かの有名な小清水亜美の笑っていいとも出演時のコピペ。
さらにこの後に「もう許してやれよ……」、さらにその後に「絶対に許さない、絶対にだ」などと続くのが慣例である。
オリジナル
仲居「さてそれでは小清水亜美さん」
小清水「はい！こんにちは！小清水亜美です！」
観客「キャーカワイイ！」「アミチャンカワイイー！」
小清水「（照れながら）ありがとうございます！」
仲居「小清水さんはあの大人気アニメ、明日のナージャでナージャ・アップルフィールドを演じていました」
ぐっさん「ああ、あの！ うちの息子が大好きで一緒に見てましたよ！」
小清水「応援ありがとうございます！」
仲居「じゃあ、小清水さん」
小清水「はい」
仲居「お願いできますでしょうか？」
小清水「はい！ みなさんこんにちは、ナージャです！」
一同・観客「オー！」「カワイイー！」
実際は……痛ましすぎて書けない。
小清水亜美『笑っていいとも！』事件とは？
詳細を解説すると、小清水が2008年4月に『笑っていいとも！』にゲスト出演した時の話である。
すでに声優として地歩を築いていた小清水だが、この回のキャストはアニメに疎い人ばかりであり、
代表作を紹介されても全くわからず、あいまいに返すしかなかったというもの。
これには小清水もどう反応すればいいかわからず、すっかりしょげかえってしまい、その後の応答も小さく頷くぐらいしかできなかったのである。
これはあきらかに『いいとも』側のミスキャストであり、これを「絶対に許さない」と言うファンが多数発生。
そこから転じて、小清水の話題になると『いいとも』の事件を振り、これに、
「（本人の責任じゃないんだから）もう許してやれよ」→「絶対に許さない」とする応答が定型化してしまった。
また、不人気作であった『明日のナージャ』を代表作として紹介したことも、この話のネタ化に拍車をかけている。
当時、『コードギアス』のカレン、『狼と香辛料』のホロなど、多くの人気作にレギュラーとして出演していたが、
それらはいわゆるオタク向けの作品であり、アニメに疎い人でも知っているというものではなかった。
おそらく、子供向けの作品＝オタクでなくても知っていそうな作品として挙げたのであろうが、それがこの悲劇につながった。
この三年後に『スイートプリキュア♪』で主役を射止める小清水であるが、おそらくこの時にプリキュアシリーズでレギュラー経験があったなら、
このような事態は起こらなかったであろう。
さらにこのコピペを改変したものも多く存在する。
エウレカセブンでアネモネ編
仲居 「小清水さんはあの大人気アニメ、エウレカセブンでアネモネを演じていました」
ぐっさん 「ああ、あの！うちの息子が大好きで一緒に見てましたよ！」
小清水 「応援ありがとうございます！」
仲居 「じゃあ、小清水さん」
小清水 「はい」
仲居 「お願いできますでしょうか？」
小清水 「はい！…もし、この戦いが終わっても、生きていいって言われたら…」
一同・観客 「っああ！」
小清水 「小さな鏡をひとつ買って、微笑む練習をしてみよう」
久本 「っは…んっ…んん」
観客 「哀しそうな声」「泣かないで」
仲居 「ぐっさん…」
ぐっさん 「ん…ぅん」
久本 「助けよう！」
ぐっさん 「うん！」
小清水 「何度も何度も練習しよう…もう一度会うために」
久本 「聞こえるよ！あなたの声！」
小清水 「もし、誰も傷付けずに生きていいと言われたら…風にそよぐ髪を束ね、
大きな一歩を踏みしめて、胸を張って会いに行こう」
「生きていたい…ありがとうを言うために」
「生きていたい…沢山の気持ちをおくるために」
ぐっさん 「言えるよ！」
小清水 「生きていたい！気づかなきゃ良かった…こんな気持ち」
久本 「生きていいんだよ！生きちゃいけないなんて、誰も言ってないんだよ！」
小清水 「だって苦しいの！あの人がどこにもいないの！そんなの…そんなの！」
久本 「きっと伝わるよ、アネモネ」
小清水 「ううん、エウレカ…もう、伝えられるはずないじゃない」
小清水 「バスクドォォ…」
タモリ 「アネモネー！！」
ﾀﾓﾘ卑怯すぎる
釘宮理恵コピペ
仲居「さてそれでは釘宮理恵さん」
くぎゅ「はい！こんにちは！ 釘宮理恵です！」
観客「キャーカワイイ！」「リエチャンカワイイー！」
くぎゅ「（照れながら）うるさいうるさいうるさいっ！」
仲居「釘宮さんはあの大人気アニメ、ゼロの使い魔でルイズを演じていました」
ぐっさん「ああ、あの！ うちの息子が大好きで一緒に見てましたよ！」
くぎゅ「べ、別に応援されてもうれしくないんだからねっ！」
仲居「じゃあ、釘宮さん」
くぎゅ「えっ」
仲居「お願いできますでしょうか？」
くぎゅ「こっ！こ、この！バカ犬～！！」
一同・観客「オー！」「カワイイー！」
堀江由衣コピペ
仲居「さてそれでは堀江由衣さん」
