- 体力がない、多くの仕事は体力が全て → 食事と睡眠をしっかり取る
- 人つき合いが苦手、他人に教えてもらわないと成長しない→他人に好かれる方法を学ぶ
- メモしない、分かったことはメモする
- 飲酒や遊びをが多い、酒や遊びばかりでは体力が落ちる
- 仕事ができない人の特徴(とくちょう)
- 上司の言うことだけやれば評価(ひょうか)アップすると信じている
- 「今は、吸収(きゅうしゅう)して下積みするとき」と考える
- 徹夜(てつや)・休日出勤(きゅうじつしゅっきん)して仕事すれば認(みと)められると思い込(こ)んでいる
- ムダな仕事を率先(そっせん)してやることを大切にしがち
- 給与(きゅうよ)も昇給(しょうきゅう)も期待できないから副業で稼(かせ)ごうとする
- 資格(しかく)を取ろうとする
- 適材適所(てきざいてきしょ)を信じない
- 目標がなかったり、不平不満が多い
- 細かいミスを連発する
- 発達障害(はったつしょうがい)が原因(げんいん)
- 確認作業(かくにんさぎょう)を怠(おこた)る
- 自分を擁護(ようご)するための言い訳(わけ)が多い
- 時間に怠惰(たいだ)だったり、スケジュール管理が苦手
- 仕事ができない人への接(せっ)し方や対応(たいおう)
- 仕事ができない悩(なや)みの解消法(かいしょうほう)
- 仕事ができないから辛(つら)いとき
- 仕事ができない人の口癖(くちぐせ)
- 仕事ができない女の特徴(とくちょう)
- 仕事ができない上司の特徴(とくちょう)
- 仕事ができない上司・先輩(せんぱい)にイライラした時の対処法(たいしょほう)
- 仕事が出来ない新人の特徴(とくちょう)
- 2年目なのに仕事ができない人がやるべきこと
- 仕事ができないから転職(てんしょく)するメリットとデメ リット
- 仕事ができない人は目標がない
仕事ができない人の特徴(とくちょう)
上司の言うことだけやれば評価(ひょうか)アップすると信じている
上司は自分の出世のために部下を使っているに過(す)ぎません。部下のためを思って、支持(しじ)していることなどないのです。
なかなか厳(きび)しいことを伝えている著者(ちょしゃ)ですが、実際(じっさい)にこれは部下のためだ!と思って指示(しじ)する仕事はほとんどないと思います。
つまり仕事の本質(ほんしつ)を見ないで、上司のいうことばかりだけこなす社員
の評価(ひょうか)が高くなるということはないようです。
「今は、吸収(きゅうしゅう)して下積みするとき」と考える
上司からもそう言われているし、もう少し待てば状況(じょうきょう)が
変わって、やりたい仕事ができるようになる・・・。これも真っ赤なウソです。
待つだけではダメということです。
今、活躍(かつやく)されている人たちも下積み時代は経験(けいけん)しています。
しかしその下積みだけやっていれば事態(じたい)は好転するはずだ、とは考えていなかったはず。
自ら行動しなければいつまでも仕事ができないままの状態(じょうたい)から抜(ぬ)け
出せません。
徹夜(てつや)・休日出勤(きゅうじつしゅっきん)して仕事すれば認(みと)められると思い込(こ)んでいる
定時退社(ていじたいしゃ)はおろか、徹夜(てつや)しても、休日出勤(きゅうじつしゅっきん)してもなかなか仕事が終わらないのは仕事の仕方に問題あり。
仕事量が多くてあくせく働いているとなんとなくできる社員のような感覚になる人もいますが、本当に仕事ができる人は仕事をうまくまわせる仕組みをつくっており、比較的余裕(ひかくてきよゆう)を持っている人が多いです。
ムダな仕事を率先(そっせん)してやることを大切にしがち
中にはムダといえるものでも誰(だれ)かがやらなければいけない仕事があります。
その仕事をすれば一時的には感謝(かんしゃ)はされるでしょう。
仕事ができない人はその感謝(かんしゃ)が積もり積もっていつか大きな仕事をまかせられると考えてしまいがち。
しかしそれがあなたの価値(かち)につながることはほとんどありません。
作業効率(さぎょうこうりつ)を確認(かくにん)しながら、あなたの時間をムダなものに費やし過(す)ぎないように気をつけましょう。
給与(きゅうよ)も昇給(しょうきゅう)も期待できないから副業で稼(かせ)ごうとする
これは単純(たんじゅん)にあなたに価値(かち)がないだけです。価値(かち)をつく
る努力をしない人に、価値(かち)があるわけないのです。価値(かち)がない人が高い給料で雇(やと)われるはずもありません。
副業で一時的に収入(しゅうにゅう)を増(ふ)やしたとしてもその収入(しゅうにゅう)を維持(いじ)、増(ふ)やす努力をし続けなければいけません。
それであれば、一つの未来に絞(しぼ)ってお金と時間を投資(とうし)されたほうがいいとのこと。
実績(じっせき)アップのための勉強であったり、今の会社を辞める決意を固め、転職(てんしょく)をするなど、少しだけ立ち止まって考えれば様々(さまざま)な選択肢(せんたくし)が目の前にあらわれます。
資格(しかく)を取ろうとする
資格(しかく)が無いとできない仕事は除(のぞ)いて、ほとんどの資格(しかく)がどれだけ役に立つのでしょうか。
資格(しかく)を持っている人ほど、実績(じっせき)が一番と言い、資格(しかく)を持っていない人は、資格(しかく)があればなんとかなると言います。
資格(しかく)を取れば仕事がある、転職(てんしょく)できると考えている人は実績(じっせき)を積み上げることに注力したほうがいい結果を残せるかもしれません。
適材適所(てきざいてきしょ)を信じない
- 自分が今やっている仕事は好きなわけではないから、成
功できないのでは?- 好きな仕事ではないから、違(ちが)う仕事を探(さが)したほうがいいの
では?
