのですから。
7.不満・負の感情を口に出そう
不満や、負の感情は出さないほうがいいとか、自己啓発本には鉄板ネタとして記載してあります。
本当はそういった感情を抱えているのに、吐き出さずに溜め込んだままにしていると、その不満は消化されることなく、ずーっと心の中に残ってモヤモヤしたままになります。
そうではなく、思った事をそのまま吐き出してしまうと、落ち込んだ気持ちやモヤモヤした感情から早く離れることが出来ます。
ただし、誰かに攻撃的な言葉でぶつけたり八つ当たりにならないように、ただ自分から手放すように負の感情をさらりと出すように心がけましょう。
一人カラオケで上司や恋人の不満を叫びまくるのも◎(ただし、店員さんに不審がられないように。)
8.「ま、いいか」と声に出す
実際にそう思えていなくてもいいのです。繰り返し声に出すことで、脳に暗示がかかります。
これは単純ですが、些細な失敗には特に有効です。
気分が悪い日があっても良いのです。
それに対して今すぐ何とかしようとする必要もありません。
もし気分を良くしようとして、うまくいかなかったとしても、希望がないわけではありません。
自分が今感じていることをちゃんと感じとるのに必要な時間と空間を確保しましょう。
9.思い詰める前に、体を動かす
何か元気な曲を選んで、気持ちをぶつけましょう。
ロックスターみたいに1曲踊って、血が体を巡るようにしましょう。
気の合う友人と話をする、ジョギングなどの好きなスポーツをする、映画を見る、読書をする、好きな音楽を聞く、美術館に出掛けるなど、仕事以外の行動を起こしてください。
落ち込みの原因に向かって考え込むよりも、体を動かしたほうが気持ちを切り替えるまでの時間が早くなります。
10. 気持ちを紙に書き出す
あなたの今の心境を紙に書き出してみましょう。
モヤモヤを言葉にすることで、客観的に見ることができますし、堂々巡りにストップをかけることもできます。
ノートやブログに日記を書いてみたり、絵を描くことも感情を吐き出すのに役立ちます。
11.掃除をする
部屋の乱れは心の乱れというように、部屋のきれいさは心と比例するんです。
自分の心の中を整理するように、部屋やデスクなど自分の周辺を整理すれば気分もすっきりしますよ♪
片付けに没頭している間は嫌なことも考えなくていいですもんね*
12.お風呂に入る
「お風呂は命の洗濯よ」
エヴァンゲリオンの葛城ミサトの有名なセリフ。
年齢重ねたら特にお風呂の重要さを実感する。疲れてそのままお風呂に入らず寝てしまって後悔したことはあっても、お風呂に入って後悔したことは一度もない。
入浴というのは、体はもちろん心も綺麗にしてくれる行為。落ち込んだ時には湯船に浸かってじっくりと体と心を休めて下さい。
13.寝る
例えば、眠っているとき。落ち込んでモヤモヤ悩むことはあまりありません。
寝ることで問題に一旦区切りをつけ、「過去」にすることができます。
一晩置くことで冷静に見つめ直すことができるようになりますし、新たな打開策が見つかるかもしれません。
シンプルですが、それだけに効果がある方法と言えるでしょう。
苦しんだり、悩んだりすることは決して悪いことではないのですよ♪
そうやってより強い人間に成長していくんです。
苦しみを恐れず前を向けばきっと良いことがありますよ*
苦しみや落ち込んだ経験は忘れません。
そういう経験があって、考え方が変わったり、勇気や精神力が強くなったりするものです。
つらい経験に限って自分が大きく変わる転機になるのは、人生の法則です。
つらい経験は、自分が生まれ変わる転機になるのです。
自分が強くなるのは、苦しみの後です。