ついつい言ってしまう口癖はありますか？
誰にでもよく言ってしまう口癖はあるかと思います。
その口癖で、性格や深層心理がわかるというのは、聞いたことがあるかと思います。
そこで今回は口癖について紹介していきますので、自分、相手の口癖から、「今どのような心理なのか」「相手がどのような性格なのか」わかるかも知れません。そこから、相手との関係を良くするために対応を変えたり、印象が悪い口癖を直すことが出来ます。
潜在意識が口癖に現れる
言い方や口癖というのは、ふだんから自分が思っていることやしたいと思っていること、あるいは願望とか妬みなどというものが、形を変えて口から発してしまうものです。要は潜在意識にあるものが、言葉となって自然と現れてしまうのです。
出典：言い方や口癖で性格と心理が分かる
口癖って無意識のうちに出てしまうものですよね？そのような無意識かでの言動は潜在意識との関わりが強いです。よく夢は潜在意識によるものと言われますよね？それと同じです。
あなたがついつい言ってしまう口癖に、どんな潜在意識が隠されているのか知りたいと思いませんか？
意外な結果が出るかも知れませんので、自分を知るにはいいかもしれません。
口癖から相手の心理がわかる
心理は相手の動きや表情などからも読み取れますが、音として出てくる言葉は、話し方や声のトーンなどから、より深く心理を読み取る事ができます。
まずは相手が繰り返し使う言葉は何なのかを注意深く聞いてみましょう。
出典：口癖から相手の心理を読み取る9つの方法
また口癖で、相手の心理もわかってしまうかもしれません。
「いつもあの人は口癖でああ言うな」と思うこともあると思います。その相手の心理状態、性格はどのようなものなのでしょうか？口癖で読み取ることができるので、注意して口癖を探してみると、面白いかも知れません。
口癖の例
なるほど
「なるほど」を多用する人の場合、心理状態としては、人の話を聞いていないケースがあります。一般的にはきちんと人の話を聞き、理解力がありそうにも感じますが、どんな会話にでも「なるほど」を多用している人は、話を聞いていないことが多いようです。
出典：「なるほど」が口癖の人の心理とは？「話を聞いていない」
「なるほど」は聞いてるよアピールなだけで、実際は全然聞いてないのかもしれません。「とりあえず相槌だけ打っとけばいいでしょ」と考えている人が、使う口癖のような気がします。
また「なるほど」という言葉は、相手を下に見ているような印象も与えてしまうため、もし普段使っているなら、使いどころに注意したいものですね。
だよね～
「だよね～」が口癖の人は、周囲の状況を把握し、気配りも上手。愛想もよく、グループの潤滑油的存在でしょう。その言葉の裏には、人から好かれたいという願望が強くあります。
出典：よく使う口癖でわかる、その人の本音
人は共感されると、「自分のことわかってくれているんだ」と思って好感を持つものです。ですので、「だよね」など同意するような言葉で反応すると、相手もいい気持ちになります。
「だよね～」とよく言う人は、相手に良く思われたいという感情を強く持っていそうですね。
別に
この言葉を使う人は弱い立場にある人。言いたくても言えない欲求が隠れている。
出典：口癖で分かる心理学
「別に」と聞くとある女優さんのことを思い出してしまいます。あの時も何か言いたいけど言えない事情があったのかもしれませんね。
ですが意外に普段「別に」をよく使っている人もいますよね？
この言葉の裏には、「言っても聞き入れてもらえない」「言ってしまったらどうなってしまうんだろう」といったように、ふてくされたような感じで使うことが多いと思います。
相手がそのような態度の場合は、ちゃんと聞いてあげるか、あえて触れないようにした方がいいかも知れません。
だから
「だから、言ったじゃない」「だから、ダメなんじゃない？」など、自分の正当性を強調する「だから」を多用する人は自己顕示欲の強いエゴイスト。
出典：「なんか……」とよく言う人は信用ならないタイプ!? 口癖でわかる性格の問題点
「だから」というのは、相手を否定して、自分が正しいということを言いたいときに使うかと思います。
このように相手から言われると、あまりいい気はしませんよね？
上からものを言っているように感じられますし、自分の方が能力が上であることをアピールしているようにも感じます。「だから」が口癖のような人を相手にするときは、ストレスも溜まるかもしれませんが、言い訳などをすると余計に上から色々と言ってきそうですので、冷静に対応していきたいところです。
要はさ、つまり
会話の最中に突然こういう言葉を発する人が周りにいれば、その人たちはもれなく”仕切りたい願望が強い”人です。
出典：「要するに」「つまり」が口癖の人は幼稚?!仕切り屋タイプの深層心理や対処法とは??