大半の人がこのように考えます。
しかし実際(じっさい)に成功する人は「行動して自分の活躍(かつやく)できるフィールドを
探(さが)し当てた人」だけです。
仕事ができない人ほど「自分はどの会社、どの仕事をやっても結局
同じだ・・・」と考え、自分の可能性(かのうせい)を閉(と)ざし思考を停止させてしまうのです。
あなたが今までやってきたことや、あなたのスキルを求めている企業(きぎょう)
や人が必ずあるのにも関わらずです。
- 仕事ができない → 怒(おこ)られる
- 仕事ができない → 周りに迷惑(めいわく)をかける
- 仕事ができない → 他と比(くら)べてダメな自分に自己嫌悪(じこけんお)になる
といった悩(なや)みを解決(かいけつ)するには「仕事ができない」と思われない環境(かんきょう)を選ぶ必要があります。
目標がなかったり、不平不満が多い
例えば“ビジョンが見えない”という問題があったとして、
“ビジョンが見えないからダメだ”と思うだけなのか、“どうすればビ
ジョンが見えるだろう”と考えるのかで、自分がとるべきアクションも、
職場環境(しょくばかんきょう)の改善(かいぜん)スピードも大きく変わるでしょう。「仕事ができる人」ほど自然とこのような発想をすることで、次々(つぎつぎ)に問題解決(もんだいかいけつ)を図り、さらに評価(ひょうか)が集まるという良いサイクルを生み出しているように思われます。
出典
なにかをするときに否定(ひてい)するだけで終わってしまうと、挑(ちょう)
戦や変化を嫌(きら)う、または柔軟性(じゅうなんせい)に欠けるというイメージがついてしまいがちです。慎重(しんちょう)さはもちろんビジネスに必要不可欠(ひつようふかけつ)な要素(ようそ)ですが、リスクを回避(かいひ)
しようとするだけで、その問題を解決(かいけつ)するための協力をしないと、不
満ばかりが溜(た)まって広義(こうぎ)の「仕事ができない人」に括(くく)られてしまうこともあり得ます。問題の提起(ていき)とそれを解決(かいけつ)しようとする姿勢(しせい)はなるべくセットにすることを忘(わす)れてはいけない、と思います。
細かいミスを連発する
とにかく細かいミスを連発、ありえない失敗も頻繁(ひんぱん)にやりました。
細かいミスをざっとあげるとこんな感じです。
・人の話がうまく聞けない。
・メモがちゃんととれない。
・書き写すときに間違(まちが)いが多い。
・いま何をしようとしていたのかすぐ忘(わす)れてしまう。
・整理整頓(せいりせいとん)ができず、大事な資料(しりょう)を忘(わす)れたり、なくしたりする。
・人からもらった電子データを、いつの間にか削除(さくじょ)していたりする。
・電話対応(でんわたいおう)がうまくできない。 などほかにもいろいろありますが、あげるとキリがないので、この辺にしと
きます。
ちなみにこれらは、新入社員のときのミスではなく、入社四年目になっても、相変わらずしていました。
発達障害(はったつしょうがい)が原因(げんいん)
「深刻(しんこく)なのは、大人の場合、ほとんどが合併症(がっぺいしょう)を示(しめ)していることです。ADHD80人、アスペルガー50人を診(み)たところ、合併症(がっぺいしょう)のない人は、わずか13.8%でした。ほとんどの方は、うつ病、不安障害、依存症(いぞんしょう)、パーソナリティー障害(しょうがい)などを示(しめ)していました。
とくに、新型うつ病系(やまいけい)といわれる、仕事をするときだけ元気がなくなる人たちや、自己中心的(じこちゅうしんてき)で、人を責(せ)める人たちです。治りにくいうつ病や、アルコール、ギャンブル、買い物などの依存症(いぞんしょう)の人は、発達障害(はったつしょうがい)の疑いがあると、ようやく最近、注目されるようになりました」
「小・中・高校までは、勉強のできる人が多い。人間関係も大学までは、マイペースでも問題にならないんですね。ところが一旦(いったん)、社会に出ると、同僚(どうりょう)や上司、クライアントとの人間関係が不器用で、時間や金銭(きんせん)、私物管理(しぶつかんり)、感情(かんじょう)コントロールなどもできなくなるんですよ」
こうして仕事がうまくいなくなると、職場(しょくば)で孤立(こりつ)して、出社できなくなり、新たな大人の「引きこもり」の増加(ぞうか)にもつながることになる。
確認作業(かくにんさぎょう)を怠(おこた)る
仕事ができない人は、確認作業(かくにんさぎょう)が苦手な傾向(けいこう)にあります。
仕事ができる人は提出物(ていしゅつぶつ)などでも、ある程度作成(ていどさくせい)してみて主旨(しゅし)がズレていないか、微調整(びちょうせい)が必要かどうか、を中心に提出物(ていしゅつぶつ)を提出(ていしゅつ)する人とコミュニケーションをとります。
仕事ができない人は、100%完成してからこの作業をおこなおうとし
ます。その為(ため)、想いこみやニーズをつかみ損(そこ)ねて修正(しゅうせい)が入る可能性(かのうせい)が高くなります。そしてまた確認作業(かくにんさぎょう)を怠(おこた)って・・・というふうに何回も修正(しゅうせい)を重ねてしまうかもしれません。
結果的に仕事(提出物(ていしゅつぶつ)の提出(ていしゅつ))は遅(おそ)くなり時間がかかってしまって周囲からラベリングをされてしまうのです。
フレキシブルな軌道修正(きどうしゅうせい)をするために確認作業(かくにんさぎょう)に注意して仕事を行ってみると良いかもしれません。
自分を擁護(ようご)するための言い訳(わけ)が多い
言い訳(わけ)が多い人は仕事ができない人の特徴(とくちょう)です。
ミスをしても言い訳(やく)、注意されても言い訳(やく)、自分の保身(ほしん)しか考えていないのが原因(げんいん)です。
言い訳(わけ)が多い人は大胆(だいたん)な行動ができません。
そして言われた仕事しかしないので、行動が遅(おそ)い、判断(はんだん)が遅(おそ)い、責任(も持たないという人が殆(ほとん)どです。
このような人はリストラ候補(こうほ)に挙がるほど会社内での評判(ひょうばん)は良くありません。
社内の仕事はもちろん、大事な取引など社外の仕事にも一切関わらせてもらえません。
高学歴な人がこの特徴(とくちょう)に当てはまることがあります。
それはプライドが高く失敗した経験(けいけん)が圧倒的(あっとうてき)に少ないからです。
誰(だれ)もが仕事でミスをします。その事を考えると言い訳(やく)よりも先に謝罪(しゃざい)する大切さが解(わか)るでしょう。
時間に怠惰(たいだ)だったり、スケジュール管理が苦手
スケジュール管理できない人も仕事はできません。
時間の管理は社会人として常識(じょうしき)です。学生気分がいつまでも抜(ぬ)けきれない新人ならまだしも、社会人として経験(けいけん)を積んできたベテラン社員でも常習的(じょうしゅうてき)に遅刻(ちこく)をする人もいます。
自分の仕事の量を測(はか)りきれずだらだらと残業している人も仕事ができないと言えます。
スケジュール管理ができずに約束したことも守らないのでは誰(だれ)からも信頼(しんらい)されなくなるでしょう。
仕事ができない人への接(せっ)し方や対応(たいおう)
自分の仕事に悪影響(あくえいきょう)を及(およ)ぼさないなら、あえて関わらない
仕事ができない人が身近にいる場合、多くの人が「なんとかしてあげよう」と思うものです。
しかし、なんとかしてあげようという気持ちで、その人と深くかかわることによって、自分の仕事にマイナスの影響(えいきょう)を受けてしまうことも少なくありません。
そこでおすすめしたい対処法(たいしょほう)は、その人の無能(むのう)ぶりが自分の仕事に直接的(ちょくせつてき)な悪影響(あくえいきょう)を及(およ)ぼさない限(かぎ)り、できるだけ関わらないようにするという対処法(たいしょほう)です。
その人が仕事において成長することは、部署(ぶしょ)や会社にとって有益(ゆうえき)な
ことでしょう。
しかし、とりあえず、自分の仕事に直接関係(ちょくせつかんけい)がないのであれば、その人を育てる義務(ぎむ)はあなたにはありません。
人は人、自分は自分という意識(いしき)を持って、あなたは、自分の仕事をきっちりこなせばいいのです。
「こうしてみたら」とやさしくアドバイスする
その無能(むのう)な人と、仕事をすすめる上で密接(みっせつ)に関係しているというケースもあります。
自分が上司の立場で、仕事ができない部下と毎日一緒(まいにちいっしょ)に仕事をする
必要が生じることもあるに違(ちが)いありません。
また、「後輩(こうはい)の指導(しどう)を任(まか)されたけれど、その後輩(こうはい)が無能(むのう)なために手を焼いている」ということもあるでしょう。
そうしたケースでは、「関わらないようにする」というのは不可能(ふかのう)です。
どうしても関わらなければならない場合は、「こうしてみたら?」と、やさしくアドバイスするのが、ベストの対処法(たいしょほう)です。
仕事ができない人は、心理的にも能力的(のうりょくてき)にも許容量(きょようりょう)が小さいため、厳(きび)しく指導(しどう)されると、容量(ようりょう)オーバーになりがち。
ですから、「こうしろ」とか、「どうしてできないんだ」と厳(きび)しく叱(しか)るのはNG。
できるだけやさしく、「こんなやり方もあるよ」というような指導(しどう)をした方がいいのです。
とにかく褒(ほ)めて伸(の)ばす
仕事ができない人に共通しているのは、自信のなさです。
自分は人よりも劣(おと)っている、ほかの人のように仕事ができないと思っているために、仕事に対して積極的になれないのが、仕事ができない人の特徴(とくちょう)です。
そんな人に上手に対処(たいしょ)するには、自信を持たせるようにする必要があるでしょう。
そのために有効(ゆうこう)なのが、「褒(ほ)める」という対処法(たいしょほう)です。
その相手が、仕事に関して少しでも成果を上げることができたらなら、積極的にほめてあげてください。
少し大げさに、「驚(おどろ)いた。自分にはとてもこんな仕事はできない」というようにほめるのがコツ。
「その気にさせる」のが、仕事ができない人を成長させるために、もっとも有効(ゆうこう)な方法なのです。
仕事ができない悩(なや)みの解消法(かいしょうほう)
スケジュールを見直してみる
自分の仕事のスケジュールを見直してみましょう。
無理なスケジュールになっていないか、無理ならどうにかならないか検討(けんとう)します。
このようにスケジュールについて考えることで、自分の仕事の量と、期限(きげん)がはっきりとわかるようになります。
スケジュールを意識(いしき)できるようになれば、どの仕事を優先(ゆうせん)してやるべきかということがわかるようになります。
やるべきことからやれるようになれば、余計(よけい)なミスを減(へ)らせます。
ミスが減(へ)ると自信につながります。
成功が増(ふ)えると周りの評判(ひょうばん)も良くなるでしょう。
そうすると前向きに仕事ができるようになります。
休日を利用して勉強する
仕事で知識(ちしき)や技能(ぎのう)が足りない場合は、人よりも努力するしかありません。
自主練習として、休日を利用して勉強しましょう。
もちろんきちんと休むことは大切です。
特に睡眠(すいみん)はしっかりととってください。
その代わり、今まで家でだらだらとすごしていた時間をなくしましょう。
そこに仕事に関する勉強の時間を入れましょう。
プラスして勉強することはとてもつらいです。
しかし、しばらく我慢(がまん)をして続けていれば、必ず仕事にいい影響(えいきょう)が出てきます。
能力(のうりょく)を上げるために苦痛(くつう)はつきものです。
自分を鍛(きた)えるんだと思って、しっかり勉強しましょう。
他人をうまく活用する
仕事ができない人は、他人とのコミュニケーションが下手な場合が多いです。
助けを求める時はきちんと助けを求めて、連絡(れんらく)すべきことはしっかりと連絡(れんらく)するといったことをやりましょう。
うまく人とコミュニケーションをとって、他人をうまく巻(ま)き込(こ)んでください。
あまり迷惑(めいわく)をかけてはいけませんが、ある程度(ていど)なら許容(きょよう)されるはずです。
相手におびえずに勇気を出してコミュニケーションをとりましょう。
同じ職場(しょくば)の人間と連携(れんけい)をとれる人は強いです。
何かミスが出ても周りがフォローしてくれます。
人付き合いが苦手だという人も、それも仕事だと思って努力しましょう。
姿勢(しせい)を正して仕事に興味関心(きょうみかんしん)を持つ
仕事が覚えられない、作業効率(さぎょうこうりつ)が人より遅(おそ)いなど仕事ができなくて悩んでいる方はいらっしゃいますか?
