ビジネスシーンで、耳にするペンディングとは、どのような意味なのでしょうか？ここでは、ペンディングの意味と使いこなし方を紹介(しょうかい)します。
■ペンディングとは？意味は？
ペンディング（pending)は英語の語源(ごげん)の「ぶら下がる」から、「宙(ちゅう)ぶらりん」「未解決(みかいけつ)、保留(ほりゅう)、先送り」と言った意味の外来語です。元々(もともと)は、ラテン語の「吊(つ)り下げる、量る」に由来しています。首から下げるペンダントもこれが語源(ごげん)となっています。
■会社でペンディングと言ったら？
ビジネスでもよく耳にするようになったペンディングですが、「この件(けん)は、ペンディングしてもいいですか？」と聞かれて、迂闊(うかつ)に、「いいよ！」と答えてしまうと大変です。
この場合のペンディングとは、「未解決(みかいけつ)のまま保留(ほりゅう)にしておく」と言う意味です。ビジネスでペンディングと言う言葉が出て来た時には、その理由をしっかりと聞かなくてはいけません。
■会社でのペンディングの使い方例
●「この案件(あんけん)は、とりあえず一旦(いったん)ペンディングすることにしましょう」
●「今度の会議は、前回ペンディングした事案についての会議です」
●「例の件(けん)については、あれから、ずっとペンディング状態(じょうたい)です。」
●「いつまでもペンディングしておいてはダメだよ」
■ペンディングを使いこなそう
ペンディングの正しい意味と使い方が理解(りかい)できましたか？ビジネスシーンでペンディングと言う言葉が出て来た時には、保留(ほりゅう)の理由を聞き、いつまでペンディングするのか、どんな条件(じょうけん)・状況(じょうきょう)になればペンディングを解除(かいじょ)するのか等をしっかりと確認(かくにん)しておきましょう。
