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グズグズするのはHSPの長所?!共感能力はこうやって活かせ!!

人生の悩み 人生相談

ハッキリ自分の意見が言えなくて
気弱な人だとか、自分の意志がないって
思われてきた人もいるかもしれないけれど、

これって意見が言えないんじゃなくて
「敢えて言わない」を選択しているだけなんです。

だって、どっちみち人は
自分のやりたいことしかやらないんだもの。

こちらで決定的なアドバイスをすることが
どれだけ無意味なのかを知っているんです。

だからHSPの曖昧さは、そのままでいい。

誰かにとっての「正確な鏡」になるだけで
実はとっても感謝される存在なのです。

 

HSPは複雑型思考の持ち主だった!!

繊細すぎるHSPという人たちは
自分の言いたいことが上手く言えなかったり
結論を求められてもすぐに答えられなかったりする。

これはHSP以外の人からすると
気弱な人とか、自分の意志がないだとか、
何も考えていない人だと思われがちだけど、

実際は気弱でも自分の意志がない訳でもない。

周りの人の感情や空気感が
必要以上に伝わってしまうから
出方が分からないだけなのです。

「Y子ちゃんはアイスとケーキどっちがいい?」

って聞かれたら

「Aちゃんはケーキが食べたいんだよな。
私もケーキが食べたいけれど、本当のこと言ったら
Aちゃんは機嫌悪くするんだろうなー。」

「でも、アイスにしたところで
私がアイスが好きだって思われたら
次もアイスを食べなくちゃいけなくなりそう。」

「あー。なんで私はこんなことで悩んでるんだろう。」

「そもそもなんで私、Aちゃんと一緒にいるんだろう。」・・

そんなことが頭を巡って
自分が言いたいことを見失ってしまうのが
HSPの人たちなのです。

「いやいや、ケーキが食べたいなら
食べたいって素直に言えばいいじゃん!」

普通だったらこう思うのかもしれないけれど、

この短時間の間に複数の思考が巡ってしまう以上は
一つの結論を導き出すのも大変なんです。

HSPの人たちのような内向的な人の思考は
心理学者のカール・ユングや
アインシュタインのような思考回路をしています。

空間意識(周りの人の思考や意識)も含め
自分自身なので、他人を切っても切り離せないのです。

逆に外向的なHSS(刺激を求める人)たちが
アドラーのように自分と他人を切り離して考えられるのは
シンプルな思考回路を持っているから。

HSPがスムーズに言いたいことが言えないのも
グズグズしているように思われるのも
脳の造りにそもそもの違いがあったからなのです。

HSPの複雑型思考とは??

私が言う複雑型思考に関しては
ポジ熊さんが▶︎こちらのブログで
分かりやすい図を載せてくれているように、

内向型な人は複雑型思考
外向型な人はシンプル思考をしています。

複雑型思考を持っている人たちは
基本的に左脳優位になっているので
「考える脳」を使うことの方が多いのかもしれません。

また、HSPの人たちには
S型という不安遺伝子が2つある(SS型)なので
必然的に危機管理能力が高まり
「考える脳」が働いているのかなって思います。

また、物事を深く考えるということは
哲学的な思考を持っているということでもあります。

結果やスピードが重要ではなく
自分の納得のいく形でより確実性を求める
理想が高いタイプとも言えるのかもしれません。

なので、このようなタイプの人は
プロセスを大事にします。

結果を出しながら、自分を魅せていくことで
人に影響力を与えていくよりも

人をサポートしたり、得意分野を人に教えることで
自分以外の誰かを成功に導くことが
自分自身の幸せに繋がる人でもあります。

「ハッキリしない」という強みを活かせていますか?

グズグズしていると思われがちが
内向型人間、HSPの性格は
実は素晴らしい個性や才能でもあります。

「ハッキリしない性格が私の才能??」
と思うかもしれないけれど、

なぜハッキリしない性格なのか?と言えば
HSPならではの共感能力が働いているから。

「人の感情と同化してしまう」

つまり「人の気持ちを理解できてしまう」のが
HSPの最大の強み。

これまでを振り返ってみると、

「誰にも話してないことなんだけど・・」
なんて特別な相談を打ち明けられたり、

「前から出会っていたみたい!!」
なんて親近感が湧く!と驚かれたり、

常に相談を受けることが
あるんじゃないかなぁって思います。

HSPの人たちほど
「みんなもそういうもんなんじゃないの??」
と思っていたりするんだけど、

こんなに人の気持ちが手に取るようにして
分かってしまうのはHSPだからなんです。

また、HSPは誰かの鏡になるのが得意。

しかも「正確な鏡」になることができるので、
自分では何もしたつもりはないのに

「あなたが話を聞いてくれたおかげで
転職することに決めたよ!!」

「あの時私の背中を後押ししてくれたから
彼と思い切って別れることができたの!!」

なんてことを言われたりもする。

だから、結論を頑張って出そうとしなくても
相手にとってベストなアドバイスをしようと思わなくても良いんです。

「アナタが『今』感じていること、
考えていること、私だったらこうするかな?」を
ただ素直に伝えるだけでいい。

「私、子供産んだことないからわからないけど、
多分あなたが辛いなと思うのは◯◯なのよね?」

なんて、一見曖昧そうな返答であったとしても
そこには共感能力が働いているので
相手にとっては「分かってくれてる!」になるんです。

曖昧な返答をするからこそ、上手くいくこと

ハッキリした答えが言えない自分を
情けないなぁと思ってしまったり
何かそれという意見を言わなければ!!と
思っている人もいると思う。

だけど、曖昧な言葉しか出てこないのも
実はそれもそれで答え。

「今答えを言うべきじゃない」
「自分で解決するべき」
「最もな意見を言うのは他の人の役目」

だと本音では分かっているから
「敢えて」曖昧な表現しかしないのが
実はHSPの人たちなのです。

私もこれに気付くまでは
曖昧なことしか言えない自分が凄く嫌だった。

だからって、無理くり意見を言おうとすれば
裏付けがないから「テキトーな事を言ってる」と思われて
気づけば何をするのが正しいのか?ばかりを求めていました。

でも、自分がHSPという超繊細人間だと知ってからは
今まで何も間違った事はしていなかった、ということに気がつきました。

私は普段のお仕事で
チャネリングを用いたセッションをしていますが、
これも極度な繊細さがあるからこそできたこと。

自分の感じたこと、考えたこと、
その時思ったことを素直に伝えることが
結果、相手にとって最高の導きになっていたんです。

きっとHSPには多かれ少なかれ
この同調(共感)する能力があるから
似たようなことができるはずなんですよね。

人の体調の変化に気づけたり、気持ちを察したり
空気を読んで絶妙なニュアンスで立ち振る舞いができたり・・。

それに、HSP以外の人からしたら
HSPの人たちが感じている世界がとても興味深いんです。

普段あまり自分の意見を主張しない分、
頭の中でどんなことを考えているのか、想像しているのか、
どんな思いでいるのかは他の人には感じられない宝物。

その宝物がただ埃を被っているだけでは
勿体ないと思うんです。

どんどん表現して、外に出していくことが
HSPの人たちにとって必要なことなんじゃないかなって思います。



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