新入社員や新しい部署(ぶしょ)に配属(はいぞく)されたばかりの頃(ころ)は仕事ができなくても当たり前です。
ですがいつまで経(た)ってもそれが改善(かいぜん)されず、同期の中で自分ひとり取り残された状態(じょうたい)になってしまったのなら問題です。
ではどうすれば仕事ができない人からできる人になれるのでしょう?
仕事が覚えられないのならまず仕事に対する姿勢(しせい)を変えなければいけません。
アナタは自分の仕事にどれ位興味(くらいきょうみ)がありますか?
もし生活するためのお金を稼(かせ)ぐためだけに働いていて一切今の仕事に興味関心(きょうみかんしん)がないのなら覚えられないのも当然です。
興味関心(きょうみかんしん)がないことに対して人の脳(のう)はあまり働いてはくれないのです。
少しでも今の自分の仕事に興味(きょうみ)を持ちやる気を出すことが仕事を覚える近道になるでしょう。
優先順位(ゆうせんじゅんい)をつけて行動する
作業効率(さぎょうこうりつ)が人より遅(おそ)い方はどうすれば仕事が効率(こうりつ)よくなるのかきちんと考える必要があります。
日々(ひび)の仕事の中で優先順位(ゆうせんじゅんい)をつけて動いていますか?
目の前にある仕事から取り掛(か)かってもいいのですが、ひとつひとつの作業には優先順位(ゆうせんじゅんい)があるものです。
何も考えずにただ仕事をしていても無駄(むだ)な動きになってしまいます。
そうならないためにも1日のスケジュールをきちんと立て、どう動けば効率(こうりつ)よく作業が進むのか考えてみて下さい。
また机(つくえ)の上や引き出しの中が物で溢(あふ)れていて整理整頓(せいりせいとん)できていない方も効率(こうりつ)が悪い人の特徴(とくちょう)です。
仕事の道具はきちんと整理して必要な物がサッと取り出せるようにしておきましょう。
鞄(かばん)の中はもちろんのこと、パソコンのデスクトップ画面に無造作(むぞうさ)にファイルを貼(は)りつけている人も同様です。
データも整理することで効率(こうりつ)のよい仕事ができるようになるでしょう。
仕事に対して明確(めいかく)な目標を立てる
仕事ができないと悩(なや)んでいるのならまずどういう風になりたいのか自分なりの目標を立てる必要があります。
漠然(ばくぜん)と「仕事ができるようになりたい」と考えるのではなく、こんな人に
なりたい、この仕事をやってみたいなど明確(めいかく)な目標を探(さが)してみるのです。
憧(あこが)れている上司や先輩(せんぱい)はいませんか?
その人に一歩でも近づきたいのならその人の良いところを盗(ぬす)んで取り入れてもいいでしょう。
どうすれば仕事ができるようになるのか直接聞(ちょくせつき)いてみてもいいですね。
やってみたい仕事があるのなら、どうすればその仕事を自分に任(まか)せてもらえるのか考えなければいけません。
漠然(ばくぜん)とした考えよりも明確(めいかく)な目標があればそれを叶(かな)えるために頑張(がんば)ることができます。
それが仕事をできないことから脱却(だっきゃく)するための努力へと繋(つな)がるので
す。
仕事ができないから辛(つら)いとき
自分の仕事の内容(ないよう)を客観的に整理してみる
まず、おすすめしたいのは、自分の仕事を客観的に把握(はあく)し、整理してみるという方法です。
「もし、今、自分が異動(いどう)になり、新任者(しんにんしゃ)に仕事を引き継(つ)ぐとしたら」という状況設定(じょうきょうせってい)でイメージするといいでしょう。
人に仕事を教えるためには、自分の仕事をきちんと把握(はあく)できていなければなりません。
自分はどんな仕事を担当(たんとう)していて、部署内(ぶしょない)でどんな責任(せきにん)を負っているのか。
実際(じっさい)に仕事を進める手順はどうなっているのか。
注意すべきポイントはどこなのか、などを細かく分析(ぶんせき)し、整理してみましょう。
このことによって、自分の仕事の全体像(ぜんたいぞう)が明確(めいかく)になるはずです。
それが明確(めいかく)になれば、「どのように取り組めば、よりより成果が得られるか」が自然と見えてくるでしょう。
朝の時間を活用する
いままでより20分か30分早く出勤(しゅっきん)する、という方法もあります。
仕事ができる人の共通点は、「朝の時間を使うのがうまい」ということ。それをまねしてみるのです。朝の20分は大変有効(たいへんゆうこう)に利用できる時間です。
その時間を使って、その日やるべき仕事やスケジュールを確認(かくにん)し、仕事の段取(だんど)りを考え、そのために必要な準備(じゅんび)をする。
たったそれだけのことで、仕事のグレードはかならず上がります。
「仕事ができない」と嘆(なげ)く人の多くは、定時ぎりぎりに出勤(しゅっきん)して、あわてて準備(じゅんび)を始めているものです。できる人を見習って、ぜひ、朝の時間
を活用することをおすすめします。
退社前(たいしゃまえ)の5分間で、その日の反省をする
退社前(たいしゃまえ)の時間も有効利用(ゆうこうりよう)しましょう。
その日の仕事が終わった段階(だんかい)で、「ひとり反省会」をするのです。
一日で行った仕事の内容(ないよう)、その成果と翌日(よくじつ)に持ち越(こ)したこと、反省点や課題などを、自分で確認(かくにん)するのです。できれば手帳やノートに書いてみるといいでしょう。
これを習慣(しゅうかん)づけることによって、少しずつ仕事上の問題点は改善(かいぜん)されていきます。
同時に、翌日(よくじつ)すべきことも明確(めいかく)になりますから、次の日の朝のスタートを、よりスムーズに切ることができるのです。
ひとり反省会は5分もあればできます。
自信となる要素(ようそ)を一つでも作る
仕事で自信となる要素(ようそ)がない人であると、多少の失敗や問題を抱(かか)えると仕事が出来ないと極度に感じ、それが悪循環(あくじゅんかん)を生んで仕事効率(しごとこうりつ)低下→仕事が実際(じっさい)に出来なくなるというケースが多々(たた)あるものでしょ
う。
逆(ぎゃく)に一つでも自信となる確(かく)たる根拠(こんきょ)を持っている人であれば、多少の失敗や問題に出くわしても、直ぐには折れずまた回避策(かいひさく)も生まれ易(やす)くなるため、仕事ができないというケースには陥(おちい)り入りにくい傾向(けいこう)があります。
ですので、まずは知識(ちしき)や経験(けいけん)を踏(ふ)み、一つ確(かく)たる自信となる要素(ようそ)を持つ事が一つの対処法(たいしょほう)となります。
タスク量を調整する事を心がける
仕事の種類にもよりますが、多くの仕事は時間を十分に掛(か)け納得(なっとく)のいくまで注力すれば、大抵(たいてい)の人は良い仕事ができるものでしょう。
ただ現実(げんじつ)はそんな事は言ってられず、溢(あふ)れる仕事に追われる方が多いのではないでしょうか。
どんな人であろうと自分のキャパシティを超(こ)えてしまうと努力や根性(こんじょう)ではどうにもならないっ場面というのは出てきて、そうなると仕事の効率(こうりつ)や質(しつ)は落ち、仕事が上手く出来なくなる場合が多いです。
そこでポイントとなるのがタスクの量をしっかりと調整する事です。
自分の実力やポテンシャルをしっかりと把握(はあく)し、明らかにこれ以上やると良い仕事ができないという状況(じょうきょう)になりそうな場合は、事前に自分で調整を試みる事が大切になってきます。
仕事なのでそうは言ってられな事もありますし悠長(ゆうちょう)になり過(す)ぎるのも思わしくありませんが、ある程度(ていど)のタスク管理は必要であり、仕事が出来る人はこの配分が上手く出来ている人が多い様に感じられることが多いのではないでしょうか。
失敗や問題を分析(ぶんせき)する
仕事で失敗や問題に出くわす事はどんな人であろうと付
き物ですし、またその際(さい)に苦しんだり、挫折(ざせつ)したりも付き物です。