自分がしゃべっていると、途中で「要は」とか言って要約しようとする人っていますよね？ちょっとイラッとくるものです。
ちょっと上から目線でものを言う人がよく使っているイメージですが、仕切りたい欲求が現れているということで、上に見られたいと思っているのかも知れません。
「そうですね」など相槌を打って、気持ちよくさせてあげると、相手も満足して、いい関係を保てるかもしれません。
忙しい
「自分の存在を認めて欲しい」という心の現れです。忙しいことをねぎらってほしい褒められたいそんな心理が見え隠れします。
出典：気になる異性の口癖を意識して、相手の心理を読み取る9つの方法
忙しい人ほど「忙しい」という言葉を使わないものです。本当に忙しい人は、そんなこと言っている暇もないほど、忙しいはずです。
「忙しい」と言っている人ほど、実は余裕があるものです。「大変そうですね」「頑張ってください」「すごいですね」などの声をかけてあげると、認められた気がして、うれしく感じるかも知れません。
または、遠まわしに「お前も手伝えよ！」と言っていることもあるので注意しましょう。
とにかく
なんでも理屈づけしないと気が済まないタイプです。
納得のいく理由がないと行動する意欲がわかない性格特徴を持っています。
出典：口癖でわかる人の特徴
「とにかく」をよく使う人は、自己防衛思考が強いタイプでもあります。
また「とにかく」という言葉は、早く物事を決めてしまいたいという気持ちが入っている言葉でもあるので、自分で物事を決めてしまいたいようなタイプの人が多いですね。
そして、批判されるのはあまり好きではないタイプでもあるので、反論するときは注意しましょう。
やっぱり、やはり
根拠もなく「やっぱり」を多用する人は、自分の意見に対して実際にそう思っているのではなく「そう思おうと自身を説得している」ように思います。
出典：「まぁ」「やっぱり」無意識で使ってる言葉でわかる心理状態
使いどころが合っていれば、話に説得力が出ますが、頻繁に使う人は、自分に自信がないかもしれません。
「これで大丈夫なんだ」と思えるよう、相手に言いながら、自分に言い聞かせることで、安心しようとしています。
また、やっぱりと他人の意見に乗っかることになるので、自分で考えることが少なくなる傾向があるため、普段使ってしまうようなら、注意した方がいいです。
一応
自信がない現れ。自分の行いが失敗したときや、ダメな結果だったときのショックを最初から和らげようとしている。「とりあえず」「まあ」「わりと」「みたいな」と同様。
出典： 口癖診断で性格と心理分析
最初から「一応」という保険をかけておけば、もしダメだった場合でも、言い訳もできますもんね。
これも自信がない人は、多く言ってしまうことがあるのではないでしょうか？
自分の口癖
家族や友人など、自分が信頼できる親しい人に口癖を常々チェックしてもらうのは大切です。なぜならネガティブ語は無意識の内に、つい口から出ているものだからです。
出典：「すみません」の口癖をやめたい!ネガティブ語から脱出するには？→「クエイズムで口癖を直す」
上に口癖と深層心理を紹介しましたが、あなた口癖はありましたでしょうか？
「自分は口癖なんかない」と言われる方も、意外と自分の親しい人に聞いてみると、実は口癖があるかもしれませんよ？
また、上にもいくつかありますが、あまり良くない口癖もあります。そのような口癖はなるべく言わないようにした方がいいです。
ですが口癖というのは、言ってしまうものです。そこで、家族や友達などに、「言ったら注意して」と頼むのが、口癖を止める近道です。
口癖で幸せになるには
ついつい言っている口癖で、いつの間にか自己暗示…。「どうせ無理」「仕方がない」「つまらない」先に言葉にしてしまうことで、決め付けていると、本当に“その気”に。また、「大丈夫！」「面白い」「やってみよう」など、前向きなことを思っていると、元気になれるかも。
出典：その「口癖」が、不幸のもと？ 人生が変わるいい「口癖」・悪い「口癖」
口癖でも、いい口癖と、悪い口癖があります。
それはプラスに考えられるような口癖と、マイナスに考えてしまうような口癖です。
プラスに考えられるようなことを口癖にすれば、いいことが起こりやすいですし、周りからもよく見られたりします。それにプラス思考の考え方のほうが、楽しく生活していきますし、気分もいいと思います。
前向きな言葉を口癖にすると、運も上がってくると聞きます。前向きな言葉を口癖にして、幸せな生活を送りましょう。
まとめ
いかがでしたか？
口癖で、深層心理がわかってしまうかもしれません。ですが、これはあくまでも、そのような傾向があるというわけで、絶対ではないので注意してくださいね。
「この人の口癖はこうだから、こんな性格なんだ！」と決め付けるのではなく、相手の性格などの判断材料のひとつとして、考えてください。
