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人権作文 例文公開 

学校 読書感想文

こんにちは。夏休みもそろそろ終わりですね。

中学生・高校生のみなさん、国語の宿題に「人権作文」が出て困っている人も多いと思います。そんな人のタメに、これから人権作文の例文をいくつか紹介したいと思います。一応全て、私が考え出したものなので、著作権とかは気にしないで使っちゃって構いませんよ。

一応、説明しておきますが、あなたの日々の成績に応じて、これから上げる例文を少しくらいは変更する必要があります。たとえば、小学6年生の人権作文で「誤謬が生じる」という言葉を使うと、何かから写したのではないかと、疑われる可能性が高いです。ここはせめて「言葉の食い違いが生まれる」とかという、簡単な言葉に適宜直すと◎ 一人称も適宜替える(私→僕、私→俺)

また、私の書く文章では、「自分が体験したこと(実体験・感じたこと)」→「これはどういう事なのか(調査したこと)」→「まとめ(結論)」の順番に構成されています。これは教師が好きな、自分の体験を書く・それについて調べたことを書く、という要素を含んだものです。

人権作文・例文

女性差別問題・宗教問題編

今年の夏、ロンドンでオリンピックが開催された。それに関係してで私を驚かせた物があった。
6月8日に、 女子サッカーの アジア第二次予選でヨルダンとイランの試合があった。この試合はヨルダンの不戦勝に終わった。理由はイランの選手に服装の規定違反である。
イランの女子サッカーチームユニフォームは、長袖のシャツに長ズボン、そしてヒジャブ。ヒジャブは落ちないようにフードのようになっている。これはイスラム教の伝統に従った保守的な服装である。日本のなでしこジャパンと比べて見てもらえば、解ると思うが、ヨーロッパやアメリカ・日本・中国・韓国などと比べると差が明らかである。さて、問題となったのはフードの部分だ。これは接触プレー中に首が絞まる恐れがあり、FIFAの規定に適合していない。つまり、イランは出場できない。
これを見たとき私はこう思った。服ぐらいなにを着ても良いだろう、と。
FIFAの規定は解る。サッカーは男子女子を問わず、接触プレイのある危険なスポーツだ。だが、イスラム教の規定はそんなに重要なものなのだろうか。
私は気になって調べてみた。
日本では政教分離という言葉にもあるように、基本的に宗教と政治は無関係である。日本国憲法第20条に「何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。」とあるように、何を信じても良いし、信じなくてもいい。
しかし、イランを含む中東やアフリカの一部ではこれの全く逆、「政教一致」とでも言えるような体制になっているということだ。たとえば、イランの法律では、イスラム教の教えの通り「女性は公の場で髪・手・脚・首を露出してはならない」とあり、これを逸脱すると罰せられる。つまり、イランは宗教の自由を認めていない。さらにこの種の規定は女性にめっぽう厳しく、この国は女性は各種の活動を大幅に制限されている。
私が、このことを調べて思ったことは、そもそも宗教は何を信じるかは個人の自由だし、その中でも男性と女性の差別はあってはならないということだ。
おそらく、国によって様々な事情はあるだろう。だが、宗教の問題や男女差別の問題が早く解決することを私はのぞんでいる。

 