そこで失敗や問題の原因(げんいん)をしっかりと分析(ぶんせき)して、次に活かせるかが仕事が出来る出来ないの分かれ目になってきます。
原因(げんいん)が分かれば次に同じ失敗や問題に出くわす事は減(へ)り、その分出
来る仕事は増(ふ)えているといえます。
原因(げんいん)を分析(ぶんせき)せず、そのままにしておくと苦しみだけが続きネガティブになっていき問題の連鎖(れんさ)に繋(つな)がってしまいます。
またネガティブにならなくても立ち直りが早いと楽天的に乗り越(こ)えて原因を受け止めないまま持ち越(こ)してしまうと、それはそれで仕事が出来ないには変わりありません。
大きく深呼吸(しんこきゅう)をする
もし仕事に行き詰(つ)まってつらくなったときには自分の精神(せいしん)を落ち着けるために大きく深呼吸(しんこきゅう)をしましょう。ため息ではダメです。
止めれるのであればその作業を一度止めて、目をとじます。
おへその下あたりに意識(いしき)を集中して鼻から細く長く息を吸(す)い込(こ)み、口
から吸(す)い込(こ)んだ時間の倍以上かけて口笛を吹(ふ)くように吐(は)き出していきます。
これを3回繰(かいぐ)り返してください。
そうすることで脳(のう)が活性化(かっせいか)して、ストレスのせいで鈍(にぶ)っていた思考が再(ふたた)びクリアになります。
足をストレッチする
深呼吸(しんこきゅう)しても落ち着かないのであれば次は足のストレッチをしてみま
しょう。
精神的(せいしんてき)なつらさというのは、心の中だけの問題ではなく身体の緊張(きんちょう)やつらさが影響(えいきょう)を与(あた)えていることもあるのです。
特に足は身体の一番下側の部位で、立っていても座(すわ)っていても血液(けつえき)
がたまりやすく、脳(のう)に必要な血液(けつえき)の巡(めぐ)りが悪くなっている可能性(かのうせい)もあります。
座(すわ)っている人は椅子(いす)に座(すわ)ったまま足を腰(こし)よりも少しだけ持ち上げてください。
そのまま足首をぐるぐるまわします。そうするだけで血の流れが良くなり、また血液(けつえき)がたまっている足全体を腰(こし)よりも高くすることで流れを良くする効果(こうか)があります。
左右3回繰(かいぐ)り返してから足をもみましょう。
もむ場所は自分が気持ちよく思える場所であればどこでもいいです。
これはマッサージ効果(こうか)より、気持ちよく感じる部分をほぐしてあげることで脳(のう)に快感(かいかん)を与(あた)えてストレスを緩和(かんわ)させるのが目的です。
どうしても座(すわ)れないなら、その場で足踏(あしぶ)みや背伸(せの)びをして少しでも足の筋肉(きんにく)を動かして血流をよくしましょう。
それから気になる部分を優(やさ)しくマッサージしてください。
場所を変えて気分をリフレッシュ
それでもダメなら、気持ちを切り替(か)える為(ため)にその場を離(はな)れましょう。
1分でも構(かま)いません、常(つね)に視界(しかい)が動いている状態(じょうたい)を作ってください。
歩くだけで十分です。
脳(のう)が固定化した思考から解放(かいほう)されて、安定してきます。同じことに集
中していると意識(いしき)が固定されて先入観から仕事が行き詰(つ)まることもあるのです。
動けない場合は頭だけを動かして、同僚(どうりょう)や時計、観葉植物など10秒観察して次の対象に視線(しせん)を移(うつ)すのを1分間繰(ぶんかんぐ)り返してください。
その間絶対(あいだぜったい)に自分の仕事や、スマホを見ないようにするのがポイント
です。
目からくる仕事や情報(じょうほう)から脳(のう)を解放(かいほう)してあげてください。
仕事ができない人の口癖(くちぐせ)
私(わたし)は何でも屋だからやれます
私(わたし)は何度もこんな仕事をしているから大丈夫(だいじょうぶ)です。
何でも屋だから、仕事に自信がありますと、自分の口で言う人がいます。
このような人は、それなりに仕事は出来るのですが自分が思っているより手際(てぎわ)が良くないことが多いです。
自信家の多くは、自分の中だけで出来ていると納得(なっとく)しているのですが、外から見ると段取(だんど)りの下手な人が多いのです。
自分のペースで仕事をしている時は失敗は少ないのです。
ところが、違(ちが)うことを頼(たの)まれると対応(たいおう)が出来ずに失敗してしまいます。
そして、横から何々(なになに)を言われたから間違(まちが)えてしまったと言いわけするのです。
つまり、逆(ぎゃく)に何でも屋ではない人なのです。
いつもは失敗しないのに
何か失敗する旅にいつもは失敗しないのにと言う人がいます。
失敗した時にすぐにすみませんとやり方を変えることが出来ればいいのですが、拘(こだわ)りがが強いのです。
いつもなら、、この仕方でうまく出来るのにとアピールしてきます。
こんな人は、一つの方法に囚(とら)われて臨機応変(りんきおうへん)に対応出来(たいおうでき)ません。
誰(だれ)が見てもこんなハプニングがあればしかたがない場合を除(のぞ)いて、日常(にちじょう)は変化するものなのです。
同じパターンで仕事が出来ることは少ないのです。
この言いわけは社会では、一番通用しない言葉なのです。
会社では、次から次へと新しい方法を見つける人が出来る人なのです。
いつもなら失敗しないは、いつも失敗するのと同じことなのです。
凄(すご)い何で出来るんですか
これはのんびりした女性(じょせい)に多い口癖(くちぐせ)です。
普通(ふつう)の人が普通(ふつう)に仕事をしているのに、何で出来るんですかと言うのは、まったく仕事を理解(りかい)していないということです。
このタイプの人には、いくら仕事を教えても覚えません。
何度言っても同じ失敗を繰(く)り返し、反省もしません。
怒(おこ)られても自分が怒(おこ)られているとは感じないのです。
まったく、理解力(りかいりょく)がないのです。
可愛(かわい)い雰囲気(ふんいき)で和ませてくれるならいいのですが、忙(いそが)しい職場(しょくば)では邪魔(じゃま)になるだけです。
人にすぐに頼(たよ)ってしまうので、周りの皆(みな)に迷惑(めいわく)をかけてしまいます。
自分勝手な部分もあるので、協調性(きょうちょうせい)がありません。
こんなタイプの人が周りには割(わ)りと多くおられるのです。
仕事ができない女の特徴(とくちょう)
人の噂話(うわさばなし)にやたらと詳(くわ)しい
人の噂話(うわさばなし)にやたらと詳(くわ)しい女性(じょせい)は、仕事ができない可能性(かのうせい)が高いです。
仕事のことよりも、誰(だれ)が何をしている、誰(だれ)と付き合っている、結婚生活(けっこんせいかつ)が、トラブルがどうのこうのと言った話が大好物なのです。
そのような話のことばかりに興味(きょうみ)が向いているため、仕事は最低限(さいていげん)のことしかやりません。
取引先のことや業界についての様々(さまざま)な噂(うわさ)を知っている人でしたら、逆(ぎゃく)に有能(ゆうのう)な可能性(かのうせい)が高いです。
しかし同僚(どうりょう)や上司、部下のプライベートの、言ってしまえばどうでもいいような話に詳(くわ)しい人は、その噂(うわさ)を集めることと人に話すことに熱意が向いているため、仕事ができません。
すぐにできないと騒(さわ)ぐ
パソコン操作(そうさ)などで、すぐにできないと騒(さわ)ぐ女性(じょせい)は仕事ができません。
若(わか)い女性(じょせい)、しかもかわいいと言われるような女性(じょせい)に見られるタイプです。
何でもかんでもわからない、できないと騒(さわ)ぎ、周りの人間を困(こま)らせます。
彼女(かのじょ)らは、できないと騒(さわ)げば周りが助けてくれるということを知っているのです。
そうすることが楽だということを、人生の経験(けいけん)でわかっています。
わざわざ自分で調べて解決(かいけつ)したり、必死に努力したりするよりも、人を動かした方が効率(こうりつ)がいいと思っています。
