MMDモデルの改造の仕方についてまとめてみました。ボーンの追加方法、モデルの色変え方法、ウィンクなどの表情の追加方法、モデルの光らせ方、瞳の光らせ方、モーフの追加方法などについてまとめてあります。
配布モデルについている「規約」をよく読み、『改造許可有』モデルのみ改造して下さい。
規約に反することをしてモデラーさんに迷惑を掛けないようにしましょう。
※なお、改造の場合には必ず元ファイルのバックアップをとっておくことを推奨します。
「PMXエディタ」をダウンロード
MMDモデル改造ツール「PMXエディタ」を作者のHP「とある工房」からダウンロードします。
最新のPMXエディタが望ましいですが、マシンスペックが足りない場合には旧型のPMDエディタもあるので、そちらをダウンロードして下さい。
ここは極北P様が制作されたPMXエディタ(0.2.2.2)に関する雑多なメモ書き
PMDエディタの本とタイトルにありますが、内容的にはPMXエディタについてかなり詳しく紹介されています。
PMD/PMXエディタを使いこなすマニュアルとしておすすめです。
大型本: 240ページ
出版社: 翔泳社 (2013/8/22)
言語: 日本語
ISBN-10: 4798130656
ISBN-13: 978-4798130651
発売日: 2013/8/22
価格:2,786円
PMXエディタの前身、PMDエディタの使い方についての動画。
PMXエディタと変わらないところもあるので勉強になります。
PMXエディタにプラグインをセットする
基本はダウンロードしたファイル(.dllファイル)をPMXエディタのPluginフォルダに入れる事によってその機能が使えるようになります。
各プラグインの使い方や詳細はダウンロードしたファイルに添付されている「Readme」などの説明をよく読んで従って下さい。
これがないと死ぬ。そんな偉大なる超便利プラグイン達を御紹介します。開発してくださ
↑ おすすめプラグインを紹介されています。
モデルにボーンを追加する
ボーンが装備されていないモデルにボーンを追加することで、配布モーションが動かせるようになります。
初心者でも簡単に使えるように多数のプラグインが開発されているので自分が動かしたいモーションに必要なものを設定しましょう。
準標準ボーンの追加方法
↑最新バージョンのプラグインは上記動画よりも追加ボーンの種類が増えています。
指握り拡散ボーン追加プラグインfor PMX
指握り:指を折ったり伸ばしたりできるボーン
指拡散:指の間を開いたり閉じたりできるボーン
とを中指の先あたりに追加します。
「~指1ボーンで指全体を曲げる」 にチェックすると
指1ボーンでその指の関節全てを曲げることが出来ます。
↑の出典のリンクからダウンロード出来ます。
モデルの身長を変える(サイズ変更)
複数のキャラを並べてみて、身長差が思ったようになってない場合、
身長(サイズ)を変更することが出来ます。
1. 変更したいモデルをPMXエディタで読み込む
2. メニューの「編集(E)」→「プラグイン(P)」→「System」
→「サイズ変更(S)」でサイズ変更の数値を
小さくしたい場合は1.0より小さく、大きくしたい場合は1.0より大きくする
PMDEditorでモデルの身長を測ったり変更したりするプラグインです。
↑こちらを使うと身長を変更しやすいです。
モデルの表情を追加したい(ウィンク等)
片眉だけを下げる等の表情モーフが追加できます。
両目をつぶった「まばたき」等のモーフがあれば、この方法を応用して片目だけをつぶった「ウィンク」も作れます。
標準でついてる頂点モーフ(まばたき・笑い・上・下・怒り・困る・真面目・なごみ・じと目・にこり・瞳小)を元に左右別々に動作するモーフを追加するプラグインを紹介されています。
モデルの色を変えたい
モデルの色はテクスチャを変更するやり方と
PMDXエディタを使って材質の色を変更するやり方があります。
モデルのテクスチャの変更方法
「質問:モデルの色を変えたい」
今回は、エナメルミクさんを例に、髪、目、ネクタイの色を変えます。
↑テクスチャの変更方法を解説されています。(出典をクリック)
モデルの色の変更方法(GIMP使用)
講座⑧になっていますが、モデルの色変え方法についてGIMPを使った方法で説明されています。
瞳のテクスチャをAviUtlで調整する方法
メタセコ初心者の制作記録的ブロマガ更新でございます。・全編通じて初心者向け記事で
無料動画編集ソフト「AviUtl」を使ってテクスチャを加工する方法を紹介されています。
材質モーフを追加して色を変える
UVモーフ作成支援プラグイン
目のテクスチャの色違いの画像を複数準備し、目の色を変えるUVモーフを簡単に作成する方法を説明しています。
これを使って瞬時に色を変えるモーフを作ることが出来ます。
スフィアマップを使って髪等の質感を変更する
モデルの前髪を透かして表情を見やすくする方法
この方法で前髪をほんのり透かせば構図を変更しなくても表情を見せる事が出来るかもしれません…。
↑前髪の透かし方を説明されています。(出典をクリック)
UV展開図出力プラグイン
PMDeでUV展開図を出力するプラグイン・・・になりました一応。
他のモデリングソフトにコンバートしてそっちの機能で出力してもいいような
↑出典からダウンロードできます。
このプラグインを使うとモデルのどの部分にテクスチャが割り当てられるかわかりやすく
テクスチャファイルの変更がやりやすいです。
モデルの瞳テクスチャの変更、ハイライト追加方法
「モデルの瞳テクスチャ変えたりハイライト入れたりしようぜ!」動画で使用した素材先のリンク説明をされています。
MME(MikuMikuEffect)を使ってモデルの質感を変える
改造というよりはこの場合は演出効果ですが、MMEのエフェクトを使うことで、モデルの質感を変えることができます。
MMEのルミナスシリーズを使ってモデルを光らせる方法
モデルを光らせるにはMMEのLuminousシリーズを使って光らせることが出来ます。
主に使われているのは「AutoLuminous」
「AutoLuminous」では、モデルの光らせたい部分の材質を選択し
『反射強度(Shininess)』の数値を100以上(110とか)に設定すると光らせることが出来ます。
詳しい使い方は「Readme」をよく読んで下さい。
ダウンロードは出典のリンクからニコニコ動画の配信のページを確認して下さい。
ダウンロードは出典のリンクからニコニコ動画の配信のページを確認して下さい。
モデルの瞳(目)の光らせ方
MMEのAutoLuminousなしの瞳発光モーフと
AutoLuminous対応の発光モーフを作成することができます。
また、まばたきに眉が連動する方法と前髪の透かし方等も説明されています。
手握りモーフやピースモーフを追加する
上のやり方を使えば、モーフに手を握るモーフやピースするモーフを追加することが出来ます。
配布モーションが使えるようにモデルを改造する方法
#0:30 準標準ボーン追加
#0:44 多段ボーン追加
#1:36 「え」モーフ追加
#2:52 Aスタンスの角度変更
上記手順でモデルの改造方法を説明されています。