いじめの問題

イジメとはどのような物のことをいうか知っていますか。持ち物を盗む、殴る、蹴る、悪口を言う、無視をする……。挙げればキリはないと思います。ただ、ここで、よく考えて見て下さい。 持ち物を盗むは窃盗で犯罪です。殴るや蹴るも暴力行為で犯罪というのは当たり前です。ですが、悪口を言う、無視をするというのは犯罪に当たるのでしょうか。
私が法律の本やインターネットで調べた結果、犯罪にはあたらないということが分かりました。 もちろん、犯罪で無ければやってはいけないということは、ありませんが、犯罪で無い以上、罪には問えないと言うことになります。大津のイジメによる自殺の事件では、被害者の遺族が加害者を、傷害・窃盗・強要・器物破損などの罪で告訴しましたが、悪口や無視ではこのようなことはできません。
しかしながら、多くの軽微なイジメでは、悪口や無視が多くの割合を占めているのが実情だと思います。私は悪口や無視をされたことはないし、その程度で死のうとは思いませんが、世の中にはたくさんの人がいます。私のような人ばかりではありません。
もし、悪口を言われ、同級生から無視し続けられた人が自殺したとしましょう。本来ならば、加害者側は自殺の責任は問われなかったとしても、それ以前のイジメの行為の責任は取るべきですが、今の刑法の条文上は何もしなくても良いことになります。
私は、人一人の命が失われていて、その原因となった人達がなにも償わないというのはあってはならないことだと思います。たしかに学校側からは厳重注意・停学などのペナルティはあるかもしれませんが、それも謹慎期間が終了してしまえば、原因は忘れ無かったことになるだろう。
私は、イジメを直接的な、物理的なイジメだけではなく、精神的な、つまり被害者の心を傷つけたものも、法律で罰せられるようになることをのぞみます。もちろん、人の心というのは千差万別で、身体以上に個人の差があるでしょう。
しかし、他人の精神を傷つけた以上、それ相応の罰は受けるべきなのではないでしょうか?

性差別に関する問題

性差別とはどのようなものか知っていますか? 僕がこれについて不思議に思ったのは、求人広告についてです。
たとえば、「180cm以上の方募集」というのは、あまりよくない求人のしかたらしいです。なぜなら180cm以上の女性はほとんどいなく男性しか募集していないと見なされるからだそうです。男性のみを求人できる職業というのは性差別の問題から限られていて、警備員とボディガードなど純粋に肉体が必要と断言できるものだけです。
しかしながら、企業は男性を求めています。
なぜなら、女性には出産と育児があるからです。正確には育児は男性でもできるが、日本では慣習的に女性がやることが多いです。企業でのプロジェクトなどで出産あるので 休むとなると、企業側は不利益を受けることになります。特に専門職になると、一人欠けただけで問題が出てくることが多い。
ならば、出産をしないという雇用条件で雇えば良いのだが、これは労働基準法で認めてられていません。育児休暇も同様に認めなければなりません。この段階で、女性と男性は違っていて、男性と女性のメリット・デメリットが同じだったとしたら、女性を選ぶことになります。
本来、労働基準法というのは出産する女性を守るためにありますが、これが逆に女性全体のデメリットを産んでいると僕は考えます。
この出産がなくても、女性は男性よりも就労するのに厳しいと言われます。その一つが体力や筋力でしょう。女性は生物学的に男性より力がありません。もう。これはどうしようも無いことなんですが、工事現場や運送業などの肉体労働では致命的なデメリットです。
この、出産と育児、筋力、これらの部分において男性より女性は劣っているということになる訳です。
では女性が男性より優れていることとは何でしょう。女性の就労における欠点が出産と育児、体力がないならば、女性の優位な点も出産と育児、体力のなさでは無いでしょうか?
たとえば、「子どもを育てる」という仕事。これは育児を経験したことのある女性に向いている仕事の一つだと言うことができませんか? また、アメリカでは代理出産といって、妊娠が不可能な女性のために代わりに子どもを産むという仕事が遺伝子工学の発展によって出来るようになりました。この仕事は明らかに男性に不可能ですね。
筋肉がない。体力がないというのは、現代では相手に安心感を与えることに役立ちます。例を挙げるとサラ金に受け付けがスキンヘッドの大男(肉体的強者)より、女性(肉体的弱者)の方が、利用者は利用しやすいといえます。
女性は欠点ばかりだと思っている人がいますが、これは間違えではないでしょうか? 欠点があればその分だけメリットがあります。
この事はすべてのことに通ずる物があると私は考えます。

みたいな感じでかいてみたら、どうだい?



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