意識的(いしきてき)にやる人もいますが、無自覚にそのように振舞(ふるま)う人も多いです。
できると言い張(は)って人の男の言うことを聞かない
すぐにできないできない騒(さわ)ぐ女性(じょせい)は仕事ができません。
しかしながら、できると言い張(は)って言うことを聞かないタイプも仕事ができるとは言えません。
むしろできない部類になってしまいます。
よくいるのが、プライドが高い女性(じょせい)です。
特に今まで自分の力でどうにかしてきたタイプです。
このタイプは男に変なライバル意識(いしき)を持っている人も多く、男性(だんせい)に助けを求めたくないと思っています。
弱みを見せたくないんですね。
なので、できないのにも関わらず意地を張(は)ってしまい、助けを求めることができません。
結果、仕事がうまくいかないわけです。
周囲の目を気にしながら仕事をする
「自分は仕事ができない」という自覚のある女性(じょせい)の多くは、周囲の目を気にしながら仕事をするという特徴(とくちょう)を持っています。
仕事ができないと自覚しているなら、できるようになるための努力を
すればいいのですが、その努力をしないで、「人からの評価(ひょうか)」や「人の目」を気にしてしまうのが、仕事ができない女性(じょせい)なのです。
仕事をしながら、周囲の目を気にして、そちらの方に神経(しんけい)が行ってしまうのですから、本来の任務(にんむ)や役割(やくわり)をじゅうぶんに果たすことはできません。
さらに、とりあえずするべき仕事がない場合、自分から積極的に仕事を探(さが)すことはせず、「仕事をしているふり」をすることも珍(めずら)しくないのです。
特に、上司や先輩(せんぱい)が近くにいるときは、仕事をしているふりをして、「仕事、してますよ」というアピールをするのが、仕事ができない女性(じょせい)の特徴(とくちょう)と言っていいでしょう。
おしゃべりで仕事中の無駄話(むだばなし)が多い
男性(だんせい)に比(くら)べると、女性(じょせい)はおしゃべり好きな傾向(けいこう)がありますが、仕事ができない女性(じょせい)は、特にその傾向(けいこう)が強いと言っていいでしょう。
休憩時間(きゅうけいじかん)などにおしゃべりすることは、もちろんかまいません。
しかし、仕事ができない女性(じょせい)は、仕事中でも、無駄(むだ)なおしゃべりが多
いのです。
となりの同僚(どうりょう)が仕事をしていても、平気で話しかけて、無駄話(むだはなし)をしようとします。
話の内容(ないよう)はつまらない世間話であったり、人のうわさ話であったり、プライベートに関するグチであったりします。
つまり、ほぼ100%、仕事とは関係のない内容(ないよう)の話なのです。
これは、「周囲にも迷惑(めいわく)をかける、仕事のできない女性(じょせい)の特徴(とくちょう)」と言うことになるでしょう。
気分屋で、やる気が起きない時には平気で手抜(てぬき)きをする
女性(じょせい)には気分屋が多いものですが、その日、その時の気分が、仕事に大きな影響(えいきょう)を与(あた)えてしまうケースが少なくありません。
なんとなく気分が良くないとか、プライベートで嫌(いや)なことがあったという場合、「今日は仕事、したくない」という気持ちになって、それがそのまま仕事ぶりに出てしまうのです。
人間ですから、その時の気分が仕事に影響(えいきょう)を与(あた)えることは、誰(だれ)にでもあるでしょう。
しかし、ほとんど人は、「仕事は仕事」と割(わ)り切って、できるだけきちんと仕事をしようとするものです。
ところが、仕事ができない女性(じょせい)は、やる気にならないと仕事をなおざりにし、平気で手抜(てぬ)きするのです。
ちょっとでも嫌(いや)なことがあったりすると、「気分が乗らないんだから仕方ない」という自己弁護(じこべんご)をして手抜(てぬ)きをするのです。
仕事ができない上司の特徴(とくちょう)
責任(せきにん)をとろうとしない
何か問題があった時に責任(せきにん)をとろうとしない上司は、典型的なだめな上司です。
この上司は問題を人になすりつけることで自分に傷(きず)がつかないようにして、のらりくらりと今の地位に納(おさ)まっています。
よって仕事はあまりできません。
自分はたいして仕事ができないのにも関わらず、部下がミスをしたら烈火(れっか)のごとく怒(おこ)ります。
そしてそのミスをそのまま部下のせいにしてしまい、自分の指導(しどう)のい
たらなさや管理責任(かんりせきにん)についてはできるだけ逃(のが)れようとするという特徴(とくちょう)があります。
こういった上司は部下からも嫌(きら)われるに決まっています。
信頼関係(しんらいかんけい)もなく、スムーズな連携(れんけい)もとれないため、余計(よけい)に仕事ができないのです。
面倒(めんどう)なことは部下に押(お)しつける
面倒(めんどう)なことは全て部下に押(お)しつける上司は仕事ができません。
もちろんあえて苦労をさせて早く一人前にさせるという手段(しゅだん)はよくありますが、この上司はそんな殊勝(しゅしょう)な考えはありません。
自分が楽をしたいだけです。
自分が楽をするために、立場を利用して部下に仕事を押(お)し付けます。
部下のためだと言って、あたかも自分が部下のことを思っているかのような発言をする人もいます。
調子がいいわけですね。
自分はたいしたことがない業務(ぎょうむ)をこなして、日々(ひび)を過(す)ごしています。
楽をしているため、いざという時に頼(たよ)りにならない、仕事ができない上司なのです。
自分の過去(かこ)の苦労をアピールしてくる
仕事ができない上司に限(かぎ)って、やたら自分の過去(かこ)の苦労をアピールしてきます。
俺(おれ)の時はどうだったなどと言い、お前はまだましだから頑張(がんば)れという理屈(りくつ)で部下を押(お)さえつけます。
これが凄腕(すごうで)で結果を残している上司の話だったら、苦労話もために
なりますし、参考になる部分もあるでしょう。
しかし、仕事ができないタイプの上司は、単純(たんじゅん)に話がおもしろくなく、自分がすごい、我慢(がまん)した、偉(えら)いだろうという気持ちが透(す)けているため、話を聞くのは苦痛(くつう)でしかありません。
相手のことを思いやれないようでは仕事もろくにできるはずもありません。
常(つね)に自分のデスクにへばりついている
職種(しょくしゅ)によっては、主な仕事がデスクワークで、「一日の大半は自分のデスクで仕事をしている」というケースもあるでしょう。
しかし、人の上に立ち、部下をマネジメントする立場にある人は、デスクワーク以外の仕事も必ずあるものです。
上と折衝(せっしょう)したり、他の部署(ぶしょ)に掛(か)け合ったり、対外的な交渉(こうしょう)を行ったりと、デスクにいるだけではこなせない、対人的な仕事を受け持っているのが、マネジメントスタッフなのです。
ですから、ほぼ一日中、自分のデスクにへばりついていて、「休憩時間以外、席を外すことがほとんどない」という上司は、仕事ができないということになります。
必要なデスクワークもきちんとこなしながら、社内外の人との交渉(こうしょう)のために、忙(いそが)しく動き回るのが、仕事ができる上司と言っていいでしょう。
部下に対してワンパターンの指導(しどう)しかできない
上司の大きな役割(やくわり)の一つが、「部下に対する仕事の指導(しどう)」です。
その部署(ぶしょ)の受け持つ任務(にんむ)を完遂(かんすい)し、よし高い成果を上げるためには、ひとりひとりのスタッフが、そのスキルを高め、能力(のうりょく)をじゅうぶんに発揮(はっき)させる必要があります。
そのための指導(しどう)をするのが、部署(ぶしょ)のリーダーの重要な仕事と言っていいでしょう。
しかし、仕事ができない上司は、部下をうまく指導(しどう)することができません。
ひとくちに「部下」と言っても、人それぞれ。