ほっ「はい！あなたのハートにエンジェルビーム！ 堀江由衣です！」
観客「ホァーカワイイ！」「ホッチャンホアアアーッ！」
ほっ「（照れながら）ありがとうございます！」
仲居「堀江さんはあの大人気アニメ、シスタープリンセスで咲耶を演じていました」
ぐっさん「ああ、あの！ うちの息子が大好きで一緒に見てましたよ！」
ほっ「応援ありがとう、お兄様！」
仲居「じゃあ、堀江さん」
ほっ「はい」
仲居「お願いできますでしょうか？」
ほっ「はい！ お兄様、ラブよっ！」
一同・観客「ホアー！」「ホアアアーッ！」
萩原聖人コピペ
仲居「さてそれでは萩原聖人さん」
ハギー「はい！こんにちは！ 萩原聖人です！」
観客「ざわ・・」「ざわ・・」
ハギー「（照れながら）ありがとうございます！」
仲居「萩原さんはあの大人気アニメ、逆境無頼カイジでカイジを演じていました」
ぐっさん「ああ、あの！ うちの息子が大好きで一緒に見てましたよ！」
ハギー「応援ありがとうございます！」
仲居「じゃあ、萩原さん」
ハギー「はい」
仲居「お願いできますでしょうか？」
ハギー「はい！てめぇ～！ 殺すっ！ ぶっ殺してやる！」
一同・観客「ざわ・・」「ざわざわ・・」
若本規夫コピペ
仲居「さてそれでは若本規夫さん」
若本「おう！ 猿共、いかがお過ごしか！？ 若本です！」
観客「キャーカワイイ！」「ノリチャンカワイイー！」
若本「（照れながら）笑えよ、ベジータ」
仲居「若本さんはあの大人気アニメ、コードギアスでシャルル・ジ・ブリタニアを演じていました」
ぐっさん「ああ、あの！ うちの息子が大好きで一緒に見てましたよ！」
若本「やるじゃない～」
仲居「じゃあ、若本様」
若本「何だ、小僧」
仲居「お願いできますでしょうか？」
若本「はい！ オォルハイルゥブリタニアァ！！」
一同・観客「オールハイルルルーシュ！」「ぶるぅあああぁ！」
白竜コピペ
仲居「さてそれでは白竜さん」
白竜「はい！ こんにちは！ 白竜です！」
観客「キャーカワイイ！」「白竜チャンカワイイー！」
白竜「（照れながら）Fuck you……ぶち殺すぞ、ゴミめら……」
仲居「白竜さんはあの大人気アニメ、逆境無頼カイジで利根川を演じていました」
ぐっさん「ああ、あの！ うちの息子が大好きで一緒に人間競馬やEカードしましたよ！」
白竜「御融資ありがとうございます！」
仲居「じゃあ、白竜さん」
白竜「はい」
仲居「お願いできますでしょうか？」
白竜「はい！金は命より重い！」
一同・観客「ざわ・・」「ざわざわ・・」
大塚周夫コピペ
仲居「さてそれでは大塚周夫さん」
大塚「はい！こんにちは！ 明夫の父です！」
観客「キャーカワイイ！」「シナプスチャンカワイイー！」
大塚「（照れながら）やかましい！」
仲居「大塚さんはあの大人気アニメ、美味しんぼで海原雄山を演じていました」
ぐっさん「ああ、あの！ うちの息子が大好きで一緒に食器を投げていましたよ！」
大塚「女将！わたしが誰か知らぬはずあるまい」
仲居「じゃあ、大塚さん」
大塚「なんだ？」
仲居「お願いできますでしょうか？」
大塚「はい！ こんなものが食えるか！」
一同・観客「オー！」「カワイイー！」
津久井教生コピペ
仲居「さてそれでは津久井教生さん」
津久井「はい！ こんにちは！ 最速の男！ 津久井教生です！」
観客「ホァァァファンタスティーック！」「エステティーック！」「ラァーンディーング！」
津久井「（照れながら）ありがとうございます！」
仲居「津久井さんはあの大人気アニメ、スクライドでストレイト・クーガーを演じていました」
ぐっさん「ああ、あの！ うちの息子が大好きでいつも反逆してましたよ！」
津久井「応援ありがとう、ぶっさん！！」
ぐっさん「ぐっさんですｗｗ」
仲居「じゃあ、津久井さん」
津久井「はい」
仲居「お願いできますでしょうか？」
津久井「はい！お前に足りないものは、それはっ！！
情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さ！ そして何よりも――――！！」
一同・観客「速さが足りない！！」
米倉涼子コピペ
草薙「さてそれでは米倉涼子さん」
米倉「AHA！ こんにちわ！ 米倉涼子です！」
観客「キャーカワイイ！」「リョウコチャンカワイイー！」
米倉「（照れながら）ありがとうございます！」
草薙「米倉さんはあの大人気ドラマ、モンスター屁アレントでブボボ・モワを演じていました」
ぐっさん「ああ、あの！ うちの息子が大好きで一緒に見てましたよ！」
米倉「応援ありがとうございます！」
草薙「じゃあ、米倉さん」
米倉「はい」
草薙「お願いできますでしょうか？」
米倉「はい！ 皆さんこんにちは、ブボボ(｀；ω；´)モワッ」
一同・観客「キャー！」「タスケテー！」
言うまでもないが、
憎む相手を間違っている。
憎むべきはネタを振った相手である。
