いじめ受けユーチューバーに相談→市教委が重大事案と認定 なぜ投稿?「支える人いると知ってほしくて」

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いじめ受けユーチューバーに相談→市教委が重大事案と認定 なぜ投稿?「支える人いると知ってほしくて」

兵庫県尼崎市立の高校の生徒がユーチューバーに相談したいじめ被害について、教育委員会は重大事態と認定し、第三者委員会による調査を始めました。

いじめが起きていたのは、兵庫県の尼崎市立尼崎双星高校。尼崎市教育委員会は、第三者委員会による調査を始めたと明らかにしました。

教育委員会によると、現在高校2年の男子生徒は、去年の2月にいじめを受けていると、学校に相談しました。学校側は、去年4月にいじめと認知して対応を行い、教育委員会も面談を行いましたが、男子生徒は2学期以降、登校できなくなりました。

いじめ問題は一向に改善されず、学校に不信感を抱いていた男子生徒は、去年12月、ユーチューバーの「超無課金」こと、石田拳智さんに相談しました。

男子生徒はYouTube動画で、部活動で部員から乱暴な振る舞いや、机への落書き、誹謗中傷などを受けたと話しています。

石田さんは、いじめ問題を解決しようと、男子高校生の保護者の委任状を手にして、2人で学校を訪ねます。

【Youtubeより】
(石田さん)「1日でも早く学校に行かせるというのが教師の仕事では。加害者、被害者でしゃべることはされている?」
(教頭)「してないです」
(石田)「ですよね、おかしくないですか?」
(教頭A)「おかしいという観点はどこですか?」
(男子高校生)「クラスのグループLINEでは、集合写真送ってきて僕だけ映ってない。いじめてる生徒がいるのに、解決目の前にあるのに、それをやってくれない。僕今なんて言われているか知ってますよね?『嘘つき入った』『演技してて』『病気持ち』って言われてるんです」
(教頭)「僕は知らないです」
(男子高校生)「ずっと『嘘つき』って言われてます。何回も言ってます」
(教頭)「誰に?」
(男子高校生)「先生たちに」

男子生徒は今も学校に通えていないといいます。

事態を重くみた尼崎市教育委員会は、3月22日、大学教授や医師などからなる第三者委員会を設置し、調査を始めました。

【尼崎市教委いじめ防止生徒指導担当 石本将史課長】
「彼が学校や市教委ではなくて、ユーチューバーにしか頼らざるを得なかった。そういった状況に追い込んでしまっていた」
「申し訳なかったと思います。もっと彼に寄り添った対応をしていくべきだったと思います」

今回動画を作成した、ユーチューバーの超無課金こと石田拳智さん(25)が取材に応じてくれました。

【「超無課金」こと石田拳智さん】
「ユーチューバーにしか頼らざるを得なかったって発言をされてて、それって違うよね。頼って、頼って頼ったあげく僕のとこにきているから、よくそんな軽い発言ができたなって思いますね」

多くの人が目にするYouTubeに動画を投稿した理由については。

【「超無課金」こと石田拳智さん】
「近くに支えてくれる人がいるっていうことを知ってほしくて、これ僕だから動けたことではないんですよね、絶対色んな人でも動いてくれる人って確実にいるんですよ。それを少しでも知ってもらいたいと思って、僕は今回動画を投稿させてもらいました」

今回の動画を投稿したことで、同じ高校に通っていた女子生徒からも、いじめにあい今年1月に退学したことを打ち明けられました。

退学したのは、動画が投稿される3日前のことでした。

【「超無課金」こと石田拳智さん】
「普通の高校生活を送りたかっただけの生徒が退学になって、人一倍悔しい思いをして悲しい思いをして、つらい思いをして、やっていかなきゃいけないんだろうって」

尼崎市教委は、この女子生徒のいじめについても重大事態と認定し、男子生徒の事案と合わせて第三者委員会で調査していて、夏ごろに報告書をまとめる方針です。

カンテレ「報道ランナー」2022年3月29日放送
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