持っているスキルも違(ちが)えば、性格(せいかく)やタイプもまちまちですから、上司はその人に合った指導(しどう)の仕方を考える必要があります。
ところが、仕事ができない上司は、誰(だれ)に対してもワンパターンの指導(しどう)
しかできないのです。
それでは、部下の能力(のうりょく)を高めることもできなければ、部署(ぶしょ)としての任務を完遂(かんすい)することも難(むずか)しいでしょう。
仕事を部下に丸投げする
部下に仕事を丸投げし、任(まか)せきりにしてしまうというのも、仕事ができない上司の特徴(とくちょう)でしょう。
部下に仕事を与(あた)える場合、その仕事の意味や内容(ないよう)をきちんと説明し、新しい仕事であれば、おおよそのやり方をレクチャーするのが、上司としての役割(やくわり)です。
しかし、仕事ができない上司は、新しい仕事の内容(ないよう)を自分がきちんと理解(りかい)できていないケースが少なくありません。
そのため、部下にレクチャーすることができず、「よろしく頼(たの)む」の一言で、仕事を押(お)し付けてしまうのです。
場合によっては、自分がすべき仕事まで、優秀(ゆうしゅう)な部下に丸投げしてしまうことさえあります。
そして、部下から仕事についての相談を受けると、「任(まか)せるよ」と逃(に)げてしまうのが、仕事ができない上司の困(こま)った特徴(とくちょう)と言っていいでしょう。
仕事ができない上司・先輩(せんぱい)にイライラした時の対処法(たいしょほう)
マイペースで自分の仕事をきっちりこなす
仕事ができない上司や先輩(せんぱい)にイライラしたときに、一番困(いちばんこま)るのが、その上司や先輩(せんぱい)に引きずられ、こちらの仕事の質(しつ)やペースも低下してしまうことでしょう。
ですから、仕事ができない上司や先輩(せんぱい)が近くにいる場合は、そのペースに自分が引きずられないようにしなければなりません。
「イライラする」と思ったら、ひと息入れて冷静になりましょう。
上司がどんなに無能(むのう)でも、先輩(せんぱい)が使えない人であっても、自分は自分の受け持っている仕事をきちんと完遂(かんすい)すればいいのです。
ポイントは、「マイペースで仕事をする」という意識(いしき)を持つこと。
「自分のペースを乱(みだ)すことなく、自分のペースや流儀(りゅうぎ)で仕事を続ける」という意識(いしき)を持つことができれば、イライラする無能(むのう)な上司や先輩(せんぱい)の悪影響(あくえいきょう)を、最小限(さいしょうげん)にとどめることができるはずです。
自分のキャリアアップへのモチベーションにする
上司や先輩(せんぱい)が仕事ができないということは、立場の逆転(ぎゃくてん)が難(むずか)しくないということではないでしょうか。
ちゃんと仕事をし、それなりにがんばれば、今の上司や先輩(せんぱい)を社内的に追い抜(ぬ)くことが可能(かのう)なのです。
逆(ぎゃく)のことを考えてみましょう。
上司も先輩(せんぱい)も大変に有能(ゆうのう)な人ばかりがそろっていたら、キャリアアップはなかなかむずかしいものになります。
しかし、そうでなければ、自分の努力次第で、無能(むのう)な上司や先輩(せんぱい)と立場を逆転(ぎゃくてん)することも可能(かのう)でしょう。
ですから、「これは自分にとって、恵(めぐ)まれた状況(じょうきょう)。無能(むのう)な上司や先輩(せんぱい)のおかげで、自分はキャリアアップしやすいのだ」と考えることによって、イライラは解消(かいしょう)されるはず。
その意識(いしき)が、あなたのキャリアアップへのモチベーションになるに違(い)いありません。
上司や先輩(せんぱい)を「部下、後輩(こうはい)」として見てみる
仕事ができない上司や先輩(せんぱい)を、自分の部下や後輩(こうはい)として見てみるというのも、おすすめの方法です。
前項(ぜんこう)でお話しした通り、そういう無能(むのう)な上司や先輩(せんぱい)とは、遠くない将来に、立場の逆転(ぎゃくてん)をする可能性(かのうせい)が小さくありません。
そこで、現在(げんざい)の上司や先輩(せんぱい)と立場が逆転(ぎゃくてん)した場合の想像(そうぞう)してみるのです。
「こういう無能(むのう)な人が部下や後輩(こうはい)になった場合、自分はどう接(せっ)し、どう指導(しどう)すればいいか」を考えてみましょう。
「仕事ができない今の上司が部下だったら」という設定(せってい)の下に、指導(しどう)方法を考察してみるわけです。
実際(じっさい)にキャリアアップした際(さい)に、その考察は大いに役に立ちますし、今現在(いまげんざい)の「イライラ」は、その想像(そうぞう)によって、かんたんに消(かいしょう)されるにちがいありません。
仕事の実力で見せつける
ちょっとかっこつけているような言い方ですが、仕事ができない上司にこそ、自分の仕事が、会社にとってどれほど必要なことかと言うのを見せつけることで、ぎゃふんと言わせることができると思います。
仕事内容(しごとないよう)を、あまり把握(はあく)していないのに、時間のかかることを問題にする上司もいます。
そんなとき、内心では「自分でやってみろ」と、そういった環境(かんきょう)に立っている人ならば誰(だれ)しも思うことだと思います。
休日を挟(はさ)んで、自分のところの仕事量が多く、次の工程(こうてい)にまわらない時もあります。
そういったとき、上司が手を出してくるという機会もあります。
そんな時、普段(ふだん)から思っていた「やってみろ」ということが、実際(じっさい)に上司が出来ないというときこそ、ぎゃふんと言わせる時なのです。
やはり、仕事のことは仕事の実力で勝負したいものです。
上司に言えないのなら同僚(どうりょう)と愚痴(ぐち)る
仕事ができない上司や先輩(せんぱい)に、直接(ちょくせつ)、イライラした時に伝えることができたらどんなにスッキリするかと思います。
しかし、職場(しょくば)において、そんなことは言えないというパターンの方がほとんどと言えるでしょうし、仕事にも悪い影響(えいきょう)があっては困(こま)ります。
やはり、直接(ちょくせつ)、上司や先輩(せんぱい)に文句(もんく)をつらつらと並(なら)べるということは、自分自身にもかなりのリスクを伴(ともな)うことでしょう。
そんな場合、ありきたりの対処法(たいしょほう)ですが、やはり本人がいないところで愚痴(ぐち)るということが、妥当(だとう)な対処法(たいしょほう)でしょう。
同じ立場の同僚(どうりょう)がいるならば、気持ちがわかり合えるパートナーとして、一緒(いっしょ)に愚痴(ぐち)り合うこともかなりすっきりするはずです。
言うとスッキリすることも多いです。
その人のことを病気の人だと思う
仕事ができない上司や先輩(せんぱい)にいらだつことがあっても、自分がその人の立場になって考えられると、案外いらだちも消えるものです。
例えば、その人が、自分には理解(りかい)できないような病気があったとします。
そんな時、自分には、最初から「その人の病気にならなければ、病気の人の気持ちはわからない」と言う考えがあれば、仕方ないことだと思えそうです。
そういったように、ちょっと上から目線と言えばそうかもしれません
が、その人のことを、理解(りかい)できない病気と思うと、無能(むのう)とは感じずに、かわいそうな人だと思うことで、やさしい気持ちになって接(せっ)することができるかもしれません。
仕事が出来ない新人の特徴(とくちょう)
上司や先輩(せんぱい)から受ける仕事のレクチャーを聞き 流してしまう
仕事ができない新人で多いのが、「仕事に関するレクチャーを真剣(しんけん)に聞こうとしない」というタイプです。
初めて取り組む仕事なのですから、その内容(ないよう)ややり方のレクチャーは、真剣(しんけん)に聞かなければなりません。
しかし、仕事ができない新人は、そもそも仕事に対するモチベーションが低いために、先輩(せんぱい)や上司から受けるレクチャーを、ただ漫然(まんぜん)と聞き流してしまうのです。
