サスペンス・ミステリー映画!マジでおすすめ10作品 | 質問の答えを募集中です! サスペンス・ミステリー映画!マジでおすすめ10作品 | 質問の答えを募集中です!

サスペンス・ミステリー映画!マジでおすすめ10作品

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マジでおすすめのサスペンス・ミステリー映画10作品を紹介します!「アマデウス」「セブン」など名作から、「僕だけがいない街」など最新作まで幅広く厳選!

サスペンス・ミステリー映画に関しては、「ファイト・クラブ」に出会って以来ハマりました。個人的に怖い演出は苦手なのですが、想像の斜めを行くアイデア、叙述トリックを駆使した秀逸なシナリオ、息もつかせぬ展開がクセになります。

随時更新中ですので、映画選びの参考にどうぞ。またページ最後には、ジャンル別おすすめ映画まとめのリンクを貼っています。

サスペンス・ミステリー映画10作品

1. ファイト・クラブ

不眠症に悩まされる冴えない会社員の男が、野生的でカリスマ性溢れるタイラー・ダーデンと地下秘密組織「ファイト・クラブ」を結成し、暴力の快楽へと溺れていくサスペンス映画。

非常に前衛的な作品で、男たちの鍛え上げられた肉体美を堪能できると同時に、現代社会と物質主義に対するパンチの効いた批判が表現されています。暴力がテーマではありますが、あくまで爽快、ユーモラス。タイラー・ダーデンカッコ良すぎ。

ドップラー効果や叙述トリックなど人間の心理を利用した演出が非常によく出来ていて、終盤に明かされる真実には度肝を抜かれました。観れば観るほど作品の凄みと緻密なシナリオを理解できるので、何度観ても楽しめます。

2. バタフライ・エフェクト

ある日突然タイムリープ能力を手に入れた男が幼馴染を救うため過去へと遡るSFサスペンス映画。

ぐいぐい引き込まれるテンポの良いストーリー、SF×サスペンス×恋愛要素が程よく絡んだ世界観、やがて集約されていく切なくも後味の良いエンディング。多くの映画好きをして、最高傑作と言わしめた作品です。

何度タイムスリップしても必ず誰かを不幸にしてしまうという絶望の中で、終盤までに至る展開とラストカットの美しさたるや。「人生には辛いこともあるけど、前を向いて生きよう」と思わせてくれるメッセージ性も心に沁みます。

3. セブン

七つの大罪をモチーフにした猟奇的殺人事件の犯人を、刑事2人組が追いかけていくサスペンス映画。

デヴィット・フィンチャー監督、W主演ブラッド・ピット×モーガン・フリーマンによる本格サスペンス。聖書の七つの大罪をモデルに、巧妙に計画された連続殺人事件の一部始終が不気味に、ドラマティックに描かれています。

詳しくはネタバレを避けますが、スピード感のある犯人との逃走劇の後に訪れる予想の斜め上をいくまさかの展開、ブラッド・ピットの意味ありげな表情と一瞬差し込まれるワンカットに注目。贖罪と断罪について考えさせられる奥深い傑作です。

4. インセプション

特殊工作員コブが標的の深層心理へと入り込み、アイデアを盗み、植え付けるSFサスペンス映画。

クリストファー・ノーランが贈るエンターテイメント大作。レオナルド・ディカプリオやトム・ハーディなど豪華キャスト、夢の世界を舞台にした壮大なシナリオ、街が本のように折り畳まれたり上下逆様になったりする自由な演出が魅力。

見所は、ラストカットの回る駒。明確な答えを提示せず、視聴者に判断を全て委ねるという前代未聞に鳥肌が止まらず、観終わってからエンディングの意味についてしばらく考え込んでしまいました。三次元パズルのように入り組んだストーリー、奥深い世界観が味わえる傑作です。

5. メメント

妻を殺害に殺されたことをきっかけに記憶障害を患ったレナードが、重要なことは身体にタトゥーとして刻み込みながら、ジョン・Gなる犯人を捜すサスペンス映画。

クリストファー・ノーラン監督の出世作で、低予算で製作された作品でありながら、時系列を逆から描く斬新なストーリー、斬新で独特な設定を活かしたあっと言わせる展開が非常に面白い。

物語が進むにつれ明らかになる事実、思わずゾッとする事件の真相、まさかのラストはあまりに衝撃的でした。個人的には「インターステラー」「ダークナイト」よりも、ダークでシリアスな本作が好み。

6. アマデウス

天才音楽家モーツァルトの生涯を、宮廷音楽家サリエリの視点から描くサスペンス映画。

下品で低俗でありながら神に愛された天才に、田舎町に生まれた凡人が嫉妬し、やがて暗殺を試みます。作られた設定ではありますが、史実がベースなので非常にリアルで、ドラマ性のあるシナリオが堪能できます。

モーツァルトが晩年に手がけたレクイエム誕生の過程、才能に魅せられていくサリエリには鬼気迫るものがあり、作品の凄みをひしひしと感じます。美しく盛大なオーケストラと華やかなオペラによって彩られていますが、クラシック音楽に詳しくなくても楽しめるかと。

7. ナイトクローラー

偶然事件現場に居合わせたことをきっかけに、金も学歴もない男が決定的瞬間を求めて夜の街を駆け回るサスペンス映画。

普段語られることのないメディアの裏側をリアルに、不気味に映し出すマイナー作。スクープ映像を捉えるために、狂気に取り憑かれ、徐々に人間性を失っていく男の姿にはゾッとします。

ジェイク・ギレンホールの演技が迫真すぎて、サイコ過ぎて、途中から悪魔のようしか見えない。サスペンス要素も非常によく出来ていて、恐ろしくも引き込まれるストーリーから目が離せません。

8. ブラック・スワン

「白鳥の湖」の主役を勝ち取った内気なバレリーナが、周りからのプレッシャーを受けながらステージに挑むサスペンス映画。

セクシュアルで生々しい描写、直接的でグロテスクな表現が多いので、観ていて痛ましく気力を使うのですが、「白鳥の湖」をバックに華麗に踊り、黒鳥へと変貌していく姿は圧巻。

衝撃と狂気のドラマが緊迫感のある雰囲気の中テンポ良く描かれているので、先の展開が気になって仕方がありません。そしてナタリー・ポートマンが妖艶で美しい。

9. セッション

名門音楽学校に入学したジャズドラマーのニーマン、鬼講師として知られる変人フレッチャーによる究極のセッションを描くサスペンス映画。

完璧を求めるあまり暴力的で過激なレッスン、クライマックスにおける畳みかけるような展開、究極のセッションによって視聴者を音楽の高みへと連れていく隠れた名作。

公式でも売り文句にしているようにラスト9分19秒の出来が見所で、ジャズのメロディーに合わせて畳み掛けるような展開の連続が非常に素晴らしい。アカデミー賞助演男優賞を受賞したJ.K.シモンズの狂人っぷりも迫力があります。

10. 僕だけがいない街

北海道の地で20年前に起きた殺人事件の真相を暴くため、売れないマンガ家悟が過去へとタイムリープするミステリー映画。

現代で起きた事件を解決するため、過去へと遡る。犯人こそ分かりやすいですが、藤原竜也と子役たちの自然な演技がいい味を出しており、サスペンス映画に慣れていない方でも肩の力を抜いて楽しめます。

原作を大幅に改変していますが、王道サスペンス的展開、演技力のあるキャスト陣などが良かったので邦画の中では結構オススメ。SFサスペンスは基本ハズレがありません。



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