わたしは未経験からWebライターになったので、はじめのころはとにかく単価の低い仕事しかありませんでした。
そもそもWebライターの相場なんて知らなかったので、「あ!これ1文字0.5円もある♪」とか言って喜んでいたものですよ……。
でも、わたしは文字単価0.5円だったころに、1か月で30万円稼ぐという偉業を成し遂げたことがあります。
自分で「偉業」とか言っちゃうと台無しですね!
文字単価0.5円で30万円稼ぐには、1か月間で60万文字書かなければなりません。
実際には記事あたりの文字数はもっと多いはずなので、65万文字ぐらい書いたかもしれない。
1か月30日間として1日1万円稼がなければならないので平均1日2万文字。
土日は極力子供との時間にしていたため、実際にはほとんど「平日は1日3万文字」みたいなことをやっていました。
これだけの記事を書こうと思ったら、記事作成自体も速くないといけませんが、そもそも「他の誘惑に負けることなく記事作成に集中する」ということが大切になってきます。
前置きが長くなりましたが、今回は、生産性を上げるために、わたしがやっていたことについて紹介してみたいと思います。
Googleカレンダーで予定を組む
当時、わたしはGoogleカレンダーに、記事作成の予定を書き込んでいました。
いつ、どの記事を何本作成するか、びっしり書き込んでいます。
すると、カレンダーを見るだけで「今日はこれだけ書かなきゃ」って達成したくなるんですよね。
もちろん、予定外のこと(学校に呼び出されたとか)があると予定通り進まないこともありますが、土日はブランクにしていたのが良かったですね。
予定より遅れた分は、土日の夜の時間を使って処理していたので、予定が大幅にずれ込むことはありませんでしたよ。
タイムトライアルをする
わたしは、時間を意識しながら執筆することが多かったです。わりと今もですけど。
時計をちらちら見ながら、「15分に1本ペースだから、1時間で4本、8時間で32本いけるな」みたいに計算しながら記事を書いていきます。
もし、途中で20分かかってしまった記事があると悔しいですし、ペースが遅れないように必死になります。
テクニックでもなんでもありませんが、人間必死になれば、普段以上の集中力を発揮するものです。
時間を意識しながら書くというのはおすすめ。
「この記事が終わったらお昼ごはんにしよう」ではなく、「12時になったらお昼ごはんを食べるから、それまでに絶対この記事を終わらせる」と考えた方がスピードは出ます。
時間がかかるものは後回しにする
1文字0.5円ぐらいの仕事だと、自分が知っていることについて書くことなど、あまり調べたり取材したりすることなく書ける記事が多いです。
調べるにしても、ささっと検索すればいい、という程度の仕事が多いんですよね。
だから、15分に1本とかのスピードで書けるわけです。
しかし、中には時間がかかるものもあります。パッと見て時間がかかりそうだなと思った記事は、後回しにしていました。
他にも、電話で問い合わせした方がいいな、という場合も同じ。平日の昼間ならすぐ電話すればいいんですが、夜だったり土日だったりすると問い合わせ窓口が営業していないこともあります。
そんなとき、「電話できないから、今日の仕事はここまでにしよ~っと!」なんてやっていませんか?
後回しにして次の仕事に手を付けて行かないと、仕事はどんどん溜まります。
テストと同じですよね。てこずりそうな問題は後回しにして、分かる問題から埋めていく。そして、最後にじっくりと、難しい問題に取り組む。
時間以内にテストが解けない人も、予定通りに仕事が進まないという人も、
時間がかかるようなタスクで引っかかってそこから動かないから、生産性が下がるのではないでしょうか。
単価の低い仕事はとにかく書かないと生活できない
今のように単価の高い仕事をするようになると、「ただひたすらキーボードを打つ」ということはありません。
じっくりと構成を考えたり、記事に使う写真を撮影しにいったりと、執筆以外の仕事も多いです。
しかし、1文字0.5円のような単価の低い仕事なら、とにかくキーボードを叩くことが何よりも大切です!
逆に言えば、1文字0.5円の仕事でも、書きまくれば十分生活費は稼げるということです。
まだ慣れていない人からすると「15分に1本」とか「1日3万文字」とか聞くと「絶対無理!」と思うかもしれません。
でも、大丈夫です。わたしはタッチタイピングもまったくできないところからスタートしています。毎日やっていれば慣れるもの。
そして、慣れるためにも、やっぱり「とにかく書く」が大切なのです。
具体的なポイントとしては、
- スケジュールを立てる
- タイムトライアルをする
- 難しい仕事は後回しにする
以上3つのポイントを意識すれば、生産性は上がっていくはずです。
わたしももともとサボりたがりな人間ですが、この3つのポイントを実践していたことで生産性を高めることができました。
参考にしてみてください(゚ー゚*)