レクチャーはメモを取りながら聞くのがふつうでしょう。
ところが、メモを取ろうという意欲(いよく)がなく、あるいは、そんな発想すら持たないために、ぼんやりと聞き流し、結果、仕事の内容(ないよう)が頭に入らないということになってしまうわけです。
逆(ぎゃく)に言うと、新人の仕事に対する意欲(いよく)のありなしは、レクチャーの聞き方で分かるということができるでしょう。
わからないことを上司などに聞こうとしない
仕事ができない新人に共通するのが、上司や先輩(せんぱい)とのコミュニケーション不足です。
最低限(さいていげん)の報告(ほうこく)や連絡(れんらく)はするケースが少なくありませんが、それ以上の積極的なコミュニケーションを図ろうとしないのです。
新人なのですから、仕事のやり方などについて、何かしら「わからな
いこと」「どうしたらいいのか判断(はんだん)できないこと」があるでしょう。
しかし、仕事のできない新人は、わからないことを上司や先輩(せんぱい)に聞こうとしません。
その理由はさまざまですが、「質問(しつもん)をすることを遠慮(えんりょ)してしまう」というケースが少なくありません。
引っ込(こ)み思案でおとなしい性格(せいかく)なために、わからないことを聞くことが
できず、そのままにしてしまうわけです。
これでは、いつまでたっても、仕事ができるようにはならないでしょう。
出勤時刻(しゅっきんじこく)が遅(おそ)く、いきなり仕事をスタートさせる
仕事ができる新人とそうでない新人の違(ちが)いの一つが、「出勤時刻(しゅっきんじこく)」です。
多くの場合、仕事ができる新人は、早めに出勤(しゅっきん)し、仕事の準備(じゅんび)をしっかりします。
それに対して、仕事のできない新人は、出勤時刻(しゅっきんじこく)が遅(おそ)く、定時ぎりぎりに会社に飛び込(こ)んできて、いきなり仕事をスタートさせるのです。
ベテラン社員であれば、それでもそつなく仕事をこなすことが可能(かのう)でしょう。
しかし、まだ仕事に慣(な)れていない新人が、準備(じゅんび)なしで仕事を始めてし
まえば、うまく行かないのは当然のことです。
複数(ふくすう)の仕事をする場合は、仕事の優先順位(ゆうせんじゅんい)を考える必要もあります
が、時間的余裕(じかんてきよゆう)のない新人は、目の前にある仕事から始めてしまうために、効率(こうりつ)が悪くなったり、ミスを重ねたりするのです。
待っている姿勢(しせい)が長い
仕事ができない新人の特徴(とくちょう)として、最近の若(わか)い人に多いのが、待っている姿勢(しせい)が長いということが言えると思います。
気の利いたことを、自分からするということが少ないというパターンも多いでしょう。
今の子供(こども)たちは、比較的親(ひかくてきおや)が手をかけて育ててきたことが多く、過干(かひ)
渉(わたる)、過介入(かかいにゅう)の末、世の中に出たときに、自分から積極的に仕事に貢献するということも少なそうです。
親が怒(おこ)ることは、虐待(ぎゃくたい)ともされ、指導(しどう)の仕方がわからない親も多いようです。
上司が注意したら、自分が悪くても素直(すなお)に謝(あやま)れる新人もどれだけい
るでしょうか。
一概(いちがい)に言えることではありませんが、世代と言う面で考えると、そういった親の育て方の背景(はいけい)で、若(わか)い世代の新人は、指示待(しじま)ち人間と言うパターンも多いのではないでしょうか。
どこか怠慢(たいまん)で、謝(あやま)れない
客商売の仕事では致命的(ちめいてき)ですが、かなり怠慢(たいまん)な態度(たいど)の新人も中にはいます。
上司として指導(しどう)していても、素直(すなお)に言うことを聞かなかったりすることもあります。
わかっているのかいないのか、同じことを何回も注意することだって多いです。
そんな新人は、何を考えているのかわかりません。
周囲の人に素直(すなお)になれずに、自分の殻(から)に閉(と)じこもってしまうようなところもあります。
そういったタイプの新人は、結局辞めてしまうようなことも多いです。
そして、転職(てんしょく)を重ねても、結局、自分にあう仕事につけずにいて路頭に迷(まよ)うということも多いようです。
他人の顔を見て話せない
いまどきの時代なのか、自己中(じこちゅう)な新人もかなり多いと思います。
そういったタイプの人間は、周囲の人とうまく馴染(なじ)むことができないタイプが多いです。
どこか、後ろめたい部分があるのか、頭でっかちなシャイな人間なのか、人の顔を見れないということも多いです。
自己中(じこなか)で、自分以外の人間を受け入れないタイプもそうかもしれませんが、自己中(じこなか)でなくとも、他人の目を見て話せないタイプもいます。
シャイと言うわけでもなく、頭がいい出身校でも、そういったタイプは多く、ちょっと偏(かたよ)ったような感覚で生きているような印象が感じられることも、まれにあります。
2年目なのに仕事ができない人がやるべきこと
自分の担当(たんとう)する仕事のマニュアルを作成する
「2年目になるのに仕事ができない」という原因(げんいん)はいくつかありますが、多いのが「実は仕事の内容(ないよう)が完全に把握(はあく)・理解(りかい)できていない」ということでしょう。
わかっているつもりでいても、実はあいまいなままになっているところがあり、そのために仕事をきちんとこなすことができないというケースです。
これを改善(かいぜん)するためには、仕事を完全に理解(りかい)する必要があります。
そのためにおすすめしたいのが、自分の担当(たんとう)する仕事のマニュアルを作成するという方法。
たとえば、「後輩(こうはい)や後任者(こうにんしゃ)に自分の仕事を引き継(つ)ぐ」と想定し、引継(ひきつぎ)ぎの際(さい)に使えるようなマニュアルを作ってみましょう。
わかっているつもりでわかっていなかった点や、あいまいなままにしていたポイントが明確(めいかく)になります。
そのポイントを先輩(せんぱい)や上司に聞いて明らかにすることで、「仕事でわからないこと」がなくなるわけです。
段取(だんど)りや手順など、同僚(どうりょう)の仕事ぶりを観察する
仕事の内容(ないよう)はきちんと把握(はあく)できていても、やり方がよくなかったり、効率的(こうりつてき)な方法を取っていないために、仕事ができないというケースも少なくありません。
この場合は、自分で工夫するだけでは、なかなか向上させることはむずかしいでしょう。
そこでおすすめしたいのが、他の人の仕事ぶりを観察し、マネをするという方法です。
同じセクションで、同じ仕事をしている同僚(どうりょう)や先輩(せんぱい)の仕事の仕方をよく見てみましょう。
仕事を始める前の準備(じゅんび)から、段取(だんど)り、仕事の手順などなど、細かいところをしっかり観察して、そのやり方を自分の仕事に取り入れてみるのです。
人それぞれに仕事の「流儀(りゅうぎ)」がありますが、マネをする中から、自分に合った仕事の流儀(りゅうぎ)が見つかるかもしれません。
上司や先輩(せんぱい)に相談してみる
上記のようなやり方をしても、まだ「仕事ができない」という状況(じょうきょう)から
脱却(だっきゃく)できない場合は、上司や先輩(せんぱい)に相談するといいでしょう。
ただし、その際(さい)、ただ「2年目になるのに仕事ができないので悩(なや)んでいる」という相談の仕方をするのはNG。
入社早々(にゅうしゃそうそう)の段階(だんかい)であれば、そういう相談の仕方でもかまいませんが、2年目になったのですから、もう少し具体的な聞き方をしましょう。
「この仕事の作業効率(さぎょうこうりつ)がなかなか上がらないので悩(なや)んでいる」とか、「注意しているつもりでも、ケアレスミスが減(へ)らないので困(こま)っている」というような、「悩(なや)みのポイント」を明確(めいかく)にした相談の仕方をしましょう。
「具体的な相談の仕方」を考えることで、自分の悩(なや)みが整理できますから、解決(かいけつ)の糸口が見つかりやすくなるはずです。
