ホメ言葉は簡単に使えるものではないことを再確認しました。
誰でも褒められるのは嬉しい
しかし
予想だにしなかった地雷を踏んでしまったり。
相手が褒めてほしくないと思っている部分を褒めると、相手は褒め言葉と受け取ってくれないことも多い
褒め方ってホント大事
◆褒めるとは?
人のしたこと・行いをすぐれていると評価して、そのことを言う。たたえる。
褒めることの本質は
相手の良い点に気付き素直に伝えてあげる事で、その点が維持・向上していく可能性を持つこと。
使い方さえ誤らなければ、効果は絶大
出典褒め言葉の法則
◆損する人の”ホメ言葉
「すごいですね」
具体性に欠けるため、相手の心を動かせません。相手を観察してほめるポイントを見つけるのが大切です。コツは「何が」「どのように」すごいのか伝えることです。
やたらと褒める(おだてる)
ただただ相手の気分を良くするための行為となってしまう恐れがあります。
「能力が高いから大丈夫だ」
「君は部署で一番仕事ができる」
人格を褒める方法がよろしくない理由としては、相手のプライドを必要以上に高めてしまったり、また失敗に対してひどくシビアな考えを持ちやすくなってしまうからです。
「お化粧を落としても全然変わらないね!」
朝の忙しい時間を割いて化粧をしているのに、その効果が出ていないと考えるとむなしくなってしまうかもしれません。「いつもきれいだけど」など一言添えてあげるほうが良いかもしれません。
「お若く見えますね!」
心からの言葉であることも多いです。しかし、その奥に「年齢の割に…」という気持ちを受け取ってしまう方もいるのでタイミングと言い方には注意!
「~みたいだね」「~に似ているね」
たとえの言葉はとくに危険です。例えば「~さん(わたし的には美人な女優さん)に似ていますよね!?」とお客さまに発言したところ、「あの人、嫌いなんですけど!」ということもありますので注意!
「素敵」「かわいい」など褒め言葉を連呼
どんな場面でも使いすぎることで、その信頼度が下がってしまうことが考えられます。本心からの褒め言葉を、「うさんくさい、嘘っぽい」なんて感じられてしまったらやはり損です。
◆褒めるコツは?
”承認欲求”とは
他人から認められたいとする感情の総称です。
私たちが生きていく為には、コミュニケーションが必ず必要です。
そのコミュニケーションに必要なのが、自分と他者をお互いに認め合っていくことです。
相手を認める「手段の1つ」が”ホメ言葉”です。
「キミがいてくれて助かった」と言われれば、人は存在を認められたわけですからうれしくなる。すると今度は「返報性の原理」という反応が生まれます。
返報性の原理とは、簡単に言うと「お返ししたくなる」心の動きです。
対等に互いを認め合えるような関係を築ける言葉を選んでいくことが大切なのです。