「提出さえできればいい」読書感想文の書き方 ★【掟破り】

読書感想文

夏休みも終盤。とりあえず読書感想文を何とかしたい!という人のための書き方です。

 

注意!本当はきちんと書いて欲しいのですが、本人を含め、お父さん・お母さんも困っている…という方たちへの救済措置です。

 

 

【戦争を題材とした本を選ぶ】

○結論が「戦争はいけない」と決まっているからです。また夏休み期間中には8月6日、8月9日、8月15日と戦争について考えさせられる日もあます。

 

注意!課題図書や推薦図書の中から選ばない。自分が興味を持った本は選ばない。書きやすそうだなと思った本は選ばない。

 

 

【本は図書館で借りる】

○書店では「夏休みの課題図書・推薦図書」のコーナーが設けられていますが、そこで買っても読むのはその時だけ。「下の子が大きくなったら…」と思っても、課題図書・推薦図書は毎年変わります。だったら買うだけ無駄。図書館で借りればOK。夏休み企画として読書感想文コーナーを設置している図書館もあります。

 

注意!本は買わない。

 

 

【とりあえず最後まで読む】

○正直、ここが一番苦痛になると思います。しかし我慢して最後まで読んで下さい。読み終わった後の感想が「疲れた」という人、いませんか?そういう人のための書き方なので、それでOKです。「疲れた以外の感想は?」に対して「戦争はいけないと思った」と感じたら、もう半分は書けたようなものです。できればお父さんかお母さんにも読んでもらいます。

 

 

【はじめ・なか・おわり に分けて下書きをする】

○「はじめ」は書き出しです。なぜ、この本を読もうと思ったのかを書きます。

○「なか」は本の内容です。印象に残ったところのあらすじを書きます。途中で「ぼくだったら○○○○するのに、と思いました」などと入れるのもOKです。

○「おわり」は本を読んでの感想とまとめです。自分がどう思ったかを書きます。この時、ちょっとした時事問題を入れておくと良いでしょう。

 

 

【お父さんかお母さんにチェックしてもらう】

○内容のほか、誤字脱字、句読点の誤りや文字数をチェックしてもらいます。

 

 

【清書する】

○チェックしてもらった内容をもとに、自分で清書します。

 

 

【具体例】

「東京大空襲を忘れない」瀧井宏臣 著

東京大空襲を忘れない.jpg

※この本は東京大空襲について書かれたドキュメンタリーで、実際に体験された方の手記があります。その手記について上記をもとに感想文を書いてみたいと思います。

 

ぼくは東京大空襲を忘れないという本を読みました。なぜこの本を選んだのかというと、テレビでよく「戦後七十年」と言っているのを聞いたからです。そして親戚の家に泊まりに行った時に、祖父も「焼夷弾で死ぬかもしれないと思った」と言っていたからです。

そのの子は市立第一高に通う十四才のの子で、制服はセーラー服でした。しかし一年生の途中からダメになり、カーキ色に染めたブラウスか紺色のモンペという姿になりました。敵国の水兵の制服だったからです。二年生の途中からは学徒勤労動員の範囲が広げられ、今までは三年生以上が対象だったのに工場で働くようになり、授業は週二回だけになりました。ぼくは勉強があまり得意ではないので、授業が減るのはうれしいですが、工場で働いている時におしゃべりできないのは、つまらないなと思いました。

三月十日の夜に空襲警報が鳴ったので、家族と一緒に防空壕に入りました。外が騒がしくなったので扉を開けてみると、空が真っ赤に染まっていました。びっくりして飛び出すと、町中が燃えています。そまま家族三人で手をつなぎ荒川放水路沿いに南に向かって逃げました。葛西橋のところまで来ると、お父さんは東の江戸川区のほうへ「橋を渡ろう」と言いました。お母さんは反対の西を指して「こっちに行く」と言います。大勢の人は西へと走っていました。でもお父さんは「空が真っ赤じゃないか。西に行ったら焼け死ぬからダメだ、橋を渡る」と言います。の子は「お父さんの言うとおり、橋を渡ろう」と言い、橋を渡ることにしました。強い風が吹きつけてなかなか渡れず、這うように一歩一歩進んで渡り、逃げました。途中の農家で一晩泊めてもらい、翌朝家に戻ることにしました。葛西橋のところまで来た時、そこから先が焼け野原で何もなくなっていました。お父さんのふるさとの島根県出雲市に避難することに決め、東京駅まで歩いたのですが、丸焼けの死体が転がっていて、母親と赤ちゃんの死体もあり、目を覆いたくなるようなひどい光景が続きました。ぼくは必死に逃げる中でのお父さんの判断はとても正しかったと思います。そして焼け焦げた死体は絶対に見たくありません。

出雲で終戦を迎えたの子は九月に東京へ戻り、元の学校に通うようになりました。「○○さん、生きていたのね!」が再開のあいさつでした。校舎一階北側のトイレの壁のコンクリートには、薄いピンク色のシミが残っていました。避難した人達が焼け死んだ場所で、廊下や階段にも何ヶ所かありました。

ぼくはこの体験談を読んで、戦争は町や家族を破壊してしまうので、絶対に良くないことだと思いました。今度は原爆についても勉強してみようと思いました。今は国が自衛隊のことで意見が分かれていますが、自衛隊は絶対に戦争してはいけないと思います。そして憲法九条は絶対に守らなければいけないと思いました。

 

以上、1,180文字。

 

タイトル、名前を入れればちょうど1,200文字くらいにはなります。小学校高学年向けのつもりで書いたのですが、この内容だったら中学生でも通用するかもしれません。大人向けの漢字を使ってるので、参考にしたい場合やアレンジしたい場合は注意して下さい!

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