仕事ができないから転職(てんしょく)するメリットとデメ リット
自分にあった仕事になる可能性(かのうせい)がある
仕事ができないととても苦しいですよね。
苦しい気持ちで仕事をしても、さらに失敗をするなどして、余計(よけい)に苦しくなってしまうという悪循環(あくじゅんかん)に陥(おちい)ってしまいがちです。
人には向き不向きがありますから、仕事を変えない限(かぎ)り、その悪循(わるじゅん)
環(わ)から抜(ぬ)け出すことは難(むずか)しいです。
転職(てんしょく)をすれば、今度は自分に合った仕事になる可能性(かのうせい)があります。
前の仕事ではうまくいかなくても、次の仕事はぴったり自分にあって、むしろ人からほめられるようになるという可能性(かのうせい)は充分(じゅうぶん)にあります。
これが転職(てんしょく)のメリットです。
環境(かんきょう)が変わると人も変わります。
苦しみから抜(ぬ)け出したという精神的(せいしんてき)な楽さもあり、うまくいく可能性(かのうせい)はあると言えます。
前の職場(しょくば)より環境(かんきょう)が悪くなる可能性(かのうせい)がある
転職(てんしょく)には、環境(かんきょう)が変わり、自分にあった仕事をすることができるというメリットがあります。
しかし、転職先(てんしょくさき)が元の職場(しょくば)よりも環境(かんきょう)が悪いという可能性(かのうせい)もあります。
人間関係がぎくしゃくしているだとか、仕事内容(しごとないよう)がイメージと違(ちが)うだとか、激務(げきむ)に耐(た)えられない、給料が想定より安いなどが主な理由でしょ
うか。
このような理由で、かえって転職(てんしょく)した後の方が悩(なや)みができることになり、余計(よけい)に精神的(せいしんてき)に参ってしまうという危険性(きけんせい)は充分(じゅうぶん)にあります。
これが転職(てんしょく)のデメリットですね。
なのでその危険性(きけんせい)を少しでも減(へ)らすべく、転職(てんしょく)はしっかりリサーチして慎重(しんちょう)にやる必要があります。
また一からのスタートになる
転職(てんしょく)をしてしまうと、また一からのスタートになります。
これはメリットでもあり、デメリットでもあります。
前の職場(しょくば)に嫌(いや)な人がいた、仕事内容(しごとないよう)が自分にあっていなかったといったことから解放(かいほう)されることはメリットと言えるでしょう。
悪いことをリセットしてまた一からスタートするのですから。
しかし、逆(ぎゃく)に前の職場(しょくば)に仲が良い人がいた、できないなりにスキルや経験(けいけん)が身についていたといったこともリセットされるのはデメリットになります。
新しい職場(しょくば)ではまた一から人間関係を構築(こうちく)する必要があります。
仕事を一から覚える必要があります。
そういった苦労はデメリットと言っていいでしょう。
転職(てんしょく)ではメリット、デメリットを天秤(てんびん)にかけて考える必要があります。
「仕事ができないからと転職(てんしょく)」とすぐ結論(けつろん)を出さない
いろいろと仕事を任(まか)されてできないこともあると思います。それを報告してお叱(しか)りを受けることもあるでしょう。
そこで「辞めてもっといいところにいってやる」という考えは、一理あります。
実際(じっさい)の自分のやりたかったことや資格(しかく)などとアンマッチしていると、その職場(しょくば)で自分の持ち味が発揮(はっき)できないし、いい加減(かげん)になりがちなので、仕事で手を抜(ぬ)いたりすることでしょう。
それはいけません。
実は、配置された職場(しょくば)や任(まか)された仕事の中に、自分のできることは
必ず潜(ひそ)んでいるもので、自分の思うようにいかないからといい加減(かげん)に仕事をしいていれば、それは、自分で「仕事ができない」という状況(じょうきょう)を作り出しているのと一緒(いっしょ)になります。
まずは、1年間はその部署(ぶしょ)で、丁寧(ていねい)に自分なりの仕事の工夫をしてみて、周りや上司から認(みと)めてもらえるように努力してみましょう。
すると、いつの間にか自分の悪かった点が見えてきて、仕事の仕方も変わってきます。
仕事ができないと言って転職(てんしょく)するメリットは?
とりあえず頑張(がんば)って努力して、仕事の仕方などを改善(かいぜん)してみたりしたけれど、周りや上司から認(みと)めてもらえず、
「お前、どうしてこんなにできないの?」と言われて、1年間は頑張(がんば)ったけれども無理だったとなると、
異動願(いどうねがい)を出すことをできる会社なんて、今やほとんどゼロですから、結局自分と相性(あいしょう)が合わなかったということで、
退職(たいしょく)という形になって、別の会社に転職(てんしょく)することになります。
「メリットなんてないんじゃないの?」と思われる方はいらっしゃるかもしれません。
しかし、自分が持っている資格(しかく)が特殊(とくしゅ)なものであって、取得後も技術(ぎじゅつ)を忘(わす)れないようにしていたとか、
英語力が非常(ひじょう)に優(すぐ)れていて、TOEICスコアがほぼ満点で、日頃(ひごろ)から外国人との交流をしているなどの外国語に堪能(たんのう)ですぐに翻訳(ほんやく)できるといった資格(しかく)を持っていると、すぐにスカウトにあったり、
自分の希望する会社に巡(めぐ)り合うことはできます。
反対に、特に資格(しかく)を持っていなくても、今までやってきた仕事内容(しごとないよう)が、選考において高く評価(ひょうか)されることがあるので、
1年間ないし何年間か蓄積(ちくせき)してきた業務内容(ぎょうむないよう)を高く評価(ひょうか)してくれて、今までのお給料面などより高くなるケースもあります。
転職(てんしょく)することでデメリットが出ることもあります
特殊資格(とくしゅしかく)を持っていて、外国語にかなり精通(せいつう)していて、今までの仕事内容(ないよう)の実績(じっせき)が高く評価(ひょうか)されても、
新しい職場(しょくば)が本当に自分にとっての理想の仕事環境(しごとかんきょう)ではないというデメリットはあります。
もちろん、転職(てんしょく)したことによって、自分の本来の持ち味が発揮(はっき)されて「仕事ができる人」と評価(ひょうか)されるようになることもあります。
しかしながら、自分の持っている資格類(しかくるい)が、その職場(しょくば)で使えるものであっても、先輩方(せんぱいがた)がたくさんいらっしゃるわけですので、
その人以上の能力(のうりょく)を持っていなければ、また「仕事のできない人」というレッテルを張(は)られてしまいます。
というよりも、転職(てんしょく)することで、転職先(てんしょくさき)で自分の持ち味が発揮(はっき)できなければ「仕事のできない人」という評価(ひょうか)からは逃(に)げられずに、また転職(しょく)を考えるようになります。
結論(けつろん)からいうと、「仕事ができないからやめる」という転職(てんしょく)のメリット・デメリットは背中合(せなかあ)わせで、
転職(てんしょく)してさらに自分の実力がアップしなければ、それはいい結果を生まないし、かえって悪い状況(じょうきょう)をも生み出します。
そうならないように、転職(てんしょく)を考える前に、「自分磨(じぶんみが)き」ということが一番重要になります。
仕事ができない人は目標がない
いかがでしょうか。
基本的(きほんてき)に仕事ができない人というのは目標がなく、ただ何となく毎日を過(す)ごしていることが一般的(いっぱんてき)です。
それでもいい、という人であればそのまま人生を過(す)ごせばいいだけの話ですが、このままではやばいなと少しでも思うのであれば、やはり目標を持つことが重要です。
どんなに小さな目標でも必ずやり切ることがとても大切だということを忘(わす)れてはいけません。